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- 《禁断》 へ行く。
#author("2024-09-22T06:38:59+09:00","","")
#author("2024-09-26T17:44:12+09:00","","")
*《&ruby(きんだん){禁断};》 [#obdde3d2]
|禁断 VR 火文明 (9)|
|クリーチャー:(種族なし) 9999|
|クリーチャーは攻撃できない。|
|クリーチャーの封印を外せない。|
#region2(公式の禁断文字版を英語化したもの){{
|KNDN VR Fire (9)|
|Creature 9999|
|Creatures can't attack.|
|Seals can't be removed from creatures.|
}}
[[月刊コロコロコミック2015年10月号>プロモーション・カード]]で先行登場し、[[DMR-18]]で収録された[[火]]の[[無種族]][[クリーチャー]]。
[[パワー]]が9のゾロ目、[[無種族]]と異例づくしの基礎スペックであり、自身を含む全[[クリーチャー]]へ[[攻撃できない]]を[[付与]]する[[能力]]を持つ。また、誰もクリーチャーの[[封印]]を外せなくする[[能力]]を持つ。
この[[クリーチャー]]を[[除去]]しない限り誰も[[攻撃]]ができなくなるため、基本的に[[山札切れ]]か[[特殊勝利]]でしかお互い勝てなくなる。当然[[革命チェンジ]]や[[マッハファイター]]と言った[[能力]]を始め[[アタックトリガー]]も全て封じられる為、出されても影響のない[[デッキ]]はかなり限られる。
自分も攻撃が出来なくなるため、それを踏まえたデッキ構築を行いたい。相手の山札切れや特殊勝利を狙う他、このクリーチャーで時間を稼いで展開し、自ら退かして一斉攻撃する等のプランが考えられる。
二つ目の能力は誰も[[クリーチャー]]の[[封印]]を外せなくなると言うもの。[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]や[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[禁断解放]]など封印による除去を強力にサポートする効果となっている。一つ目の能力と比べると影響は限定的だが、積極的に[[封印]]を使う場合は重要な能力となる。
盤面への影響力が大きく、中々の妨害性能を誇るクリーチャーだが、9[[コスト]]という重さと[[除去耐性]]が無い事が大きな欠点となる。[[無種族]]な事もあり[[コスト軽減]]や[[コスト踏み倒し]]の手段はかなり限られてしまう上、単体で出してもアッサリと除去されてしまいかねない。
幸い後に登場した[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]によりコスト軽減が可能となったため、こちらを出しておけば[[召喚]]も現実的になる。除去に対しては[[《黒断の覚醒者 ドキンダムBLACK》]]によるサポートや、[[《パトファール-P4》>《パトファール-P4/サイレント・サイレン》]]などの耐性付与でどうにか守ってやりたい。
総じて、[[火文明]]らしからぬ妨害能力により場合によっては相手を「詰み」にも追い込み得る面白いクリーチャーとなっている。[[禁断]]関連カードの充実もありサポートもある程度可能になったため、主軸にしたデッキを組むのも一興だろう。
-次弾で登場した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の解放前の姿。そちらとは[[禁断解放]]を阻害せず、また相手の[[封印]]解除を困難にさせるなどしっかりサポートできる性能となっている。また相手の[[山札切れ]]を狙う場合、山札を消費させる[[封印]]は効果的なのでそちらの意味でも好相性。
-攻撃を[[ロック]]し[[山札切れ]]による勝利を狙う場合、互いの山札の枚数が勝敗を分ける。自身の[[山札回復]]手段は用意しておきたい。
-[[《ジャッジCREWニー》]]などの攻撃以外での勝利・敗北を禁じる[[クリーチャー]]が同時に出ていると、誰もゲームに勝てず負けない奇妙な状態に陥る。万が一進行不可になった場合は、その場のジャッジ判断に従うこと。
-[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]と同時展開すると、他のクリーチャーが[[封印]]を解除できなくなり[[Dスイッチ]]も腐ってしまう。しかし、このクリーチャー自身が[[除去]]を受け[[封印]]された場合は能力が無視され問題なく復帰させられるため、「《禁断》を守る」という面だけを見ればあながち相性は悪くない。
**ルール [#xf609bac]
-[[攻撃]]の最中にこのクリーチャーが出た場合でも、その攻撃はキャンセルされない。あくまで攻撃宣言を禁じる効果となっている。
-[[《ダイヤモンド・ソード》]]を唱える事で、自分への攻撃制限のみを無視する事ができる。
--%%なお、[[ダイヤモンド状態]]の中でも、そのクリーチャー自身の[[能力]]を無効にするタイプのもの([[《光器の裏技ディーヴァ・ライブ》]]など)の場合は、このクリーチャーの[[攻撃できない]][[能力]]が丸ごと無効になり他のクリーチャーも攻撃可能にはならない。自身の能力による自身に対する攻撃制限が無効になり《禁断》のみが攻撃可能となる。%%
--([[2024.9.20>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45471/]]裁定変更)「能力を無視する」タイプの[[ダイヤモンド状態]]をこのクリーチャーにかけると、その能力文が効果を生成しなくなるのと同義となるため、[[継続的効果]]が働いている間、すべてのクリーチャーに《禁断》由来の攻撃制限はかからなくなる。
-制限するのは[[クリーチャー]]の[[封印]]を外す動作のみ。よって[[鼓動]]や[[禁断フィールド]]、[[Mono Artifact]]の[[封印]]を外す動作は規制されない。
-「外す」とは[[封印]]が[[バトルゾーン]]を[[離れる]]あらゆる動作を指す。[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]と異なり、[[カード指定除去]]によって[[墓地]]以外に置く場合も「外す」事に含まれるため阻害されてしまう。
-[[種族]]欄が無表記という異例の状態だが、文字通り[[種族]]を所有しないということで正しい。(→[[無種族]])
--[[種族]]参照の[[能力]]サポートはすべて受けられない。例えば[[《邪脚護聖ブレイガー》]]で[[セイバー]]することはできない。
--「○○という種族以外」全体を指すのであれば、[[無種族]]である《禁断》も範囲に含まれる。例えば、[[《偽りの王 モーツァルト》]]が出れば、[[ドラゴン]]ではない[[クリーチャー]]であるため[[破壊]]対象に含まれる。
--[[種族を追加>種族追加]]することはできる。追加されたままであれば[[《邪脚護聖ブレイガー》]]の[[セイバー]]も有効。
**その他 [#f4a1e13a]
-[[パワー]]6000を超えるが[[W・ブレイカー]]ではない。そもそも自身の[[能力]]によって[[攻撃できない]]ので[[ブレイカー]]を持つ意味がない為だろう。
-敵味方問わず[[バトルゾーン]]全体へと効果を及ぼす性質は、後に登場した[[D2フィールド]]と酷似している。ある種そちらの先駆けとなるクリーチャーだったとも解釈できる。
-[[カード名を選ぶ]]効果でこのクリーチャーの名前を選ぶことで、無派閥の[[イニシャルズ]]や[[禁断クリーチャー]]のほぼすべてなど、広い範囲を効果の対象に出来る。(→[[名前集合]])
特に[[【赤黒バイク】]]との対面では有効に働き得るので覚えておきたい。
-初の[[無種族]]クリーチャー。[[革命編]]では同じく突拍子もない表記の種族である[[???]]が登場しており、当時はそちらのと関係を推測するプレイヤーもいた。
-新たなキーワードである「[[封印]]」を司る存在として登場するもその全容は謎に包まれており、コロコロ10月号付録「時よ止まれミラダンテ!!レジェンド攻略BOOK」では「まだ真の姿を現していない」と紹介されていた。[[真の姿>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が明かされたのは[[DMR-19]]。
-プロモ版は「[[禁断文字]]」で書かれておりそのままでは読めないが、これは特殊なフォントのアルファベットであり、解読すると英文が出力される。この[[禁断文字]]による[[テキスト]]は前月号である9月号から公開されており、新能力「[[封印]](seal)」の存在はこの段階で示唆されていた。
--[[禁断文字]](英語)で書かれているが、レジェンド攻略BOOKによるとデュエルでの使用が認められている模様。あくまで「日本版デュエル・マスターズTCGで発売された、外国語で書かれただけのカード」であり、国外で販売されたものではないからだろう。ただしテキスト確認ができるよう、[[禁断文字]]版の[[カード]]を使用する際は日本語版の[[カード]]や同じ付録であるレジェンド攻略BOOKを用意しておくか、きちんと能力が説明できるようにしておきたい。
---その後、ルールの整備に伴い2016年2月28日以降の殿堂レギュレーション告知ポスターでは[[使用禁止カード]]の欄に「[[禁断文字]]以外」と、このカードが使用可能であることが明記されるようになった。
-発売前の[[ベリーレア]]を[[プロモーション・カード]]化する試みは初。[[デュエマゴールデンリスト]]にも入っていない。
-登場時点では[[《屑男》]]や[[《1月》]]などと並んで最も[[カード名]]の短い[[クリーチャー]]であったが、[[《零》]]に抜かされた。
**アニメ・漫画において [#p4d89a40]
-アニメ「VSR」第28話では[[ザキラ]]との対戦で[[バサラ]]が使用した。[[能力]]で[[ザキラ]]の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を完全に封じることに成功したが、返しの[[ザキラ]]の[[ターン]]で[[《オールデリート》]]に巻き込まれる形で[[除去]]されてしまった。
-アニメ「VSR」第20話では「CARD滝川」のショーケースの中に何故か置かれていた。
-アニメ「[[ドラゴン娘になりたくないっ!]]」ショート動画「天才JK vs 難読漢字?」では国語の授業で先生が[[熊田すず>《熊田すず》]]に出した漢字の読み問題に[[禁断文字]]版のこのカードの名が登場していた。もはや漢字ですらない。
**関連カード [#u01c9778]
-[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
-[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]/[[《禁断のドキンダム》]]
-[[《禁断〜解放せしX〜》]]
-[[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]]
-[[《ドキンダム・アポカリプス》]]
-[[《時空の鼓動 ブラックX》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#n0016ab4]
-[[DMR-18]]&br;'''この封印が解かれし時、「禁断」の力が解放される…。'''
-[[プロモーション・カード]](P27/Y14)&br;'''The world will come to end when the forbidden seal becomes unlocked.'''
編集者訳:禁断の封印が解かれる時、世界は終焉を迎えるだろう。
**収録セット [#zda6989e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」>DMR-18]](7/71)
--[[プロモーション・カード]](P27/Y14)
**参考 [#w435cfb4]
-[[無種族]]
-[[クリーチャー]]
-[[攻撃できない]]
-[[攻撃ロック]]
-[[封印]]
-[[ロック]]
-[[禁断]]
-[[禁断文字]]
&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト9,種族なし,パワー9999,パワーの一桁目が0ではないクリーチャー,攻撃できない,攻撃ロック,ロック,封印,《禁断》,ドキンダム,VR,ベリーレア,MITSUAKI MATSUMOTO,禁断文字版のテキストが存在するカード);
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