#author("2024-12-04T15:17:22+09:00","","")
#author("2024-12-04T17:52:44+09:00","","")
*《&ruby(またん){魔誕};の&ruby(きし){騎士};ザガーン》 [#top]

|魔誕の騎士ザガーン SR 光文明 (5)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 6500|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|''エスケープ''|
|''ヨビニオン''(このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から、これよりコストが小さいクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く)|
|各ターン、はじめて自分の手札から召喚して出した他のクリーチャーに、そのターン「ヨビニオン」を与える。|

[[DM24-RP4]]で登場した[[光]]の[[デーモン・コマンド]]。

[[ブロッカー]]、[[W・ブレイカー]]、[[エスケープ]]、[[ヨビニオン]]に加え、[[ターン1]]で自分の召喚クリーチャーに[[ヨビニオン]]を[[付与]]する能力を持つ。

自前の[[ヨビニオン]]に加え、各ターン1度だけ手札から[[召喚]]された他の[[クリーチャー]]に[[ヨビニオン]]を与えることができるという、[[ヨビニオン]]による持続的な[[展開]]力に特化している。

ヨビニオン付与は[[強制]]能力ではあるが、召喚以外では発動しないため、万が一最初のターンに召喚以外の方法で自分のクリーチャーを出してしまっても無意味に効果が消費されることはない。

単純なスペックのみを見ても、[[エスケープ]]持ち[[ブロッカー]]の防御力に加え、[[光]]の[[コマンド]]であることにより[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]の侵略に対応可能という高い制圧力を有しており、単なる[[システムクリーチャー]]の枠では収まらない活躍としぶとい耐久が可能。

[[ヨビニオン]][[付与]]が「はじめて自分の手札から召喚して出した」クリーチャーが対象であることを逆手に、このクリーチャーを[[召喚せずに出せば>コスト踏み倒し]]出たターン中にいきなり他のクリーチャーにヨビニオンを与えることも理論上可能。ただし、要求コストが膨大になるうえにこのクリーチャー自身の[[ヨビニオン]]が発動できないという問題があるため、基本は普通にこのクリーチャーを[[召喚]]し、返しのターンを[[エスケープ]]で耐えて次ターン以降に本領を発揮していくスタイルが良いだろう。

ターンに縛りはないため、手札からの[[召喚]]であれば相手のターン中に召喚したクリーチャーにも[[ヨビニオン]]を付与できる。
よって、[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]など召喚扱いになる[[手札誘発]]と相性が良い。
例えば、[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]が[[S・トリガー]]で出たならそれの[[cip]]と合わせて一度にコスト5以下のクリーチャー2体を呼び出すことが可能となる。

[[ヨビニオン]][[付与]]は豪快で特徴的かつ無限大の拡張性を持つ非常に興味深い能力ではあるのだが、[[【青黒緑マルル】]]のような「特定のクリーチャーを山札から確実に呼び出す」コンセプトのデッキでは運用難易度が少し高くなる。ターン中最初の正規召喚を[[強制]]で[[ヨビニオン]]にするため、コストが2番目に低いクリーチャー以外を最初に召喚してしまうと想定していないクリーチャーが呼び出されてしまう。
また、この手のデッキにおいては「目的のクリーチャー」は[[《天災 デドダム》]]や[[《鬼札アバクと鬼札王国》]]など1枚出せれば2枚目以降を山札から探さずとも問題ない初動札が多いという問題点もある。
とはいえ、確実性を失うのは厄介ではあるが、次のターンに繰り出す「相手との戦力差を決定づける、デッキの本命クリーチャー」にオマケでランダムな[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]能力をつけられるというのが凶悪極まることは間違いない。プレイングさえ誤らなければ問題なく有効活用できるだろう。
ひとつだけ良くない点を挙げるとするなら、このクリーチャーは光の5コストであり、これは4・5ターン目に出すのが一般的なコスト帯である。4・5ターン目はまさにその「相手との戦力差を決定づける、デッキの本命クリーチャー」を出したいターンである。故に、このクリーチャーをデッキの動力として運用する場合、立ち上がりが一手遅れてしまうリスクが発生する。
そうなるとこのクリーチャー自身、すなわちこのクリーチャーから呼び出せるコスト4以下のクリーチャーを「デッキの本命クリーチャー」とするのが安牌だが、相手との戦力差を決定づけるような[[パワーカード]]は基本的にコスト5以上であり、デッキ構築の難易度が跳ね上がってしまう。
公式的には、あくまでも雑に頭数を稼ぐ目的で作られたクリーチャーなのだろう。
そういう意味では[[【白単メカ】>【メカ・メクレイド】]]などに適しているだろう。

[[ハイパーエナジー]]などの[[コスト軽減]]を持つ[[ファッティ]]に[[ヨビニオン]]を付与すれば別の[[ファッティ]]を踏み倒す可能性を期待できるが、やはりこちらも運次第。

[[ヨビニオン]]のテキストからわかる通り、付与は[[強制]]でも実際に使うかどうかは[[任意]]である。ヨビニオンは山札に踏み倒せるクリーチャーが残っていない場合に山札全てを相手に公開するという[[情報アドバンテージ]]の大きな損失を生み出す能力であるため、デッキの最小コストクリーチャーを召喚した場合等は使わないことを選択したい。

[[光]]の[[中量級]][[ブロッカー]]ということで、[[【4色ディスペクター天門】>【4色ロマノグリラ天門】]]に向いている。若干特殊な構築になるかもしれないが、組もうと思えば[[《アクアン》]]確定呼び出し型も組める。[[【5色ディスペクター】]]なら次のターンに[[《頂上電融 クライアッシュ“覇星” '22》]]を呼び出し、そこから[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]に連鎖してやりたい放題する体制を整えるという手もある。

編にコンボやスーパーサブ枠の呼び出しを狙わなくとも、[[【超光喜 エルボロム】]]に[[《超光喜 エルボロム》]]本体を呼び出すために使うことも考えられる。
変にコンボやスーパーサブ枠の呼び出しを狙わなくとも、[[【超光喜 エルボロム】]]に[[《超光喜 エルボロム》]]本体を呼び出すために使うことも考えられる。

-[[《ザガーン》>《暗黒の騎士ザガーン》]]の象徴である[[W・ブレイカー]]は、本クリーチャーにもしっかりと受け継がれている。

-[[闇]]でない[[ブロッカー]]になったことで、自力で[[《いにしえの超人》]]を止められるようになった。
相変わらず[[パワー]]で負けているためバトルには勝てないものの、[[エスケープ]]を使えば一方的に破壊されることは回避できる。
一方で[[《とこしえの超人》]]には[[ヨビニオン]]を無効化されてしまうため、相性は最悪である。

**[[サイクル]] [#cycle]
-''《魔誕の騎士ザガーン》''
-[[《魔誕の斬将オルゲイト》]]
//-[[《》]]
-[[《魔誕の猛将ダイダロス》]]
//-[[《》]]

**関連カード [#related]
-[[《暗黒の騎士ザガーン》]]

-[[《迷宮の騎士 サンザーン》]]
-[[《浄黒接続 ウルガーン》]]

-[[《運命の境界線》]]
-[[《ゴールド・ウィリデ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-RP4]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Kotakan]]
--[[DM24-RP4 「王道篇 第4弾 悪魔神、復活」>DM24-RP4]](S1/S11)
//(㊙??/㊙24)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[エスケープ]]
-[[ヨビニオン]]
-[[ターン1]]
-[[付与]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト5,デーモン・コマンド,コマンド,パワー6500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,W・ブレイカー,エスケープ,ヨビニオン,ヨビニオン4,各ターンに1度だけ,ヨビニオン付与,終音「ん」,ザガーン,SR,スーパーレア,Kotakan,王道篇ブロック);