#author("2024-05-25T10:50:11+09:00","","")
#author("2024-05-25T10:51:28+09:00","","")
*《&ruby(せいけんえんじゅう){聖剣炎獣};バーレスク》 [#dd779621]

|聖剣炎獣バーレスク VR 火文明 (9)|
|進化クリーチャー:アーマード・ワイバーン 8000|
|''進化'':アーマード・ワイバーン1体の上に置く。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかったとき、このターンの後に自分のターンを追加する。|
|自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。|

[[DM-09]]で登場した[[進化]][[アーマード・ワイバーン]]。

[[サボタージュ能力]]で[[追加ターン]]を得る[[能力]]を持つ。また、[[デメリット]]として[[ターン]]の終わりに[[手札]]に戻る。
[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の存在が強烈すぎて忘れられがち、もしくは知らない人も多いだろうが、デュエマ史上初となる[[追加ターン]]獲得能力を持ったカードである。

《ボルバルザーク》の存在もあって追加ターンは魅力的ではあるが、それを獲得するまでの労力は生半可なものではない。
まず、[[コスト]]が高い[[進化クリーチャー]]なので、[[マナブースト]]しながら[[進化元]]を確保する必要があり、さらにブロッカー対策も必須。
ターン終了時に手札に戻ってしまうため、進化元を多数用意していないと追加ターンを連続で獲得しづらくなってしまう。

次に進化元の[[アーマード・ワイバーン]]が今やマイナー[[種族]]であり、実戦級のカードが少ない。
幸い、[[DMEX-08]]でどんな種族指定の進化クリーチャーの進化元になれる[[《メガ・イノポンドソード》]]が登場しているため、それでなんとか補える。[[オーラ]]系統のデッキの隠し味に使えるかもしれない。
また、[[《ドッペルデッカー・ワイバーン》]]の登場以降は防御札にもなる[[進化元]]が多数登場したため、其方を頼るのも良いだろう。

連続で追加ターンを狙うなら、[[《メガ・イノポンドソード》]]から進化しても11[[マナ]]と大量のマナを消費するため、[[《クリスタル・フュージョン》]]や[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]、[[《セブンス・タワー》]]など、テンポよりもブースト量を重視したカードと相性がよい。
(>[[【ターボバーレスク】]])

無理に無限ターンを狙わないのであれば、[[《母なる星域》]]などで8〜9マナ程度からでも出せる。
場にある進化元を消費しつつ、毎ターンのマナチャージで無限ターンのタイミングを窺うこともできる。

[[ブロッカー]]対策に関しては、[[アーマード・ワイバーン]]には[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]や[[《クリムゾン・ワイバーン》]]など、強力な[[ブロッカー]]対策が多い。
しかし、[[手札]]から出てくる[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《光牙王機ゼロカゲ》]]による[[ブロック]]は対策しづらい。
[[《光牙忍ハヤブサマル》]]は[[殿堂入り]]しているのでそこまでの脅威はないが、[[闇]]を入れて[[ハンデス]]したり、[[《インビジブル・スーツ》]]で[[ブロック]]を阻むなど、何らかの対策はした方がいいだろう。

他にも[[タップイン]]を強要する[[《聖霊王エルフェウス》]]や[[《スベンガリィ・クロウラー》]]、[[《その子供、凶暴につき》]]に[[《閃光の神官 ヴェルベット》]]などにも弱い。
特に[[汎用性]]の高い[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]には遭遇しやすいので注意が必要。幸いこれらには[[除去]]耐性がないため、最低限の対策はできる。
隙は多いものの、決まれば派手で強力なので、[[デッキ]]を組む価値はあるだろう。

-相手に[[ブロッカー]]がいればほぼ必ず[[ブロック]]されるので、少々荒っぽいが強制ブロックされるアタッカーとして使うことも一応可能。ただし[[追加ターン]]が得られなくても必ず[[手札]]に戻るので、効率は悪い。

-変わったところでは[[【レオパルド・グローリーソード】]]で使う手もある。[[進化元]]の条件を無視して[[進化]]できるので、奇襲性は高い。他にも[[《式神イノセント》]]や[[《コマンダー・イノセント》]]を[[進化元]]に使う手がある。

-[[追加ターン]]の条件は「ブロックされなかったとき」。そのため、[[S・トリガー]]の[[《デーモン・ハンド》]]などで破壊されても[[トリガー]]する。だが[[《竜装 シデン・レジェンド》]]などで[[シールド]]を[[ブレイク]]した場合は[[トリガー]]しない。

-「相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]して[[ブロック]]されない」必要がある([[ニンジャ・ストライク]]等で[[攻撃]]中に[[除去]]されてもNG)上に「[[進化クリーチャー]]なので場に[[アーマード・ワイバーン]]がいないと出せない」「[[ターン]]の終わりには無条件で[[手札]]に戻ってしまう」といった数多くの制約を乗り越えなければならない。いかに[[追加ターン]]が強力なものと位置づけられたかが窺える。

-その後、[[追加ターン]]の主流は[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[《禁断機関 VV-8》]]などに移った。《勝利宣言 鬼丸「覇」》の場合は非[[進化クリーチャー]]の[[スピードアタッカー]]で[[アタックトリガー]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝つだけで良いなど、年数が経過しただけあり使いやすくなっている。

-「バーレスク(Burlesque)」とは英語で「茶番劇」あるいは「茶化す」と言う意味である。対策のない相手に対して毎[[ターン]][[追加ターン]]の効果をつかうさまは、確かにそう言えるかもしれない。

-上記の通りデュエマ史上初となる[[追加ターン]]獲得能力を持ったカードだが、知名度はどちらかというとマイナーである為、[[DMEX-17]]版の[[《堕呪 ギャプドゥ》]]の[[フレーバーテキスト]]にはこのカードの存在が忘れられ''[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が初である''と考証ミスされてしまった。

-因みに、元々この[[追加ターン]]能力はかの''[[《アクア・マスター》]]のために用意されていた能力''だった。しかし、当時強力だった水文明にこの能力を持たせるのは危険すぎたため、追加ターンのカラーパイ自体を水から火に移動させることになったという。

-豪快な効果から[[再録]]を希望する声も多いのだが、その使いづらさからか長い間[[再録]]には至らなかった。
--[[DMEX-15]]にて初登場から17年目にして遂に初の再録となった。[[王来篇]]ブロックマークが付いているが進化元となる[[アーマード・ワイバーン]]は同エキスパンションに収録されておらず、十王・王来2ブロック構築では[[《砕砕-スプレー》]]と[[《未来王龍 モモキング》]]、[[《双聖混成 クラウツインゼ》]]しか進化元が存在しない。

//-[[背景ストーリー]]では[[《エグゼズ・ワイバーン》]]から進化したクリーチャーであり、
//ソース不明。全方位カードファイルには記述なし
-イラストの額部分には[[《エグゼズ・ワイバーン》]]の盾と同じ模様が付いている。また、背中には[[《甲冑神龍エグゼキューター》]]の姿が見て取れる。

-漫画「デュエル・マスターズ」では不亞城への旅立ち前の外伝で[[ドラゴンマスク>切札 舞]]が使用。[[追加ターン]]を得て[[切札 勝舞]]を追い詰めた。それまでの展開から[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]が[[進化元]]と思われる。
このデュエル前に[[れく太>角古 れく太]]がこのカードを当てた時は、勝舞は「確かに強いけど使いにくい」「オレにはまだ使いこなせねーな」と言っていた。一目で上述の制約を見抜いていたのだろうか。

**関連カード [#fb877bb1]
-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《甲冑神龍エグゼキューター》]]
-リメイク
--[[《雷炎翔鎧バルピアレスク》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#d6427cb0]
-[[DMEX-15]]&br;'''あなたに、次の[[ターン]]はない。 — ドラゴンマスク&br;— 初代『デュエル・マスターズ』15巻より'''

**収録セット [#ed3494d8]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Kou1]]
--[[DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」>DM-09]]
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](41/50)

**参考 [#ne3db8eb]
-[[アーマード・ワイバーン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[サボタージュ能力]]
-[[追加ターン]]
-[[ターンエンド]]
-[[バウンス]]
-[[デメリット]]
-[[ソリティア]]

-[[【ターボバーレスク】]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト9,アーマード・ワイバーン,アーマード,パワー8000,進化,進化:アーマード・ワイバーン,W・ブレイカー,サボタージュ能力,追加ターン,自分のターンの終わり,ターン終了時,自己バウンス,VR,ベリーレア,Kou1,Shigenobu Matsumoto);