#author("2023-10-31T11:25:06+09:00","","")
#author("2023-10-31T11:25:23+09:00","","")
*【“B-我”ライザ】 [#q5075bec]

[[【ビートジョッキー】]]を[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の専用デッキに仕上げたもの。【赤単“B-我”】や【連ジョッキー】とも呼ばれる。

|龍星装者 “B-我”ライザ SR 火文明 (8)|
|クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 8000|
|シンパシー:ビートジョッキー(このクリーチャーの召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のビートジョッキー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない)|
|W・ブレイカー|
|G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|自分のクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがビートジョッキーまたはドラゴンで、コストが攻撃しているクリーチャーのコスト以下なら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。|

**主要カード [#xb5db613]
|[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]|核|
|[[《BUNBUN・ヴァイカー》]]|5枚目以降の[[《“B-我”ライザ》>《龍星装者 “B-我”ライザ》]]|
|[[《“轟轟轟”ブランド》]]※|手札消費の激しいデッキでは定番のタダ出し[[SA>スピードアタッカー]][[2打点>W・ブレイカー]]|
|[[《一番隊 チュチュリス》]]|初動[[コスト軽減]]|
|[[《ダチッコ・チュリス》]]|[[1ショットキル]]始動に使用するコスト軽減|
|[[《“必駆”蛮触礼亞》]]|[[除去]]札としても使える[[ビートジョッキー]][[踏み倒し]]専用機|
|[[《“末法”チュリス》]]|盤面補強札|
|[[《DROROOON・バックラスター》]]|6000未満[[除去]]、[[GR召喚]]|
|[[《“罰怒”ブランド》]]|サブ[[フィニッシャー]]|


**候補カード [#o4ef6573]
|[[《こたつむり》]]|条件付きで[[WB>W・ブレイカー]]になる[[SA>スピードアタッカー]][[メタ]]|
|[[《U・S・A・BRELLA》]]|[[踏み倒しメタ]]。4コスト以下の呪文に対する[[アンタッチャブル]]|
|[[《ナグナグ・チュリス》]]|軽量除去。[[《“B-我”》>《龍星装者 “B-我”ライザ》]]で呼び出しても[[アド>アドバンテージ]]低目|
|[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]|汎用除去|
|[[《ギーク・チュリス》]]|ループプランに必須|
|[[《ガンザン戦車 スパイク7K》]]|ループして無限[[パンプアップ]]に|
|[[《我我我ガイアール・ブランド》]]|[[名目コスト]]が大きいサブ[[フィニッシャー]]|
|[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]|~|
|[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]|~|
|[[《DOOOPPLER・マクーレ》]]|自分の[[クリーチャー]]が出ると相手の[[クリーチャー]]を1体[[タップ]]|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|防御札。[[《“B-我”ライザ》>《龍星装者 “B-我”ライザ》]]、[[《“罰怒》>《“罰怒”ブランド》]]で攻撃して《“B-我”ライザ》を試行した場合は捲れても外れない|
|[[《メガブースト・チュリス/「ぶっ飛び特攻ッス!」》]]|呪文面で増えた[[手札]]を[[捨てて>捨てる]][[G・G・G]]発動へ。クリーチャー面はミニ[[《“B-我”》>《龍星装者 “B-我”ライザ》]]として使おう|
|[[《メガゴーワン・チュリス/ゴゴゴ・Go1・ナックル》]]|1[[ディスカード]]と9000[[火力]]の[[呪文]][[効果]]|
|[[《BAKUOOON <5000GT.Star>》]]|ビートジョッキーor[[レクスターズ]]が3体いれば1[[コスト]]。[[cip]]で[[効果バトル]]、勝つたび1[[ドロー]]|


**超GRゾーン [#i12705df]
|[[《ドドド・ドーピードープ》]]|[[G・G・G]]補助に役立つ[[WB>W・ブレイカー]]|
|[[《グッドルッキン・ブラボー》]]|[[赤]]系[[ビートダウン]]御用達の2打点|
|[[《ソニーソニック》]]|マナさえあれば単体で[[SA>スピードアタッカー]]に|
|[[《“魔神轟怒”ブランド》]]|単体で[[SA>スピードアタッカー]]を持つ[[《ソニーソニック》]]と合わせた[[1ショットキル]]プランも取れる|
|[[《マシンガン・トーク》]]|[[《“B-我”ライザ》>《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の[[AT>アタックトリガー]]をおかわり|
|[[《ロッキーロック》]]|[[超GR]]圧縮|

**このデッキの回し方 [#ncab6fe6]
[[《一番隊 チュチュリス》]]を立ててから[[《ダチッコ・チュリス》]]→[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]と繋ごう。先攻ならそのまま[[《“轟轟轟”ブランド》]]の[[マスターG・G・G]]を発動できるので、これだけで6打点が揃う。そのまま[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]で補強した後続などにも任せて[[1ショットキル]]してしまおう。

3ターン目に[[《ダチッコ・チュリス》]]→[[《DROROOON・バックラスター》]]と繋いで[[コントロール]]気味に動くプランもある。

手札が良ければ、2ターン目に[[《一番隊 チュチュリス》]]を立ててから3ターン目に[[《ダチッコ・チュリス》]]→[[《“罰怒”ブランド》]]と繋げて《“罰怒”ブランド》を場に残し、4ターン目に2体目の[[《ダチッコ・チュリス》]]→[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]と動く安定パターンを取ることもできる。こうすることで[[スピードアタッカー]]を[[付与]]する[[クリーチャー]]が1体[[除去]]されても止まりにくくなる。
**ループの手順 [#pa1c1979]

バトルゾーンに自分の[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]、[[《“末法”チュリス》]]、[[《ギーク・チュリス》]]が1体ずつ、相手の[[タップ]]している[[パワー]]3000を上回るクリーチャー1体が必要。墓地に[[《“末法”チュリス》]]、[[《ギーク・チュリス》]]が1体ずつ必要。[[攻撃]]は相手の[[タップ]]している[[パワー]]3000を上回るクリーチャーに行うこと。

+[[《ギーク・チュリス》]]で攻撃、[[アタックトリガー]]で[[墓地]]の[[《ギーク・チュリス》]]を[[山札の上]]から1枚目に、[[《“末法”チュリス》]]を[[山札の上]]から2枚目に置く。[[《ギーク・チュリス》]]は[[バトル]]に負けて墓地に置かれる。
+[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の能力で1.で山札に仕込んだ[[《ギーク・チュリス》]]を[[コスト踏み倒し]]。
+[[《“末法”チュリス》]]で攻撃、先に[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の能力で1.で[[山札]]に仕込んだ[[《“末法”チュリス》]]を[[コスト踏み倒し]]。
+[[《“末法”チュリス》]]の能力で1.で山札に仕込んだカードとは別のものをコスト踏み倒し。[[《“末法”チュリス》]]は[[バトル]]に負けて墓地に置かれる。
+1.に戻る。

このループの応用で[[《ガンザン戦車 スパイク7K》]]をループすれば[[《ドンジャングルS7》]]による攻撃対象固定も突破できる。

このループは[[DMRP-10]]発売から3週間程度経過した頃の[[チャンピオンシップ]]で優勝した構築に組み込まれており、2019年7月中旬頃に周知された。

**長所 [#vaffc59c]
召喚のみで6打点が揃うので[[《異端流し オニカマス》]]には極めて強固。また、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]や[[《ポクチンちん》]]程度なら簡単に除去できる。

ハマった時の打点形成力は確かなものがあり、2、3枚程度の単体[[除去]]にはぐらつかない。

[[スピードアタッカー]]が多めの構築なので[[今引き]]は強い。

[[タップイン]]持ちでも[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]+[[《“必駆”蛮触礼亞》]]で対処できることが殆どである[[《無修羅デジルムカデ》]]は心配ない。

極論[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]と[[《“必駆”蛮触礼亞》]]が[[手札]]にあれば3ターンキルできる手札[[要求値]]の低さも長所。[[GR召喚]]によって頭数が増え、それで多少の《龍星装者 “B-我”ライザ》の能力の外しをケアできる。
**短所 [#b445c2d8]
パワーラインの都合上[[《デスマッチ・ビートル》]]に対しては比較的脆弱。一応召喚ルートなら展開自体はできるが、セットで使われる[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]で守りを固められると悲惨。

一応[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]を投入すれば[[《デスマッチ・ビートル》]]は処理できるが、[[サーチ]]らしいサーチも無いこのデッキでは[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]が安定しづらい。

そもそも[[サーチ]]が無いため[[手札]][[事故]]も弱点になる。

[[メインデッキ]]に2[[コスト]]の初動枠を重用し、超GRに4[[コスト]]を多用するため、[[《7777777》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]が刺さる。同様の理由で[[《奇天烈 シャッフ》]]も厳しく、[[1ショットキル]]を失敗した返しのターンに合わせられると苦境に陥る。

さらに、[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]で展開されたり[[《全能ゼンノー》]]や[[《バツトラの父》]]などの足止めの波状攻撃をされたりするので、[[【ジョーカーズ】]]系統も[[S・トリガー]]の捲れ方やこちらの手札によっては厳しい。

[[オリジナル]][[環境]]ではGR召喚が存在しない分だけ[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の外しのケアが難しい。そのため、事前にシールドを削っておかなければ早期決着に支障が出ることも。[[アドバンス]]と異なり[[ワンショット]]色は薄れ、[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]自体追撃要員としての性質が強まることだろう。[[打点]]補強、[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の試行回数稼ぎのために、[[《龍装者 バルチュリス》]]の採用も十分検討される。

**環境において [#f1487f8f]
[[DMRP-11]]で[[《BUNBUN・ヴァイカー》]]、[[《DROROOON・バックラスター》]]を獲得して安定性が向上。[[DMEX-07]]期になると[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞が目立って行った。

[[DMRP-12]]で[[《滅亡の起源 零無》]]が登場。[[ゲーム]]開始時の追加1ドローを強要されるため[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の[[G・G・G]]達成が阻害され、この点で[[《滅亡の起源 零無》]]採用デッキが不利対面としてのしかかることとなった。

2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂では無規制であり、新殿堂の環境では最速クラスかつ爆発力が最大級のデッキとなるため、相対的に大幅強化された。

[[DMRP-13]]で[[《U・S・A・BRELLA》]]が登場するが、GR召喚系統のデッキの場合最速で動くことを優先するためこうしたメタカードを挟む動きが必ずしも行われるとは限らない。そもそもこれをカットする構築も稀ではないため、一概にそちらの登場によりこのデッキが弱体化したとは言い切れない。第一に《U・S・A・BRELLA》のコストは3であり、こちらが先攻なら出すのが間に合わず、後攻でも引けるかどうかは確実でないため、こちらが無対策でも走り切れてしまうことが少なくない。

ところが[[DMBD-15]]期になると同じ[[【速攻】]]系統のデッキとして[[【連ドラグナー】]]、[[【ドギラゴン閃】]]が環境上位に立つ状況となり、詰めの性能では前者に、[[汎用性]]では後者に劣るようになったことから、あまり見かけないデッキとなった。

[[DMRP-17]]期の[[オリジナル]][[環境]]では、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》]]を4枚投入し、メインデッキの6割をコスト6以上のクリーチャーで固めた[[重量級]]構築が[[チャンピオンシップ]]優勝を果たした。

とはいえ[[王来篇環境]]ではリソースの塊のようなデッキが当たり前となり、[[【我我我ブランド】]]のような[[【赤単速攻】]]ですら潤沢な[[手札]]を武器とするようになっていたため、G・G・Gに完全に依存する構築であることがもはやデメリットとなり、このシリーズではアドバンス・オリジナルを問わず入賞が稀となっていた。確実性の面でも山札依存という点で[[【我我我ブランド】]]に劣るのが痛い。

それでも[[DM22-SD1]]発売日に[[【我我我ブランド】]]折衷型がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞した。そちらには[[《パイセン・チュリス》]]も投入されており、[[リソース]]をある程度重視した構築と見られる。

[[《烈火大聖 ソンクン》]]の登場を機に環境に復帰したが、心配されていた[[《キャディ・ビートル》]]がそれほど環境に多くなかったのも有利に働いている。[[【我我我ブランド】]]がメタられ過ぎて常に溜めるプランを実行するつもりでなければならなくなったため、[[赤単]]の主流が過剰打点で押せるこのデッキに先祖返りしたものという見方もある。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])ではベスト128に1人残る健闘を果たした。
**参考 [#u560828c]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[デッキ集/1ショットキル]]
-[[【赤単ブランド】]]
-[[【DB“ファンク”C-軍】]]