運命(うんめい)親衛隊(しんえいたい)シウバ/「その運命(うんめい)(われ)らもそれに(したが)おう」》

運命の親衛隊シウバ R 自然文明 (4)
クリーチャー:ジャイアント/ジャイアント・ハンター/エイリアン 4000
マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがコスト7以上のカードであれば、カードを1枚引く。
「その運命、我らもそれに従おう」 R 水文明 (7)
呪文:ジャイアント・スキル
S・トリガー
カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。相手のクリーチャーを、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように好きな数選び、持ち主の手札に戻す。

DM23-EX1で登場した自然ジャイアント/ジャイアント・ハンター/エイリアンジャイアント・スキル呪文ツインパクト

クリーチャー側はcipで1マナブーストし、そのコストが7以上なら1ドローできるマッハファイター

条件を満たせば《妖精 アジサイ-2》+マッハファイターに近いアドバンテージとなる。

呪文側は《零分後の世界》がコスト1重くなった効果
自身をコスト7のカードとして参照できる分、手打ちを考慮しなければ《零分後の世界》より強化されている。また、チーム零の代わりにジャイアント・スキルを得ており、ジャイアント・メクレイド8に対応する。

《零分後の世界》は環境では《テック団の波壊Go!》《B.F.F. モーメント》に立場を食われがちだったが、ツインパクトにおまけで付いてくる効果としては悪くない。

上下側ともに、高コストに寄せたデッキに採用することで真価を発揮する性能。呪文側で相手の攻撃を耐えつつ、クリーチャー側のマナブーストを足がかりに高コストのファッティに繋げる、といった運用になるだろう。

しかし問題点もあり、クリーチャー側のcipから繋がるマナカーブは「6」である。
仮に安定したドローのためにコスト7以上のカードのみでデッキ構築したとすると、このクリーチャーを召喚した次のターンに使うカードがない。そのため、《ジオ・ブロンズ・マジック》などと同様、事故を避けつつ最大のアドバンテージを取れる配分を探すことが使う上での出発点になるだろう。
今後コスト6の側とコスト7以上の側を併せ持つツインパクトや、コスト軽減できるコスト7以上のカードが増えればそれ以外の扱われ方も可能になるが、登場時点のカードプールでは厳しい。

とはいえ、コスト4のカードとしてはマナブースト+マッハファイターだけでも類似カードと比べても遜色はそこまでなく、そこに防御力が高めのトリガー呪文が付いていると言うだけで強力であり、コスト7以上多めのデッキでなくても初動兼除去防御札として活躍できる1枚である。

他のカード・デッキとの相性

  • クリーチャー側は《バングリッドX7》《極輪の妖精》など同コストのマッハファイターと異なり攻撃せずとも能力を使える。パワー4000未満の相手クリーチャーがいないと出しづらいということもない。
    しかし、逆に言えば継続的に能力を使うことはできなくなっているため、cipを使った後置物になりやすい。出した後も進化元シンパシーのコストにできるようデッキビルディングすると無駄がないだろう。

環境において

2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂を経て環境でそれなりの地位に就いた非ドラゴンハンター軸の【メクレイド刃鬼】に、レアケースだが投入される場合がある。クリーチャー側がメタクリーチャー対策をしつつリソースを稼ぎ、《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》のシンパシー元になる上に、呪文側がガチンコ・ジャッジに強い防御札であるのが採用理由か。

その汎用性から【白緑巨大天門】《巨大設計図》濁りを承知で2枚程度挿される場合が中にはある。

DM24-BD1DM24-BD2期、このカードを2~3枚入れた【青緑ジャイアント】【青緑Gジョラゴン】オリジナルCSで優勝した。

その他

関連カード

収録セット

参考