#author("2021-05-05T12:06:00+09:00","","") #author("2021-07-22T10:23:49+09:00","","") *【ドッカンデイヤー】 [#pa684d98] [[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]をメインにして、大量[[GR召喚]]を狙うデッキの総称。[[1ショットキル]]で勝利するタイプと[[ライブラリアウト]]で勝利するタイプの2つに分かれる。現在は構築困難。 |MEGATOON・ドッカンデイヤー VR 火文明 (5)| |クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 5000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨てる。| |自分の手札を1枚捨てた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| **主要カード [#r7b177ea] |[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]※|ディスカード時にGR召喚| *【メルゲドッカンデイヤー】 [#v5ac8e17] 【ドッカンデイヤー】の最初の構築。現在は[[《アクア・メルゲ》]]が[[プレミアム殿堂]]に指定されているため、構築不可能。詳細は[[【メルゲドッカンデイヤー】]]にて。 *【青赤緑ドッカンデイヤー】 [#DokkanM] 《BAKUOOON・ミッツァイル》の殿堂入りと同日に確立されたデッキタイプで、[[DMRP-12]]で新たに登場した自壊[[cip]]持ち[[GRクリーチャー]]と、[[殿堂入り]]した[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]を投入した構築。[[青赤緑]]で組まれるため、「【青赤緑ドッカンデイヤーミッツァイル】」とも呼ばれ、【メルゲドッカンデイヤー】に次ぐ、【ドッカンデイヤー】の新たな構築。 |BAKUOOON・ミッツァイル SR 火文明 (9)| |クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 9000| |このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを召喚する時に破壊されたクリーチャー1体につき、GR召喚する。| |自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| **主要カード [#g62d2a7a] |[[《超GR・チャージャー》]]|[[GR召喚]]とマナブーストを兼ねる| |[[《ガチャマリン・チャージャー》]]|1ドロー+GR召喚+マナブーストができる| |[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]|1体で合計3面展開/[[クリーチャー]]面[[踏み倒し]]| |[[《奇天烈 シャッフ》]]|[[cip]]と[[アタックトリガー]]で宣言した数字のコストを持つクリーチャーの攻撃と呪文の詠唱を阻止する| **超GR [#j204c7ea] |[[《天啓 CX-20》]]|必須の[[ドローソース]]| |[[《サザン・エー》]]|~| |[[《クリスマIII》]]|[[自壊]]で[[マナブースト]]と[[マナ回収]]を行う| |[[《マリゴルドIII》]]☒|これで《ドッカンデイヤー》を出せる| |[[《ダダダチッコ・ダッチー》]]|ボトム落ちのケア| |[[《アカカゲ・レッドシャドウ》]]|盾落ちのケア| **その他 [#rc1d72f2] この構築が発覚した当初は、[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】]]の亜種で《ドッカンデイヤー》が《ミッツァイル》の補助という認識が強く、【ミッツァイルリペア】と呼ぶ者が多かった。しかし、このデッキは【青赤緑ミッツァイル】の亜種ではなく、《ドッカンデイヤー》を主力とした全く新しいデッキであり、《ミッツァイル》の方が補助という役割だったため、こうした認識は誤りであり、【ミッツァイルリペア】という呼び名も相応しくない。 このデッキはすぐさま[[CS>チャンピオンシップ]]で優勝、上位入賞者が数多く表れたが、下記の【4色ドッカンデイヤー】が台頭するとすぐさま環境から姿を消した。 *【4色ドッカンデイヤー】 [#Dokkan4c] 青赤緑黒の4色で構築された型で、[[【ヨミジループ】]]の一種でもある。[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]がなくても十分デッキを回すことができ、自壊能力を持ったGRクリーチャーと[[アンチシナジー>シナジー]]であることから、《ミッツァイル》は必ずしも採用する必要はない。[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]自体は、ループの準備のために超GRを空にするために使われる。 **主要カード [#e21d2371] |[[《天災 デドダム》]]|[[手札補充]]、[[マナブースト]]、[[墓地肥やし]]を兼ねる強力な軽量コマンド| |[[《κβバライフ》]]|マナブーストできる[[オーラ>オレガ・オーラ]]| |[[《テック団の波壊Go!》]]|汎用性の高い[[S・トリガー]]除去| |[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]|[[無月の大罪]]を持ち、[[cip]]で両プレイヤーのクリーチャーを1体ずつ破壊。[[ループ]]の核。| |[[《黒神龍ザルバ》]]|相手に[[強制]]1ドロー。ループの核。| |[[《腐敗麗姫ベラ》]]|《ザルバ》と違って青マナになる| |[[《九番目の旧王》]]|[[《暴走龍 5000GT》]]も倒せる強力な[[パワー低下]]呪文| |[[《鬼寄せの術》]]|[[シールド回収]]&[[コスト軽減]]| ***超GR [#hed6436f] |[[《ヨミジ 丁-二式》]]☒|[[マナドライブ]]で[[リアニメイト]]| **ループの手順 [#s2ce2ca2] 下準備として、[[マナゾーン]]にカードが7枚以上、その内自然のカード、闇のカードが各1枚以上必要。超GRは空であること。墓地に[[《κβバライフ》]]、[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]が各1枚必要。バトルゾーンに[[《ヨミジ 丁-二式》]]、[[《マリゴルドIII》]]、[[《ダダダチッコ・ダッチー》]]、[[《アカカゲ・レッドシャドウ》]]が必要。山札に[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]、[[《黒神龍ザルバ》]]が必要。[[《ヨミジ 丁-二式》]]、[[《マリゴルドIII》]]の[[能力]]が[[解決]]待ちである必要がある。 +[[《ヨミジ 丁-二式》]]を自壊 +[[《κβバライフ》]]を[[《ヨミジ 丁-二式》]]の能力で[[コスト踏み倒し]]。 +[[《κβバライフ》]]の効果でマナブースト。 +1.に戻る。 これにより何度もマナブーストすることが可能。 次に[[《ヨミジ 丁-二式》]]で呼び出す対象を、《κβバライフ》から[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]に置き換えれば味方破壊効果を無限にストックすることができ、呼び出す対象を[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]に変更しつつ[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]の味方破壊効果で[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を破壊すればGR召喚のストックを無限に貯めることができる。[[シールド]]落ちと[[ボトム>山札の下]]落ちのケアは貯めた能力のストックを使って[[《アカカゲ・レッドシャドウ》]]と[[《ダダダチッコ・ダッチー》]]をループさせて行う。 最後にストックを使って[[《ヨミジ 丁-二式》]]のGR召喚と[[自壊]]による[[《黒神龍ザルバ》]]などの[[コスト踏み倒し]]、[[《黒神龍ザルバ》]]などの破壊を繰り返して相手を[[ライブラリアウト]]に追い込む。 **長所 [#g73ac1d9] [[GR召喚]]が主体なので[[コスト踏み倒しメタ]]がほとんど刺さらない。ライブラリアウト型の場合、[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]から走り出したが最後、相手の[[誘発型能力]]の[[解決]]権を与える前に勝つため[[《早撃人形マグナム》]]方式のコスト踏み倒しメタですら無効化できる。 [[墓地利用メタ]]も一気に[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]で[[墓地肥やし]]するので刺さりにくい。 3ターン目以降の[[マナブースト]]が[[《天災 デドダム》]]や[[オレガ・オーラ]]主体なので[[呪文メタ]]で縛られにくい。 [[ハンデス]]を受けても[[GR召喚]]により[[アドバンテージ]]を稼ぐことによって挽回できる。 [[S・トリガー]]が[[メインデッキ]]の3分の1(構築によっては半分程度という例も有り得る)程度なので[[ごり押し]]してくる[[中速ビートダウン]]には有利。そうしたデッキが相手だと[[ブレイク]]により[[手札]]が増えるので[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]の[[GR召喚]]の助けになる。[[十王篇環境]]における[[【赤白レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedWhite]]もメタカードを何とかすればブレイクに乗じてカモにできる。 総合的に見ると外部からの影響をほとんど受けない。 **短所 [#af886080] [[《暴走龍 5000GT》]]などの[[GR召喚]][[メタ]]を出されると詰みに等しくなる。 [[《無双の縛り 達閃》>《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]で展開を抑止されるパターンもキツイ。 [[マナドライブ]]を阻害する[[ランデス]]も比較的苦手。 4ターンから5ターンで勝つデッキなので、それより速く殴り切る速攻にも不利が付く。 **まとめ [#ge65ea2c] ***環境において [#kf1f45e8] [[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]が登場したばかりの頃は、[[【ミッツァイル】]]の存在もあって[[ファンデッキ]]としてたまに組まれる程度であった。当初は[[《アクア・メルゲ》]]との相性の良さに目を付けられてはいたが、《アクア・メルゲ》は[[殿堂入り]]カードだったため、環境で活躍させるのは難しいという風潮が強かった。《ドッカンデイヤー》が[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]のように[[スピードアタッカー]]を[[付与]]することもできないのも大きかった。しかし、「[[DMGP-9th>公認グランプリ]]」で意表を突くように、《アクア・メルゲ》を投入した[[【メルゲドッカンデイヤー】]]がベスト4を獲得し、評価は急上昇した。 しかし、2020年1月1日付で《ミッツァイル》が殿堂入りされると同時期に、【メルゲドッカンデイヤー】が環境で暴れることを危惧されて、《アクア・メルゲ》も[[プレミアム殿堂]]に指定された。 《ドッカンデイヤー》をメインにしたデッキは環境から姿を消したと思われたが、今度は同時期に[[殿堂入り]]した[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]と手を組み、新たに[[【ミッツァイル】]]の構築を基にした【ドッカンデイヤーミッツァイル】が構築され、[[CS>チャンピオンシップ]]での優勝、上位入賞が相次いだ。オール[[ディスカード]]の[[デメリット]]すらも[[《天啓 CX-20》]]などの手札補充で簡単にカバーでき、しかも[[《マリゴルドIII》]]によって2体目の《ドッカンデイヤー》を即座に呼び出せてしまうことから、[[《アクア・メルゲ》]]の[[リペア]]パーツには困らないどころか、【メルゲドッカンデイヤー】期以上の強さを見せつけた。 そして、ついには《ミッツァイル》がなくても十分デッキを回せることから、《ミッツァイル》を抜いた純正の【ドッカンデイヤー】も[[CS>チャンピオンシップ]]での優勝報告がなされた。 【ドッカンデイヤー】に対抗する勢力として[[【カリヤドネループ】]]や[[【零龍墓地ソース】>【墓地ソース】#a0949b61]]が登場したが、それらへの対策として[[墓地利用メタ]]を導入した代償として防御[[S・トリガー]]が失われ、その影響で[[【“B-我”ライザ】]]、[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#o8f0ed5c]]、[[【赤単ブランド】]]などの速攻が増えてきたが、それでもしばらくは環境トップを走っていた。 【ドッカンデイヤー】に対抗する勢力として[[【カリヤドネループ】]]や[[【零龍墓地ソース】>【墓地ソース】#a0949b61]]が登場し、それらへの対策として[[墓地利用メタ]]を導入した代償として防御[[S・トリガー]]が失われた影響で[[【“B-我”ライザ】]]、[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#o8f0ed5c]]、[[【赤単ブランド】]]などの速攻が増えてきたが、それでもしばらくは環境トップを走っていた。 ところが、[[DMEX-08]]期では[[【バーンメアジョーカーズ】]]に、このデッキの[[ループ]]に対して強く出れる[[《奇天烈 シャッフ》]]や[[《洗脳センノー》]]が投入されるようになったため、トップメタをあちらに譲るようになる。それでも、DMEX-08発売から1ヶ月が経過した頃、1位から4位までが全て【4色ドッカンデイヤー】であったチャンピオンシップも確認されるなど、依然として環境上位としての地位は揺るぎない。同じ頃、ミラーマッチが余りに多いことから、[[《焦土と開拓の天変》]]、[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]といった[[ランデス]]を取り入れた型も上位入賞を果たした。 ところが、[[DMEX-08]]期では[[【バーンメアジョーカーズ】]]に、このデッキの[[ループ]]に対して強く出れる[[《奇天烈 シャッフ》]]や[[《洗脳センノー》]]が投入されるようになったため、トップメタをあちらに譲るようになる。それでも、DMEX-08発売から1ヶ月が経過した頃、1位から4位までが全て【4色ドッカンデイヤー】であったチャンピオンシップも確認されるなど、依然として環境上位としての地位は揺るぎなかった。同じ頃、ミラーマッチが余りに多いことから、[[《焦土と開拓の天変》]]、[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]といった[[ランデス]]を取り入れた型も上位入賞を果たした。 十王篇開始直前のチャンピオンシップでは[[《解罪 ジェ霊ニー》]]と[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]を[[ループ]]させて[[ライブラリアウト]]を狙う[[【ヨミジループ】]]をフィニッシュ手段に取り入れた型も流行。 その後、その凶悪な性能から同年7月1日付で[[《ヨミジ 丁-二式》]]と[[《マリゴルドIII》]]が[[プレミアム殿堂]]、[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]が[[殿堂入り]]したことにより【4色ドッカンデイヤー】は消滅。この2枚に頼らなくても一応デッキが成立する【青赤緑ドッカンデイヤー】を除き、このデッキタイプは過去のものとなったといってよい。 **参考 [#he23510f] -[[【メルゲドッカンデイヤー】]] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/1ショットキル]]