#author("2022-11-30T22:35:43+09:00","","")
#author("2023-07-02T13:18:25+09:00","","")
*《&ruby(ギャラクシーショット){超銀河弾}; &ruby(ヘル){HELL};》 [#x3df3365]

|超銀河弾 HELL VR 火文明 (10)|
|呪文:ナイト|
|相手のクリーチャーをパワーの合計が9000以下になるように好きな数選び、破壊する。その後、こうして破壊したクリーチャー1体につき、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。|

[[DM-31]]で登場した[[火]]の[[ナイト]][[呪文]]。

[[《地獄万力》]]のような複数[[除去]]と[[シールド焼却]][[能力]]を併せ持つ。

[[コスト]]10と非常に[[重い]]が、これ1枚で[[《崩壊と灼熱の牙》]]のような[[効果]]が使える。しかも[[墓地]]に送る[[シールド]]は自分で選べるため、厄介な[[城]]や[[裁きの紋章]]ごと相手のクリーチャーを焼き尽くすことが可能。

相手クリーチャーに依存するため、やや不安定な[[スペック]]。[[ウィニー]]を3体以上焼ければ[[《インビンシブル・フォートレス》]]の[[上位互換]]にもなりうるが、[[パワー]]9000を上回る相手には効果がないという欠点もある。なお、[[シールド焼却]]がおよそ5マナ相当と考えると、1体しか焼けなくてもギリギリ元は取れる計算となる。
 
10マナという重さを考えると2体以上は焼きたいところ。[[cip]]を使って突っ立っている[[《解体人形ジェニー》]]などを狙って数を稼ぎたい。

使う場合はやはり[[コスト]]の重さをどう処理するかがポイントになる。
[[ナイト]]呪文ではあるが[[ナイト]]に依存する要素は全くないため、通常の呪文と考えて差し支えない。

[[マナブースト]]には[[《龍仙ロマネスク》]]や[[《セブンス・タワー》]]、[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]や[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]を使えばスムーズに10マナ圏まで到達できる。

登場当初は[[《龍仙ロマネスク》]]も殿堂入り前であったため10マナなどすぐであった。[[戦国編環境]]当時の[[【5色コントロール】]]では膠着状態になると15マナ前後まで伸びたため、同じ[[ターン]]中に[[サーチ]]や[[ドローソース]]を使ってから使用するケースもざらであった。

[[コスト踏み倒し]]ならば[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]や[[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]、[[《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》]]、[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]、[[《神羅サンダー・ムーン》]]、[[《真実の王 ワーグナー》]]等が使える。[[《龍仙ロマネスク》]]とともに同じ[[デッキ]]に組み込めば[[手打ち]]も視野に入るだろう。

もちろん[[ナイト]]と組んでも強力。
[[サーチ]]は[[《魔弾グローリー・ゲート》]]や[[《魔光神レオパルドII世》]]、[[サルベージ]]は[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]や[[《魔光死聖グレゴリアス》]]などサポートは豊富なので、10マナが捻出できれば、これまでの[[ナイト]][[デッキ]]に不足していた「[[フィールドアドバンテージ]]を大量に稼げるカード」として独自の地位を築けるだろう。

ただし、「[[ナイト・マジック]]」を参照する[[《天牙海聖キング・サプライズ》]]、[[《邪眼将デス・ロマノフV世》]]とのシナジーはないので注意。

総じて、[[ウィニー]]を並べてくる相手には有効な[[カード]]と言える。重くて使いづらいが、スムーズに唱えられるように[[デッキ]]を組めば大きな[[アドバンテージ]]を叩き出してくれる。真価を発揮できるかは使い手の腕次第と言えよう。

-2012年7月17日から「こうして破壊したクリーチャー」の裁定が変更され、狙ったクリーチャーが[[置換効果]]などで実際には破壊されなくても[[シールド焼却]]ができるようになった。

-使う側からは盲点だが、[[《炎槍と水剣の裁》]]同様、相手からすれば「うかつに[[クリーチャー]]を[[召喚]]できない」と心理的に[[ロック]]がかかる。このポイントは大きく、うまく利用すれば[[テンポアドバンテージ]]を得られる。

-コスト10の[[シールド焼却]]から[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を、また、「クリーチャーを並べるほど凶悪になる」という効果から[[《炎槍と水剣の裁》]]を髣髴とさせるため、発表当初には[[殿堂入り]]レベルのパワーカードとして[[環境]]を席巻するのではと危惧されていた。&br;しかし実際は10[[コスト]]という重さ、[[呪文]]という使いにくさもあって入るデッキをそれなりに選び、バランスは取れていた。

-[[DMX-05]]で[[《超銀河竜 GILL》]]としてクリーチャー化された。あちらはクリーチャーを除去しなくても[[シールド焼却]]できるようになったが、その枚数は1枚固定である。

-長らく火文明最大の火力カードであったが[[《希望の覇王 鬼丸「刀」》]]に追い抜かれてしまった。呪文の火力としても[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]]や[[《戦極無双》]](条件付き)に抜かれてしまった。しかしながらこちらは複数除去、[[シールド焼却]]とやれる仕事量は多い。

-コストが2桁の呪文としては10枚目。10マナに括れば4枚目である。(⇒[[《バイオレンス・ヘヴン》]][[《グレート・リンク・テクノロジー》]][[《デビル・リンク・タブー》]])

-[[《地獄万力》]]をはじめとして「[[パワー]]の合計が〜以下になるように」破壊する呪文は名前に「地獄」という単語を持っていることが多かった。しかしこのカードは[[背景ストーリー]]の為に「超銀河」という名を冠しており、「地獄」のかわりに「HELL」と英語表記になっている。

-[[背景ストーリー]]では[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]が最後に使用した魔弾。
[[銀河を焼き尽くし>《天牙海聖キング・サプライズ》]]、[[地獄と化す力を持つ禁断の超銀河弾と称され、その発動により世界には荒廃と絶望が広がっていった>《爆獣マグヌスグレンオー》]]。
これを何発も放ったことが一因となって[[次元>超次元]]の穴が開き、この穴が[[神化編]]以降のストーリーに大きな影響を与えることになる。
ちなみに、TCG版の[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]の能力では、ゲームバランスの都合か、この[[呪文]]は唱えられない。
--[[デュエプレ>デュエル・マスターズ プレイス]]の《グレイテスト・シーザー》は、晴れて《超銀河弾 HELL》も詠唱可能な能力へと変更された。どちらも[[DMPP-11]]に収録されている。
--その後TCG版にて《グレイテスト・シーザー》が元となった[[クリーチャー]]として登場した[[《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》]]は、TCG版《シーザー》と異なり《超銀河弾 HELL》を唱えることができる。

-[[《超次元バリバリ・ホール》]]、[[《超銀河弓 ANOTHER》]]の[[フレーバーテキスト]]では「三つの[[魔導具>クロスギア]]」の1つとして呼ばれている。

**関連カード [#c58c2799]
-''《超銀河弾 HELL》''
-[[《超銀河剣 THE FINAL》]]
-[[《超銀河竜 GILL》]]
-[[《超銀河槍 THE END》]]
-[[《超銀河弓 ANOTHER》]]

-[[《超銀河竜 GILL》]]
-[[《爆獣マチュー・スチュアート/超銀河弾 HELL》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#rd8cd224]
-[[DMPP-11]]&br;'''銀河を引き裂く、最凶の魔弾。'''
**収録セット [#rf596b6c]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ued45ee8]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」>DM-31]](2/55)
--[[DMC-64 「コロコロ・レジェンド・7 ムービー・ダイナマイト」>DMC-64]](36/42)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#uf6c5c46]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DMPP-11 「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」>DMPP-11]]

**参考 [#rf3ad4cd]
-[[ナイト]]
-[[割り振り火力]]
-[[シールド焼却]]
-[[【マチューヘル】]]
-[[【HELL&フォートレス】]]
-[[【ナイトコントロール】 (デュエプレ)]]

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