#author("2024-08-13T15:47:36+09:00","","")
#author("2024-08-28T18:27:26+09:00","","")
*《&ruby(せいれいおう){聖霊王};アルファリオン》 [#u3724c8f]

|聖霊王アルファリオン P(SR) 光/水文明 (10)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 15500|
|G・ゼロ:バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンドが5体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|相手は呪文を唱えられない。|
|相手のクリーチャーを召喚するコストは5多くなる。|

[[DMD-32]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[進化]][[エンジェル・コマンド]]。

自分の[[エンジェル・コマンド]]が5体以上いる事を条件とした[[G・ゼロ]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]と同じ[[呪文ロック]]能力、更に相手の[[召喚コスト]]を5増加させる能力を持つ。

元となった[[《聖霊王アルファディオス》]]と同様[[コスト]]が10と高いが、[[エンジェル・コマンド]]が5体以上いる事を条件とした[[G・ゼロ]]を持っており、そちらよりはるかに出しやすい。
[[エンジェル・コマンド]]は[[進化元]]でもあるため、[[G・ゼロ]]の条件を満たした状態で[[進化]]できないことはまずない。

[[エンジェル・コマンド]]を一気に5体以上並べるには以下の様な方法が存在する。
+[[《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》]]ら[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]の[[【白単連鎖】]]を利用し展開。[[《真紅の精霊龍 レッドローズ》]]→[[コスト]]4の[[エンジェル・コマンド]]or[[《光流の精霊ガガ・カリーナ》]]→[[《時空の霊魔シュヴァル》]]で締めるとちょうど5体となる。
+[[ウィニー]]を並べた後[[《ビックリ・イリュージョン》]]で[[エンジェル・コマンド]]([[エンジェル・コマンド・ドラゴン]])を[[種族追加]]する。
+[[《極まる侵略 G.O.D.》]]の[[能力]]で[[コスト]]9の[[エンジェル・コマンド]]を一斉に[[コスト踏み倒し]]する。
+[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]で4回以上勝利する。

無論、上記のような[[コンボ]]に頼らず[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《天門の精霊ヘブンズ》]]で地道に[[エンジェル・コマンド]]を並べていくという方法も不可能ではなく、[[DMD-32]]はこの戦法を軸としたデッキ構成となっている。

[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]、[[《五憐の精霊オソニス》]]のような妨害系軽量級エンジェル・コマンドを並べてから[[《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》]]で[[手札]]を稼ぎつつさらにG・ゼロ元を立て、頃合いを見てこれ本体を着地させるという手もある。

[[呪文ロック]]は[[《悪魔神王バルカディアス》]]と同様、[[多色]]になったせいか全[[文明]]・相手のみを封じるようになっている。
さらに、[[クリーチャー]][[ロック]]も全[[文明]]・相手のみになった。その代わり効果が[[召喚]]禁止から[[コスト]]5増加に緩和されているが、いずれにせよ相手が[[クリーチャー]]を[[召喚]]しづらくなるのは確実。

弱点は、初代[[《聖霊王アルカディアス》]]と同じくすでに場に出ているカードには全く干渉しない点と、[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]や[[G・ゼロ]]、[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]等の[[代替コスト]]持ちの[[クリーチャー]]の登場を許してしまう点。
特に後者は[[《聖霊王アルファディオス》]]とは大きく異なる点であり、[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]など[[革命編]]以降の[[S・トリガー獣]]の強化も相まってあちらほど安全に[[攻撃]]は通らない。
また、[[召喚]]以外の[[コスト踏み倒し]]にもあちらと同様無力。
他にも、マイナーではあるが[[クロスギア]]と[[城]]にも干渉できないので、[[《クエイク・スタッフ》]]や[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]等で足元を掬われる可能性もあるので注意が必要。

それでも相手のみの[[クリーチャー]]・[[呪文ロック]]は非常に強力で、早期に出せばゲームの流れを[[掌握>コントロール]]できる事は間違いない。[[G・ゼロ]]を活かし素早い[[召喚]]を狙おう。
逆に相手に使われた場合は、デッキによっては出された時点で勝算がほぼなくなり、後述の理由から複数出されれば敗北確定になることもある。相対する場合は基本的に如何に進化を阻止するかにかかっている。

**ルール [#g68bddb3]
-[[文明]]指定がないため[[闇]]または[[無色]]の[[エンジェル・コマンド]]にも対応している。

-[[《百万超邪 クロスファイア》]]のような複数制限がなく、[[進化]]後に[[エンジェル・コマンド]]が減るわけでもないため、[[手札]]に来ている場合は2体以上出すこともできる。複数出せば[[召喚]]に要求する[[コスト]]が10、15...と増えていくため、増加した[[コスト]]を相手が乗り越えてくることもほぼなくなるだろう。

-[[2021年3月16日ルール改訂]]により、自身の[[進化元]]の有無にかかわらず[[《魔皇アンドラージ》]]などの[[手札進化]][[クリーチャー]]から[[退化]]できるようになった。

**他のカード・デッキとの相性 [#jfbd62f5]
-[[マナブースト]]からの[[《母なる星域》]]など、[[G・ゼロ]]を使用せずに出す方法も有効。こちらは特に[[コンボ]]を組み込む必要がないため、[[事故]]の可能性を低くできる点とデッキの自由度の高さの点で優る。無論、他の[[聖霊王]]と同じく[[《神聖の精霊アルカ・キッド》]]がいる状態で[[《ホーリー・スパーク》]]を唱えて踏み倒すという手もある。

-5体目の[[エンジェル・コマンド]]を出した時点で即座に出せる。出した[[クリーチャー]]を[[進化元]]にすればその場で3打点増やすことができ、奇襲性も抜群。この時に出す[[進化元]]を[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]にして[[1ショットキル]]を狙う戦法は[[DMD-32]]でも可能。

-[[王来篇]]期の[[【5色コントロール】]]に[[素出し>手打ち]]前提で使うことも考察されている。既存の基盤を崩さずに[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]などの[[進化元]]を利用できるのが美味しい。

-[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]でも呼び出し可能。[[【アマテラス・キリコ】]]の場合[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]も自然に搭載することができ、初動[[マナブースト]]にもなる[[《天海の精霊シリウス/W・チャージャー》]]も[[《ヘブンズ・ゲート》]]採用型の場合は候補に挙がるため、進化元には困りづらい。

-[[《漂流大陸の復活》]]が登場すると、そちらで[[《星雲の精霊キルスティン》]]と[[《雲上の精霊オービスγ》]]を並べて一気に[[G・ゼロ]]条件を満たす手段が一部で注目された。

-同じく[[エンジェル・コマンド]]5体以上を要求する[[《トゥルー・ヘブンズ》]]は、[[除去]]札であるためこの[[カード]]とは好相性。

**環境において [#t837a46e]
[[革命ファイナル]]期当時白青系の[[【ヘブンズ・ゲート】]]でそこそこ使われ、ポツポツとチャンピオンシップ上位に顔を見せたが、当時盤面が残っていればたとえコストを支払っての召喚をロックしようとまだ無制限だった[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]から展開される恐れがあったため油断ならず、[[【ヘブンズ・ゲート】]]を組むなら[[【天門ループ】]]の方が確実に勝利できた。次第に[[《音精 ラフルル》]]の評価が上がるにつれ、呪文ロック持ちとしても軽んじられるようになった。

[[【絶望神サガループ】]]が環境に登場すると[[【我我我ブランド】]]のようにこのクリーチャーが入るようなデッキにとって明確な有利であるデッキがトップメタの一角に立ち、その流れで白青系の[[【ヘブンズ・ゲート】]]でポツポツ入賞実績をまた残すようになった。お供の[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]が[[青黒]]系の墓地戦術に対して安定したガチンコ・ジャッジの成績を出すことができ、[[G・ゼロ]]条件を満たしやすくなったという追い風もある。

[[【白緑巨大天門】]]にも稀に[[タッチ]]で[[1枚積み]]から2枚積みされることがある。[[DM24-RP1]]で[[《光開の精霊サイフォゲート》]]が登場すると、かつて[[《天門の精霊ヘブンズ》]]で行っていた[[エンジェル・コマンド]]の数を稼ぐプレイングがデッキの汎用性を落とさずに可能になったということで、採用枚数そのものは1~2枚から変わらないが、採用例が上向きとなった。

[[【白青天門】]]に2枚程度フィニッシャーとして採用される場合がある。主な目的は[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の[[ロック]]を意識した[[コスト]]6以上の[[呪文]]のケア。因みに[[召喚]][[コスト加重]]は元々[[【白青天門】]]自体が横展開始動に5ターン以上所要する上に対した除去力もないため、蓋としてはあって無いようなものであり、実質オマケ扱いとなる。
**その他 [#o661b8b8]
-同じく[[G・ゼロ]]を持つ[[エンジェル・コマンド]]には[[《五連の精霊オファニス》]]がいるが、同じ[[バトルゾーン]]を参照すると言っても条件となる[[クリーチャー]]のベクトルが異なるため、ノー[[コスト]]で一気に[[召喚]]するのは難しい。

-全体としては同じ「アルファ」で始まる名称を持つ[[《聖霊王アルファディオス》]]を意識したクリーチャーと思われるが、剣を握った四本の腕を持つ姿は[[《聖霊王アルカフェウス》]]を、[[クリーチャー]]に対する[[ロック]][[能力]]が[[コスト]]増加となっている点は[[《聖霊王エルレヴァイン》]]を彷彿とさせる。

-[[DMX-24]]版[[《DNA・スパーク》]]のフレーバーテキストにて[[サファイア・ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]との関係を表明しているがどういった支援や関係性かは不明。発言から血縁とも捉えられない事はないが、ウィズダムの行動原理を考えれば血縁の可能性は低いか。
--[[デュエプレ]]の[[DMPB-03]]版[[《予言者クルト》]]の[[フレーバーテキスト]]を見る限り、単に[[サファイア・ペンダット]]に騙されているだけの可能性がある。

-[[DMART-13]]に収録の際に[[レアリティ]]が変更され、[[レアリティなし]]から[[スーパーレア]]になった。
**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#uc27f2ae]
[[DMPP-20]]にて収録。[[レアリティ]]は[[スーパーレア]]となった。

TCG版から能力・パワーともに一切の変更なく実装された。[[G・ゼロ]]の条件に名称指定の制限を付与される調整を受けた[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]と異なり、こちらは当然ながら2体目以降も[[G・ゼロ]]で一気に展開できる。
ただし[[G・ゼロ]]は[[任意]]から[[強制]]になっており、あえてコストを支払うというプレイングができない部分だけ弱体化している。

-第4回にじさんじコラボの[[プライズ]]版では《アルファリオン》と同じ双剣を持った天使風の[[フレン・E・ルスタリオ]]が描かれており、ボイスも彼女が担当している。

**関連カード [#d4239617]
-[[《聖霊王アルファディオス》]]
-[[《聖霊王エルレヴァイン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#la911a55]
-[[DMART-13]]&br;'''聖霊王の名のもとに・・・・・・道を阻む者は粛清します! ―[[エレナ]]'''
-[[DMPP-20]]&br;'''[[サファイア・ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]からもたらされた叡智によって、聖霊王たちは新たな力を得た。'''
-[[DMPP-20]]、[[DMPD-10]]&br;'''[[サファイア・ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]からもたらされた叡智によって、聖霊王たちは新たな力を得た。'''
-[[プライズ]]&br;'''え、私天才かもしれん。――[[フレン・E・ルスタリオ]]'''

**収録セット [#fca9351e]
***[[デュエル・マスターズ]] [#b83013b5]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMD-32 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 聖霊王の創世」>DMD-32]](3/15)
--[[プロモーション・カード]](新規イラスト)
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMART-13 「神アート デュエマ×デュエプレ」>DMART-13]](2/6)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpsincluded]
-CV:[[水中雅章]]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」>DMPP-20]]
--[[DMPD-10 「光水ヘブンズ」>DMPD-10]]
-CV:[[フレン・E・ルスタリオ]]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[プライズ]]

**参考 [#afa90e5d]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[進化]]
-[[G・ゼロ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[コスト加重]]
-[[呪文ロック]]

-[[聖霊王]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト10,エンジェル・コマンド,コマンド,パワー15500,パワーの最後の三桁が「500」,G・ゼロ,G・ゼロ:エンジェル・コマンドが5体以上,進化,進化:エンジェル・コマンド,T・ブレイカー,呪文メタ,唱えられない,ロック,コスト増加,召喚コスト増加,聖霊王,終音「ん」,P,レアリティなし,SR,スーパーレア,Mikio Masuda,RUI MARUYAMA,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト10 (デュエプレ),エンジェル・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),パワー15500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),G・ゼロ (デュエプレ),G・ゼロ:エンジェル・コマンドが5体以上 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:エンジェル・コマンド (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),呪文メタ (デュエプレ),唱えられない (デュエプレ),ロック (デュエプレ),コスト増加 (デュエプレ),召喚コスト増加 (デュエプレ),聖霊王 (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),Mikio Masuda (デュエプレ),Murakami Hisashi (デュエプレ));