#author("2024-08-18T08:48:01+09:00","","")
#author("2024-08-25T20:55:28+09:00","","")
*《&ruby(うんめい){運命};の&ruby(しんえいたい){親衛隊};シウバ/「その&ruby(うんめい){運命};、&ruby(われ){我};らもそれに&ruby(したが){従};おう」》 [#top]

|運命の親衛隊シウバ R 自然文明 (4)|
|クリーチャー:ジャイアント/ジャイアント・ハンター/エイリアン 4000|
|''マッハファイター''(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがコスト7以上のカードであれば、カードを1枚引く。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|「その運命、我らもそれに従おう」 R 水文明 (7)|
|呪文:ジャイアント・スキル|
|''S・トリガー''|
|カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。相手のクリーチャーを、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように好きな数選び、持ち主の手札に戻す。|

[[DM23-EX1]]で登場した[[自然]]の[[ジャイアント]]/[[ジャイアント・ハンター]]/[[エイリアン]]と[[水]]の[[ジャイアント・スキル]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]側は[[cip]]で1[[マナブースト]]し、その[[コスト]]が7以上なら1[[ドロー]]できる[[マッハファイター]]。

条件を満たせば[[《妖精 アジサイ-2》]]+マッハファイターに近い[[アドバンテージ]]となる。

呪文側は[[《零分後の世界》]]がコスト1[[重く>重い]]なった[[効果]]。
自身をコスト7の[[カード]]として参照できる分、[[手打ち]]を考慮しなければ《零分後の世界》より強化されている。また、[[チーム零]]の代わりにジャイアント・スキルを得ており、ジャイアント・[[メクレイド]]8に対応する。

《零分後の世界》は[[環境]]では[[《テック団の波壊Go!》]]や[[《B.F.F. モーメント》]]に立場を食われがちだったが、ツインパクトにおまけで付いてくる効果としては悪くない。

上下側ともに、高コストに寄せた[[デッキ]]に採用することで真価を発揮する性能。呪文側で相手の攻撃を耐えつつ、クリーチャー側のマナブーストを足がかりに高コストの[[ファッティ]]に繋げる、といった運用になるだろう。

しかし問題点もあり、クリーチャー側のcipから繋がる[[マナカーブ]]は「6」である。
仮に安定したドローのためにコスト7以上のカードのみでデッキ構築したとすると、このクリーチャーを[[召喚]]した次のターンに使うカードがない。そのため、[[《ジオ・ブロンズ・マジック》]]などと同様、[[事故]]を避けつつ最大のアドバンテージを取れる配分を探すことが使う上での出発点になるだろう。
今後コスト6の側とコスト7以上の側を併せ持つツインパクトや、[[コスト軽減]]できるコスト7以上のカードが増えればそれ以外の扱われ方も可能になるが、登場時点の[[カードプール]]では厳しい。

とはいえ、コスト4のカードとしては[[マナブースト]]+[[マッハファイター]]だけでも類似カードと比べても遜色はそこまでなく、そこに防御力が高めのトリガー[[呪文]]が付いていると言うだけで強力であり、コスト7以上多めのデッキでなくても初動兼[[除去]]兼[[防御札]]として活躍できる1枚である。

**他のカード・デッキとの相性 [#g7efd5c6]
-クリーチャー側は[[《バングリッドX7》]]、[[《極輪の妖精》]]など同コストのマッハファイターと異なり攻撃せずとも[[能力]]を使える。パワー4000未満の相手クリーチャーがいないと出しづらいということもない。
しかし、逆に言えば継続的に能力を使うことはできなくなっているため、cipを使った後置物になりやすい。出した後も[[進化元]]や[[シンパシー]]のコストにできるよう[[デッキビルディング]]すると無駄がないだろう。

-[[《配球の超人/記録的剛球》]]と[[《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》]]はコスト2[[マナブースト]]でクリーチャー側に[[マナカーブ]]が繋がる、かつコスト7以上のカードであり[[種族サポート]]も共有するため、最優先で同じデッキに採用したい。
種族サポートに拘らなければ[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]、[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]といったカードとも相性が良い。

-クリーチャー側の単体性能を考えた場合、同種族同コストでマナブーストができる[[《怒流牙 佐助の超人》]]などが比較対象になるだろう。こちらは[[マッハファイター]]を持つ点、[[単色]]である点、呪文側の存在により単体で[[防御札]]を務められる点が魅力である。また、呪文側の効果で捨てれば[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]との[[コンボ]]も引き続き可能なので、特定のデッキでは8枚体制にするのも悪くない。

-[[呪文]]側の[[効果]]で[[コスト]]∞の[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を捨てれば、相手のコスト∞の[[クリーチャー]]1体か、∞でないクリーチャーすべてを[[バウンス]]できる。
なお、[[《零分後の世界》]]にとっては[[デザイナーズコンボ]]だが、皮肉にも[[ムゲンクライム]]との相性はマナブーストのクリーチャー側を持つこちらが圧勝と言える。クリーチャー側は上述の通り能力の使用に攻撃の必要がない(=[[タップ]]する必要がない)ため、出したターンからムゲンクライムのコストにできる。

-デッキをコスト7以上で固める[[メリット]]がある[[《幻想と伝承の決断》]]と相性が良い。クリーチャー側から[[マナカーブ]]も繋がる。

-[[カード]]としては水のコスト7以下で縛りを満たしており、マナブーストにも使えるため[[【青緑デュエランド】>【デュエランドエクストラウィン】#s6a61573]]にも向いている。

**環境において [#yc97ba68]
2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂を経て環境でそれなりの地位に就いた非ドラゴンハンター軸の[[【メクレイド刃鬼】]]に、レアケースだが投入される場合がある。クリーチャー側が[[メタ]][[クリーチャー]]対策をしつつリソースを稼ぎ、[[《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》]]のシンパシー元になる上に、呪文側が[[ガチンコ・ジャッジ]]に強い[[防御札]]であるのが採用理由か。

その[[汎用性]]から[[【白緑巨大天門】]]に[[《巨大設計図》]]の[[濁り>濁る]]を承知で2枚程度挿される場合が中にはある。

-[[DM23-EX2]]期の公認大会で優勝した[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]に[[1枚積み]]されていた。極限まで[[エイリアン]]に寄せた[[レシピ]]で、呪文側で[[《魅惑のロイヤル・エイリアン》]]を捨てて全体[[バウンス]]を狙う工夫があった。
また、そこまで特化した構築でなくとも高コストのカードが大量に入ることには変わりなく、相性が良い。

[[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期、このカードを2枚入れた[[【青緑ジャイアント】]]が26名参加の[[オリジナル]][[CS>チャンピオンシップ]]で優勝した。
[[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期、このカードを2~3枚入れた[[【青緑ジャイアント】]]、[[【青緑Gジョラゴン】]]が[[オリジナル]][[CS>チャンピオンシップ]]で優勝した。

**その他 [#t9463f27]
-[[種族カテゴリ]]にジャイアントを内包するジャイアント・ハンターだがジャイアント種族も同時に持つ。
一見何の意味もないようだが[[《種族選別》>《偽りの名 13/種族選別》]]や[[《口寄の化身》]]の能力で別々の種族として参照できるため、ジャイアント・ハンターのみを持つ場合よりわずかに有利である。
似たようなカードに[[《剛撃鎧冑カマキリ・ソード》]]がある。ただし、あちらが登場したのはジャイアントと[[ジャイアント・インセクト]]の種族カテゴリが統合される前なので、こちらとはやや事情が異なる。
--[[ジャイアント]]/[[ジャイアント・ハンター]]の複合のメリットは微々たるものだが、もしも[[《裏切りの親衛隊シウバ》]]の種族を元にした[[ビーストフォーク]]/[[ジャイアント・ハンター]]だったのならより多くのメリットがあったため残念である。

-呪文側は[[《「合体」の頂 アクア・TITAAANS/「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」》]]と並び、初となる[[青単]]ジャイアント・スキル。

-呪文側の元ネタはおそらく[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]の[[フレーバーテキスト]]にある親衛隊たちの誓い。
[[ペッパー>《希望の守り手ペッパー》]]の台詞の部分がこれであり、クリーチャー側と合わせて[[《裏切りのペッパーシウバ》]]の二人が揃ったカードとなっている。
--字余りこそあるものの七五調になっている。[[水]]の呪文ではあるが、[[マジック・ソング]]ではないため単なる偶然だろう。

**関連カード [#card]
-[[《フェアリー・パワー》]]
-[[《ウマキン☆プロジェクト》]]
-[[《妖精 アジサイ-2》]]

-[[《零分後の世界》]]

-[[《裏切りのペッパーシウバ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[nablange]]
--[[DM23-EX1 「大感謝祭 ビクトリーBEST」>DM23-EX1]](45/84)

**参考 [#reference]
-[[ツインパクト]]
-[[ジャイアント]]
-[[ジャイアント・ハンター]]
-[[エイリアン]]
-[[マッハファイター]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[ドロー]]
-[[ジャイアント・スキル]]
-[[ディスカード]]
-[[手札交換]]
-[[バウンス]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,自然文明,青緑,2色,多色,コスト4,ジャイアント,ジャイアント・ハンター,ハンター,エイリアン,パワー4000,マッハファイター,cip,マナブースト,マナタップイン,コスト7以上,ドロー,呪文,水文明,コスト7,ジャイアント・スキル,S・トリガー,手札交換,コスト参照,除去,複数除去,バウンス,複数バウンス,《運命》,R,レア,nablange);