#author("2024-03-15T18:07:14+09:00","","")
#author("2024-03-31T17:34:52+09:00","","")
*《&ruby(せんこう){閃光};の&ruby(しゅごしゃ){守護者};ホーリー》 [#be200ae4]

|閃光の守護者ホーリー R 光文明 (9)|
|クリーチャー:ガーディアン 3500|
|''S・トリガー''(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。|

[[DMR-18]]で登場した[[光]]の[[ガーディアン]]。

[[三大S・トリガー]]のひとつ、[[《ホーリー・スパーク》]]の[[クリーチャー]]版である。
[[S・トリガー]]・[[ブロッカー]]・[[オールタップ]]とかなりの[[スペック]]を持っていることに加え、この手の光のクリーチャーにありがちな「相手のプレイヤーを攻撃できない」能力も持っていない。[[ブロッカー]]故に[[除去]]されやすいが、[[《霊騎コルテオ》]]を始めとする過去の光の[[S・トリガー]]クリーチャーの多くが立場を失った。しかし、[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]という恵まれた[[種族]]を持つ[[《音階の精霊龍 コルティオール》]]はまた別。

相手のクリーチャーの攻撃を全てストップさせつつ[[攻撃]]可能なクリーチャーが登場する[[S・トリガー]]という点では、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]に近い性質と言える。そちらと比べると、[[コスト]]が大きいため[[《獣軍隊 ヤドック》]]がいると出せないことが多い、[[《銀河大剣 ガイハート》]]などの攻撃後に処理される効果は止められないといった点で劣るものの、こちらは《クロック》より500高いパワーと[[ブロッカー]]を持ち、全体[[タップ]]によって相手の[[ブロッカー]]に固められた状況でも打開できる、相手の[[《父なる大地》]]などで無理矢理[[バトルゾーン]]に呼び出されてもマイナスにならないなどの利点がある。加えて[[文明]]や[[種族]]も違うので単純にどちらが上とは言い切れないが、デッキに必要な[[文明]]によって使い分けたり、強力な足止め能力を持つS・トリガークリーチャーを8枚まで積めるようになったとも考えられるだろう。

**環境において [#xf53faaa]
[[DMR-17]]にて登場した[[《デーモン・ハンド》]]の[[クリーチャー]]版である[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]と同様、優秀な[[基本カード]]として幅広く活躍した。特に[[【レッドゾーン】]]では[[【速攻】]]同士の対戦で1ターン確実に凌ぎたいがために色が合わなくとも[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と共にS・トリガー8枚体制にするのが定番であった。

[[【ロージアミラダンテ】]]では[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]で踏み倒すこともでき[[腐る]]場面が少ない[[S・トリガー獣]]として重宝された。

選んでいる訳ではないので[[コスト踏み倒し]][[デッキ]]の多くを全否定する[[《異端流し オニカマス》]]をタップキルするのにも利用でき、[[《異端流し オニカマス》]]が重い[[新章デュエル・マスターズ環境]]のデッキの中には何らかの[[シールド追加]]によって処理するものもあった。初期型の[[【白青赤ドギラゴン剣】]]では[[《武闘世代 カツキングJr.》]]の[[シールド追加]]で何が追加されるか不確定であったにもかかわらず、このカードが期待された。

しかし、[[DMRP-06]]になると役割が被る上により[[軽く>軽い]][[汎用性]]が高い[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]が登場。ツインパクトの登場をきっかけとして、汎用性や対応力を重視する流れから[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]が優先されるケースも増え、このカードは環境であまり見かけなくなった。自身の運用性を高めていた[[【ロージアミラダンテ】]]が環境から姿を消したのも大きい。

[[超天篇]]開始前後に環境に進出した[[【クラッシュ“覇道”】]]は[[追加ターン]]を得ることでオールタップをケアするので苦手。

『[[超CSII in 金沢>超CS]]』あたりから、シールド0枚の状況でこのカードが出てきた場合その能力を貫通する[[《龍装者 バルチュリス》]]が流行し、下手すれば[[オールタップ]]が全く機能しない状況にもなりかねなかった。

「[[DMGP-9th>公認グランプリ]]」で優勝を果たして環境に躍り出た[[【カリヤドネループ】]]はこのカードで1ショットキルを阻止しても[[《次元の嵐 スコーラー》]]の追加ターンでアンタップクリーチャーを生成するためやはり苦手である。

[[《ジェイ-SHOCKER》]]が登場すると、あちらで[[1ショットキル]]失敗時の保険として[[GR召喚]]を封じることができるため、GR召喚主体のデッキが環境に蔓延している状況にあって、仮にこのカードで1ターンを凌いでも返しに動けるかどうかが怪しい状況となった。そして、追い打ちをかけるかのごとく、[[DMEX-07]]で[[《無限合体 ダンダルダBB》]]が登場し、《無限合体 ダンダルダBB》の[[Jトルネード]]で、[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]を唱えることによって、このクリーチャーを封じることができるようになってしまった。

2020年1月1日に目の上のたん瘤であった[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]は[[殿堂入り]]に指定される。

[[十王篇]]で[[【赤白レッドゾーン】]]が強化されて環境に復帰すると、このカードも環境でよく見るカードという立ち位置に戻った。2020年12月18日付で[[《ヘブンズ・フォース》]]が[[プレミアム殿堂]]に指定され、それに伴いこのカードも[[【赤白レッドゾーン】]]ごと環境であまり見ない存在になった。

[[王来篇]]では特に[[オリジナル]]で[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]や[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]などの、[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]][[能力]]を周りに[[付与]]する[[クリーチャー]]が跋扈し、仮に相手シールドが0枚の時に[[S・トリガー]]で出ても返しに[[ダイレクトアタック]]まで持っていくことが難しくなった。これにより[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と8枚体制にするS・トリガー基盤は決定的に崩れ、色の合うデッキでも[[《終末の時計 ザ・クロック》]]単採用が専らとなった。ただ、[[オリジナル]]の[[【赤白ドギラゴン閃】]]では、色が合いマナチャージしてもゲーム運びに支障が出ないこと、[[カウンター]]で出れば[[リーサル]]を組みやすくなることから依然積極採用され、全く環境で見かけない訳ではない。

[[王来MAX]]以降は高コストを活かして[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]に主に採用されることとなった。

[[【白赤アーマード・サムライ】]]が環境に進出すると、そちらにおける[[防御札]]としても需要を得た。運良く[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》]]で[[暴発]]できれば[[ブロッカー]]対策として中々の性能を発揮する。

だが[[【白赤アーマード・サムライ】]]は程無くして退潮し、徐々にオールタップのカードプールが充実してきたこともあって、[[DM23-EX3]]期時点では[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]に採用されるぐらいとなった。
**アニメ・漫画において [#dd5b1c36]
-アニメ「VSRF」第28話では[[まじめ所ちょー]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[S・トリガー]]で召喚され[[勝太>切札 勝太]]の[[クリーチャー]]を全てタップし、[[《Dの天牢 ジェイルハウスロック》]]の展開に繋げた。
-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」では第24話から第25話で[[斬札 ウィン]]が[[最上川 イッサ]]戦(2回目)で[[DMBD-15]]のSE版のカードを使用。
「使いやすい3〜5[[マナ]]の[[S・トリガー]]を大量に採用しているはず」というイッサの読みの裏をかいた高[[コスト]]の[[S・トリガー獣]]として登場。[[ジャストダイバー]]の[[《アシスター・Mogi林檎》]]を[[タップ]]し、[[《芸魔王将 カクメイジン》]]の[[ダイレクトアタック]]を[[ブロック]]した。
--同じく[[おしゃれ枠]](劇中では「スペシャルゲスト」と呼ばれている)として採用された[[《終末の時計 ザ・クロック》]]は[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]に[[召喚ロック]]されたため、イッサの読みは途中までは間違っていなかった。
また、ウィンの[[デッキ]]にS・トリガーが多いというのも決して後付け設定ではなく、[[霞ヶ関 ファルゴ]]と同様の指摘を受けた際のウィンの反応からもそれは窺える。

**その他 [#h1fa2313]
-このカード等[[呪文]]の効果を元にした[[クリーチャー]]はいずれも[[コマンド]]を持っていない。[[侵略]]に活用されないようにするためだろう。&br;しかしながら、この[[クリーチャー]]の場合は[[光]]の[[コスト]]9である事から[[【九極侵略】]]との相性は良好であり、そちらにもよく投入される。

-[[コスト]]9の[[S・トリガー]]は[[《一極 マウチュ》]]とともに初。

-[[DMR-18]]の[[ベリーレア]]以下のカードとしては唯一の[[デュエマゴールデンリスト]]入り。スペックを考えれば当然の処置だろうが、おかげで入手は困難だった。

-背景には[[《守護聖天ラディア・バーレ》]]や[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]]が。これらはいずれもかつて[[Kou1]]氏が手がけたクリーチャーである。

***旧テキスト [#wf1813ca]
|閃光の守護者ホーリー R 光文明 (9)|
|クリーチャー:ガーディアン 3500|
|S・トリガー|
|ブロッカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。|

**関連カード [#fb884e93]
-[[《ホーリー・スパーク》]]
-[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]
-[[《ノヴァルティ・アメイズ》]]
-[[《♪仰ぎ見よ閃光の奇跡》]]
-[[《SMAPONの心絵》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM24-SD2]]&br;'''相手の[[クリーチャー]]を全[[タップ]]して確実に1[[ターン]]守り切れる頼れる[[トリガー]]だ!'''

**収録セット [#o3cc5390]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Kou1]]
--[[DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」>DMR-18]](12/71)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](G3/G10)
--[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](20/60)
--[[DM24-SD2 「いきなりつよいデッキ 守りの王道」>DM24-SD2]](5/11)
-illus.[[Kou1]](新規イラスト)
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](SE10/SE10)
-illus.[[Kou1]]/[[otumami]]
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](BE10/BE10)
-illus.[[高橋のぼる]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](20A/20)
-illus.[[kou1]]/[[ShoPro]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](57/100)

**参考 [#oaf24071]
-[[クリーチャー]]
-[[ガーディアン]]
-[[S・トリガー]]
-[[ブロッカー]]
-[[オールタップ]]
-[[デュエマゴールデンリスト]]
-[[【九極侵略】]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト9,ガーディアン,パワー3500,パワーの最後の三桁が「500」,S・トリガー,S・トリガー獣,ブロッカー,cip,タップ,オールタップ,R,レア,ウルトラゴールデンカード,20thレア,20thSPレア,クリエイターズコラボ,Kou1,otumami,高橋のぼる,ShoPro);