#author("2024-02-15T05:34:32+09:00","","")
#author("2024-02-15T07:29:04+09:00","","")
*《&ruby(おにふだ){鬼札};アバクと&ruby(おにふだおうこく){鬼札王国};》 [#u53b3691]

|鬼札アバクと鬼札王国 SR 闇/火/自然文明 (3)|
|クリーチャー:デモニオ 13000|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。その後、このクリーチャーを破壊する。|
|''<鬼タイム>''自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、真上の能力を無視する。|
|''スピードアタッカー''|
|''マッハファイター''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。|

[[DMEX-15]]で登場した[[闇]]/[[火]]/[[自然]]の[[デモニオ]]。

[[cip]]で山札の上から5枚墓地肥やし後[[自壊]]、[[鬼タイム]]でそれを無視、[[スピードアタッカー]]、[[マッハファイター]]、[[T・ブレイカー]]、自身は[[墓地召喚]]可能の6つの能力を持つ。

[[自壊]]すると言っても、このカードに関しては[[墓地肥やし]]のメリットとしての性質を持つ。
1枚のカードで自身含め墓地に6体のクリーチャーを置く事ができる。

[[墓地召喚]]で出せば、すぐさま[[《復活の儀》]]と[[《墓地の儀》]]のリンク条件が達成される。

コスト3で6体の墓地肥やしは、[[殿堂入り]]の[[《カラフル・ダンス》]]以上のアドバンテージであり、[[フルクリーチャー]]なら確実に[[《百万超邪 クロスファイア》]]の[[G・ゼロ]]を達成できる。
同じく[[フルクリーチャー]]ならば、3ターン目にこのカードを[[召喚]]して[[自壊]]、4ターン目に墓地からこのカードを[[召喚]]して[[自壊]]すれば墓地に11体のクリーチャーが貯まるため、余った1マナで[[《暴走龍 5000GT》]]を出すことも可能。
このカード1枚で継続的に墓地肥やし出来るため、[[墓地回収]]と合わせて[[《単騎連射 マグナム》]]などの[[殿堂入り]][[ロック]]クリーチャーへのアクセスを目指す[[コントロール]]寄りの構築にも採用を検討できる。
[[パワー12000以上]]なので[[《ジャンボ・ラパダイス》]]でも[[回収]]可能。

クリーチャーとして使いたい場合は[[鬼タイム]]を達成しなければならないという点ではデメリットといえるか。

しかし[[黒赤緑]]は[[墓地]]、[[手札]]、[[マナ]]と踏み倒せる範囲も広く、自他問わず[[シールド]]を減らすことも得意な上、[[《屍術師インフェルノ・カイザー》]]がおり、そちらの踏み倒し範囲内かつ自前で墓地にいけるなど相性の良いカードも存在する。[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]によらない[[黒赤緑]][[ビートダウン]]に仕上げられるようになった。

[[鬼タイム]]時はわずか3[[コスト]]で[[T・ブレイカー]]・[[スピードアタッカー]]・[[マッハファイター]]・[[墓地召喚]]を兼ね備えたパワー13000のクリーチャーと、かなりのスペックのアタッカーとして扱える。[[【墓地ソース】]]などの[[赤]]系[[ビートダウン]]の場合[[《一王二命三眼槍》]]で[[ターン]]を凌ぐことができるため、鬼タイムを達成した状態で自分のターンを迎えやすい。[[【ドギラゴン閃】]]系列を相手にすることを考えると、[[鬼タイム]]を達成した場合は[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を[[マッハファイター]]で処理する役を担うことができる。

[[3色]]ゆえの欠点はあるだろうが、それを補って余りあるカードパワーを誇るスペックであると言える。

自分のシールドを管理しないデッキでは、クリーチャーとして融通が利きづらいのはマイナス。

**環境において [#g16a0b21]
[[DMEX-15]]期にこれを入れた[[黒赤緑]]構築の[[【墓地ソース】]]が[[オリジナル]]で流行。以降も、[[自然]]の[[コスト踏み倒しメタ]]や[[フシギバース]]などを同時採用できることなどから、[[王来篇環境 (オリジナル)]]で偶に[[チャンピオンシップ]]上位入賞を果たすことがある。

登場からしばらく、[[【ゼロ・ルピアループ】]]の[[墓地肥やし]]手段として使われることもあった。[[鬼タイム]]を発動すれば最悪これを並べて適当なクリーチャーとで[[ワンショット]]プランを取れる、マッハファイターを活かせば[[《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]のような[[確定除去]]級の[[システムクリーチャー]][[除去]]手段に化けるというのも採用理由としてはあった。

環境で[[【グルメ墓地ソース】]]が活躍し、[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]と[[《樹食の超人》]]の[[殿堂入り]]によって解体された後は、[[《巨大設計図》]]抜きの[[リペア]]が研究され、結果として《鬼札アバクと鬼札王国》利用型[[【墓地ソース】]]も考察が進んだ。

**ルール [#i2e33166]
-[[cip]]が無視されず[[待機]]された場合、すなわちお互いの[[シールド]]が計7枚以上の状態でこのカードを[[バトルゾーン]]に出した場合、[[解決]]の段階で[[鬼タイム]]に入って能力の無視が有効になっていたとしても、効果は無視されない。1番上の能力は解決され、[[墓地肥やし]]と[[自壊]]の処理を行わなくてはならない。(cf.[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]])

**他のカード・デッキとの相性 [#pbb25ebc]
-[[《運命の選択》]]とは、見せるカードとしても[[リクルート]]する対象としても噛み合ってくれる。このカードを見せた場合は山札から[[スピードアタッカー]]化した[[《天災 デドダム》]]を出せる。[[光]][[抜き4色]]の[[ビートダウン]][[デッキ]]を構築してみるのもいいだろう。

-[[【セイバードラピ】]]の亜種となるが、[[《暴打の番狸》]]の[[ウルトラ・セイバー]]などとのコンボで無理やりバトルゾーンに残す方法も存在する。
--2ターン目までに[[《暴打の番狸》]]、3ターン目にこのクリーチャーを召喚し《暴打の番狸》のウルトラ・セイバーで[[バトルゾーン]]に残すと[[《百万超邪 クロスファイア》]]の[[G・ゼロ]]を達成できるため、[[《龍装者 バルチュリス》]]の[[使用宣言]]と合わせれば3ターンキルも可能。

**テキスト関連 [#pc0a1728]
-[[鬼タイム]]の実際の[[テキスト]]は以下のようになる。
|<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、真上の■能力を無視する。|

**その他 [#x0cdb925]
-初の[[文明]]に[[自然]]を持ち[[種族]]に[[鬼札王国]]を持たない[[デモニオ]]。

-イラストには[[鬼札 アバク]]とその部下である[[コニー]]、[[メガネ]]、[[デストロ伊藤]]、[[ザンコック]]が描かれている。
--このカードが自然文明を持ち、[[墓地召喚]]が可能なのは[[不死樹王国]]に所属する[[ザンコック]]がいるからだろう。
-[[DM23-RP3]]の銀[[トレジャー]]版で採録された際のイラストにはアバクと[[《CRYMAX ジャオウガ》]]と[[《コオニ弁天》]]が描かれている。
-[[DM23-RP3]]の銀[[トレジャー]]で再録された際のイラストにはアバクと[[《CRYMAX ジャオウガ》]]と[[《コオニ弁天》]]が描かれている。

**関連カード [#sf327b1c]
-[[《ライマー・ドルイド》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#w5228773]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#x895dcbe]
-illus.[[Yasuyuki Noda]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](10/100)
-illus.[[Adachi Yosuke]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](TR7/TR9)

**参考 [#wda13070]
-[[黒赤緑]]
-[[クリーチャー]]
-[[デモニオ]]
-[[cip]]
-[[墓地肥やし]]
-[[自壊]]
-[[鬼タイム]]
-[[無視]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[マッハファイター]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[墓地召喚]]
-[[鬼札 アバク]]
-[[鬼札王国]]
-[[黒赤緑]]
-[[【アバク墓地ソース】]]

&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,自然文明,黒赤緑,3色,多色,コスト3,デモニオ,パワー13000,cip,墓地肥やし,自壊,鬼タイム,無視,スピードアタッカー,マッハファイター,T・ブレイカー,墓地召喚,超獣リメイク,SR,スーパーレア,Yasuyuki Noda,Adachi Yosuke);