#author("2024-11-11T19:12:32+09:00","","")
#author("2024-11-19T18:55:09+09:00","","")
*《&ruby(ぎゃくてん){逆転};の&ruby(かげ){影};ガレック》 [#top]

|逆転の影ガレック R 闇文明 (10)|
|クリーチャー:ゴースト 5000|
|''S・トリガー''|
|このクリーチャーが出た時、次の中から3回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される)|
|▶自分の山札の上から3枚を墓地に置く。|
|▶コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。|

[[DM24-RP3]]で登場した[[闇]]の[[ゴースト]]。

[[cip]]で1体への-3000の[[パワー低下]]、3[[墓地肥やし]]、[[コスト]]3以下の[[クリーチャー]]1体[[リアニメイト]]を[[モード]]で同じものを含めて合計3回選ぶ[[S・トリガー獣]]。

このクリーチャーの[[cip]]のパターンの1つに「相手獣1体のパワーを-3000を3回」があるが、それは[[《撃髄医 スパイナー》]]の通常時能力と全く同じ。
そちらが有す[[スーパー・ボーナス]]こそは《逆転の影ガレック》にはないが、そもそも論コスト4以下のクリーチャーが1枚も入らない[[【グルメ墓地ソース】]]にすら《スパイナー》が汎用[[S・トリガー獣]]として採用される過去もあったので、盤面状況に応じてパワー低下以外の効果を割り振って能力のロスが少ないこのクリーチャーは多くのデッキでお呼びがかかることだろう。

[[リアニメイト]]メタが立っていても、パワー低下で対処できるのは[[《撃髄医 スパイナー》]]同様強みになる。

また、[[《アーテル・ゴルギーニ》]]よろしく、[[墓地リセット]]されていても自力で[[墓地肥やし]]して[[リアニメイト]]先を用意できるのは[[《撃髄医 スパイナー》]]にはなかった強み。

[[S・トリガー]]の仕様上まだ十分に[[墓地]]が肥えていないうちに飛び出てくることも考えられ、そんな時でも[[リアニメイト]]を狙っていける。そう考えても事前に他のカードで[[墓地肥やし]]していなければ[[リアニメイト]]が空撃ちになる《スパイナー》よりも潰しが効く性能をしている。

その気になれば9枚もの[[墓地肥やし]]も可能で、単独で[[《墓地の儀》]]を達成できる他、[[【墓地ソース】]]系のデッキが求める枚数にも一気に近づける。[[ワンショット]]されない場面で捲れたら狙うのも1つの手。
その気になれば9枚もの[[墓地肥やし]]も可能で、単独で[[《墓地の儀》]]を達成できる他、[[【墓地ソース】]]系のデッキが求める枚数にも一気に近づける。[[ワンショット]]されない場面で捲れたら狙うのも1つの手。巨大コストの墓地肥やし持ちなので[[《大樹王 ギガンディダノス》]]などの[[フシギバース]]持ちとも好相性。

[[リアニメイト]]能力は見方を変えれば[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]と同じともとれ、あちらを素出しすることを計算に入れない[[【青黒闇王ゼーロ】]]にとっては[[モード]]や[[S・トリガー]]の分[[上位互換]]かのように使用できる。

[[サイクル]]共通の部分もあるが自身の[[名目コスト]]が独特で、追加で小型クリーチャーを[[cip]]で並べられるので[[ハイパーエナジー]]や[[バラバラエティ]]との[[シナジー]]も良好。

**環境において [#qbbb05db]
登場2日目に【黒単ガレックゼーロ】なるこのカードを軸とした【黒単[[ゼーロ>《闇王ゼーロ》]]】で結果を出した。大量展開と墓地肥やしのソリティアを行ってから[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]でフィニッシュする寸法であった。

それ以外にも[[【青黒COMPLEXコントロール】]]に居場所を早速見つけたが、一瞬使われただけで[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]に回帰している。受け系の低速デッキとはいえ、[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]と違って流石に素出しできるコストでないのが難点。

[[【白青ライベルモットループ】>【ライベルモットループ】]]に[[《腐敗麗姫ベラ》]]や[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]にアクセスするためのループパーツとして採用される場合もある。

[[【赤黒バイク】]]でも[[タッチ]]の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]との相性や[[カウンター]]で[[リーサル]]を組める可能性があることなどから採用される場合がある。

[[【青黒赤バイク】]]では[[【赤黒バイク】]]同様の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の呼び出しも然ることながら、[[《超次元の王家》]]の[[パンドラ・シフト]]により[[カウンター]]を構えたり、[[《異端流し オニカマス》]]を並べて雑殴りプランを取ったりと、[[【赤黒バイク】]]では真似できない味が出せる。

[[【赤黒バイク】]]/[[【青黒赤バイク】]]では、事前にある程度墓地肥やしすれば大体封印2枚外し換算となる。また、[[エスケープ]]のおかげで[[単発的効果]]による[[破壊]]がほぼ効かない[[《ポッピ・冠・ラッキー》]]も[[パワー低下]]により問答無用で溶かせるのが偉い。

[[【青黒闇王ゼーロ】]]でも【黒単ゼーロ】同様に使われる。[[《闇王ゼーロ》]]を使っての[[ソリティア]]で[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]を繰り返し、[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]で畳み掛ける型というのもある。

[[【青黒緑ガレックゼーロ】>【青黒緑ゼーロベン】]]でもコンセプトとして使われる。山札掘削を[[《水上第九院 シャコガイル》]]での勝利に活かしたり、大量リアニメイトを活かして[[《サイバー・J・イレブン》]]で勝ちにいったりする。

[[DM24-EX2]]期にはこれをループの主軸とした[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]が台頭。DMGP2024-2nd-Day2のベスト8時点で【白青黒マーシャル】が3人残り、最終的に3位に【白青黒マーシャル】が残った。

グランプリ終了後には[[【青黒退化】]]でのチャンピオンシップ入賞も見られた。
**テクニック [#h3d2672e]
-[[《撃髄医 スパイナー》]]と同様、[[《月を閉じ込めたヒバナ》]]及び[[《学校男》]]2体を蘇生することで無限耐久が可能。このループをシールドが残っていても行えるのは利点であり、[[《影世界のシクミ》]]と合わせて強力な耐久が望める。
--ただし、そこで[[《暴発秘宝ベンゾ》]]まで蘇生して即座に[[シールド化]]した自身を[[ブレイク]]したり、[[《百発人形マグナム》]]を蘇生したりできない点ではあちらに劣る。[[【ヒバナループ】]]などではむしろこちらが《スパイナー》の5枚目以降という立ち位置になると思われる。

**その他 [#ab96b8a6]
-[[イラスト]]を担当する[[yocky>Yocky]]氏は[[DM-37]]以来''14年振り''の参加となる。

-[[DM24-RP3]]版の[[フレーバーテキスト]]は、多くのデッキに逆転札として採用される余地のあるこのカードらしい、自慢の汎用性を物語る内容である。
**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM-10]]の[[友好色]][[cipサイクル>多色cipサイクル]]のリメイクカード[[サイクル]]。すべて[[S・トリガー]]かつ[[コスト]]10。
-[[《逆転の使徒エストール》]]
-[[《アクア・ギャクテンポインター》]]
-''《逆転の影ガレック》''
-[[《逆転兵ウインドアックス》]]
-[[《逆転の剣スカイソード》]]

**関連カード [#related]
-[[《腐敗勇騎ガレック》]]

-[[《撃髄医 スパイナー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM24-RP3]]&br;'''[[選択>モード]]こそ[[逆転>S・トリガー]]の本質。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[yocky>Yocky]]
--[[DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」>DM24-RP3]](19/76)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ゴースト]]
-[[S・トリガー]]
-[[cip]]
-[[モード]]
-[[パワー低下]]
-[[墓地肥やし]]
-[[リアニメイト]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト10,ゴースト,パワー5000,S・トリガー,S・トリガー獣,cip,モード,パワー低下,パワー低下-3000,単体パワー低下,墓地肥やし,コスト3以下,リアニメイト,R,レア,yocky,王道篇ブロック);