#author("2022-07-05T19:34:19+09:00","","")
#author("2022-07-31T21:58:55+09:00","","")
*【シュヴァルコントロール】 [#k207e1c5]

[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]に[[覚醒]]させ、相手にプレッシャーをかけながら[[制圧]]する[[デッキ]]。

|時空の霊魔シュヴァル UC 光/闇文明 (5)|
|サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 4500|
|H・ソウル|
|E・ソウル|
|覚醒−各ターンのはじめに、バトルゾーンに自分のコスト6以上の、エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンドが2体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。|
|BGCOLOR(white):覚醒後⇒[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]|

|霊魔の覚醒者シューヴェルト UC 光/闇文明 (12)|
|サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6500|
|H・ソウル|
|E・ソウル|
|相手がクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きにし、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。|
|相手が呪文を唱えた時、このクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。|
|W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)|

[[《時空の霊魔シュヴァル》]]は各[[ターン]]のはじめに、自分の[[コスト]]6以上の[[エンジェル・コマンド]]か[[デーモン・コマンド]]が2体以上いれば[[覚醒]]できる。

一見難しそうだが、意識した[[デッキ]]構成を心掛けることで、比較的容易に[[覚醒]]を狙える。[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]になると[[シールド追加]]と[[ブレイク]]でプレッシャーをかけていけるため、積極的に[[覚醒]]を狙いたい。

最初から[[《時空の霊魔シュヴァル》]]の[[覚醒]]を狙うのではなく、相性のいい[[【超次元コントロール】]]に、ギミックの1つとして[[覚醒]]の要素を組み込むことも多い。

**主要カード [#na8c4f53]
|[[《時空の霊魔シュヴァル》]]|[[コンセプト]]|

**相性のいいカード [#vb2349cf]
|[[《超次元ライデン・ホール》]]|[[超次元]][[呪文]]。《ヴォルグ》と一緒に出す|
|[[《悪魔神ザビ・イプシロン》]]|[[cip]]で[[サイキック]]を出す|
|[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]|[[cip]]で[[サイキック]]を大量展開|

**候補カード [#g8f16609]
|[[《フェアリー・ライフ》]]|基本ブースト|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~|
|[[《青銅の鎧》]]|~|
|[[《霊騎ラグマール》]]|ブーストと除去の兼ね合い|
|[[《カワモリデン/リーフストーム・トラップ》]]|[[S・トリガー]]軽量[[除去]]|

|[[《エナジー・ライト》]]|基本ドローソース|
|[[《シークレット・クロックタワー》]]|ドローと《時空の賢者ランブル》補助|
|[[《南海の捜索者 モルガラ/トリプル・ブレイン》]]|大型ドローソース|
|[[《アクア・サーファー》]]|《超次元バイス・ホール》で落ちない次元対策|

|[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]|大型除去、《時空の封殺ディアス Z》の覚醒補助も|
|[[《威牙の幻ハンゾウ》]]|強力なパワー低下を放つデーモン・コマンド|
|[[《ロスト・ソウル》]]|大型ハンデス、安定したドロー源が存在しないため強力|
|[[《ヤミノサザン》]]|【速攻】や《時空の喧嘩屋キル》対策|

**超次元の候補 [#qd0f1bff]
|[[《時空の雷龍チャクラ》]]|[[覚醒]]すると[[除去]]耐性持ち[[フィニッシャー]]に|
|[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]|[[呪文]]に反応して[[タップ]]|
|[[《時空の不滅ギャラクシー》]]|[[除去]]されるかわりに[[覚醒]]|
|[[《時空の賢者ランブル》]]|[[覚醒]]すると[[バトル]]に強い[[フィニッシャー]]に|
|[[《時空の封殺ディアス Z》]]|主要アタッカー|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[cip]]で[[タップ]]された敵獣を[[破壊]]|
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|[[cip]]で[[山札破壊]]か[[墓地肥やし]]|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[スピードアタッカー]]の[[アンタップキラー]]|
|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]|[[除去]]耐性持ち大型[[ブロッカー]]|

|[[《超次元シャイニー・ホール》]]|[[タップ]]+[[光]][[サイキック]]|
|[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]|[[呪文]][[回収]]+[[光]][[サイキック]]|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[墓地回収]]+[[闇]][[サイキック]]|
|[[《超次元ミカド・ホール》]]|[[パワー低下]]-2000+[[闇]][[サイキック]]|
|[[《超次元ガード・ホール》]]|光入りであれば必須の除去+サイキック|
|[[《超次元バイス・ホール》]]※|[[覚醒編環境]]では現役|
|[[《超次元バイス・ホール》]]※|[[覚醒編環境]]では無制限|

**基本戦術 [#n52116bc]
組まれ方は多様であり、特に定型は無い。

[[覚醒]]の条件となる[[エンジェル・コマンド]]か[[デーモン・コマンド]]が揃い次第、すかさず[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を出して[[覚醒]]させる。

もしくは、[[エンジェル・コマンド]]か[[デーモン・コマンド]]が既に1体立っていれば、[[《悪魔神ザビ・イプシロン》]]や[[《超次元ライデン・ホール》]]を使って[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を出せば、速やかに[[覚醒]]が狙える。

[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]になってしまえば、相手が[[クリーチャー]]を出すたびに[[シールド追加]]し、[[呪文]]を唱えれば相手の[[シールド]]を[[ブレイク]]できる。

特に[[ビートダウン]]の対策に有効であり、自分の守りを固めつつ相手を追い詰めていけるだろう。すぐに[[クリーチャー]]や[[呪文]]の[[能力]]で[[除去]]されてしまったとしても、最低限何らかの行動は起こせるので、無駄にはなりにくい。

**環境において [#wc52ca86]
本[[デッキ]]は、PSレギュレーションという通常と違ったレギュレーションにおいてトップメタクラスの実力を持っていた。

[[覚醒編環境]]で活躍したのは[[水]][[闇]][[自然]]の3色かそこに[[光]]を追加した4色のタイプ。
基本的な戦法は[[ドロー]]、[[マナブースト]]、[[超次元]][[呪文]]から[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]を2枚以上揃え、[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を覚醒させるといったものである。

時間制限内に終了しなかった場合、[[シールド]]の枚数で勝敗に変化が現れる公式ルールにおいて、それにダイレクトに関ってくるこのカードの効果はマッチしていた。

尚且つ強力な[[サイキック・クリーチャー]]に[[《時空の封殺ディアス Z》]]や[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]、[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]、[[《時空の不滅ギャラクシー》]]などエンジェル・コマンドやデーモン・コマンドが多かったことから、文面上の使いにくさとは裏腹に強力な[[デッキタイプ]]として[[覚醒編環境]]ではトップメタに君臨した。

[[《魔刻の斬将オルゼキア》]][[《ロスト・ソウル》]][[《威牙の幻ハンゾウ》]]などの強力なカードが無理なく搭載できたことや、直前で登場した[[《超次元ガード・ホール》]][[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]などによる強化も追い風となった。

[[エピソード1]]以降は純粋なシュヴァルコントロールが組まれる機会は減る。しかし、相性のいい[[《悪魔神ザビ・イプシロン》]]や[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]、[[《超次元ライデン・ホール》]]の登場で、さらに[[覚醒]]が狙いやすくなった。

比較的少数派ではあるが[[【星域キリコドラゴン】]]の[[ドラゴン]]を[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]や超次元呪文や[[サイキック]]リクルータークリーチャーに総入れ替えし、[[《エンペラー・キリコ》]]で並べたクリーチャーを[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]の[[コスト]]に宛がう構築のなかで見られることもあった。

それらを使って、[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]を[[G・ゼロ]]で出したり、[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]で[[山札]]を削りきられなかった時の保険などとして利用されている。

他にも、[[【ウェディング・ゲート】]]や[[【クリスティ・ゲート】]]で減った[[シールド]]を回復させるなど、相性のいい[[デッキ]]は多い。

**参考 [#f2c421fc]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/超次元コントロール]]
-[[《時空の霊魔シュヴァル》]]
-[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]
-[[【超次元コントロール】]]
-[[【青黒緑超次元】]]
-[[覚醒編環境]]

&tag(デッキ集,超次元コントロールデッキ);