#author("2022-09-16T15:56:37+09:00","","")
#author("2022-09-18T00:04:45+09:00","","")
*《&ruby(ちょうしんりゅう){超神龍};バリアント・バデス》 [#kfdc15a3]

|超神龍バリアント・バデス SR 自然文明 (8)|
|進化クリーチャー:アース・ドラゴン 0000+|
|マナ進化GV−自然のクリーチャーを3体まで自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|このクリーチャーは、このクリーチャーの下に重ねたカードの合計のパワーを持つ。|
|このクリーチャーは、パワーが6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。|
|このクリーチャーは、パワーが12000以上の時、「T・ブレイカー」を得る。|
|このクリーチャーは、パワーが18000以上の時、「Q・ブレイカー」を得る。|

[[DM-28]]で登場した[[マナ進化GV]][[アース・ドラゴン]]。

基本[[パワー]]が0であり、[[進化元]]の[[パワー]]を自らの[[パワー]]として加算するという変わった[[能力]]を持つ。増えた[[パワー]]に応じて[[シールド]][[ブレイク]]数も増える。
序盤に泣く泣く[[マナ]]にした大型獣を[[進化元]]にすればとんでもない[[パワー]]となる。

普通に使うと[[アース・ドラゴン]]お馴染みの[[準バニラ]][[ファッティ]]だが、[[進化クリーチャー]]なので[[召喚酔い]]なしで殴れるのが強み。[[マナ]]さえ貯まっていれば[[《母なる星域》]]で3マナで出せるので、突然[[Q・ブレイカー]]で殴りかかることもできる。

//また、[[《ロイヤル・ドリアン》]]と組み合わせることで「[[マナゾーン]]の[[クリーチャー]]を3体まで出せる」という強力な[[コンボ]]が可能(できれば[[《母なる星域》]]も併用したい)。[[《偽りの名 13》]]や[[《剛撃無双カンクロウ》]]などを[[進化元]]にすれば、[[1ショットキル]]も容易だろう。ただし、裁定変更によってこのように出した場合でも[[召喚酔い]]はする扱いとなったので要注意である。

//-[[《ロイヤル・ドリアン》]]でこのカードを[[退化]]させて出せるのは基本的に[[自然]]の[[クリーチャー]]のみだが、[[自然]]が含まれていればいいので[[自然]]を含む[[多色]]獣や[[5色レインボー]]獣等を一気に揃える事もできる。近年では自然文明だけでも[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]と[[《古代楽園モアイランド》]]の2体だけで十二分なロック体制を築き上げることができるので、一考の価値はある。
//ルール改訂によりコメントアウト

淡白な性能ではあるが、[[デッキビルディング]]次第では非常に強力な[[カード]]と言える。

-パワーを「得る」「追加する」ではなく「''持つ''」という特殊なテキストである。
--[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]] Ver.1.20で追記された、「[[特性定義能力]]」の例として挙げられた。
--これは、[[パワー固定]]のような[[特性固定効果]]ではない。[[特性定義能力]]は[[特性固定効果]]に負ける([[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1284044891757015040]])。そのため、持つパワーに[[パンプアップ]]や[[パワー低下]]などの計算を行うことができる。

-[[パワード・ブレイカー]]の登場前のこのような能力に共通することだが、このような場合は同時に複数の[[ブレイカー]]能力を持つことになる。ブレイク数は累積しないが、ブレイクを行う際にどれか1つを選んで適用できる(適用せずシングルブレイクは不可)。例えば、パワーが18000以上でもあえて[[W・ブレイカー]]で2つだけブレイクすることができる。

-他の[[進化GV]]系能力とは異なり、[[進化元]]の指定が「3体まで」なので、0体〜2体から[[進化]]させても構わない。
--ただし[[進化元]]が0枚だと[[パワー]]が0になるので、[[《光器ペトローバ》]]などの何らかの[[常在型能力]]で[[パンプアップ]]してやらないと即座に[[破壊]]されてしまう。
--おそらく、「[[バリアント>《バリアント・スパーク》]] (variant)」の通り状況に応じて進化元を自在に選ばせたいというコンセプトだったのだろう。そこに1体以上という指定を忘れていたため0体を使う進化が可能になったと考えられる。後にこのコンセプトは、1体以上という指定を加えた[[超無限進化]](マナゾーンを使えるものは[[超無限進化・Ω]])として、[[進化元]]なくして[[進化]]できるという特殊挙動は[[禁断スター進化]]や[[S-MAX進化]]として形を変えて登場することになった。

-基礎パワーがあまりにも低いため、[[《緑神龍バグナボーン》]]や[[《凶鬼34号 バッシュ》]]で[[バトルゾーン]]に出すこともできる。しかし連発すると[[マナ]]があっという間になくなってしまうので注意。

-[[2021年3月16日ルール改訂]]以前は[[《ロイヤル・ドリアン》]]と組み合わせることで「[[マナゾーン]]の[[《偽りの名 13》]]や[[《剛撃無双カンクロウ》]]などの強力な[[進化元]]から進化してそこから《ドリアン》を使い[[退化]]すれば[[クリーチャー]]を3体まで出せる」という強力な[[コンボ]]が可能であった。
ルール改訂により進化元が1体しか残せなくなった為、改訂後はこのコンボは使用できない。

-使用率は低いものの、[[《超神星ブラックホール・サナトス》]][[《リバース・トーン》]]には注意。

-初の[[フェニックス]]ではない進化GVクリーチャー。

-[[マナ進化]]時にこの[[クリーチャー]]が最高パワーとなるのは、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を進化元にした場合の∞である。ただし、[[自然]]の[[クリーチャー]]ではないため、[[《薫風妖精コートニー》]]などが[[バトルゾーン]]に出ていてマナが[[染色]]されていることが条件となる。
--《ゲンムエンペラー》を使わない場合は、次点で[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]1体と[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]2体の1111997、《ドキンダムX GS》3体の299997と続く。もっともこちらも染色が必要な上、《ドルマゲドンX》に至っては[[破壊]]と[[特殊敗北]]を乗り越える必要があるためそこまでする理由はない。
//大人しくゲンム3体かXGS3体でいいだろう。
---[[2021年3月16日ルール改訂]]により、[[超無限進化]]と[[退化]]を組み合わせることで敗北回避せずに《ドルマゲドンX》を進化元にすることができるようになった。一応。
--もともと[[自然]]の[[クリーチャー]]に限った場合、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]3体を進化元にする事でパワーが最高値の162963となる。
//--かつては殿堂レギュレーションを無視すると、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]1体と[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]2体で1199997のパワーを得ることも可能ではあった。なお、現在は[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]のルール変更によりそもそも《ドルマゲドン》と《ドキンダム》を計2枚以上使うこと自体ができない。
//余裕で更新されたためもう記述の必要がないかと
--[[《カモン・ビクトリー》]]などでゲームで使うカードを増やし、[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]などで下のカードを増やせば、いくらでもパワーを上げることができる。とはいえ、《ゲンムエンペラー》でパワーが無限になるとそれ以上大きくなることはないが。

-《超神龍バリアント・ハデス》ではなく、《超神龍バリアント・''COLOR(#0000ff){バ}''デス》である。意外なところに濁点がさらに付くので名称指定時には注意。

-[[フレーバーテキスト]]の「三本の矢」は毛利元就のエピソードから取られたのだろう。[[サムライ]]ではないが、[[戦国編]]らしい文面である。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#w6bbe13a]
|超神龍バリアント・バデス SR 自然文明 (8)|
|進化クリーチャー:アース・ドラゴン 0000+|
|マナ進化GV-自然のクリーチャー3枚|
|このクリーチャーは、このクリーチャーの下に重ねたカードの合計のパワーを持つ。|
|パワード・ブレイカー|
|破壊される時、かわりにマナゾーンに置く。|

[[DMPP-13]]で実装。TCG版では、0体の進化元というバグのような進化が可能だったが、デュエプレでは修正されて[[進化GV]]という用語通り3体が進化元の数になった。
[[パワード・ブレイカー]]化により、パワーを24000以上にすることで[[Q・ブレイカー]]を超えたブレイクができる。

[[破壊置換効果]]で、自身と[[マナ進化]]の進化元をマナゾーンに戻せる[[《大作家ヴィクトル・ユニゴーン》]]のような性質を得た。

進化元には、カード性能の変更でTCG版より運用のしやすさが上昇した[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]や[[《神羅トルネード・ムーン》]]を採用でき、5ブレイク以上を狙うことができる。

前弾では[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]のパワーが上方修正されている。また、このカードの情報公開日は[[ジャイアント]]が多かったので[[ビッグマナ]]に寄せた[[【ジャイアント】>【ジャイアント】 (デュエプレ)]]で使ってほしいという運営からのメッセージかもしれない。

-環境においては、事前の予測通り[[【ジャイアント】>【ジャイアント】 (デュエプレ)]]の[[1ショットキル]]要員として1~2枚程度採用された他、[[DMPP-15]]期に[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]と[[《秋麗妖精リップル》]]の登場で成立した【白青緑グレイトフル・ライフ】においてもサブプランとして採用されている。
--【白青緑グレイトフル・ライフ】においては、[[破壊]]された《グレイトフル・ライフ》は自身の効果で[[マナゾーン]]に置かれるため、そちらを進化元として《バデス》を出しやすい。また《グレイトフル・ライフ》や[[《神羅トルネード・ムーン》]]と[[《進化の化身》]]を共用できるため、[[1枚積み]]であっても《バデス》を手札に加えやすい。
--《グレイトフル・ライフ》の効果で大きくマナが伸びるため、[[《アラゴト・ムスビ》]]と組み合わせて大規模マナ回収としても使える。

-[[《緑神龍バグナボーン》]]はデュエプレでも進化クリーチャーを出せるので、[[アタックトリガー]]で《超神龍バリアント・バデス》を出すこともできる。しかし《バグナボーン》が[[W・ブレイカー]]なので《バリアント・バデス》で攻撃する前に2つブレイクしてしまうのはややアンチシナジー。

-必ず3枚選ばなければいけない点は注意。例えばTCG版なら[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]1枚でパワー23000になるため、それ以上は選ばずマナ消費を抑えるという選択もできたが、こちらではできない。もっとも[[破壊置換効果]]により、マナを減らすデメリットそのものは大きく軽減されているが。

**関連カード [#l74e6b2e]
-[[《チョコっとハウス <バデス.Star>》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#z5dad161]
-[[DM-28]]、[[DMPP-13]]&br;'''3本束ねた矢が折れぬのなら、[[束ねられた3つの自然の力>マナ進化GV]]はどれほど強靭な存在になるのだろうか?'''


**収録セット [#a7a8f758]
***[[デュエル・マスターズ]] [#e0fa7d3b]
-illus.[[D-suzuki]]
--[[DM-28 「戦国編(バトル・ギャラクシー) 第1弾」>DM-28]](S9/S10)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ob9112d0]
-CV:[[渡辺紘]]
-illus.[[D-suzuki]]
--[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]]

**参考 [#oe055961]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[マナ進化GV]]
-[[自然]]
-[[クリーチャー]]
-[[進化クリーチャーの下]]
-[[パワー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[Q・ブレイカー]]

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