#author("2024-01-20T15:46:01+09:00","","")
#author("2024-03-30T17:15:11+09:00","","")
*《&ruby(かいじゅう){貝獣}; パウアー》 [#qf0cd606]

|貝獣 パウアー P(R) 水文明 (7)|
|クリーチャー:ムートピア 5000|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|このクリーチャーが出た時、あるいは、相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によってこのクリーチャーが自分の手札から捨てられた時、カードを4枚引いてもよい。|

[[DMEX-02]]で登場した[[水]]の[[ムートピア]]。

[[cip]]又は相手の[[呪文]]か[[クリーチャー]]によって捨てられた時に4枚[[ドロー]]出来る擬似[[マッドネス]][[ブロッカー]]。

7コストと重いが、[[手打ち]]を考えて使う場合は[[《ブレイン珊瑚の仙樹》]]との相性が良い。
コストが7→8とキレイにつながり、相手の[[ハンデス]]による戦術崩壊を防ぎ、ブロッカーとして時間稼ぎができる。
普通に攻撃できるのでトドメをさす場合にも役に立つ。

従来の[[マッドネス]]と違い、この[[クリーチャー]]が[[手札]]から捨てられた場合''[[バトルゾーン]]に出ず[[墓地]]に置かれたまま''な点に注意。
また[[呪文]]や[[クリーチャー]]によって捨てられた時しか[[能力]]は[[トリガー]]しないので、[[クロスギア]]や[[ドラグハート・ウエポン]]、[[ドラグハート・フォートレス]]などの[[効果]]で捨てられた場合も[[ドロー]]出来ない。

[[《絶対の畏れ 防鎧》]]などの[[ハンデス]][[メタ]]の場持ちが信頼できない環境ならハンデス対策として採用に値する一枚。

-[[ドロー]]自体は[[任意]]だが[[ドロー]]する枚数は4枚で固定。[[能力]]が[[トリガー]]した時[[ドロー]]出来る枚数は0枚か4枚の二つに一つである。

-例によって「相手のカード」タイプの[[マッドネス]]なので、[[ムートピア]]が得意としている[[ディスカード]]戦略に組み込むこともできない。相手が[[ハンデス]]を使わない場合はそれこそ死に札になりかねない。

-[[水]][[単色]]の疑似マッドネスということで、[[【ライベルモットループ】]]におけるハンデス対策としても利用価値がある。

-[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]のように[[ブロッカー]]でありさえすれば何でも出せる[[コスト踏み倒し]]で出せるようにすれば無駄がない。

**環境において [#t45dc6b5]
登場からしばらくはマッドネスが環境に刺さらないためあまり評価されていなかったが、[[DM22-RP1]]期辺りになると、[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]、[[【白青ギャラクシールドライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]を中心に3枚以上積まれるようになった。中には疑似マッドネス以外で能力を使う機会がないと言っても良い[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]に4枚積みされ、それがオリジナルでチャンピオンシップ3位入賞を果たしたという例まである。この頃になると[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]がオリジナルのトップメタの一角に立っており、これも流行の要因の1つと言える。[[多色]]を重用する[[【5色ザーディクリカ】]]でも2枚程度挿される場合があり、[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]で出し入れしてまともにハンドを稼ぐ場合も。

しばらくすると[[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]における[[《水上第九院 シャコガイル》]]での[[エクストラウィン]]補助を兼ねるマッドネス枠としても使われるようになった。3枚以上搭載されるケースが激増し、単なるマッドネスの枠を超えた[[リソース]]要員としての運用が主体となった。

その後需要は収束したが、2023年5月に入ると[[オールハンデス]]を武器とする[[【5色ザーディクリカ】]]が息を吹き返し、オールハンデスに対するリカバリーとなるこのカードの需要が復活。

2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂を機に[[【メクレイド刃鬼】]]が一定の活躍を見せるようになると、[[ガチンコ・ジャッジ]]以外のシナジーがこれといってないにも拘らず、非ドラゴンハンター基盤で使われるように。

[[DM23-EX2]]期に[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統が大幅強化されると、[[【白青天門】>【ヘブンズ・ゲート】]]に3枚以上まとまった数投入されるケースが目立つように。[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]経由で純粋なリソース系としても利用できるため手に余りにくい。[[【白緑巨大天門】]]のような[[《巨大設計図》]]基盤にもタッチされる場合がある。

[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期には[[【アカシック3】]]にも[[《巨大設計図》]]で[[回収]]できることを重視されて2枚程度採用される事例が見られるように。
//極力呪文比率を高める必要があるそちらの[[デッキ]]に[[コンボ]]に関係ないにもかかわらず入る辺りその強力さが窺い知れよう。
//《アカシック3》着地時点で、1枚でも山札を掘れる呪文があったらコンボできるから、別にセミフル呪文デッキを組む必要はないのでは?むしろ《巨大設計図》で相手に《貝獣 パウアー》が手札に加わった様子を見せて、コンボパーツを落とそうとするハンデスへの牽制の意味がある気がする。

[[DM23-EX3]]期には、勝敗を左右しかねない大幅[[コスト軽減]]を持つ[[手札誘発]]である[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]を構えている時に飛んでくると厄介な[[ランダムハンデス]]への牽制として[[【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】>【超神星DOOM・ドラゲリオン】#gf022089]]に投入される事例も見られるようになった。

コンボにより無限ターンを獲得すれば打点として利用できる余地もある。

**その他 [#wabcfa52]
-モチーフはパウア貝。ニュージーランド近海に生息するアワビ3種類の総称で、殻の真珠層は特有の光沢を持つ。

-[[DM23-EX2]]で再録された際に、[[レアリティ]]が[[レア]]に設定された。

//-[[cip]]および相手の[[ハンデス]]で手札を回復させることができるという点では[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]を連想させる。また、同じエキスパンションに収録されていた[[《光サス奇跡ノ裁徒》]]も[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]を連想させる大量呪文回収の能力を持っており、「[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]が殿堂入りを受ける前兆なのではないか?」と囁かれることがあった。
//--しかし、その[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]は[[DMRP-07]]の[[ウルトラゴールデンカード]]として再録され、2019/3/1付の[[殿堂レギュレーション]]改定でも[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]の名前が挙がることはなかった。

**関連カード [#h97853f7]
-[[《アクア闘士 サンダーボルト》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#v96e78e9]
-[[DMEX-02]]&br;'''相手の[[手札破壊]]で逆に[[手札補充]]! それがパウアーの持つ[[パワー>能力]]だ!'''
-プロモ(P26/Y22)&br;'''相手の妨害をパワーに変えろ!'''

**収録セット [#xe2822e4]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Kare]]
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]]
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超15/超38)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P26/Y22)

**参考 [#f9bb7057]
-[[ムートピア]]
-[[ブロッカー]]
-[[cip]]
-[[呪文]]
-[[効果]]
-[[クリーチャー]]
-[[能力]]
-[[ハンデス]]
-[[マッドネス]]
-[[ドロー]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分の[[《「雷光の聖騎士」》]]がある状況です。&br;相手のクリーチャーにダイレクトアタックされ、自分のシールドがブレイクされる際、[[《「雷光の聖騎士」》]]の「シールドブレイクのかわりに」の置換効果を適用して手札から''《貝獣 パウアー》''を捨てました。&br;この''《貝獣 パウアー》''の「自分の手札から捨てられた時」の能力で、自分はカードを4枚引けますか?
A.いいえ、引けません。&br;ダイレクトアタックによるブレイクは、効果や能力によるブレイクとして扱われません。そのため、それを置換して''《貝獣 パウアー》''を捨てたとしても効果や能力によって捨てられたことにはなりません。
#region2(([[総合ルール]] [[701.14a>総合ルール本文#rule701_14a]])){{
:701.14a |シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43242]](2023.5.19)

>Q.自分の[[《「雷光の聖騎士」》]]がある状況です。&br;相手の[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]が自分を攻撃した時、自分は「ブロッカー」でブロックしました。&br;[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]の「ブロックされた時」の能力で自分のシールドが3つブレイクされる際、[[《「雷光の聖騎士」》]]の「シールドブレイクのかわりに」の置換効果を適用して手札から''《貝獣 パウアー》''を捨てました。&br;この''《貝獣 パウアー》''の「自分の手札から捨てられた時」の能力で、自分はカードを4枚引けますか?
A.はい、4枚引けます。置換効果は効果の発生源を変更しないため、''《貝獣 パウアー》''は[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]の能力によって捨てられたことになります。
#region2(([[総合ルール]] [[701.14a>総合ルール本文#rule701_14a]])){{
:701.14a |シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43243]](2023.5.19)

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト7,ムートピア,貝獣,パワー5000,ブロッカー,cip,捨てられた時,出た時または捨てられた時,マッドネス,ドロー,P,レアリティなし,R,レア,Kare,アビス・レボリューションブロック);