神将(しんしょう)縫合(ほうごう) ディアブロシンオー》

神将縫合 ディアブロシンオー R 闇/自然文明 (7)
クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/ゴッド 8000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
各ターン、自分がはじめてコスト8以上のクリーチャーを召喚した時、コスト8以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。

DMRP-20で登場した/自然ディスペクター/デーモン・コマンド/ゴッド

EXライフを持つW・ブレイカーブロッカーで、各ターン初めて自分がコスト8以上のクリーチャー召喚した時、コスト8以下のクリーチャーを1体マナゾーンからコスト踏み倒しできる。

7コストパワー8000とスペックは今一つだが、その分各ターン1度だけ味方の重量級クリーチャー召喚に反応してマナゾーンから後続を踏み倒しできる、中々に強力な能力の持ち主。
能力のトリガーとなるクリーチャーについては、召喚した時という指定こそあるもののコストを満額支払っている必要は無いので、シンパシーなどの軽減G・ゼロなどのコスト踏み倒し召喚でも問題なく誘発する。
また、「各ターン」という表記であることから、相手ターンでも誘発できる。
コストS・トリガークリーチャーニンジャ・ストライク持ちと併用し、自分・相手ターンどちらでも誘発できるようにするとその展開力を遺憾なく発揮出来るだろう。

このクリーチャーを使用する上での課題は、「8コスト丁度」の物を除き誘発剤と踏み倒し対象のコストが噛み合わないこと。
そのため、この二者のバランスを良く考えて構築しないと、どちらかが手札マナゾーンでダブついてしまい能力を全く活かせなくなってしまう。
また、このクリーチャーは7コストのため、自身の能力踏み倒しはできても単体では誘発剤になれないというのも注意点。
もっとも容易な対策としては、踏み倒し対象を予め構築段階で決めておき、誘発剤となるクリーチャーには取り回しが良く単体でも機能し易い物を選ぶと良いだろう。

《我我我ガイアール・ブランド》辺りは低コストで出しやすい点だけ見ればコスト踏み倒し誘発剤として使いやすいが、このクリーチャーを採用するようなデッキと相性の良い進化元を見つけるのが一苦労であり、構築には工夫が必要。

その他

《蒼黒の知ディアブロスト》王(しんおう)の『縫合』ディスペクター

+  合成元との関係
  • フレーバーテキストは作家「ウィリアム・シェイクスピア」の悲劇『ハムレット』の一節“To be, or not to be, that is the question.(生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ[1]」 )"が元ネタ。
    神王4体はシェイクスピアの悲劇のタイトルをその名の元ネタとしている他、『ハムレット』には亡霊(プロテスタントでは悪魔が見せる幻影とされる)が登場する。
    このクリーチャーの構成要素を考えると、中々に趣のあるフレーバーテキストである。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMRP-20
    死ぬべきか蘇るべきか、それが問題だ。

収録セット

参考


[1] あくまで一般的とされている和訳をフレーバーテキストの文体に合わせて記載したが、他にも多数の和訳が存在する