#author("2024-09-19T01:22:52+09:00","","") #author("2024-09-25T04:55:54+09:00","","") *《&ruby(かくめいるいしんりゃくもく){革命類侵略目}; パラスキング》 [#top] |革命類侵略目 パラスキング SR 自然文明 (8)| |進化クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/侵略者 14000| |進化:自分のクリーチャー1体の上に置く。| |侵略:コスト5以上のクリーチャー(自分のコスト5以上のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)| |T・ブレイカー| |バトルゾーンにある自分のカードを、すべての文明のカードとして扱う。| |革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のクリーチャーの召喚コストを5少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。| [[DMR-20]]で登場した[[進化]][[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]/[[革命軍]]/[[侵略者]]。 おおよそ1年ぶりに登場した[[パラス]]であり、パラスとしては初の[[進化クリーチャー]]。 非常に緩い条件の[[侵略]]能力、[[バトルゾーン]]にある[[カード]]全てを[[5色]]にする[[常在型能力]]及び、[[革命]]2を条件とした大幅な[[召喚コスト]]軽減能力を持つ。どの能力も独自の強みがあり、活用の幅が広い[[クリーチャー]]である。 第一に緩い進化・[[侵略]]条件による奇襲性と呼び出しやすさ。 他の[[侵略]]持ち同様に[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などの汎用性の高い[[スピードアタッカー]]との相性の良さは言うまでもないが、このクリーチャーの[[進化元]]は[[文明]]・[[種族]]を問わずクリーチャー1体、[[侵略]]条件も[[コスト]]5以上であるだけと非常に緩い。[[《“龍装”チュリス》]]や[[《印鑑D》]]といった自前の軽減効果を持つ[[スピードアタッカー]]との相性は格別であり、[[【印鑑パラス】]]というデッキが成立するほどである。 また、場に出て役目を終えた高[[コスト]][[S・トリガー獣]]や[[マッドネス]]持ちの[[クリーチャー]]などから手軽に[[T・ブレイカー]]による奇襲を狙うこともできる。 最速2ターンで[[侵略]]しTブレイクをお見舞いすることも可能。最も安定した方法としては、[[超GRゾーン]]をコスト5以上で統一し[[《TOKKO-BOON!》]]を唱える手法がある。ただしこの場合、盤面に《パラスキング》を残せず、[[手札]]を2枚消費しているため息切れに注意が必要。緩い条件でクリーチャーが3打点に化けることから、実用性はともかくとしてこれを使った先攻2ターンキルデッキも一定数存在する。 第二に[[文明追加]]能力。 他の[[進化]]および[[侵略]]持ちのサポートとして活用でき、[[文明]]を無視して[[進化]]、[[侵略]]、[[革命チェンジ]]が可能になる。 これ以外にも、特定の文明が多いほど強くなる[[《天命王 エバーラスト》]]や[[《S級宇宙 アダムスキー》]]、場の文明の数を参照する[[《邪悪の面 ナム=デッドマン》]]や[[《五連の精霊オファニス》]]など、組み合わせられるクリーチャーは多数存在する。 第三に[[革命]]2を条件とする大幅な[[コスト軽減]]能力。 [[手札]]さえあればバトルゾーンを埋め尽くすほどの展開が可能になる。割られた[[シールド]]により増えた手札から展開し、逆転を狙うという形に活かせるだろう。能動的に活かしたい場合は[[《逆転のオーロラ》]]が有用。前のターンに《パラスキング》を出しておけば、増えたマナによって一気に展開することが出来る。他にも[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]は[[革命]]を達成しつつ、すぐに[[侵略]]元となれるので相性が良い。 [[メインステップ]]で恩恵を受けられるこの能力は、[[攻撃ステップ]]で発動する[[侵略]]とはタイミングが噛み合っておらず、専らその恩恵は《パラスキング》を出した次のターンに持ち越しになるのが難点。正規にコストを支払って出す場合はコストの重さがネックとなり、やはり場に出したターンに軽減を活かすのは難しい。[[《母なる星域》]]で踏み倒すなど、こちらの能力を活かすには工夫が必要となる。 最後に絶妙な[[パワー]]と[[種族]]。 [[コマンド]]と[[ドラゴン]]を併せ持つので、種族サポートが豊富。自身が全文明対応の[[侵略]]持ち[[コマンド・ドラゴン]]であるため、[[コマンド]]指定の[[侵略]]と[[ドラゴン]]指定の[[革命チェンジ]]両方に対応できる。「革命類侵略目」の名に偽りはない。 パワーも14000と大きく、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を討ち取り、[[《ドンジャングルS7》]]とも相打ちを取れる。 総じて単なる打点の追加どころか、コンボ要員としても強力と多様に活躍出来る優秀なクリーチャー。 現在でも幅広く活用でき、また今後の活躍にも期待が持てるだろう。 -[[《鳴動するギガ・ホーン》]]なら[[山札]]からこのカードを[[サーチ]]しつつ、そのまま侵略元として利用できる。 -このクリーチャーがいる時に[[《調和と繁栄の罠》]]を使われると、全軍止まってしまう事に注意。 -[[パラス]]なので[[《連鎖類寄生目 パラスレックス》]]の能力で[[マナゾーン]]から呼び出し、いきなり進化させることも可能。 [[【パラス】]]ではクリーチャーが並びやすいが個々の打点不足が顕著であり、その点を補えるこのカードとの相性は良好。 -[[攻撃ステップ]]でコストを支払って[[召喚]]できる[[キリフダッシュ]]は[[コスト軽減]]能力と相性がいい。 打点としての強さと合わせて評価され、[[【赤緑キリフダッシュ】]]では反撃要員として投入されることもある。手札不足の問題も革命が発動している状況なら気にならず、[[ジョーカーズ]]では手札補充が豊富な為、有事にこのカードを呼び出す事も容易。 **[[ルール]] [#rule] -[[文明追加]]するのは[[バトルゾーン]]にある[[カード]]全てが対象となる。当然、[[クリーチャー]]も全て対象になるため、バトルゾーンに[[コマンド]]を出した時、クリーチャーでないカードと[[無色]]でないクリーチャーの封印を確実に外すことができる。[[無色]]のクリーチャーの封印を外せないのは、[[封印]]されている[[クリーチャー]]は、全ての[[効果]]([[カード]]指定の効果も含む)が無視されるというルールがあり、このクリーチャーの能力でも[[文明]]を追加することはできないからである。封印された[[無色]][[クリーチャー]]を[[5色]]化させてどの[[文明]]のコマンドでも[[封印]]を外せるようにする、という事は不可能。 一方、鼓動は無視されず、どの[[文明]]の[[コマンド]]を出しても[[封印]]を外すことができるようになるため、[[《禁断〜封印されしX〜》]]との相性はよい。 --逆に[[クロスギア]]は[[クロス]]するために5文明分支払いが必要となるため相性が悪い。同様の能力を持つ[[《極みの香!イタダキマツタケ》]]とは違い、[[バトルゾーン]]にしか影響しないため5文明のマナを用意できない[[デッキ]]ではコストを支払って[[クロス]]することが不可能となってしまう。 -封印など裏向きのままでは文明を持たない扱いになるカードもこのカードの能力によって染色される(2017/04/16正式回答)。 --その為、このクリーチャーを召喚するだけでも[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印を外せる。 -[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の影響下では、このクリーチャーがいる状態で、コスト5以上のコマンドを召喚しても、それが[[火]]か[[闇]]でなければ[[封印]]を外すことはできない。これは、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の封印を外す条件が、クリーチャーの[[召喚]]時にそのクリーチャーの[[特性]]を参照するものであり、バトルゾーンに出た時の特性を参照するわけではないからである。(事務局確認済み) -[[文明追加]]は[[特性固定効果]]である。そのため、効果が相反する特性固定効果を持つカードが先にバトルゾーンに出ている場合、後から出したこのカードの能力の方が優先され、逆に先にこのカードが出ている場合は後から出たカードの特性固定効果が優先される。 **環境において [#environment] 登場してしばらくは[[【オボロセカンド】]]に採用されていた。 [[DMEX-03]]で[[再録]]されると、[[新章デュエル・マスターズ]]と[[双極篇]]の2[[ブロック構築]]における[[【クラッシュ“覇道”】]]の打点補強要員となった。「DMGP-8th」Day1(双・超マーク2ブロック構築)では[[【赤緑“轟轟轟”ブランド】]]の派生形である【赤緑印鑑パラキン覇道轟轟轟】が優勝。本デッキにおいて《パラスキング》は打点補強要員として活躍している。 [[DMBD-15]]期には[[《希望のジョー星》]]の[[特性固定効果]]を上書きするためのカードとして[[【ドギラゴン閃】]]に入るケースも見られるようになった。 **その他 [#others] -大幅な[[コスト軽減]]により、[[マナ召喚]]と組み合わせれば[[コスト]]6以下の[[単色]][[クリーチャー]]はそれ自身を[[タップ]]するだけで[[バトルゾーン]]に出せるようになる。同じ弾でこの[[クリーチャー]]の[[進化元]]としてデザインされたであろう[[《侵革目 パラスラプト》]]と合わせればちょうど[[革命]]2で[[マナ召喚]]ができるようになる[[デザイナーズコンボ]]があるが、大量展開を狙うなら[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]や[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]]を使った方が良いだろう。 //-公式のカード検索では特殊能力を「[[侵略]]」にして検索しても''何故か[[侵略]]を持つはずの[[DMR-20]]版のこのクリーチャーがヒットしない''。([[DMEX-03]]版は正常にヒットする) //↑現在は修正されている -今現在、[[革命]]と[[侵略]]の[[能力]]を同時に併せ持つ唯一の[[クリーチャー]]である。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays] |革命類侵略目 パラスキング SR 自然文明 (8)| |進化クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/侵略者 14000| |進化:クリーチャー| |侵略:コスト5以上のクリーチャー| |T・ブレイカー| |バトルゾーンにある自分のカードをすべての文明のカードとして扱う。| |革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のクリーチャーの召喚コストを5少なくする。ただし1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。| [[DMPP-27]]で実装。 [[革命]]2の[[コスト軽減]]は[[強制]]かつ文明数未満にならなくなった。 -デュエプレでは初となる[[バトルゾーン]]の他のカードに対する[[文明追加]]能力を持っている((自身を多色化する[[《ヤキ・GA・ウマイタケ》]]や一部のレジェンドスキル等で[[文明追加]]自体は登場していた。))。 **[[サイクル]] [#cycle] [[DMR-20]]の[[コスト]]5以上の[[クリーチャー]]を対象とした[[侵略]][[サイクル]]。 一部は[[進化元]]が3枚あれば強化される。[[闇]]には存在せず、代わりに[[自然]]に2体存在する。 -[[《超三界 シャカシャッカ》]] -[[《超奇天烈 ガチダイオー》]] -[[《超音速 ライディーン》]] -''《革命類侵略目 パラスキング》'' -[[《超獣軍隊 ダディパイン》]] **関連カード [#related] -[[《侵革目 パラスラプト》]] -[[《極みの香!イタダキマツタケ》]] -[[《覇王類虹色目 イメン=ボアロ》]] -[[《頂上印鑑 パラキン8th/「魔物が居るな……」》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DMPP-27]]&br;'''[[革命]]と[[侵略]]、いずれの力も併せ持つ。''' **収録セット [#pack] ***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[lack]] --[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」>DMR-20]](S7/S9) --[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]](S8/S10) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] -CV:[[]] -illus.[[lack]] --[[DMPP-27 「禁断伝説 -DISASTER OF X-」>DMPP-27]] **参考 [#reference] -[[進化クリーチャー]] -[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]] -[[革命軍]] -[[侵略者]] -[[侵略]] -[[T・ブレイカー]] -[[文明追加]] -[[革命]] -[[コスト軽減]] -[[パラス]] -[[【赤緑印鑑パラキン覇道轟轟轟】>【赤緑“轟轟轟”ブランド】#g5272ef9]] ---- [[公式Q&A]] >Q.相手の[[《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》]]と、自分の''《革命類侵略目 パラスキング》''がバトルゾーンにいる状況です。自分が手札から多色ではないクリーチャーを出す際、[[《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》]]の置換効果によってかわりに墓地に置かれますか? A.はい、墓地に置かれます。''《革命類侵略目 パラスキング》''の能力は、バトルゾーンにあるカードにしか影響を及ぼしません。出そうとしている時点では多色ではないクリーチャーですので、墓地に置かれます。 #region2((総合ルール 608.3c)){{ :608.3c |カードの特性を修整する継続的効果は、そのカードが対応するゾーンに入ると同時に特性を修整します。カードが対応するゾーンに入る前に修正されているわけでも、ゾーンに出るのを待ち、それから修整するのでもありません。この類の効果はカードが対応するゾーンに出る時点で適用されるので、カードが対応するゾーンに出たときの能力が誘発するかどうかを決定するよりも前に適用されます。&br;例:「すべての光のクリーチャーはブロッカーを得る」という常在型能力を持つクリーチャーがバトルゾーンにある場合、光のクリーチャーはブロッカーを持った状態でバトルゾーンに出ます。ブロッカーを持たないクリーチャーとしてバトルゾーンに出て、その後でブロッカーを得るわけではありません。逆に出る前にブロッカーを得ているわけではないので、ヘブンズ・ゲートなどでバトルゾーンに出すことはできません。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40779]](2022.1.14) &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト8,ジュラシック・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,革命軍,侵略者,パワー14000,進化,進化:クリーチャー,侵略,侵略:コスト5以上のクリーチャー,T・ブレイカー,文明追加,全文明追加,バトルゾーン文明追加,革命2,革命,コスト軽減,パラス,SR,スーパーレア,lack,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト8 (デュエプレ),ジュラシック・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),革命軍 (デュエプレ),侵略者 (デュエプレ),パワー14000 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:クリーチャー (デュエプレ),侵略 (デュエプレ),侵略:コスト5以上のクリーチャー (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),文明追加 (デュエプレ),全文明追加 (デュエプレ),バトルゾーン文明追加 (デュエプレ),革命2 (デュエプレ),革命 (デュエプレ),コスト軽減 (デュエプレ),パラス (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),lack (デュエプレ));