【“B-我”ライザ】【ビートジョッキー】を《龍星装者 “B-我”ライザ》の専用デッキに仕上げたもの。【赤単“B-我”】や【連ジョッキー】とも呼ばれる。
主要カード
候補カード
超GRゾーン
このデッキの回し方《一番隊 チュチュリス》を立ててから《ダチッコ・チュリス》→《龍星装者 “B-我”ライザ》と繋ごう。先攻ならそのまま《“轟轟轟”ブランド》のマスターG・G・Gを発動できるので、これだけで6打点が揃う。そのまま《龍星装者 “B-我”ライザ》で補強した後続などにも任せて1ショットキルしてしまおう。 3ターン目に《ダチッコ・チュリス》→《DROROOON・バックラスター》と繋いでコントロール気味に動くプランもある。 手札が良ければ、2ターン目に《一番隊 チュチュリス》を立ててから3ターン目に《ダチッコ・チュリス》→《“罰怒”ブランド》と繋げて《“罰怒”ブランド》を場に残し、4ターン目に2体目の《ダチッコ・チュリス》→《龍星装者 “B-我”ライザ》と動く安定パターンを取ることもできる。こうすることでスピードアタッカーを付与するクリーチャーが1体除去されても止まりにくくなる。 ループの手順バトルゾーンに自分の《龍星装者 “B-我”ライザ》、《“末法”チュリス》、《ギーク・チュリス》が1体ずつ、相手のタップしているパワー3000を上回るクリーチャー1体が必要。墓地に《“末法”チュリス》、《ギーク・チュリス》が1体ずつ必要。攻撃は相手のタップしているパワー3000を上回るクリーチャーに行うこと。
このループの応用で《ガンザン戦車 スパイク7K》をループすれば《ドンジャングルS7》による攻撃対象固定も突破できる。 このループはDMRP-10発売から3週間程度経過した頃のチャンピオンシップで優勝した構築に組み込まれており、2019年7月中旬頃に周知された。 長所召喚のみで6打点が揃うので《異端流し オニカマス》には極めて強固。また、《奇石 ミクセル》や《ポクチンちん》程度なら簡単に除去できる。 ハマった時の打点形成力は確かなものがあり、2、3枚程度の単体除去にはぐらつかない。 タップイン持ちでも《龍星装者 “B-我”ライザ》+《“必駆”蛮触礼亞》で対処できることが殆どである《無修羅デジルムカデ》は心配ない。 極論《龍星装者 “B-我”ライザ》と《“必駆”蛮触礼亞》が手札にあれば3ターンキルできる手札要求値の低さも長所。GR召喚によって頭数が増え、それで多少の《龍星装者 “B-我”ライザ》の能力の外しをケアできる。 短所パワーラインの都合上《デスマッチ・ビートル》に対しては比較的脆弱。一応召喚ルートなら展開自体はできるが、セットで使われる《Dの牢閣 メメント守神宮》で守りを固められると悲惨。 一応《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》を投入すれば《デスマッチ・ビートル》は処理できるが、サーチらしいサーチも無いこのデッキでは《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》が安定しづらい。 メインデッキに2コストの初動枠を重用し、超GRに4コストを多用するため、《7777777》が刺さる。同様の理由で《奇天烈 シャッフ》も厳しく、1ショットキルを失敗した返しのターンに合わせられると苦境に陥る。 さらに、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》で展開されたり《全能ゼンノー》や《バツトラの父》などの足止めの波状攻撃をされたりするので、【ジョーカーズ】系統もS・トリガーの捲れ方やこちらの手札によっては厳しい。 オリジナル環境ではGR召喚が存在しない分だけ《龍星装者 “B-我”ライザ》の外しのケアが難しい。そのため、事前にシールドを削っておかなければ早期決着に支障が出ることも。アドバンスと異なりワンショット色は薄れ、《龍星装者 “B-我”ライザ》自体追撃要員としての性質が強まることだろう。打点補強、《龍星装者 “B-我”ライザ》の試行回数稼ぎのために、《龍装者 バルチュリス》の採用も十分検討される。 環境においてDMRP-11で《BUNBUN・ヴァイカー》、《DROROOON・バックラスター》を獲得して安定性が向上。DMEX-07期になるとチャンピオンシップ4位以内入賞が目立って行った。 DMRP-12で《滅亡の起源 零無》が登場。ゲーム開始時の追加1ドローを強要されるため《龍星装者 “B-我”ライザ》のG・G・G達成が阻害され、この点で《滅亡の起源 零無》採用デッキが不利対面としてのしかかることとなった。 2020年1月1日の殿堂レギュレーション改訂では無規制であり、新殿堂の環境では最速クラスかつ爆発力が最大級のデッキとなるため、相対的に大幅強化された。 DMRP-13で《U・S・A・BRELLA》が登場するが、GR召喚系統のデッキの場合最速で動くことを優先するためこうしたメタカードを挟む動きが必ずしも行われるとは限らない。そもそもこれをカットする構築も稀ではないため、一概にそちらの登場によりこのデッキが弱体化したとは言い切れない。第一に《U・S・A・BRELLA》のコストは3であり、こちらが先攻なら出すのが間に合わず、後攻でも引けるかどうかは確実でないため、こちらが無対策でも走り切れてしまうことが少なくない。 ところがDMBD-15期になると同じ【速攻】系統のデッキとして【連ドラグナー】、【ドギラゴン閃】が環境上位に立つ状況となり、詰めの性能では前者に、汎用性では後者に劣るようになったことから、あまり見かけないデッキとなった。 DMRP-17期のオリジナル環境では、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》を4枚投入し、メインデッキの6割をコスト6以上のクリーチャーで固めた重量級構築がチャンピオンシップ優勝を果たした。 とはいえ王来篇環境ではリソースの塊のようなデッキが当たり前となり、【我我我ブランド】のような【赤単速攻】ですら潤沢な手札を武器とするようになっていたため、G・G・Gに完全に依存する構築であることがもはやデメリットとなり、このシリーズではアドバンス・オリジナルを問わず入賞が稀となっていた。確実性の面でも山札依存という点で【我我我ブランド】に劣るのが痛い。 それでもDM22-SD1発売日に【我我我ブランド】折衷型がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞した。そちらには《パイセン・チュリス》も投入されており、リソースをある程度重視した構築と見られる。 《烈火大聖 ソンクン》の登場を機に環境に復帰したが、心配されていた《キャディ・ビートル》がそれほど環境に多くなかったのも有利に働いている。【我我我ブランド】がメタられ過ぎて常に溜めるプランを実行するつもりでなければならなくなったため、赤単の主流が過剰打点で押せるこのデッキに先祖返りしたものという見方もある。 『DMGP2022』Day2(オリジナル)ではベスト128に1人残る健闘を果たした。 参考 |