#author("2024-11-03T13:36:57+09:00","","")
#author("2024-11-20T15:54:21+09:00","","")
*《&ruby(エス){S};&ruby(きゅう){級};&ruby(スペース){宇宙}; アダムスキー》 [#top]

|S級宇宙 アダムスキー SR 水文明 (7)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/S級侵略者 7000|
|''進化'':水のクリーチャー1体の上に置く。|
|''S級侵略[宇宙]'':水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、バトルゾーンまたは自分の手札にあるこのカードをその上に重ねてもよい)|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーはブロックされない。|
|このクリーチャーがシールドをブレイクする時、かわりに相手の山札の上から2枚を、持ち主の墓地に置く。|

[[DMR-19]]で登場した[[水]]の[[マジック・コマンド]]/[[S級侵略者]]の[[進化クリーチャー]]。

[[ブロックされない]][[W・ブレイカー]]だが、[[シールド]]を[[ブレイク]]するかわりに相手の[[山札]]を[[墓地]]に置く[[能力]]を持つ。この[[クリーチャー]]は[[W・ブレイカー]]を持つため、合計で[[山札]]を4枚削れる。
[[シールド]]を1つも[[ブレイク]]できない[[W・ブレイカー]]という前代未聞の[[クリーチャー]]。

相手の[[山札]]を削るという意味で[[ライブラリアウト]]に特化した性能と言える。
[[山札]]を減らす量は[[《猛菌魚雷ヤサカノフカ》]]の半分だが、この[[クリーチャー]]は[[ブロックされない]]上に[[ブレイク]]せずに[[山札]]を削るため、[[S・トリガー]]などの逆転要素を受け付けない。

また、「宇宙(スペース)」の[[S級侵略]]によって[[バトルゾーン]]にあるこの[[カード]]を別の[[コマンド]]に乗せ、[[《超獣軍隊 フォックスリー》]]のように連続で[[侵略]]できる。

ちなみに[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]から[[侵略]]する「宇宙(スペース)」の[[S級侵略]]は、[[進化]][[カード]]である《S級宇宙 アダムスキー》だけを剥がし、[[進化元]]はそのまま[[バトルゾーン]]に残る。(このため、他の[[侵略]]とは違い[[テキスト]]が「この[[カード]]」となっている)

ゲームが始まった時の[[山札]]は30枚、さらにこの[[クリーチャー]]が出るまでの[[ターン]]が経過すると、残りの相手の[[山札]]は15〜25枚程度が多く、[[攻撃]]回数の目安としては4〜6回程度で[[ライブラリアウト]]になる。
[[バトルゾーン]]にある[[水]]の[[コマンド]]の数次第では[[1ショットキル]]も可能だろう。
-[[マジック]]な事を活かし、[[マジック]]・[[コマンド]]で[[メインデッキ]]を固めた[[マジック]]・[[メクレイド]]で使うのも1つの手。侵略元となるマジック・コマンドを大量展開することで、[[山札破壊]]の速度を上げることができる。

更に''この[[クリーチャー]]の[[能力]]は[[置換効果]]であるため、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の[[ライブラリアウト]]阻止をすり抜ける。''
[[DMR-19]]時点ではこの[[クリーチャー]]による[[ライブラリアウト]]を防ぐ手段はほとんど存在せず、唯一[[除去]]可能な[[《疾封怒闘 キューブリック》]]も[[バウンス]]であるため再[[侵略]]されるだけ。
-[[DMRP-04裁]]で登場した[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]による[[山札]]回復は[[置換効果]]ではないため、[[ライブラリアウト]]を防ぐことができる。しかし、山札の《ワカメチャ》が《アダムスキー》によって[[墓地]]に置かれる最後の二枚のみであった場合、[[山札]]回復はワカメチャが[[墓地]]に置かれた後に処理されるため、[[ライブラリアウト]]は免れない。2017年11月20日に競技イベント運営ルールの更新により[[ループ]]中にランダム要素が関わる場合、最も望む結果まで省略できるので、対策としては不十分かもしれない。

[[ブロッカー]]では止まらず、[[ブレイク]][[置換効果]]のため[[シールド・セイバー]]も無意味。[[ブレイク]]されないため[[手札]]が増えず、[[革命]]も無力化する厄介な[[クリーチャー]]。[[ニンジャ・ストライク]]でも[[《斬隠オロチ》]]以外では[[除去]]できない。山札回復ができる[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]なら少しは粘れるが、侵略元が多ければ一時しのぎにしかならない。
優秀な[[マジック・コマンド]]である[[《奇天烈 シャッフ》]]の存在もあって、[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[【トリガービート】]]のような受け身を要とする[[デッキ]]は格好の餌食なので気をつけておきたい。

対抗手段としては何とかして[[バトルゾーン]]に出させないことと、返しの[[ターン]]の[[除去]]が最も有効だろう。[[《神人類 ヨミ》]]などで[[ブレイク]]そのものを封じたり、[[攻撃制限]]の類で[[攻撃]]させないことも効く。[[切札]]が出る前に決着を付ける[[速攻]]も通用するだろう。
パワーも7000と登場時点の[[カードプール]]ですら[[《超音速 ターボ3》]]と相打ちになるラインなので、[[殴り返し]]にも弱め。
この[[クリーチャー]]よりも先んじて[[フィニッシャー]]を出せばそこまで脅威ではないので、お互い相手よりも早く勝利に繋げることが鍵となる。

**ルール [#rule]
[[S級侵略[宇宙]]]のルールについては該当ページを参照。ここでは、[[ブレイク]]の処理について記載する。

-[[シールド]]が1つでも残っていれば[[ブレイク]]のかわりに[[山札]]が削られるが、1つもなければ[[ダイレクトアタック]]になる。
--[[ブレイク]][[置換効果]]は[[強制]]のため、[[シールド]]を[[ブレイク]]して勝利したほうが良い場合でも[[ブレイク]]できない。

-相手の[[シールド]]が1つしかない場合、削れる枚数は1[[ブレイク]]分を置換した2枚のみ。
--[[2017年3月25日ルール改訂]]以前は[[シールド]]は1枚ずつ[[ブレイク]]していたため、[[シールド]]が1枚でも[[W・ブレイカー]]で4枚削ることができた。これを利用し、[[∞ ブレイカー]]を与えて山札を削りきるコンボも存在した。

-''相手の山札が1枚の時のみブレイクは通常のブレイクになる。''置換した後の指示されたイベントを完全に実行できなければ置換できないという[[置換効果]]のルールによるもの。例として[[《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》]]の「破壊されるかわりに墓地のカードを4枚山札の下に戻す」[[破壊置換効果]]が[[墓地]]のカードが4枚未満なら不発に終わるのと同じ理由である。
--大抵の場合は相手にターンを渡すことで[[ライブラリアウト]]が確定するためほぼ問題はない。自分の手で相手の山札を削りきって決めたい場合は、相手の山札が偶数か奇数か把握しておこう。もし通常ブレイクになってしまった場合、山札を回復できる[[《埋没のカルマ オリーブオイル》]]や[[《目的不明の作戦》]]等には要注意。
--開発側からすれば、山札が1枚しかない場合でも[[置換効果]]は適用されるつもりだったのだろう。いかにこのルールが忘れられやすいかを物語る1枚と言える。
--[[《宇宙 タコンチュ》]]の裁定は変更されたが、このカードは「引く」とは無関係な「墓地に置く」なのでその裁定変更で強化はされていない。

-[[2017年3月25日ルール改訂]]によってシールドを同時にブレイクするようになったが、ブレイクするシールド1枚ごとに置換効果が適用される。よってシールド2枚以上の時のW・ブレイクであれば従来通り4枚削ることが可能。また、誘発した効果処理は同時に行われないので、W・ブレイクの際に山札が4枚未満の場合、片方のシールドは置換に成功し2枚削れるが、残りのシールドは山札が1枚しかないので通常ブレイクという形になる。(どちらを通常ブレイクにするかは《アダムスキー》の持ち主により決められる)
--つまり「ブレイクは同時に行われるので何枚ブレイクしても1回しか置換できず山札2枚しか削れない」あるいは「置換効果は同時に処理されるので削る枚数の合計より山札が少なければ全てのシールドに対して置換効果が不発に終わる」などは間違い。

-自分のシールドをブレイクした場合も[[ブレイク置換効果]]は発動し、ブレイクされたプレイヤーが自分か相手かに関わらず相手に[[山札破壊]]が行われる。
--[[《めっちゃ! デンヂャラスG3》>《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]]で[[G・ブレイカー]]が付与されている侵略元を使って侵略した場合に深く関係してくる。

**環境において [#environment]
[[革命編環境]]では[[【天門ループ】]]における[[フィニッシャー]]として利用されることがあった。

後に[[《ヴォルグ・サンダー》]]が[[殿堂入り]]を果たすと[[【青黒ハンデス超次元】]]におけるリペア札として注目が挙がり、[[DMEX-05]]期にもこれを入れた構築のチャンピオンシップ4位以内入賞が複数件報告されている。その場合、主な侵略元は[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]や[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]となる。

[[DMRP-10]]期には[[《Wave All ウェイボール》]]で[[水]]の[[GRクリーチャー]]を並べ、[[《宇宙 タコンチュ》]]で[[コマンド]]を[[付与]]してからこのカードで総攻撃を仕掛ける型が[[【青黒ハンデス超次元】]]で成立。この場合、[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]でメタを張られても並べたGRクリーチャーで[[1ショットキル]]するというプランに移行できるのが強い。

初期型の[[【青黒緑デッドダムド】]]でも使用されたが、[[DMBD-10]]発売から1ヶ月程度が経過するとこれがなくても十分勝てることからそちらでは不採用が目立って行った。

[[DMEX-12]]期に[[【青黒緑デッドダムド】]]が環境復帰を果たすと、[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]で革命チェンジするタイミング次第では比較的楽に[[ライブラリアウト]]まで持ち込めることが判明し、採用がまた増えていった。

[[DMEX-15]]期になると、[[【ダークネスコントロール】]]が成立。そちらのデッキに必要不可欠なフィニッシャーとなった。1[[ターン]]で[[ライブラリアウト]]まで持っていけなくとも、この頃の[[環境]]には[[殿堂入り]][[カード]]での圧殺を勝ち筋にするデッキが多く、1ターン[[山札破壊]]を撒いただけで相手の[[山札]]にまともにフィニッシュパーツが残っているかどうか疑わしい状況に持っていけることも多い。

[[DMEX-15]]期に獲得した[[《神の試練》]]はこのカードの強化パーツとなっており、追加ターンを連続で獲得することで課題であった侵略回数の確保が解決された。ただし、相手に使われて[[ライブラリアウト]]回避[[効果]]が働くとこのカードが腐るため、[[《神の試練》]]の存在は敵に回すと厄介である。

[[王来篇環境]]終盤で[[《魔天降臨》]]軸の[[【5色ザーディクリカ】]]が台頭して以降、1回や2回はターンを渡しても安全と言える状況を作った後のフィニッシャーとして使われる場合がある。[[【ギャラクシールド】>ギャラクシールド]]系統で防御力に任せて複数ターン跨ぐ形でこれを利用するケースもある。

[[【青単Drache der'Zen】]]が発祥するとそのフィニッシャーとして使われる事例も見られるようになった。

ただ、[[アビス・レボリューション環境]]辺りになると[[【5色ザーディクリカ】]]にしてもこのカードまで使わなくとも[[《CRYMAX ジャオウガ》]]や[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]ぐらいで十分勝てるケースが激増し、採用はまばらになった。

[[【逆アポロ】>【シールドプリズン】]]の環境進出初期の[[アドバンス]]では[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]や[[《熊田すず》]]などを採用した[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]型が主流の1つであったが、当時は[[《頂上の精霊 ミラクルスZ》]]や[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]からこれに侵略させて勝ちにいく型もあった。
[[【シールドプリズン】]]の環境進出初期の[[アドバンス]]では[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]や[[《熊田すず》]]などを採用した[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]型が主流の1つであったが、当時は[[《頂上の精霊 ミラクルスZ》]]や[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]からこれに侵略させて勝ちにいく型もあった。

**その他 [#others]
-この[[クリーチャー]]で[[ライブラリアウト]]に成功しゲームに勝利することを、公式は「無重力勝利」と称している。

-[[アンブロッカブル]]だが、[[メタリカ]]の[[攻撃曲げ]]に対してはちゃっかり引っかかり、高パワーのクリーチャーを立てられるとキツい。[[《黒神龍オドル・ニードル》]]等の「[[攻撃]]するなら[[クリーチャー]]を[[可能であれば攻撃し>可能であれば攻撃する]]なければならない」という状況で高パワーの[[ガードマン]]を立てられてもキツい。

-山札を削る効果はあくまでブレイクを置き換えて行われる。別のクリーチャーの上に重ねた時に4枚山札を削る効果と勘違いしないように。そのように勘違いして複数枚重ねても重ねた分だけ効果が増すことはない。

-[[墓地]]が増えるため[[墓地]]利用[[デッキ]]だと逆利用される可能性もあるが、[[墓地肥やし]]の際は[[山札]]を減らすことが多いため、逆に無重力勝利がしやすくなるケースが多い。

-[[シールド]]を削らないため、[[《パクリオ》]]などの[[シールド]]に埋める[[カード]]との相性は良い。

-[[DMR-20]]で登場した[[《宇宙 タコンチュ》]]との相性が良い。[[水]]の[[クリーチャー]]が全て[[侵略]]元になるからである。

-全体的に[[シールド]]ブレイク数増加や連続攻撃付加が多い[[火]]のカードと相性がいい。簡単な所で[[《二刀流トレーニング》]]、珍しいところでは[[《紫電城 バルザーク》]]等がある。

-変わったところでは[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]の補完という手も。あちらの[[アタックトリガー]]で相手の山札を2枚まで削りつつこの[[クリーチャー]]に[[侵略]]すれば、残りの2枚を削り綺麗に[[ライブラリアウト]]が決まる。

-[[コスト]]7以下の[[水]]のカードなので、[[《夢の変形 デュエランド》]]とも[[シナジー]]がある。[[【デュエランドエクストラウィン】]]には[[《奇天烈 シャッフ》]]や[[《ウマキン☆プロジェクト》]]、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]などの[[コマンド]]もそこそこ入るので、ネタでも何でもなく[[《夢の変形 デュエランド》]]の[[エクストラウィン]]を万一外した時に並べたコマンドで山札破壊プランを取れる。

-[[《D2S 皇帝ワルスラ》]]とも相性がいい。このクリーチャーの侵略元を並べれば自然とあちらの[[G・ゼロ]]条件を満たせるうえ、このクリーチャーの弱点である[[殴り返し]]や[[呪文]]による[[除去]]を補うことができる。

-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を搭載したデッキには強い。封印と《ドキンダム》の分だけ初期の山札が減ってしまう分[[ライブラリアウト]]を狙いやすい。[[S・トリガー]]や[[革命0トリガー]]で《ドキンダムX》が禁断解放してしまうことがない点も強い。

-アニメ「VSR」では第43話で[[チューやん]]の[[切札]]として登場。[[デュエわんこ>ルシファー]]の[[山札]]を4枚まで減らす活躍を見せた。
--また、このクリーチャーが攻撃する際には[[シールド]]ではなくそのまま[[山札]]を攻撃する描写がされていた。

-アニメ「デュエル・マスターズ!!」では第15話で「VSR」と同様に[[チューやん]]の[[切札]]として登場した他、第40話で[[アルマゲドン]]の[[切札]]としても登場。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第44話で[[斬札 ウィン]]の[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]の召喚バンクで[[DM22-EX1]]([[デュエキングMAXカード]])版のカードが登場。

-キッズステーションで放送された情報番組「デュエマTV!!」では岩手のデュエマヒーローであるザ・グレート・ソバコがデュエンジャーズの科学力によって復活したわんコップが使用。
[[S級侵略]]で転々と味方クリーチャーへの乗り換えをしつつ、ダイキの山札をごっそり削り、山札を残り1枚まで追い込んだものの、このクリーチャーの能力で山札から墓地に送った[[《S級不死 デッドゾーン》]]の[[S級侵略]]を許してしまい、[[ブロッカー]]3体全てを排除されて敗北した。

-[[イラスト]]および[[カード名]]の由来は「アダムスキー型UFO」で、最もポピュラーな形状のUFOであり、UFO研究家「[[ジョージ・アダムスキー>https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC]]」がその撮影に成功したことから名付けられた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]

|S級宇宙 アダムスキー SR 水文明 (7)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/S級侵略者 7000|
|進化:水のクリーチャー|
|S級侵略[宇宙]:水のコマンド|
|W・ブレイカー|
|ブロックされない。|
|このクリーチャーがシールドをブレイクする時、かわりに相手の山札の上から2枚を墓地に置く。|

[[DMPP-27]]で実装。

TCG版の性能そのままで登場した。

-《アダムスキー》自体は変わっていないものの、TCG版では貫通できていた''[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]が[[置換効果]]ではなくなっているため、[[ライブラリアウト]]防止を貫通できなくなっている。''
そのため《フォーエバー・プリンセス》は《アダムスキー》ではほぼ対処できない天敵となってしまった。((相手の山札が残り4枚で、《アダムスキー》で削った最後の4枚の中に《悠久》がいた場合は、《悠久》の能力が解決する前にライブラリアウトで勝利できる。))
--《キクチ》や[[《禁術のカルマ カレイコ》]]の場合、《アダムスキー》の置換効果そのものが発動できなくなる(([[総合ルール]]609.4「変更された後のイベントが実行できない場合、置換する事はできません。」による措置。))。
結果、山札の枚数を問わず通常通りに[[ブレイク]]するようになるため、一応[[ブロックされない]][[W・ブレイカー]]としての運用は可能。
--CPUがこのカードを使う場合、《フォーエバー・プリンセス》の能力の山札回復がターン中2回発動した時点で攻撃しなくなる。

-デュエプレでこれまで避けられていた[[退化]]の挙動と実戦級の[[山札破壊]]の2つの要素を一気に現実のものにした革新的な1枚。
--[[S級侵略]]の仕様上、単純に退化させても元の[[クリーチャー]]に戻るだけだが、[[メテオバーン]]の性質を利用することで狙ったクリーチャーを残せるようになる。まず[[進化元]]を空にした[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]((《アダムスキー》登場時点における水のコマンドのうち、メテオバーンを持つ唯一のクリーチャー。))を用意し、下に《コスモ・セブ Λ》自身の能力または[[《時空の庭園》]]で残したいクリーチャーを仕込む。その状態で《アダムスキー》に侵略しつつメテオバーンを起動すると、進化元のうち''最も上にある《コスモ・セブ Λ》''が墓地に送られる。最後に他のクリーチャーに再び侵略して《アダムスキー》を剥がすことで、仕込んだクリーチャーが[[バトルゾーン]]に残ることとなる。

-このクリーチャーが相手プレイヤーへ攻撃を行うと、相手プレイヤーではなく相手の山札へと攻撃する演出が発生する。
--相手の山札が1枚しかなかったり[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]が存在して[[置換効果]]が発動できない場合は演出は他のクリーチャー同様になる。相手の山札が2~3枚の場合、プレイヤーの方向へ攻撃する動きをしつつ山札とシールドの両方へと攻撃演出が発生する。

-アニメ作品では男性声優がボイスを担当していたがデュエプレでは女性声優が担当しており、機械音声またはAIナビのような淡々とした口調の少女ボイスとなっている。
--攻撃時のボイスは「プランA『無重力勝利』実行中」、[[ダイレクトアタック]]時は「プランB『殴り勝つ』コンプリート」となっている。
--破壊された際のボイスでは、「ネガティブトラディション、起動」と発する。直訳すると「悪しき伝統」で、意味が不明瞭である。
トラ''ディ''ション(Tra''d''ition)と綴りのよく似た単語として、トラ''ンジ''ション(Tra''ns''ition)がある。もし意図していたのがこちらだったのなら「状況悪化」という意味((その他、サッカーの専門用語として「攻撃から守備に転換する際の流れ」という用法もある。何にせよ概ね同義である。))になり、被破壊ボイスというシチュエーションに噛み合ったものとなる。更に推測を重ねるなら、起動したのは被害を受けた際の対応シーケンスか何かだろうか。

-[[メインストーリー]][[EPISODE 26 制するべきもの]]で擬人化したキャラクターである[[アダムスキー]]が先行登場している。詳細はあちらを参照。

**関連カード [#related]
-[[《S級不死 デッドゾーン》]]
-[[《S級原始 サンマッド》]]
-[[《SSS級天災 デッドダムド》]]

-[[《Code:1500 <アダム.Star>》]]
-[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]]

-[[《猛菌魚雷ヤサカノフカ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPP-27]]&br;'''プランA「[[無重力勝利>ライブラリアウト]]」、実行開始。――S級宇宙 アダムスキー'''

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」>DMR-19]](S3/S9)
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](超G3/超G10)(超4/超50)
-illus.[[永井ゆうじ]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](218/???)
-illus.[[tetrapod]]
--[[DM24-RP2 「王道篇 第2弾 カイザー・オブ・ハイパードラゴン」>DM24-RP2]](TR2/TR11)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-CV:[[石川由依]]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMPP-27 「禁断伝説 -DISASTER OF X-」>DMPP-27]]

**参考 [#reference]
-[[進化クリーチャー]]
-[[マジック・コマンド]]
-[[S級侵略者]]
-[[S級侵略]]
--[[S級侵略[宇宙]]]
-[[コマンド]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ブロックされない]]
-[[ブレイク置換効果]]
-[[山札の上]]
-[[ライブラリアウト]]

-[[【アダムスキーライブラリアウト】]]

-[[アダムスキー]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について
--[[侵略]]、[[S級侵略[宇宙]]]も参照のこと

>Q.自分のバトルゾーンに[[《フォー・ユー》]]を進化元にし、オーラが1枚付いた''《S級宇宙 アダムスキー》''がいます。「S級侵略[宇宙]」を使用し、''《S級宇宙 アダムスキー》''を別のクリーチャーの上に重ねた際、付いていたオーラは一緒に移動しますか?
A.いいえ、移動しません。''《S級宇宙 アダムスキー》''の「S級侵略 [宇宙]」は、カード単体を別のクリーチャーの上に重ねる能力ですので、再構築によって[[《フォー・ユー》]]をバトルゾーンに残す場合、オーラも[[《フォー・ユー》]]に付いたまま残ります。再構築の際、進化元のクリーチャーを残してオーラのみを墓地に置くことは出来ません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33265]](2020.2.26)

-5つ目の能力について

>Q.バトルゾーンに自分の[[《ドラグ変怪》]]がいる状況で、相手は''《S級宇宙 アダムスキー》''で自分を攻撃しました。 ''《S級宇宙 アダムスキー》''がシールドをブレイクする際、置換効果によって自分の山札は墓地に置かれますか?
A.はい、置換効果は連鎖しないので、ブレイクされるシールド1枚につき山札の上から2枚を墓地に置きます。
#region2((総合ルール 101.5)){{
:101.5. 置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行う|
同一のイベントにおいて適用される置換効果は1つだけです。イベントとは、ゲーム中に起こりうるすべての出来事を指します。あるイベントがすでに置換されている場合、それ以上置換することはできません。
::101.5a |置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。
::101.5b |複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33624]](2020.6.26)

>Q.自分の山札が残り2枚の状況で相手の''《S級宇宙 アダムスキー》''が自分を攻撃しました。シールドを2つブレイクする際、置換効果によって1つブレイクするかわりに山札の上から2枚が墓地に置かれ、もう1つが通常通りブレイクされました。&br;置換効果によって山札が0枚になるのですが、''《S級宇宙 アダムスキー》''によってブレイクされ手札に加わったシールドが[[《一王二命三眼槍》]]だった場合、その置換効果で、敗北を回避できますか?
A.はい、置換効果を適用できます。''《S級宇宙 アダムスキー》''の置換効果の適用とシールドのブレイクは同時です。山札が墓地に置かれて0枚になるのと、[[《一王二命三眼槍》]]が手札に加わるのは同時ですので、山札が0枚になってゲームに敗北する状況起因処理に対して、[[《一王二命三眼槍》]]の置換効果を適用できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41667]](2022.7.28)

>Q.''《S級宇宙 アダムスキー》''がシールドを2つブレイクする際、置換効果によって1つブレイクするかわりに相手の山札の上から2枚を墓地に置きますが、相手の山札が3枚の場合、どのような処理になりますか?
A.相手の山札が3枚の場合、シールド1つのブレイクは置換効果を適用し、山札の上から2枚を墓地に置きます。もう1つのブレイクは置換効果が適用できないため、通常通りそのシールドをブレイクし、相手はそれを手札に加えることになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41668]](2022.7.28)

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト7,マジック・コマンド,マジック,コマンド,S級侵略者,侵略者,パワー7000,進化,進化:水のクリーチャー,S級侵略[宇宙],S級侵略,侵略,侵略:水のコマンド,W・ブレイカー,ブロックされない,ブレイクする時,置換効果,ブレイク置換効果,ライブラリアウト,SR,スーパーレア,トレジャー,銀トレジャー,YOICHI ITO,永井ゆうじ,tetrapod,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),マジック・コマンド (デュエプレ),マジック (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),S級侵略者 (デュエプレ),侵略者 (デュエプレ),パワー7000 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:水のクリーチャー (デュエプレ),S級侵略[宇宙] (デュエプレ),S級侵略 (デュエプレ),侵略 (デュエプレ),侵略:水のコマンド (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),ブロックされない (デュエプレ),ブレイクする時 (デュエプレ),置換効果 (デュエプレ),ブレイク置換効果 (デュエプレ),ライブラリアウト (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),YOICHI ITO (デュエプレ));