#author("2023-04-09T20:37:53+09:00","","") #author("2023-08-10T18:08:15+09:00","","") *【パシフィック&ruby(あおたん){青単};】 [#qb21c34a] 言わずと知れた軽量強力[[進化クリーチャー]]、[[《パシフィック・チャンピオン》]]を軸にした[[【青単速攻】]]。 2[[ターン]]目に[[進化]]されると非常に対処されにくく、[[【速攻】]]の中でも厄介な[[デッキタイプ]]として知られていた。 2008年4月15日から2016年2月1日までは[[《パシフィック・チャンピオン》]]は[[殿堂入り]]していたため、この[[デッキ]]を組むことはできなくなっていた。 |パシフィック・チャンピオン R 水文明 (2)| |進化クリーチャー:マーフォーク 5000| |進化−自分のマーフォーク1体の上に置く。| |このクリーチャーは、進化クリーチャーではないクリーチャーから攻撃されない。| |このクリーチャーは、進化クリーチャーではないクリーチャーにブロックされない。| 1ターン目に[[《フィスト・ブレーダー》]]を召喚し、2ターン目の[[《パシフィック・チャンピオン》]]を狙う。 【速攻】に似つかない粘り強さが最大の売りだった。 **主要カード [#t0c65e12] ***マーフォーク [#x9c2209d] |[[《パシフィック・チャンピオン》]]|ビートダウンの中心| |[[《フィスト・ブレーダー》]]|[[マーフォーク]][[進化元]]| |[[《パシフィック・ドミネイター》]]|~| |[[《タイム・スカウト》]]|~| |[[《海族 パシフィオ-1》]]|[[cip]]で1体に[[プリン効果]]。[[進化元]]| |[[《ディープ・ジャグラー》]]|水単色で強化されるマーフォーク| **候補カード [#n980feef] ***リキッド・ピープル [#j881e478] |[[《アクア・ガード》]]|リキッド・ピープル進化元| |[[《アクア・ハルカス》]]|ドロー持ちリキッド・ピープル| |[[《クリスタル・ブレイダー》]]|ビートダウンの中心| |[[《クリスタル・パラディン》]]|[[フィニッシャー]]| |[[《アクア・サーファー》]]|S・トリガーのリキッド・ピープル| ***その他 [#dbcf002d] |[[《エメラル》]]※|[[S・トリガー]]を仕込む| |[[《コーライル》]]|除去[[cip]]クリーチャー| |[[《フォーチュン・ボール》]]|ドロー持ちアタッカー| |[[《弾丸透魂スケルハンター》]]|攻撃もブロックもされないウィニー| ***呪文 [#z267f353] |[[《ストリーミング・シェイパー》]]※|水単色専用ドローソース| |[[《スパイラル・ゲート》]]|バウンス| |[[《サイバー・ブレイン》]]|ドローソース| **基本戦術 [#q5ec7a96] 1[[ターン]]目に[[《フィスト・ブレーダー》]]を出し、次の[[ターン]]に[[《パシフィック・チャンピオン》]]に[[進化]]して殴りかかっていく。[[進化]]できない[[クリーチャー]]には[[攻撃]]も[[ブロック]]もされないため、[[ブロッカー]]や[[スレイヤー]]など、多くの敵を無視することができる。 早い段階で[[召喚]]できた場合、[[除去]]できるカードは限られており、それだけで序盤のイニシアチブを握ることができる。[[チャンプブロック]]や[[スレイヤー]]による除去もほぼ不可能な上、軽量[[火力]]では[[焼く]]ことが難しい。 他にも[[《クリスタル・ブレイダー》]][[《アストラル・リーフ》]]など、優秀な進化クリーチャーを使って[[攻撃]]をする。 それに加え[[《ストリーミング・シェイパー》]][[《フォーチュン・ボール》]]などによるドローで戦線を拡大することができるのが最大の利点。 軽量の[[ブロッカー]]も多く擁しているため、同じ【速攻】でも[[火]]や[[闇]]の[[【速攻】]]に対して有利に戦える。反面、1マナクリーチャーで攻めていくことができないため、他の【速攻】に比べやや速度に欠けると言えなくもない。 また[[マーフォーク]]は長らく不遇の時代を過ごしており、優秀な[[進化元]]も少ないことから、[[デッキ]]としての総合力は他の[[【速攻】]]に一歩劣るといった印象である。 これについてはその他の[[種族]]の[[クリーチャー]]も採用することで戦力を増強してやるといい。 **その他 [#hdef38a7] -このデッキを中心に、[[《ストリーミング・シェイパー》]]などの代わりに[[火]]のブロッカー破壊と[[スピードアタッカー]]を投入した[[【準青単】]]という[[【速攻】]]系[[デッキ]]も考案された。そちらはブロッカーを扱うデッキに対してより強くなっていた。一長一短だが、どちらもハイレベルなデッキであった。 -もちろん、水の十八番である[[バウンス]][[呪文]]も強力。様々なカードを搭載できるため、[[【速攻】]]にしては[[メタゲーム]]上での対応性が高いのもポイント。 **環境において [#w8698c60] [[聖拳編環境]]の末期、[[DM-13]]にて[[《パシフィック・チャンピオン》]]が登場。 [[DMC-21]]の[[《フィスト・ブレーダー》]]に加え、[[転生編]]で獲得した[[《ディープ・ジャグラー》]]などを採用した新たな[[【青単速攻】]]として成立した。 その後、[[《パシフィック・チャンピオン》]]の場持ちの良さを生かし、[[火]]の[[カード]]を[[タッチ]]した[[【準青単】]]とともに長らく活躍を見せた。 [[転生編環境]]、[[不死鳥編環境]]、[[極神編環境]]で各地の大会を暴れ回り、[[【リーフ青単】]]以来となる[[水]]主体の[[トップメタ]]デッキとなった。だが、2008年4月15日付けであえなく[[《パシフィック・チャンピオン》]]が[[殿堂入り]]。[[マーフォーク]]を軸とした[[【青単速攻】]]は環境から姿を消した。 [[革命編]]では、2016年2月1日に主軸となる[[《パシフィック・チャンピオン》]]が殿堂解除となったが、解除直後の[[環境]]で復権することはなく、この[[デッキタイプ]]はそのまま過去の物となった。[[マーフォーク]]自体のプッシュが終わっており強化を受けられなかったこと、革命編で活躍した[[【レッドゾーン】]]に力負けすること、強力な[[S・トリガー]]の登場などが大きく響いた結果となった。 [[革命編]]では、2016年2月1日に主軸となる[[《パシフィック・チャンピオン》]]が殿堂解除となったが、解除直後の[[環境]]で復権することはなく、この[[デッキタイプ]]はそのまま過去の物となった。 [[マーフォーク]]自体のプッシュが終わっており強化を受けられなかったこと、革命編で活躍した[[【レッドゾーン】]]に力負けすること、強力な[[S・トリガー]]の登場などが大きく響いた結果となった。 それから大分時が経った[[DM22-RP1]]にて、[[マジック・マーフォーク]]として再プッシュされるように。 [[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]や[[《タカスギ・ワヲンチョッパー》]]など、強力なクリーチャーが登場したので、今後このデッキを組む際はそちらを参照していくと良いだろう。 **参考 [#addb8493] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/速攻]] -[[青単]] -[[【青単速攻】]] -[[【準青単】]] -[[マーフォーク]] -[[リキッド・ピープル]] &tag(デッキ集,速攻デッキ,【青単速攻】);