#author("2025-06-08T19:34:11+09:00","","") #author("2025-06-09T00:32:42+09:00","","") *【ネロ・グリフィスIII世】 [#s1acb331] **概要 [#ode7e5b6] [[DMPP-30]]で登場した[[《魔光大帝ネロ・グリフィスIII世》]]を用いた[[ハンデス]][[コントロール]]。 《III世》の能力の汎用性から多様なデッキタイプが存在するが、ここでは主流である[[白青黒]]型を取り扱う。 |魔光大帝ネロ・グリフィスIII世 SR 光/闇文明 (9)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 9000| |シンパシー:自分の墓地の呪文| |ブロッカー| |W・ブレイカー| |バトルゾーンに出た時、自分の墓地に《魔弾グローリー・フォート》がなければ、ゲーム外から《魔弾グローリー・フォート》を1枚自分の墓地に置く。| |自分のクリーチャーが破壊された時、自分の墓地にあるナイト呪文または「S・トリガー」を持つ呪文1枚を、コストを支払わずに唱える。唱えた後、その呪文を墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。(《魔光大帝ネロ・グリフィスⅢ世》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)| |魔弾グローリー・フォート P 光文明 (3)| |呪文:ナイト| |自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から呪文またはナイト1枚を手札に加え、それ以外をランダムな順番で山札の一番下に置く。| |ゲーム外から《魔弾アルカディア・シード》1枚を自分の墓地に置く。| |この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにゲームから取り除く。| |魔弾アルカディア・シード P 闇文明 (5)| |呪文:ナイト| |相手のクリーチャー1体を破壊する。| |ゲーム外から《黄昏魔弾Knights of Arcadia》1枚を自分の墓地に置く。| |この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにゲームから取り除く。| |黄昏魔弾Knights of Arcadia P 光/闇文明 (13)| |呪文:ナイト| |「スーパーデッキ2022 Knights of Arcadia」から、名前の異なる進化でないクリーチャーを好きな数バトルゾーンに出し、名前の異なる進化クリーチャーを好きな数バトルゾーンに出す。(ただし、バトルゾーンの上限を超える数出すことはできない)| |この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにゲームから取り除く。| **主要カード [#h95e3ebb] |カード名|役割| |[[《魔光大帝ネロ・グリフィスIII世》]]|キーカード シンパシー:自分の墓地の呪文で早期着地できる[[ブロッカー]][[ナイト]] 自軍クリーチャーが[[破壊された時>pig]][[ターン1]]で墓地から[[S・トリガー呪文]]と[[ナイト]]呪文を[[コスト踏み倒し]]| |魔弾グローリー・フォート|第一の魔弾 癖のないサーチ| |魔弾アルカディア・シード|第二の魔弾 [[《デーモン・ハンド》]]互換| |黄昏魔弾Knights of Arcadia|最終魔弾 一発で相手のリソース刈り取り&[[夫>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]][[婦>《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]ロック| |《魔弾グローリー・フォート》|第一の魔弾 癖のないサーチ| |《魔弾アルカディア・シード》|第二の魔弾 [[《チェイン・スラッシュ》]]互換| |《黄昏魔弾Knights of Arcadia》|最終魔弾 一発で相手のリソース刈り取り&[[夫>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]][[婦>《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]ロック| |[[《特攻人形ジェニー》]]|[[スーサイド]]&[[ハンデス]]要因| **候補カード [#a61f7b71] ***クリーチャーの候補 [#pea6c1e7] |カード名|役割| |[[《学校男》]]|[[スーサイド]]兼[[選ばせ除去]] 軽量除去や[[呪文ロック]]等での積み回避に| |[[《魔光霊騎マヌエリ》]]|[[スーサイド]]で[[フリーズ]] [[S・トリガー]]で細やかながら受け札に| |[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|確実に1ターンしのげる[[S・トリガー]] 《リンガール》や《光陣》と併せて| |[[《青音の精霊龍 リンガール》]]|[[S・トリガー]]を仕込める軽量ブロッカー [[チャンプブロック]]で《III世》効果を誘発| |[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]|[[cip]]&[[マッドネス]]で呪文を[[墓地回収]] ハンデスメタ| |[[《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》]]|[[cip]]で[[シールド追加]]&シールド追加時に相手1体を[[フリーズ]]させる[[ブロッカー]]| |[[《龍聖霊マギア・デル・フィン》]]|[[呪文ロック]]&[[アタックトリガー]]で[[S・トリガー呪文]]を[[コスト踏み倒し]]する[[ブロッカー]] 同型戦や5c対策| |[[《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》]]|言わずとしれたパワーカード ひたすらコントロールして元のコストで出すことも| |[[《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》]]|言わずと知れたパワーカード ひたすらコントロールして元のコストで出すことも| ***S・トリガー呪文の候補 [#z98cedef] |[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|[[手札交換]] 呪文を捨てれば《III世》のコストを2軽減| |[[《サイバー・チューン》]]|[[手札交換]] 《エマタイ》と合わせれば4ターン目に《III世》が着地| |[[《改造治療院》]]|[[セルフハンデス]]&クリーチャー1体を[[墓地回収]]| |[[《湧水の光陣》]]|文明不問でコスト3以下のクリーチャーを[[リアニメイト]] 水のクリーチャーがいるときの効果はサブだが、《リンガール》で再度トリガーを仕込んだりも| |[[《レインボー・スパーク》]]|相手を2体[[タップ]]&[[多色マナ武装]]2を達成していれば2ドロー| |[[《生死の天秤》]]|クリーチャーを2体まで[[墓地回収]]と5000[[パワー低下]]の[[モード]]| |[[《ヘブンズ・ゲート》]]|[[ブロッカー]]踏み倒し [[シンパシー]]を重視する型だと採用されないことも| |[[《DNA・スパーク》]]|[[オールタップ]]&条件付き[[シールド追加]]| |[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[アンタップ]]クリーチャー1体破壊&それよりコストが小さいクリーチャーを[[リアニメイト]] [[スーサイド]]系を吊り上げて相手ターン中に《III世》効果を使用| |[[《ドレミ団の光魂Go!》]]|オールタップか1ドロー&光または水のコスト5以下呪文踏み倒しのモード 《光陣》や《デモンズ・ライト》と組み合わせて| |[[《テック団の波壊Go!》]]|コスト5以下のカード全[[バウンス]]かコスト6以上1体破壊のモード| |[[《アルカディア・スパーク》]]|オールタップか相手1体を[[山札送り]]&相手に1ドローさせるモード 自身の[[エンジェル・コマンド]]がいれば両方使用| ***S・トリガー以外の呪文の候補 [#jea79bb8] |[[《コアクアンのおつかい》]]|[[白青黒]]最強のドローソース| |[[《ブレイン・タッチ》]]|手札を減らさずにランダムハンデス| |[[《デモンズ・ライト》]]|2ドローの後自分の手札の枚数×1000[[パワー低下]]| ***《黄昏魔弾Knights of Arcadia》から踏み倒すクリーチャーの候補 [#gea894d4] 非進化ナイト・クリーチャー |[[《魔光王機デ・アシス公》]]|[[攻撃できない]][[準バニラ]]な為優先度は最も低い ナイト・ブロッカーの頭数が欲しい際に| |[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]|[[逆スレイヤー]]持ち 1体で《III世》と初代《ネロ・グリフィス》効果を起動| |[[《魔光死聖グレゴリアス》]]|[[cip]]で[[ナイト]]・カードを墓地回収 《キング》《クイーン》のメイン進化元その1| |[[《天雷の聖霊ユリウス》]]|[[タイタントリガー]]で呪文を[[墓地回収]]か相手[[クロスギア]]破壊のモード | |[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]|[[cip]]のナイト呪文回収は基本無意味 基礎スペックはもちろんの事、《オルゼキア》で自軍ナイトを砕くことで同ターンに即座にナイト破壊時効果が使用可能| それ以外の非進化クリーチャー |[[《光陣の使徒ムルムル》]]|《Knights of Arcadia》使用後はフィニッシュ目前なので打点にならないこのクリーチャーの優先順位は低い| |[[《腐敗聖者ベガ》]]|[[cip]]で1[[ハンデス]]&条件付き[[シールド追加]] 《キング》《クイーン》のメイン進化元その2| |[[《悪魔聖霊アウゼス》]]|[[エンジェル・コマンド]]か[[デーモン・コマンド]]攻撃時に相手の[[タップ]]しているクリーチャーを破壊 基本《オルゼキア》で事足りるが、《ドルマゲドンX》の解体などに| |[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]|[[シールド・フォース]]でパワー0以上なら[[置換効果]]で[[離れない]] ほぼ全ての除去を無効化できるフィニッシャー| |[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]|[[cip]]で自分のクリーチャを1体破壊&相手クリーチャー2体を[[選ばせ除去]] 《ギャラクシー》を選ぶのは勿論、ナイトを破壊して初代《ネロ・グリフィス》効果を即残に使用するなど応用の幅は広い| 進化クリーチャー |[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]|[[ターン1]]で[[単色]][[クリーチャー]]に[[着地置換効果]]| |[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]|[[単色]][[呪文ロック]] 《マギア》が着地している場合は出さない事も| **このデッキの回し方 [#x40dc9df] 基本的には、初動呪文やハンデスを連打し墓地と手札を回していき、シンパシーまたは[[《ヘブンズ・ゲート》]]で《III世》着地させる。 《III世》着地後は[[スーサイド]]系統と[[墓地回収]]呪文を組み合わせて《III世》のカウントを進めていき、最終的に《Knights of Arcadia》でフィニッシュする。 ただし、ひとえに白青黒基盤といっても、「シンパシーで《III世》を早期着地させる」タイプ・「[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]の用に《ヘブンズ・ゲート》から始動する事を目指す」タイプ・2者の中間の3タイプが存在し、それぞれによって採用する呪文やクリーチャーが微妙に異なる。 具体的には、シンパシー特化型は[[《サイバー・チューン》]]や[[《湧水の光陣》]]等をメインで使用する反面[[《ヘブンズ・ゲート》]]は殆ど使わず、逆に[[《ヘブンズ・ゲート》]]型は[[《コアクアンのおつかい》]]等をメインで使用する。 **長所 [#t45c1c1d] 《黄昏魔弾Knights of Arcadia》に成功すれば圧倒的なリソース差を付けた上でロック可能なので殆ど勝ちの状態まで持って行けるのはもちろんのこと、そもそも《III世》が着地した時点で[[破壊]]以外のめぼしい除去がないデッキは積みに近い状態まで持って行けてしまう。 [[S・トリガー呪文]]ならいかなるカードでも[[コスト踏み倒し]]ができる為採用カードの幅が広くピンポイントメタも採用しやすい。 [[ハンデス]]そのものの性質だが、上振れると本来相性が良くない相手に対しても有利に立ち回ることができる。 《III世》、[[スーサイド]]クリーチャー、[[墓地回収]]効果持ち[[S・トリガー呪文]]か[[ナイト]]呪文をひたすら繰り返し用いることで無限に[[山札回復]]できるので、膠着状態になっても[[ライブラリアウト]]リスクが存在しない。そのため盾落ちさえしていなければ[[1枚積み]]のカードを探し続けることができる。 **短所 [#f453098f] 呪文主体デッキの宿命だが、[[呪文ロック]]が苦手。 また、《III世》無しの防御力はスパーク系呪文や展開系を[[S・トリガー]]で使えるか、あるいはそれらのカードを《リンガール》で盾に仕込めるかにかかっているので、序盤に攻めてこられると貫通されてしまうリスクもある。 デッキコンセプトの関係上[[ブロッカー]]の総数がそこまで多くないので、運が悪いと[[《ヘブンズ・ゲート》]]から出せる[[ブロッカー]]がいないという状況になる。 **環境において [#zc3644ef] 《III世》の登場した[[DMPP-30]]で成立。近い時期に[[《特攻人形ジェニー》]]が再録されていたこともあり、その時点で[[New Division]]でもかなりフルパワーに近い構築が可能だった。 [[DMPP-31]]で[[《改造治療院》]]を獲得。同時にサブフィニッシャーの[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]が[[New Division]]落ち。 **参考 [#n93a58ea] -[[デュエル・マスターズ プレイス]] -[[デッキ集 (デュエプレ)]] -[[《魔光大帝ネロ・グリフィスIII世》]] &tag(デッキ集 (デュエプレ));