#author("2023-01-19T11:37:27+09:00","","")
#author("2023-10-19T07:11:53+09:00","","")
*《&ruby(ごせいれいき){護精霊騎};ヴァルチャー》 [#wa6da1ed]

|護精霊騎ヴァルチャー C 光/自然文明 (2)|
|クリーチャー:アーク・セラフィム/セイント・ヘッド 3000|
|O・ドライブ−水×1と闇×1と火×1|
|OD−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに置き、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。|

[[DM-27]]で登場した[[光]]/[[自然]]の[[アーク・セラフィム]]/[[セイント・ヘッド]]。

[[O・ドライブ]]で[[山札]]から[[マナブースト]]した後、[[マナ回収]]を行う。
なお、効果は[[任意]]だが、発動する場合は両方とも使用する必要がある。


[[《龍仙ロマネスク》]]、[[《フェアリー・ミラクル》]]など優秀な[[マナブースト]]を持つ[[【5色コントロール】]]では、[[マナ回収]]は選択肢が広く強力である。[[5色]][[デッキ]]は広い[[カードプール]]から様々な役割を持つ[[カード]]を採用できるため、それらを好きなタイミングで[[マナ回収]]し使用できる意義は大きく、[[O・ドライブ]]の条件と[[能力]]の用途がかみ合っている。
[[マナ回収]]の内容も[[マナ]]にも[[手札]]にも負荷をかけないものとなっており、[[グッドスタッフ]]性が高く強力な1枚。

他の[[マナ回収]]と比較した場合、[[《ストーム・クロウラー》]]、[[《カブラ・カターブラ》]]、[[《炎晶バクレツ弾》]]、[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]らとは[[マナ]]を減らさない点が、[[《黙示賢者ソルハバキ》]]とは[[手札]]を減らさない点が利点となる。
一方で、《ヴァルチャー》は実質5[[コスト]]([[マナブースト]]で[[アンタップ]][[マナ]]を引き当てれば4[[コスト]])であり、やや重いことが欠点となる。

[[【5色フェアリー・ミラクル】]]では、[[自然]]を含んだ[[多色]]の[[マナ基盤]]となり、[[《フェアリー・ミラクル》]]の条件達成に貢献できる。[[多色]]の[[クリーチャー]]であるため、[[《ラスト・バイオレンス》]]から[[サーチ]]することが出来、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]等の[[多色]]指定[[進化]]の[[進化元]]になれる。
[[O・ドライブ]]は[[マナ]]ではなく[[文明]]を支払う能力であるため、0[[マナ]]の[[5色レインボー]]も[[コスト]]として支払える。上記の事も含めて、[[《ラスト・バイオレンス》]]とはとても相性がいい。

[[コスト]]2[[パワー]]3000の[[アーク・セラフィム]]/[[セイント・ヘッド]]と、能力を無視しても優良な基礎スペックを持つ。[[5色]][[デッキ]]においては[[《聖帝カシオペア・ストーリー》]]の貴重な[[進化元]]と1つ。
[[【5色フェアリー・ミラクル】]]では、有用に生かせる場面は多くないものの、2[[マナ]]で出して[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]に[[進化速攻]]したり、[[《バキューム・クロウラー》]]の安い[[コスト]]にしたりなどの運用が考えられる。
[[アーク・セラフィム]]の[[種族]][[デッキ]]では、[[セイント・ヘッド]]としても参照できる[[コスト]]2[[パワー]]3000の[[準バニラ]]として運用できる。

後に[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]が登場すると、そちらは条件によっては[[シールド追加]]をすることが出来、[[《勝利のプリンプリン》]]などの[[サイキック・クリーチャー]]の[[能力]]によってより多くの盤面を解決できる汎用性を持っており、同じ[[文明]]であることもあって、多くの[[5色]][[デッキ]]で《ヴァルチャー》と入れ換えられることになった。
それでも尚[[《ラスト・バイオレンス》]]にとっては替えの効かない存在であったが、5[[コスト]]で2枚の[[マナブースト]]後に[[マナ回収]]を行う[[《飛散する斧 プロメテウス》]]が登場するとさらに立ち場を悪くし、[[クリーチャー]]である利点も怪しいものとなった。

以降[[《白米男しゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]等の優秀な[[マナ回収]]が続々と登場しており、単純な[[カードパワー]]の差から敢えて《ヴァルチャー》を採用する理由は少なくなった。

現在では多くの後輩に立ち場を譲ったが、[[5色]][[デッキ]]においては優秀な[[マナ回収]]の1つであった。[[サイクル]]中[[《深塊封魔ゲルネウス》]]とならんで高い有用性をもち、多くの[[5色]][[デッキ]]の強化に貢献した。
真剣勝負で姿を見ることはなくなったが、現在でも上記した[[《聖帝カシオペア・ストーリー》]]の[[進化元]]になるなど[[種族]]の個性は保っており、[[アーク・セラフィム]]がらみの[[デッキ]]を作る時は一考しておきたい。

-特性上、[[《聖帝カシオペア・ストーリー》]]と相性が良い。

-[[多種族]]の[[セイント・ヘッド]]は通常「秘精」と付くが、このカードは「護精」となっている。

-名前の由来はハゲタカを意味するヴァルチャーに力天使を意味するヴァーチュースをかけたものと思われる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#m0514323]

|護精霊騎ヴァルチャー UC 光/自然文明 (2)|
|クリーチャー:アーク・セラフィム 3000|
|O・ドライブ[水/闇/火(3)]:バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンから多色カードを探索し、1枚を手札に戻してもよい。|

[[DMPP-09EX]]で実装。
[[レアリティ]]が[[アンコモン]]になり、[[セイント・ヘッド]]消去、マナ回収が[[探索]]かつ[[多色]]カード限定に変更された。

デュエプレでは多色カードを3種類以上入れることはザラであり、[[DP殿堂]]の[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を手札に戻そうとしたのに回収できずに終わるなどの不発が多々あるためかなり使いづらい。
《ヴァルチャー》自身も多色カードなため、2枚以上デッキに採用したらマナゾーンに置いた《ヴァルチャー》が、召喚して効果を使った《ヴァルチャー》に悪影響を与えるということも考えうる。

-[[フレーバーテキスト]]では[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]vs[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]の決着が語られている。ちなみにTCG版では相討ちとなったが、デュエプレ版では《ボルフェウス・ヘヴン》の勝利ということになっている。
--パックが実装される前に[[背景ストーリー]]のネタバレが公式Twitterにて行われてしまった。

**[[サイクル]] [#a07ab002]
[[DM-27]]の[[O・ドライブ]]で5色を要求するカード。いずれも[[ハイブリッド種族]]とそのサポート種族で構成されている。
-[[《機械提督デリンダー》]]
-[[《深塊封魔ゲルネウス》]]
-[[《闘竜炎霊パイロン》]]
-[[《甲蟲幻獣カブトワン》]]
-''《護精霊騎ヴァルチャー》''

**関連カード [#g85f4aa2]
-[[《アラーム・ラディッシュ》]]
-[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]
-[[《Disヴァルチャ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#dea7db8c]
-[[DMPP-09EX]]
'''[[暗黒凰>《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]と[[超聖竜>《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]が対峙した。まるで惑星が激突したかのような衝撃が一週間にわたって轟き続けたが、最後に立っていたのは超聖竜の方だった。'''

**収録セット [#t591af49]
***[[デュエル・マスターズ]] [#wade322b]
-illus.[[gel]]
--[[DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」>DM-27]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#z791080d]
-CV:[[岡井カツノリ]]
-illus.[[gel]]
--[[DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]]

**参考 [#t55f899d]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[セイント・ヘッド]]
-[[タップイン]]
-[[O・ドライブ]]
-[[水]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[マナブースト]]
-[[カード]]
-[[マナ回収]]

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