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緑神龍アーク・デラセルナ SR 自然文明 (8) |
クリーチャー:アース・ドラゴン 6000 |
W・ブレイカー |
相手のターン中、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに置く。 |
DM-12で登場したアース・ドラゴン。重量級マッドネスクリーチャー。
相手のターン中に手札から捨てられることを条件にしたマッドネスを持つ。
序盤〜中盤の敵ハンデスカードによってバトルゾーンに出れば、一気に形勢はこちらに傾く。終盤以降も《ロスト・ソウル》などによって手札の片隅から登場し相手を悩ませる。
DM-21の提督サイクル登場までは最も重くて威力のあるマッドネスカードだったため、各種《無双竜機ボルバルザーク》デッキなどでハンデス対策として投入されることも多かった。
後に《翔竜提督ザークピッチ》や《斬隠蒼頭龍バイケン》といった、追加能力を持った汎用性の高い後輩が登場。文明こそ違えどコストパフォーマンスや汎用性では上位互換に近く、メジャーマッドネスとしての役割を譲ることとなった。
とはいえ、自然文明・W・ブレイカー・ドラゴンとスペック以外にも優秀な点は多いため、周りと形成するシナジーやコンボ、マッドネスの大量投入などの需要によっては十分採用できる。
時代が進むと共に、カードプールやそれに伴うギミックも増え、「相手のターン中に手札から捨てられる」タイプのマッドネスの価値が大幅に上昇。特にS・バックの裁定変更は大きく、S・バックの大御所である《天真妖精オチャッピィ》からマッドネスを起動できるようになった。
S・トリガー感覚でW・ブレイカードラゴンを踏み倒せるのは言わずもがな強力であり、ハンデス対策だけでなく【速攻】・ビートダウン対策としても機能してくれるようになり、役割的に腐りにくくなる。自然文明のクリーチャーコントロール、マナコントロールの性質も相まってそこそこの運用性をも兼ね備える。
しかも自然かつ種族がアース・ドラゴンであるため、《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《百族の長 プチョヘンザ》、《龍の極限 ドギラゴールデン》などに革命チェンジが可能。いずれも極めて強力なカードであり、【速攻】などにとって最序盤からカウンターで繰り出されるのはたまったものではないだろう。後者2つは高いビートダウン耐性を持つ。革命チェンジ後は手札でマッドネスとしての役割を遂行出来る。
自然文明のS・バックには《成長の揺り籠》も存在し、こちらも十分有用なカード。用途及び使い切れるかは不明だが、最低でも《アークデラセルナ》をさらに2体山札から補充することが出来る。他に有用なクリーチャーがいればそちらをサーチすればいいだろう。
どちらかと言えば同文明で実践レベルのS・バックが複数あるというのが重要であり、マッドネスを起動できる確率を上げることが出来る。《天真妖精オチャッピィ》をサーチ出来るなど双方で少なからずシナジーを形成してるのも都合がいい。
裁定変更があった上で自然文明に有力なS・バックが存在したこと、種族がアース・ドラゴンでありフィニッシャー級達の革命チェンジ要員になれたこと、様々な要因が絡まり合い器用貧乏なマッドネスから一転、周りと様々なシナジーを形成できるカードに昇華した。過去と比べるとポテンシャルは跳ね上がっているため、十分研究するに値するカードであろう。
古くは【ボルバル】や【サファイア】のマッドネス枠として活躍。
登場からしばらくして登場した《地獄スクラッパー》で落ちないパワーラインであるのもプラス点であった。このクリーチャーなど高パワーが売りのクリーチャーを並べる動きで【除去コントロール】に強く出られるようにした、やや重めの型の【ボルバルステロイド】もあったぐらいであった。
これは過去の栄光ではあるが、ジェネレート・リーグオープンクラス日本一の立役者でもある。【除去ボルバル】を参照のこと。マッドネスという効果がいかに強力であるかが窺える。
緑神龍アーク・デラセルナ VR 自然文明 (8) |
クリーチャー:アース・ドラゴン 6000 |
W・ブレイカー |
相手のターンに自分の手札から捨てられる時、かわりにバトルゾーンに出す。 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 |
DMPP-03で実装。cipで1マナブーストが追加された。これにより序盤にマッドネスで登場した際、マナブーストでよりアドバンテージを得ることが可能になっている他、《幻想妖精カチュア》や《紅神龍バルガゲイザー》などで踏み倒した際も活躍しやすくなっている。レアリティもVRとなっており比較的集めやすい。
DMPP-03期、DMPP-04期ともに多くのコントロールデッキにはハンデスが投入されており、ハンデスが流行するたびに注目される1枚である。