#author("2024-08-14T09:45:58+09:00","","") #author("2024-09-23T13:00:07+09:00","","") *《&ruby(プロトタイプ){試作品}; クロコギア》 [#top] |試作品 クロコギア UC 無色 (0)| |クリーチャー:アーマード・ヘドリアン/サムライ 0000+| |(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)| |このクリーチャーを出す時、自分のクロスギアを好きな枚数これにクロスする。| |''アクセル''(このクリーチャーにクロスギアがクロスされている時、このクリーチャーは次のAC能力を得る)| |AC−このクリーチャーのパワーは、+500される。| [[DM23-EX2]]で登場した[[無色]]の[[アーマード・ヘドリアン]]/[[サムライ]]。 [[出す時]]に[[クロスギア]]を好きな数この[[クリーチャー]]に[[クロス]]する[[能力]]と、[[パワー]]を+500する[[アクセル]]を持つ。 「[[コスト]]を支払わずに」とは書かれていないが、[[コスト踏み倒し]]で[[クロス]]できる。(ページ下部の引用Q&A参照) タダで[[召喚]]と[[クロス]]ができる、即ち一部を除いてクリーチャーにクロスしなければ効果を発揮できないクロスギアの課題をノーコストで解決してくれるため、クロスギアにとっては夢のようなカード。 重量級クロスギアを扱う場合、最大でも[[4枚積み]]しかできない[[《ミロクの弟子 ニョライ》]]を引けるかの比重が大きかったが、《試作品 クロコギア》の登場により8枚体制で[[【超銀河剣 THE FINAL】]]などの過去のクロスギアギミック・デッキを使えるようになった。しかも[[侍流ジェネレート]]→《試作品 クロコギア》とスムーズに繋がるため、除去の隙を与えないという意味ではこちらのほうが優れる。 [[クロス]]を踏み倒しできるのは出る瞬間のみなので、あらかじめ[[侍流ジェネレート]]などでクロスギアをバトルゾーンに並べておきたいところ。 「出す時」に限定されているというのは、裏を返せば[[メインステップ]]以外でも起こりうるため、本来なら[[攻撃ステップ]]に[[メクレイド]]などで登場したクリーチャーには[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]の「このクロスギアをコストを支払わずにサムライ・クリーチャーにクロスしてもよい」が使えずクロスまでにラグがあるが、《試作品 クロコギア》ならその心配なくクロスできる。 ただし[[召喚酔い]]はしているため、別途[[《爆炎ホワイトグレンオー》]]や[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]などで《試作品 クロコギア》を[[スピードアタッカー]]にする必要はある。 このクリーチャー自身はコスト、アクセルによる[[パンプアップ]]ともに小さいため、破壊されやすいことに注意。 **ルール [#b7681809] -[[クロスギア]]を[[クロス]]する能力は、[[cip]]ではなく、[[EXライフ]]と同じ[[状態定義効果]]なので[[出ることによって起こる効果]]メタは刺さらない。 バトルゾーンに出た時には既にクロスした状態になっているので、バトルゾーンに出たがパワーが0で破壊されてしまうということもない。 --万が一「出る時」以外で無料クロスができる能力だとしたら、クロスする前にパワー0の処理で破壊されてしまう。 -[[《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》]]があると、[[強制]]の「ただし、コストは0以下にはならない」が適用されて[[召喚]]コストが1になる。(([[コスト0]]も参照。)) --関連裁定:無色のコスト0クリーチャーの召喚の扱いについて >Q.相手の[[《ポクチンちん》]]と、自分の[[《爆裂筋肉養成所》]]がバトルゾーンにある状況で[[《夢幻なる零龍》]]を召喚した場合、[[《ポクチンちん》]]の能力で、[[《夢幻なる零龍》]]は山札の一番下に置かれますか? A.はい。マナコストを支払っていないので、山札の一番下に置かれます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40376/]](2021.10.22) --関連裁定:無色のコスト0クリーチャーへの[[強制]]の[[コスト軽減]]に含まれるコストの下限について >Q.[[《フィーバー・ナッツ》]]がバトルゾーンにいる状況で、[[《夢幻なる零龍》]]を召喚する場合、支払うマナコストは1ですか?&br;類似例:[[《ゾンビポンの助》]] A.はい、支払うコストは1です。元のコストが0であるカードを使用する場合でも、コストを軽減する効果は適用されます。&br;《フィーバー・ナッツ》が適用されるので、コストを1支払う必要があります。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40378]](2021.10.22) **他のカード・デッキとの相性 [#c097a618] -[[【白赤アーマード・サムライ】]]では[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]の疑似[[アタックトリガー]]で出して攻撃[[クリーチャー]]から《ドスファング》を剥がして再利用できたり、[[《天装 タイショウ・アームズ》]]のクロスコストを払わずに[[ブロッカー]]を用意できたりと攻防に渡り活躍する。 --このギミックは、下記の「環境において」の該当デッキで実際に活用されていた。 -[[《マキシマム・ディフェンス》]]の様に、場にクリーチャーを用意できなくてクロスし損ねた[[S・トリガーX]]もこのクリーチャーがいれば速やかに利用可能。 -[[《超銀河弓 ANOTHER》]]のような大型パンプアップ、[[《ペトリアル・フレーム》]]による[[アンタッチャブル]]付与など、他のカードありきではあるが、素の状態の貧弱さは気にならない。 -[[《大神秘ハルサ》]]や[[《星狼凰マスター・オブ・デスティニー》]]などの[[サムライ]]進化クリーチャーの[[進化元]]としても考慮できる。[[アクセル]]持ちの前者は必然的にクロスしてあることが重要になるため、《試作品 クロコギア》が出る前に[[自壊]]対策クロスギアを出しておくという手間は相殺される。[[アクセル]]を持たない後者だが、コンボの為に[[《フェアリー・スコップ》]]がクロスされる事が多いのでこれもまた役立つ。 -クロスギアを使わないデッキでは、[[【シラズソンクン】]]の[[墳墓避け]]ならびに9枚目以降の即自爆クリーチャーとして採用できる。 -[[自壊]]できる[[サムライ]]という部分に着目して、[[チアリ]]は[[《貴星虫イザハヤテ》]]とのコンボを狙うデッキを披露した。>[[デュエチューブより>https://www.youtube.com/watch?v=c-H072EPdyY]] -[[《炎刃 イダテン・アクセラー》]]と組み合わせれば1ターン目からプレイヤーを攻撃でき、そこで[[《革命の炎 フレア・ハシッチ》]]に[[革命チェンジ]]できる。さらに[[《革命類侵略目 パラスキング》]]を足せば先攻2ターンキルも可能。 --また同時に、あらゆる[[クロスギア]]の持つ「クロス先の攻撃時」の能力を手札2枚と[[火]](1)を追加で支払えば、そのクロスギアを出したターンに使用できる、とも解釈できる。もちろん《イダテン・アクセラー》を予め出しておけば追加コストも必要ない。 クロスギアの隆盛が鎮火して久しいと言えど、[[《バジュラズ・ソウル》]]の2枚[[ランデス]]などといった強力な効果を回避不可能なタイミングで繰り出せるのは特筆するに値するか。 **環境において [#s4479925] [[DM23-EX2]]発売2日目の[[CS>チャンピオンシップ]]([[オリジナル]])でこのカードを[[4枚積み]]した[[【白赤アーマード・サムライ】]]がベスト4入賞を果たした。次第に[[【白赤アーマード・サムライ】]]の標準装備に近くなったが、特に強力なのは[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]の[[アタックトリガー]]再利用であり、運は絡むが[[《竜牙 リュウジン・ドスファング》]]とこのクリーチャーを3ターン目までに各4枚掘り当て、そのまま過剰打点で押し切ることも現実的に起こり得る。 また、[[DM23-RP4]]発売日に行われた[[アドバンス]][[CS>チャンピオンシップ]]でこのカードを2枚採用した[[【黒単零龍】>【零龍ギャスカ】]]が優勝している(32人規模)。しかし採用理由は単なるコスト0クリーチャーの増量という側面が強く、このカード自身の能力の活用を図ったものではない。 [[【白赤アーマード・サムライ】]]の流行が過ぎた後も、[[アドバンス]]の[[《滅亡の起源 零無》]]採用のコスト0[[自壊]]クリーチャー基盤で採用される場合がある。 **その他 [#aa213bc7] -[[クロスギア]]の[[イラスト]]に描かれていた黒い人影が[[クリーチャー]]としてカード化した。[[クリーチャー]]になるに際して「[[《仙界一の天才 ミロク》]]が生み出した、[[クロスギア]]の性能テスト用の魔導生命体」という設定が付け加えられている。また、黒い人影は各クロスギアの文明に応じた色のラインが体に引いてあるが、このクリーチャーの場合は虹色となっており、[[無色]]であることも相まって[[ゼニス]]を彷彿とさせる。 --[[クロスギア]]のページに記載があるが、この「黒い人影」は公式以外からの発信で「エンハンスメント」という名前を持つとのこと。 -[[カード名]]の由来は舞台などで黒ずくめの格好をし、役者の演技を手伝う「黒子」とクロスギアを組み合わせたものだろうか。黒子は役者と違って個性もなく無名であることから、長らく無名のまま[[クロスギア]]の引き立て役となってきたこのクリーチャーにはぴったりの由来と言える。 -[[イラスト]]には各文明の軽量クロスギアが描かれており、左から[[《クルト・アーム》]]、[[《クエイク・スタッフ》]]、[[《インビジブル・スーツ》]]、[[《エメラルド・クロー》]]、[[《炎刃 ズバット・アクセラー》]]である。 -[[《クルト・アーム》]]とはある意味逆の性質をしている。あちらは[[コスト踏み倒し]]にクリーチャーが必要で、こちらは無色のコスト0で常時[[コスト踏み倒し]]同然だがクリーチャーとしてバトルゾーンに生き残るにはクロスギアが必要になる。 **関連カード [#related] -[[《ミロクの弟子 ニョライ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DM23-EX2]]&br;'''クロコギアは、創作した[[クロスギア]]のテストをするべく[[ミロク>《仙界一の天才 ミロク》]]の生み出した魔導生命体である。''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[Ishibashi Yosuke]] --[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](65/112) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] //--[[DMPP-00 第00弾「 」>DMPP-00]] **参考 [#reference] -[[コスト0]] -[[アーマード・ヘドリアン]] -[[サムライ]] -[[出す時]] -[[状態定義効果]] -[[アクセル]] -[[パンプアップ]] ---- [[公式Q&A]] -1つ目の能力について >Q.''《試作品 クロコギア》''の「出す時」の能力は、どうやって使いますか? A.''《試作品 クロコギア》''を出す際に、すでにバトルゾーンにある好きな数のクロスギアを''《試作品 クロコギア》''にクロスした状態で出せる能力です。この際、クロスのコストを支払う必要はありません。&br;これは状態定義効果ですので、''《試作品 クロコギア》''が出るのと同時に処理されます。クロスギアを%%装備%%クロスして''《試作品 クロコギア》''を出す場合、出た瞬間に「アクセル」によりパワーが500追加されるので、''《試作品 クロコギア》''は破壊されません。 //[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43930]](2023.10.20) [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44087]](2023.10.20初稿)(2023.11.17改訂) &tag(クリーチャー,無色,コスト0,アーマード・ヘドリアン,アーマード,ヘドリアン,サムライ,パワー0000,パワー0000+,出す時,クロス,クロスギアサポート,コスト踏み倒し,アクセル,パンプアップ+500,パンプアップ,アンコモン,UC,Ishibashi Yosuke); &tag(クリーチャー,無色,コスト0,アーマード・ヘドリアン,アーマード,ヘドリアン,サムライ,パワー0000,パワー0000+,出す時,クロス,クロスギアサポート,コスト踏み倒し,アクセル,パンプアップ+500,パンプアップ,アンコモン,UC,Ishibashi Yosuke);