#author("2023-07-28T08:22:14+09:00","","")
#author("2024-09-01T15:06:14+09:00","","")
*《&ruby(かれんようせい){華憐妖精};ミンメイ》 [#abe636f2]

|華憐妖精ミンメイ SR 自然文明 (6)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 2000|
|自分のマナゾーンにある多色クリーチャーを召喚してもよい。|

[[DM-24]]で登場した[[スノーフェアリー]]。

通常、[[手札]]からしか[[召喚]]できない[[クリーチャー]]を、[[多色]]限定ではあるが[[マナゾーン]]から[[召喚]]できるようになる[[能力]]を持つ。
使うのであれば[[多色]][[カード]]の多い[[【5色コントロール】]]などが適任。

だが、いくらなんでもマナ召喚を与えるだけの[[ウィニー]]にコスト6は重い。多色デッキでコスト6となるとこれより遥かに強力なカードが使えるコスト帯であり、単体では何も[[アドバンテージ]]を生み出さないこのカードを出している暇は中々無い。

[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]や[[《ボルバルザーク・エクス》]]など、[[多色]][[クリーチャー]]には強力なものが多いため、十分に[[マナ]]が貯まった後半にそれらを出せるとよい。
何度も使用できる点は評価できるが、自身の[[パワー]]が低いために戦線維持が難しいのが弱点。[[《超次元ミカド・ホール》]]や[[《モエル 鬼スナイパー》]]など、大抵の[[火力]]や[[パワー低下]]に狙われてしまうのが痛い。

後に、自分の[[ターン]]中に1回のみではあるが、[[単色]][[クリーチャー]]も[[マナ召喚]]できる[[《無敵剣 カツキングMAX》]]が登場。そちらは8[[マナ]]の[[多色]][[クリーチャー]]ではあるが、[[パワー]]が安定しており使いやすい。

あえて《ミンメイ》を使う場合は、[[火]]の入らない[[デッキ]]や、[[スノーフェアリー]]であることを活かせる構築になるか。

**ルール [#x6ddb4f3]
-この[[クリーチャー]]と[[《薫風妖精コートニー》]]を組み合わせた際の扱いはやや複雑になる。以下詳細。

-[[《薫風妖精コートニー》]]と同時に[[バトルゾーン]]に出ている場合、[[マナゾーン]]の[[カード]]はすべて5色持っていることになる。従って、[[召喚]]時に各色1[[マナ]]ずつ必要となり、結果として[[単色]]・[[多色]]にかかわらず''COLOR(blue){コスト4以下のクリーチャーをマナゾーンから召喚する場合、必ず5マナ分支払わなくてはならない。}''
--[[マナコスト]]を支払うことのできない[[5色レインボー]]でも[[文明]]の[[色]]として支払うことができるため、必要な[[マナコスト]]と[[文明]]を支払っていれば、4[[マナ]]以下の支払いでも[[クリーチャー]]が[[召喚]]可能となる(例:[[5色レインボー]]3枚と2[[マナ]]を支払って[[《腐敗電脳メルニア》]]を[[マナ]]から[[召喚]]した)。
--以前は[[5色レインボー]]を使わない限り[[コスト]]4以下の[[多色]]を[[マナゾーン]]から[[召喚]]できなかったが、2015年7月15日の[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]制定に伴い裁定が変更され、[[コスト軽減]]などで使用する[[多色]][[カード]]の[[マナコスト]]がその[[カード]]の[[文明]]の数を下回っても、[[マナ]]を過剰に支払うことで[[多色]][[カード]]を使うことができるようになった。

-[[《薫風妖精コートニー》]]が[[バトルゾーン]]に出ていて、条件を満たしていれば、コストを支払う必要のない[[G・ゼロ]]の[[クリーチャー]]や[[S・バック]]の[[クリーチャー]]もマナゾーンから[[召喚]]可能。

-[[《薫風妖精コートニー》]]がある状態ならば、[[《土隠妖精ユウナギ》]]と[[ニンジャ・ストライク]]を組み合わせることもできる。マナゾーンにある[[ニンジャ・ストライク]]持ちの[[シノビ]]は[[ニンジャ・ストライク]]で出した後に[[マナゾーン]]に戻せるので、再度使用できる。
//8/19に事務所回答得ました。NSは手札からという制限は無く、召喚扱いなので可能だそうです。

-[[マナゾーン]]から[[召喚]]する[[多色]][[クリーチャー]]自身を[[タップ]]して[[マナコスト]]を支払ってもよい。
--かつては[[召喚]]する[[クリーチャー]]自身を[[タップ]]して[[コスト]]にすることは出来なかったが、[[コスト]]を支払う時点ではまだ[[マナゾーン]]を離れていないため、[[召喚]]する[[クリーチャー]]自身を[[タップ]]して[[コスト]]に充てることが可能となった。
//12/08/10 事務局回答

**その他 [#j0a43c35]
-[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]は[[破壊]]されると[[マナゾーン]]に行くので、再利用することが出来る。

-後の[[《バングリッドX7》]]と比べるとマナ召喚クリーチャーとして随分と隔世の感があると言える。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#o7b77f49]

|華憐妖精ミンメイ SR 自然文明 (6)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 2000|
|バトルゾーンに出た時、自分の墓地から多色クリーチャーを探索し、1枚をマナゾーンに置く。|
|自分のターン開始時、自分のマナゾーンから多色クリーチャーを探索し、1枚を出してもよい。|

[[DMPP-09]]で登場。マナから多色クリーチャーを出すというコンセプトはTCG同様だが、[[マナ召喚]]から[[コスト踏み倒し]]に変化した。
また、[[《トゲ刺しマンドラ》]]のような[[cip]]も獲得している。

次のターンまで生き残れば[[マナゾーン]]から踏み倒しができる。コストや[[非進化]]などの制限もないため、[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]のような大型の[[進化クリーチャー]]も難なく踏み倒すことができる。ただし、進化元は事前に出しておく必要がある。

生き残れば大型を踏み倒せるスノーフェアリーという点では[[《幻想妖精カチュア》]]と似通っているが、あちらと異なり[[《マイキーのペンチ》]]や[[《スクランブル・ブースター》]]などで即座に能力を使用することはできず、安定性に欠ける。
特に、パワー2000が、[[DMPP-09]]環境で登場した[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]や、[[DMPP-09]]での[[ナーフ]]選定から逃れた[[《竜極神》]]で焼かれる範囲なのが痛い。

[[ハンデス]]で相手の除去札を事前に落としておく、[[呪文メタ]]のカードを採用して除去札に備えるなど多少の対策は可能だが、対策を意識しすぎて本末転倒になるおそれがある。
とはいえ、[[墓地]]に[[多色]][[クリーチャー]]が落ちていれば[[cip]]で一仕事してくれるため、『あわよくば[[コスト踏み倒し]]が可能な[[呪文]]』程度の感覚で運用することも視野に入る。

-[[《薫風妖精コートニー》]]との併用は一長一短。併用する場合は[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]などの[[単色]]クリーチャーも踏み倒しが可能になる反面、[[探索]]で目的のクリーチャーを狙って踏み倒す為の構築難易度が上がる。

-ルールには何も影響しないが、《ミンメイ》の探索は、一般の探索するカードと効果音と演出が違う特殊演出になっていた。
--墓地に1枚も対象がない場合、「虫眼鏡で対象ゾーンを示し、ボシュっと不発である効果音が鳴る」のも起こらない。
--[[DMPP-10]]では[[《邪眼皇ロマノフI世》]]が、[[DMPP-10EX]]ではすべての[[探索]]が《ミンメイ》と同じ効果音へと変更された。しかし、''不発時には効果音すら鳴らないという特殊処理''は、おそらく《ミンメイ》のみだと思われる。

**関連カード [#ba801c3c]
-[[《妖精 ミンメイ-1》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#idf78c1f]
-[[DM-24]]、[[DMPP-09]]
'''あなたたちに期待なんかしてなかったのに。 ――華憐妖精ミンメイ'''

**収録セット [#pccc83cc]
***[[デュエル・マスターズ]] [#de324858]
-illus.[[Okera]]
--[[DM-24 「極神編(バイオレンス・ヘヴン) 第1弾」>DM-24]](S5/S10)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#hc0ed7ff]
-CV:[[京花優希]]
-illus.[[Akira Hamada]]
--[[DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」>DMPP-09]]

**参考 [#fd29e006]
-[[スノーフェアリー]]
-[[マナ召喚]]
-[[マナブースト]]
-[[墓地回収]]
-[[コスト踏み倒し]]

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