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護精霊騎ヴァルチャー C 光/自然文明 (2) |
クリーチャー:アーク・セラフィム/セイント・ヘッド 3000 |
O・ドライブ−水×1と闇×1と火×1 |
OD−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに置き、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。 |
DM-27で登場した光/自然のアーク・セラフィム/セイント・ヘッド。
O・ドライブで山札からマナブーストした後、マナ回収を行う。
なお、効果は任意だが、発動する場合は両方とも使用する必要がある。
《龍仙ロマネスク》、《フェアリー・ミラクル》など優秀なマナブーストを持つ【5色コントロール】では、マナ回収は選択肢が広く強力である。5色デッキは広いカードプールから様々な役割を持つカードを採用できるため、それらを好きなタイミングでマナ回収し使用できる意義は大きく、O・ドライブの条件と能力の用途がかみ合っている。
マナ回収の内容もマナにも手札にも負荷をかけないものとなっており、グッドスタッフ性が高く強力な1枚。
他のマナ回収と比較した場合、《ストーム・クロウラー》、《カブラ・カターブラ》、《炎晶バクレツ弾》、《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》らとはマナを減らさない点が、《黙示賢者ソルハバキ》とは手札を減らさない点が利点となる。
一方で、《ヴァルチャー》は実質5コスト(マナブーストでアンタップマナを引き当てれば4コスト)であり、やや重いことが欠点となる。
【5色フェアリー・ミラクル】では、自然を含んだ多色のマナ基盤となり、《フェアリー・ミラクル》の条件達成に貢献できる。多色のクリーチャーであるため、《ラスト・バイオレンス》からサーチすることが出来、《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》等の多色指定進化の進化元になれる。
O・ドライブはマナではなく文明を支払う能力であるため、0マナの5色レインボーもコストとして支払える。上記の事も含めて、《ラスト・バイオレンス》とはとても相性がいい。
コスト2パワー3000のアーク・セラフィム/セイント・ヘッドと、能力を無視しても優良な基礎スペックを持つ。5色デッキにおいては《聖帝カシオペア・ストーリー》の貴重な進化元と1つ。
【5色フェアリー・ミラクル】では、有用に生かせる場面は多くないものの、2マナで出して《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》に進化速攻したり、《バキューム・クロウラー》の安いコストにしたりなどの運用が考えられる。
アーク・セラフィムの種族デッキでは、セイント・ヘッドとしても参照できるコスト2パワー3000の準バニラとして運用できる。
後に《超次元ホワイトグリーン・ホール》が登場すると、そちらは条件によってはシールド追加をすることが出来、《勝利のプリンプリン》などのサイキック・クリーチャーの能力によってより多くの盤面を解決できる汎用性を持っており、同じ文明であることもあって、多くの5色デッキで《ヴァルチャー》と入れ換えられることになった。
それでも尚《ラスト・バイオレンス》にとっては替えの効かない存在であったが、5コストで2枚のマナブースト後にマナ回収を行う《飛散する斧 プロメテウス》が登場するとさらに立ち場を悪くし、クリーチャーである利点も怪しいものとなった。
以降《白米男しゃく》等の優秀なマナ回収が続々と登場しており、単純なカードパワーの差から敢えて《ヴァルチャー》を採用する理由は少なくなった。
現在では多くの後輩に立ち場を譲ったが、5色デッキにおいては優秀なマナ回収の1つであった。サイクル中《深塊封魔ゲルネウス》とならんで高い有用性をもち、多くの5色デッキの強化に貢献した。
真剣勝負で姿を見ることはなくなったが、現在でも上記した《聖帝カシオペア・ストーリー》の進化元になるなど種族の個性は保っており、アーク・セラフィムがらみのデッキを作る時は一考しておきたい。
護精霊騎ヴァルチャー UC 光/自然文明 (2) |
クリーチャー:アーク・セラフィム 3000 |
O・ドライブ[水/闇/火(3)]:バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンから多色カードを探索し、1枚を手札に戻してもよい。 |
DMPP-09EXで実装。
レアリティがアンコモンになり、セイント・ヘッド消去、マナ回収が探索かつ多色カード限定に変更された。
デュエプレでは多色カードを3種類以上入れることはザラであり、DP殿堂の《無双竜機ボルバルザーク》を手札に戻そうとしたのに回収できずに終わるなどの不発が多々あるためかなり使いづらい。
《ヴァルチャー》自身も多色カードなため、2枚以上デッキに採用したらマナゾーンに置いた《ヴァルチャー》が、召喚して効果を使った《ヴァルチャー》に悪影響を与えるということも考えうる。
DM-27のO・ドライブで5色を要求するカード。いずれもハイブリッド種族とそのサポート種族で構成されている。