#author("2024-09-05T10:21:30+09:00","","") #author("2024-09-05T10:25:43+09:00","","") *《&ruby(けっこん){結婚};してくれやぁ!!》 [#t1807286] |結婚してくれやぁ!! P 光文明 (5) | |幸せのフィールド| |すべてのプレイヤーが幸せに包まれる。| |幸せスイッチ:自分のターンの終わりに、この幸せのフィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手にプロポーズする。相手がOKしたら、両プレイヤーは人生の勝者となる。 | [[DMX-26]]で登場した[[光]]の[[幸せのフィールド]]。 特筆すべき点は数多くあるが、まず説明しなければならないのがこの[[フィールド]]が[[バトルゾーン]]に展開された時点で、[[常在型能力]]としてすべての[[プレイヤー]]を''幸せに包むことができる''という点。 「すべてのプレイヤーが幸せに包まれる」とあるが、幸せによって[[シールド]]や[[マナ]]が増えたりはしない。公式Q&Aによると、「何もしなくてかまいません。このカードからなんとなく幸せオーラが出ているので感じ取ってください。」としている。 この[[フィールド]]は[[D2フィールド]]とは違い[[バトルゾーン]]に何枚でも[[展開]]できるので、その分何倍もの幸せを享受できるだろう。現実に[[デュエマ]]する相手がいる、という時点でそれは十分以上に幸せなことだが、覚えておいて[[デメリット]]はない。勝ち負け関係なく相手をリスペクトするデュエルが約束されるだろう。 そしてもう一つの[[効果]]である[[幸せスイッチ]]。[[フィールド]]を何枚も[[展開]]できるので、これもまた一気に複数[[トリガー]]させられる。即ち、一度プロポーズを断られても何度でも挑戦することができるということを意味する。 -ただし、相手の気持ちを考えずに一方的に何度もプロポーズを申し込むなどということはデュエリストらしかぬ反紳士的な振る舞いである。人生には潔さもまた必要であるということを覚えておくべきだろう。 ちなみに、同性に対しても問題なくプロポーズを申し込むことができる。[[デュエマ]]を愛する心さえ持っていれば性別の差など些細すぎる問題なので、これは全く気にすることはないだろう。 そして相手がプロポーズに[[OK>《オッケーBros.》]]したら、両[[プレイヤー]]は人生の勝者となる。「人生の勝者」と定義がやや曖昧ではあるが、これに関しては自分たちなりの答えを持つ必要がある。ここで注意して欲しいのは、「人生の勝者」となるのであって「[[ゲーム]]の勝者」とはならないため、人生の勝者となっても[[デュエマ]]はそのまま進行する。ここから先は双方の愛を感じ、確かめ合うためそのまま続行するなり、既に人生の勝者となった今、互いに[[デュエマ]]を棄権し披露宴を開くなり各々の自由である。 &br;&br; ...とここまで長々と記したが、カード名からもお分かりの通り完全な''[[ジョークカード]]''であるので、[[ガチデッキ]]で見ることはないだろう。 **実際の運用方法 [#q489689f] [[フィールド]]には違いないので、[[《終断δ ドルハカバ》]]が常に[[墓地]]から[[展開]]可能になるものの、[[色]]が3色になってしまうのが難点。 偶然なのか、結婚は人生の[[墓場>墓地]]という言葉を体現しており、皮肉という名の[[シナジー]]を形成してしまっている。 また、[[D2フィールド]]ではないので一度展開したら[[カード指定除去]]を貰わない限り[[バトルゾーン]]を離れることはない。 このように一応利点もあるにはあるが、[[コスト]]5という重さが足を引っ張ってしまう。 2024年9月現在「フィールド」参照の[[カード]]は[[闇]]または[[闇]]/[[火]]であり、[[最終禁断フィールド]]や[[D2フィールド]]の方が直接の[[シナジー]]を考えてデザインされている場合が多いため、基本的にそちらが優先される。 もしこの[[フィールド]]を使うなら、[[コマンド]]や[[イニシャルズ]]以外でも[[攻撃]]したい、あるいは[[禁断爆発]]はしたくないが火や闇のコマンドは使いたい、しかし[[フィールド]]は温存したいといった[[デッキ]]に限られるだろう。 [[幸せスイッチ]]は自分の[[ターン]]の終わりに誘発できるので展開さえできれば簡単に求婚できるが、5[[マナ]]と少々重いので[[《ゴースト・タッチ》]]や[[《解体人形ジェニー》]]などで展開する前に[[ハンデス]]される恐れがある。 [[幸せのフィールド]]を回収できる[[カード]]は存在しないので、[[カードタイプ]]を問わずに回収できる[[《S級不死 デッドダラー》]]や[[《墓守の鐘ベルリン》]]を投入しておくと安心だろう。 **その他 [#j84c9fe3] -イラスト左側には[[《龍覇 エバーローズ》]][[《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世》]][[《団子の玉 ミタラス四兄弟》]]、右側には[[《爆竜 GENJI・XX》]][[《黄金世代 鬼丸「爆」》]][[《鬼姫モエル》]]、そして中央には司祭服の[[《コッコ・ルピア》]]と[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に似たステンドガラスが見られる。 -[[《制服槍 ブータン》]]の[[イラスト]]では[[ブータン]]の足元にこのカードが散っている。[[イラスト]]や[[フレーバーテキスト]]から察するに、ブータンは人生の勝者になれなかったようだ。 -元ネタは[[Magic:The Gathering]]の生みの親であるリチャード・ガーフィールド氏がリリー・ウー氏に結婚を申し込むために製作した[[カード]][[《Proposal》>http://mtgwiki.com/wiki/Proposal]]だろう。元ネタと違い名称指定がないため、一般[[プレイヤー]]も使用可能である。 --また、《Proposal》は「互いの[[デッキ]]を混ぜて共有し、その後二人とも[[デュエル]]に勝利する」という効果があったが、この[[カード]]は「人生に勝利」することはできても、盤面に影響を与えることはない。 -収録された[[DMX-26]]は通常弾に比べると非常に割高なかわりに[[カードパワー]]が高い特徴があったが、このカードだけは対戦における実用性がない。しかも、1パック2枚入りなので1枚でもこのカードが含まれていたらダメージが大きかった。 -[[DMEX-08]]にて新規[[イラスト]]で[[再録]]。ジョークエキスパンションのため当たったところで初出時のような不公平感はないが、1箱に2枚しかない特殊ホイル枠を消費している。相変わらず他のカードを狙っている時はあまり見たくないカードである。 -アニメ「VSRF」第44話で[[切札勝太>切札 勝太]]が[[滝川るる>滝川 るる]]に対して使用。るるの代名詞でもある[[《DNA・スパーク》]]を[[チャージ]]して光のマナを捻出している。 当然プロポーズはOKとなり、二人は見事「人生の勝者」となった(ただし、デュエマは中断となった)。 --プロポーズが成功した結果、文字通り二人のDNAを受け継いだ[[新しい主人公>切札 ジョー]]が生まれた。 --プロポーズが成功した結果、文字通り二人のDNAを受け継いだ[[新しい主人公>切札 ジョー]]が産まれた。 --開発部の[[射場本正巳]]氏によると、アニメの演出から逆算してデザインされたカードである模様。[[参考>https://x.com/syaba3/status/1831452183570911507]] **関連カード [#m8de4357] -[[《ウェディング・ゲート》]] -[[《「祝」の頂 ウェディング》]] -[[《偽りの星夜 コングラチュレーション》]] -[[《凶導の堕天ケーキ・カット》]] **収録セット [#mebbbeef] -illus.[[kawaryu]] --[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]](1/54) -illus.[[Yosuke Yabumoto]] --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](290/???) **参考 [#x589655d] -[[光]] -[[幸せのフィールド]] -[[幸せスイッチ]] -[[ジョークカード]] &tag(幸せのフィールド,フィールド,光文明,白単,単色,コスト5,幸せ,幸せスイッチ,ターン終了時,プロポーズ,人生に勝利する,ネタカード,P,レアリティなし,kawaryu,Yosuke Yabumoto);