#author("2023-02-13T07:36:50+09:00","","")
#author("2024-02-15T15:44:12+09:00","","")
*《&ruby(りょくしんりゅう){緑神龍};アーク・デラセルナ》 [#s4a8aab6]

|緑神龍アーク・デラセルナ SR 自然文明 (8)|
|クリーチャー:アース・ドラゴン 6000|
|W・ブレイカー|
|相手のターン中、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに置く。|

[[DM-12]]で登場した[[アース・ドラゴン]]。[[重量級]][[マッドネス]][[クリーチャー]]。
相手の[[ターン]]中に[[手札]]から捨てられることを条件にした[[マッドネス]]を持つ。

序盤〜中盤の敵[[ハンデス]][[カード]]によって[[バトルゾーン]]に出れば、一気に形勢はこちらに傾く。終盤以降も[[《ロスト・ソウル》]]などによって[[手札]]の片隅から登場し相手を悩ませる。
[[DM-21]]の提督[[サイクル]]登場までは最も重くて威力のある[[マッドネス]][[カード]]だったため、各種[[《無双竜機ボルバルザーク》]][[デッキ]]などで[[ハンデス]]対策として投入されることも多かった。

後に[[《翔竜提督ザークピッチ》]]や[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]といった、追加[[能力]]を持った汎用性の高い後輩が登場。[[文明]]こそ違えど[[コストパフォーマンス]]や汎用性では[[上位互換]]に近く、メジャー[[マッドネス]]としての役割を譲ることとなった。
とはいえ、[[自然]][[文明]]・[[W・ブレイカー]]・[[ドラゴン]]とスペック以外にも優秀な点は多いため、周りと形成するシナジーや[[コンボ]]、[[マッドネス]]の大量投入などの需要によっては十分採用できる。

時代が進むと共に、[[カードプール]]やそれに伴うギミックも増え、「相手の[[ターン]]中に[[手札]]から捨てられる」タイプの[[マッドネス]]の価値が大幅に上昇。特に[[S・バック]]の裁定変更は大きく、[[S・バック]]の大御所である[[《天真妖精オチャッピィ》]]から[[マッドネス]]を起動できるようになった。
[[S・トリガー]]感覚で[[W・ブレイカー]][[ドラゴン]]を踏み倒せるのは言わずもがな強力であり、[[ハンデス]]対策だけでなく[[【速攻】]]・[[ビートダウン]]対策としても機能してくれるようになり、役割的に腐りにくくなる。[[自然]][[文明]]の[[クリーチャー]][[コントロール]]、[[マナ]][[コントロール]]の性質も相まってそこそこの運用性をも兼ね備える。

しかも[[自然]]かつ[[種族]]が[[アース・ドラゴン]]であるため、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《百族の長 プチョヘンザ》]]、[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]などに[[革命チェンジ]]が可能。いずれも極めて強力な[[カード]]であり、[[【速攻】]]などにとって最序盤からカウンターで繰り出されるのはたまったものではないだろう。後者2つは高い[[ビートダウン]]耐性を持つ。[[革命チェンジ]]後は[[手札]]で[[マッドネス]]としての役割を遂行出来る。

[[自然]][[文明]]の[[S・バック]]には[[《成長の揺り籠》]]も存在し、こちらも十分有用な[[カード]]。用途及び使い切れるかは不明だが、最低でも《アークデラセルナ》をさらに2体[[山札]]から補充することが出来る。他に有用な[[クリーチャー]]がいればそちらを[[サーチ]]すればいいだろう。
どちらかと言えば同[[文明]]で実践レベルの[[S・バック]]が複数あるというのが重要であり、[[マッドネス]]を起動できる確率を上げることが出来る。[[《天真妖精オチャッピィ》]]を[[サーチ]]出来るなど双方で少なからずシナジーを形成してるのも都合がいい。

裁定変更があった上で[[自然]][[文明]]に有力な[[S・バック]]が存在したこと、[[種族]]が[[アース・ドラゴン]]であり[[フィニッシャー]]級達の[[革命チェンジ]]要員になれたこと、様々な要因が絡まり合い器用貧乏な[[マッドネス]]から一転、周りと様々なシナジーを形成できる[[カード]]に昇華した。過去と比べるとポテンシャルは跳ね上がっているため、十分研究するに値する[[カード]]であろう。

**ルール [#hd20a437]
-[[能力]]は[[強制]]。[[《百発人形マグナム》]]などには注意が必要。

**環境において [#v400508d]
古くは[[【ボルバル】]]や[[【サファイア】]]のマッドネス枠として活躍。

登場からしばらくして登場した[[《地獄スクラッパー》]]で落ちないパワーラインであるのもプラス点であった。
登場からしばらくして登場した[[《地獄スクラッパー》]]で落ちないパワーラインであるのもプラス点であった。このクリーチャーなど高パワーが売りのクリーチャーを並べる動きで[[【除去コントロール】]]に強く出られるようにした、やや[[重め>重い]]の型の[[【ボルバルステロイド】]]もあったぐらいであった。

これは過去の栄光ではあるが、ジェネレート・リーグオープンクラス日本一の立役者でもある。[[【除去ボルバル】]]を参照のこと。[[マッドネス]]という効果がいかに強力であるかが窺える。

**他のカード・デッキとの相性 [#n988ad00]
-[[革命チェンジ]]の他、[[パワー]]が6000以上であるため[[《超幻影 ワラシベイベー》]]に[[侵略]]出来る。

**その他 [#l1bc3806]
-漫画「外伝」では[[勝舞>切札 勝舞]]がダークサンタ戦で使用。[[《スケルトン・バイス》]]での[[ハンデス]]で場に出た。

-全方位カードファイルでの解説では、開いた口の中にある舌が目だと勘違いされたイラストが掲載されており、まるで赤い単眼の[[クリーチャー]]であるかのように描かれていた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#if7dc4b9]

|緑神龍アーク・デラセルナ VR 自然文明 (8)|
|クリーチャー:アース・ドラゴン 6000|
|W・ブレイカー|
|相手のターンに自分の手札から捨てられる時、かわりにバトルゾーンに出す。|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DMPP-03]]で実装。[[cip]]で1[[マナブースト]]が追加された。これにより序盤にマッドネスで登場した際、マナブーストでよりアドバンテージを得ることが可能になっている他、[[《幻想妖精カチュア》]]や[[《紅神龍バルガゲイザー》]]などで踏み倒した際も活躍しやすくなっている。レアリティもVRとなっており比較的集めやすい。

[[DMPP-03]]期、[[DMPP-04]]期ともに多くのコントロールデッキにはハンデスが投入されており、ハンデスが流行するたびに注目される1枚である。
-[[マッドネス]]と[[マナブースト]]は共に強制。マイナスに働くことは少ないが、終盤は相手に引っ張り出されての[[ライブラリアウト]]も一応警戒したほうが良いだろう。また、クリーチャー7体までの制限に引っかかるときは当然墓地に置かれる。

**[[フレーバーテキスト]] [#d7ea49f3]
-[[DM-12]]、[[DMPP-03]]
'''[[闇]]を切り裂き、龍参上!'''

**収録セット [#eca6a4f8]
***[[デュエル・マスターズ]] [#x93ed682]
-illus.[[Naoki Saito]]
--[[DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」>DM-12]](S1/S5)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#rc579973]
-CV:[[佐治和也]]
-illus.[[Naoki Saito]]
--[[DMPP-03 「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]]

**参考 [#v1afe3df]
-[[クリーチャー]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[マッドネス]]
-[[自然]]
-[[スーパーレア]]

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