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超銀河弾 HELL VR 火文明 (10) |
呪文:ナイト |
相手のクリーチャーをパワーの合計が9000以下になるように好きな数選び、破壊する。その後、こうして破壊したクリーチャー1体につき、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。 |
コスト10と非常に重いが、これ1枚で《崩壊と灼熱の牙》のような効果が使える。しかも墓地に送るシールドは自分で選べるため、厄介な城や裁きの紋章ごと相手のクリーチャーを焼き尽くすことが可能。
相手クリーチャーに依存するため、やや不安定なスペック。ウィニーを3体以上焼ければ《インビンシブル・フォートレス》の上位互換にもなりうるが、パワー9000を上回る相手には効果がないという欠点もある。なお、シールド焼却がおよそ5マナ相当と考えると、1体しか焼けなくてもギリギリ元は取れる計算となる。
10マナという重さを考えると2体以上は焼きたいところ。cipを使って突っ立っている《解体人形ジェニー》などを狙って数を稼ぎたい。
使う場合はやはりコストの重さをどう処理するかがポイントになる。
ナイト呪文ではあるがナイトに依存する要素は全くないため、通常の呪文と考えて差し支えない。
マナブーストには《龍仙ロマネスク》や《セブンス・タワー》、《スーパー大番長「四つ牙」》や《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》を使えばスムーズに10マナ圏まで到達できる。
登場当初は《龍仙ロマネスク》も殿堂入り前であったため10マナなどすぐであった。戦国編環境当時の【5色コントロール】では膠着状態になると15マナ前後まで伸びたため、同じターン中にサーチやドローソースを使ってから使用するケースもざらであった。
コスト踏み倒しならば《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》や《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》、《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》、《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》、《神羅サンダー・ムーン》、《真実の王 ワーグナー》等が使える。《龍仙ロマネスク》とともに同じデッキに組み込めば手打ちも視野に入るだろう。
もちろんナイトと組んでも強力。
サーチは《魔弾グローリー・ゲート》や《魔光神レオパルドII世》、サルベージは《魔光王機デ・バウラ伯》や《魔光死聖グレゴリアス》などサポートは豊富なので、10マナが捻出できれば、これまでのナイトデッキに不足していた「フィールドアドバンテージを大量に稼げるカード」として独自の地位を築けるだろう。
ただし、「ナイト・マジック」を参照する《天牙海聖キング・サプライズ》、《邪眼将デス・ロマノフV世》とのシナジーはないので注意。
総じて、ウィニーを並べてくる相手には有効なカードと言える。重くて使いづらいが、スムーズに唱えられるようにデッキを組めば大きなアドバンテージを叩き出してくれる。真価を発揮できるかは使い手の腕次第と言えよう。