#author("2023-10-19T10:14:40+09:00","","")
#author("2024-01-19T18:32:38+09:00","","")
*《&ruby(けっぷうせいれい){血風聖霊};ザーディア》 [#z6f07d9e]

|血風聖霊ザーディア P 光/火文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー 5500|
|シンパシー:エンジェル・コマンドおよびメルト・ウォリアー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーをパワーの合計が5500以下になるよう好きな数選び、破壊する。その後、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま自分のシールドに加える。|

月刊[[コロコロコミック]]2005年4月号[[付録>プロモーション・カード]]として登場した[[エンジェル・コマンド]]/[[メルト・ウォリアー]]。

[[シンパシー]]を持つ[[敵対色]]の[[多色]][[クリーチャー]]である。

[[cip]]能力で5500点の[[割り振り火力]]と[[シールド追加]]ができる。[[ビートダウン]]には[[刺さる]]が、その分9[[マナ]]とかなり[[重い]]のがネックなため、[[シンパシー]]である程度軽減したい。

しかし、[[エンジェル・コマンド]]と[[メルト・ウォリアー]]は重いカードが多く、[[シンパシー]]の恩恵を受けにくい。
[[エピソード1]]では[[《激流アパッチ・リザード》]]や[[《アパッチ・ヒャッホー》]]など、[[サイキック・クリーチャー]]を出す[[能力]]を持つ[[メルト・ウォリアー]]がいくつか登場したので、それらと組み合わせて使うのがいいだろう。
[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を出せる[[《光流の精霊ガガ・カリーナ》]]も相性がいい。

ただし、[[シンパシー]]を考慮しても大方7マナ前後で出てくることを考えると、[[ビートダウン]]の対策には遅すぎる。また、[[エピソード1]]辺りからの[[インフレ]]で、8[[マナ]]以上の[[ファッティ]]の[[カードパワー]]がどんどん上がっていることもあり、相対的に弱体化してきている。

[[能力]]自体は悪くないので、やはり素早く[[バトルゾーン]]に出すことを心掛けたい。
コスト9という点を活かして[[《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》]]と共に[[【九極侵略】]]へ採用するのも手か。

-[[転生編環境]]辺りでは稀に[[エンジェル・コマンド]]軸の[[【除去コントロール】]]に採用されることがあった。

-[[《龍仙ロマネスク》]]と相性が良い。ロマネスクで[[マナブースト]]した次の[[ターン]]にはマナチャージせずとも9[[マナ]]あるので、他のブーストカードなどと組み合わせて5、6ターン目ぐらいには出したい。

-[[メルト・ウォリアー]]は有力な[[フィニッシャー]]が非常に少ないため、その[[種族デッキ]]はこれと[[《巨大神ハウルスク》]]を使いたいがために存在しているといっても過言ではない。

-かつては[[《母なる大地》]]や[[《母なる紋章》]]で[[マナゾーン]]から引っぱり出したり、[[cip]]を使いまわす方法がよくとられていた。現在はどちらも[[プレミアム殿堂]]のため運用には別の手段を考える必要がある。

-初出は[[プロモーション・カード]]。その後、デュエルロード参加者賞グレートパックに一時的に[[再録]]されたがまたすぐに[[絶版]]になった。そのため、[[DMC-55]]で[[再録]]されるまで入手はやや難しい部類だった。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#qb33f9c6]
|血風聖霊ザーディア SR 光/火文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー 5500|
|シンパシー:エンジェル・コマンド、メルト・ウォリアー|
|ブロッカー|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、それが自分のターンなら、相手のクリーチャーをパワーの合計が5500以下になるよう好きな数選んで破壊する。|

[[DMPP-04]]で登場。 [[レアリティ]]が[[スーパーレア]]になった。[[ブロッカー]]が追加され、[[割り振り火力]]には「自分のターンに出た時」という条件が加わった。

-ブロッカーが追加されたことで、同じ弾で収録された[[《ヘブンズ・ゲート》]]で出せるようになった。相手のターン中に火力が使えなくなったのは、[[S・トリガー]]で《ヘブンズ・ゲート》を唱えた時に火力まで使用できるのは強力すぎると判断されてのものだろう。

--[[《魔刻の騎士オルゲイト》]]もデュエプレでブロッカーを獲得したクリーチャーだが、そちらは恩恵が限りなく薄く、逆に弱体化したと言われる始末だった。ブロッカーを獲得したことで一気に実用性が高まった《血風聖霊ザーディア》とは実に対照的である。

//-このクリーチャーと[[《剛撃聖霊エリクシア》]]、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の存在から、デュエプレの天門は5cで組まれることが多い。

-[[【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]は普通の[[手打ち]]の[[《ヘブンズ・ゲート》]]が[[ウェーブストライカー]]が発動した[[《スカイフレーム・リザード》]]にめっぽう弱い。しかし《ザーディア》を出せば、[[割り振り火力]]により[[ウェーブストライカー]]の数を減らせ、1体以下にできれば[[《スカイフレーム・リザード》]]の[[cip]]を使用不可にできる。

-[[デュエプレ>デュエル・マスターズ プレイス]]において、ユーザーが入手できるカードで[[割り振り火力]]を持った初のカード。
--ユーザーが入手不可能なカードでは、[[ボスバトル]]で[[《メガ・スクラッパー大暴走》]]と[[《お詫びのミニ・スクラッパー》]]が先に登場している。

-[[シールド追加]]と[[割り振り火力]]の解決の順番が、TCG版とは逆になっている。この順番が重要になるのは、相手のシールド枚数でパワーが変わるクリーチャーだが、[[DMPP-07]]まででは[[《緑神龍ダクマバルガロウ》]]ぐらいしか存在せず、ほとんど影響はない。

-[[DMPP-09]]実装と同時に、cipの「自分の山札の上から1枚目をシールドゾーンに加える」のテキストが[[シールド化]]に置き換えられた。

***環境において [#h74e41fa]
[[DMPP-04]]で登場以降[[【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]の主力[[ブロッカー]]として活躍を続けている。【ヘブンズ・ゲート】の[[ウィニー]]を大量に展開後[[ブロッカー破壊]]や[[タップ]]でブロッカーを無力化されてから一斉攻撃されると弱い点、[[ウェーブストライカー]]が発動した[[《スカイフレーム・リザード》]]に弱い点などを見事に払拭している。速攻デッキに対して[[手打ち]]の[[《ヘブンズ・ゲート》]]から登場すれば一発でゲームエンドになることも珍しくない。[[S・トリガー]]の《ヘブンズ・ゲート》だと[[火力]]は使えないものの、[[シールド追加]]と[[ブロッカー]]が一体増えることで最低限の仕事はできている。

このクリーチャー自身はパワー5500と《ヘブンズ・ゲート》から出てくるブロッカーにしてはそこまで高くなく、除去する方法もそれなりにあるが、[[cip]]が優秀なのであまり気にならない。

TCG版から能力が大幅に変更された結果活躍の機会を得たカードは多数あるのに対し、このカードの主な変更点はブロッカーを得たくらいである(TCGでも[[環境]]でそれなりに使用されていた[[カード]]ではあったが)。《ヘブンズ・ゲート》から6コスト域で出せるようになった点が大きく、早期に出せることの重要性を認識させられる1枚である。

TCGで同時期の《ヘブンズ・ゲート》から出せるブロッカーには、パワーが高い[[《天海の精霊シリウス》]]や、無限ブロッカーで実質除去能力持ちの[[《悪魔聖霊バルホルス》]]がいたが、その頃は【ヘブンズ・ゲート】は環境入りとまでは行かなかった。そのことを考えると、デュエプレで[[【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]がトップメタに君臨し続けている立役者であると言えるだろう。

**旧テキスト(デュエプレ) [#qb33f9c6]
|血風聖霊ザーディア SR 光/火文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー 5500|
|シンパシー:エンジェル・コマンド、メルト・ウォリアー|
|ブロッカー|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をシールドゾーンに加える。その後、それが自分のターンなら、相手のクリーチャーをパワーの合計が5500以下になるよう好きな数選んで破壊する。|

**関連カード [#ayhaah3w]
-[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o1d09fb6]
-[[DMPP-04]]
'''天上の炎を司る番人。その試練を乗り越えた者は、禁忌の力を手にする事ができるらしい。'''

**収録セット [#e682dcf9]
***[[デュエル・マスターズ]] [#adad620f]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]]
--[[プロモーション・カード]](P30/Y3)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#cf9204df]
-CV:[[瀬戸和樹]]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMPP-04 「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」>DMPP-04]]

**参考 [#e114579a]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[メルト・ウォリアー]]
-[[タップイン]]
-[[シンパシー]]
-[[cip]]
-[[割り振り火力]]
-[[山札の上]]
-[[シールド追加]]

&tag(クリーチャー,光文明,火文明,白赤,2色,多色,コスト9,エンジェル・コマンド,コマンド,メルト・ウォリアー,パワー5500,パワーの最後の三桁が「500」,シンパシー,シンパシー:エンジェル・コマンド,シンパシー:メルト・ウォリアー,cip,火力,割り振り火力,パワー5500以下,除去,複数除去,破壊,複数破壊,シールド追加,P,レアリティなし,Toshiaki Takayama,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),白赤 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト9 (デュエプレ),エンジェル・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),メルト・ウォリアー (デュエプレ),パワー5500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),シンパシー (デュエプレ),シンパシー:エンジェル・コマンド (デュエプレ),シンパシー:メルト・ウォリアー (デュエプレ),ブロッカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),シールド追加 (デュエプレ),火力 (デュエプレ),割り振り火力 (デュエプレ),パワー5500以下 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),複数除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),複数破壊 (デュエプレ),Toshiaki Takayama (デュエプレ));