#author("2025-04-20T17:22:01+09:00","","")
#author("2025-06-01T10:32:55+09:00","","")
*《&ruby(らいえんしょうがい){雷炎翔鎧};バルピアレスク》 [#pc814a3f]

|雷炎翔鎧バルピアレスク SR 火文明 (5)|
|クリーチャー:アーマード・ファイアー・バード/アーマード・ワイバーン 5000|
|''スピードアタッカー''|
|このクリーチャーは、バトル中破壊されない。|
|このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バードを1枚、自分の手札から出してもよい。|
|このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のファイアー・バードを5つ破壊してもよい。そうしたら、このターンの後に自分のターンを追加する。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM23-RP2]]で登場した[[火]]の[[アーマード・ファイアー・バード]]/[[アーマード・ワイバーン]]。

[[バトル]]中、[[破壊されない]]能力を持つ[[パワー]]5000の[[スピードアタッカー]]。
[[アタックトリガー]]で[[ファイアー・バード]]を1枚踏み倒し、その[[攻撃の終わり]]にファイアー・バード5つを[[破壊]]することで[[追加ターン]]を獲得できる、2つの[[誘発型能力]]を持つ。

3つ目の[[能力]]で踏み倒せる[[ファイアー・バード]]には、[[種族]]以外の制限は一切ない。[[コスト]]8の[[《ボルシャック・モルナルク》]]や、2枚目以降のこのカードも踏み倒せる。
[[《ボルシャック・モルナルク》]]は4つ目の能力とも相性が良く、破壊した[[ファイアー・バード]]の回収ができる上に、そちらを破壊対象にすると[[置換効果]]で場に残りながら1体分の枠を稼ぎつつ、次の[[追加ターン]]の弾を装填できる。

[[追加ターン]]獲得能力は、一見達成条件が厳しい上に、達成しても自分のクリーチャーを大量に失ってしまうという[[《キング・ボルバルザーク》]]を彷彿させるものだが、今は[[カードプール]]の増加で後述の相性のいいカードも登場したため、実戦に組み込むのに苦労しない能力となっている。
[[S・トリガー]]を踏んで[[除去]]されてしまうと攻撃の終わりまで生き残らないため[[追加ターン]]は得られないが、バトルで破壊されないためタップしている相手の[[クリーチャー]]に攻撃することで安全に[[追加ターン]]を得られる。

**ルール [#a13459a1]
-3つ目、4つ目の[[能力]]共に[[非クリーチャー]]の[[ファイアー・バード]]も対象となる。
ただし、[[DM23-RP2]]現在、該当するファイアー・バード・[[エレメント]]は存在しない。

-4つ目の能力で、この[[クリーチャー]]を[[コスト]]に選んでもよい。

-[[置換効果]]ではないので、[[破壊置換効果]]持ちや[[破壊されない]]ファイアー・バードを選択してもよい。そして、結果的に墓地に置かれていなくても破壊を実施したことになる。

**他のカード・デッキとの相性 [#z6d5a663]
-[[革命チェンジ]]と相性が良く、[[手札]]に戻ったこの[[カード]]を再度出すことで、頭数を増やしつつ[[アンタップ]]状態の《バルピアレスク》を生み出せる。
当初チェンジ先には[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]などを採用する必要があったが、[[DM23-RP3]]で[[アーマード]]参照の[[革命チェンジ]]が複数枚登場。自発的に《バルピアレスク》での連続攻撃を行いやすくなった。

-[[ルピア]]でもあるため、[[《ボルシャック・NEX》]]などのサポートを受けられる。

-[[《カモン・ピッピー》]]は[[cip]]で[[超次元ゾーン]]から[[コスト]]3以下の[[ファイアー・バード]]を2体まで出せるため、追加ターンのコストに必要な頭数を一気に稼げる。
他にも[[《ゼロ・カイザー》]]を[[リクルート]]して一気にシールドを減らすのにも使える。

-[[ファイアー・バード]]なので[[【連鳥】]]にも入る。エースカードである[[《キャプテン・ドラッケン》]]は破壊コストとして要求される5体をぴったり踏み倒せるので相性が非常に良く、決定力の大幅な上昇が見込める。新たなフィニッシャーとして期待できるだろう。

-このクリーチャーの攻撃に合わせて[[《深淵の逆転撃》]]をこのクリーチャーに使われた場合、[[逆転撃]]は[[アタックトリガー]]の後が宣言タイミングなので撃たれる前に踏み倒しは発動できるが、攻撃が終わる前に破壊されるので[[追加ターン]]は得られない。

-[[【白黒赤ファイアー・バード】]]の核。
[[メクレイド]]や[[《アリスの突撃インタビュー》]]で射出し、[[《アリス・ルピア》]]を踏み倒す。《アリス・ルピア》の呼んだファイアー・バード3体とあと適当な2体を生贄にして[[追加ターン]]を得られる。[[除去耐性]]持ちを選べば犠牲を減らすことができ、追加ターン中に再展開して半永久的にターンを得られる。よしんば[[S・トリガー]]や[[《深淵の逆転撃》]]で追加ターン獲得を妨害されても、[[《アリス・ルピア》]]で出したクリーチャーはスピードアタッカーを付与されている上に、《バルピアレスク》自体が[[《アリス・ルピア》]]でのコスト踏み倒し範囲内であり2体目以降の個体で追加ターン獲得を再チャレンジできる余地があるので、そのまま強引に殴り切れることも。
[[【黒緑アビス】]]のような[[地上戦]]デッキがまごついていて横展開できないでいるケースにおいては、[[追加ターン]]を狙えるようになるまで何[[ターン]]かこのクリーチャーの[[アタックトリガー]]で少しずつ溜めるという使い方も行われる。その場合、[[《ポッピ・冠・ラッキー》]]で[[マッハファイター]]を使い終わった[[アビス]]に[[自爆特攻]]したり、[[《ルピア&ガ:ナテハ》]]で手札補充を繰り返したりしてリソースを稼ぐことで[[コスト踏み倒し]]先を補充する。
--[[殿堂入り]]後は[[《ハッター・ルピア》]]1体から3ターンキルされかねない理不尽な速さは鳴りを潜めたが、その代わり《ハッター》《クイーン》《アリス》の怒涛の山札掘削力で山札を掘り進めて《バルピアレスク》を無理矢理引き摺り出してから[[ワンショットキル]]する[[プレイング]]が定番であり、依然として[[【白黒赤ファイアー・バード】]]の核となる[[フィニッシャー]]であることに変わりはない。
---公式テキストカバレージでは、「[[《雷炎翔鎧バルピアレスク》に到達した後は殿堂入り前より、高火力。>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp2025b_meta/]]」と称された。[[殿堂入り]]によって3枚のスロットが失われたことが逆にデッキレシピやプレイングが洗練され、結果として到達してからの突破力が高くなったという意味であろう。

**環境において [#g536ee5c]
かつては[[ファイアー・バード]]5体という条件が厳しいため環境外であったが、[[DM24-EX1]]にてそれを十分満たせるほどの展開力を持つ[[【白黒赤ファイアー・バード】]]が成立すると一躍[[フィニッシャー]]に。
展開にも制圧にも使えるにもかかわらず、[[《ハッター・ルピア》]]や[[《アリスの突撃インタビュー》]]にも引っかかるほどの軽さからほぼ[[必須カード]]として扱われている。
その後の活躍は[[【白黒赤ファイアー・バード】]]に詳しく掲載。

最速3ターン目に[[着地]]するフィニッシャーとしてはあまりに安定し過ぎており、またフルスペックが高すぎたためか、2025年3月10日付で[[殿堂入り]]した。
[[《神の試練》]]に続き、低コストでの[[追加ターン]]獲得の危険性を示したと言える。

しかし、[[殿堂入り]]後も依然として[[【白黒赤ファイアー・バード】]]の[[フィニッシャー]]である。3〜4ターン目に出てきてそのまま圧殺できる確率こそ減ったものの、豊富な展開札で山札を掘り続けることで数ターンほどで掘り当てられてしまう。
**メディアにおいて [#p8c4bb15]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第11話で[[プリンス・カイザ]]が[[カレン]]戦で使用。
[[追加ターン]]を得る際に[[《ボルシャック・爆・ルピア》]]を[[破壊]]して[[ディスアドバンテージ]]を軽減した。
--このカードを[[召喚]]するターン、カイザの手札には[[《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》]]もあったが、カレンの[[《聖カオスマントラ》]]を使わせたあと[[追加ターン]]で勝負を決するために先にこのカードが召喚されている。
--また、同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。

**その他 [#waac43e4]
-久々に登場した、[[特殊種族]]を含まない多種族の[[アーマード・ワイバーン]]。同時に、[[アーマード・ファイアー・バード]]の多種族冠詞「翔鎧」が初めて使われたクリーチャーでもある。

-[[DM-01]]の[[《クリムゾン・ワイバーン》]]以来21年ぶりに登場した[[スーパーレア]]の[[アーマード・ワイバーン]]。

-名前の由来は[[《聖剣炎獣バーレスク》]]と[[ルピア]]。名は体を表わすを地で行くかのように、《バーレスク》に酷似したクリーチャーの上に[[《リトル・翔・バルピア》]]が騎乗している。
--「攻撃の終わり」で自軍を壊滅させて[[追加ターン]]を得るのは[[《キング・ボルバルザーク》]]の方向性に似ている。

-[[アーマード・ワイバーン]]、[[アーマード・ファイアー・バード]]からの殿堂入りは史上初。同タイミングで殿堂入りした[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]と共に、[[ウィン編]]に登場した通常弾のカードの殿堂入りとしては第1号。
なお、[[ファイアー・バード]]からは2体目((ただし1体目の[[《カモン・ピッピー》]]は既に[[殿堂解除]]されているため、現殿堂入りの中では唯一。))。

-殿堂発表時(([[参考>https://www.youtube.com/live/5A_fL0B4fGs?si=ucFiIiju4T7Ob4BI&t=1685]]))には「登場したときにこのカードの強さは誰にもわからなかった、そうあの[[火の鳥たち>【白黒赤ファイアー・バード】]]が現れるまでは、歴代最強のワイバーンが殿堂に名乗りをあげる」と紹介された。[[DM24-EX1]]が発売するまではあまり活躍しなかったこと、[[アーマード・ワイバーン]]初の[[殿堂入り]]であることは公式側も意識していると考えられる。

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《聖剣炎獣バーレスク》]]
-[[《キング・ボルバルザーク》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《リトル・翔・バルピア》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#sdd0f59b]
//-[[DM23-RP2]]&br;''''''

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](S6/S8)

**参考 [#le126b34]
-[[アーマード・ファイアー・バード]]
-[[アーマード・ワイバーン]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[破壊されない]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[破壊]]
-[[追加ターン]]

-[[ルピア]]

-[[殿堂入り]]

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