#author("2021-06-28T01:40:16+09:00","","")
#author("2022-08-27T21:39:58+09:00","","")
*【&ruby(ゆうきゅう){悠久};ハンデス】 [#tc1a3df9]

[[【悠久弾幕】]]を[[ハンデス]]に寄せたアーキタイプで、[[DMRP-05]]期に成立。自然抜きの4色で組まれる。

|偶発と弾幕の要塞 R 水/火文明 (5)|
|呪文|
|自分の山札の上から、クリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーをすべて破壊する。表向きにしたカードをすべて自分の墓地に置く。|

|ジェラシー・ベル R 光/闇文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の手札を1枚捨てる。その後、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。|

**概要 [#fc717c90]

それ以前まで悠久弾幕には[[マナブースト]]の[[自然]]が欠かせず構築上闇を入れることが困難と思われていたが、[[《ブレイン・タッチ》]]の追加によるハンデス手段の数合わせ可能化、[[水]]や[[光]]のカウンター札の増強など[[カードプール]]の拡大、研究の深化、[[新章デュエル・マスターズ]]以降の環境の多様化などによって成立期に[[チャンピオンシップ]]優勝も果たすほどの[[地雷]]となった。


**主要カード [#z5b6f1c5]
|[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]|山札回復。《弾幕》によるパワー参照元としては今では平凡な8000|
|[[《偶発と弾幕の要塞》]]|コンセプトカード [[リセット]]要員|
|[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]|[[パワー]]19000。召喚時に相手クリーチャーがなければ[[エクストラウィン]]。《弾幕》によるパワー参照元|
|[[《ジェラシー・ベル》]]|1[[ディスカード]]2[[ハンデス]]。[[マッドネス]]の起動や《悠久》を能動的に落とすことにも使われる|
|[[《ブレイン・タッチ》]]|1ドロー1ハンデス。手札が減らないので比較的抵抗なく《ジェラシー・ベル》へ3→4と繋げる動きができる|
|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|[[水]]の[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]の要。|
|[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]|[[コンセプト]]。[[山札回復]]+8000の[[全体>全体除去]][[火力]]|
|[[《偶発と弾幕の要塞》]]|~|
|[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]|召喚時に相手がなければ[[エクストラウィン]]。&br;[[パワー]]19000を《弾幕》で参照させる|
|[[《ジェラシー・ベル》]]|1[[ディスカード]]2[[セルフハンデス]]。&br;[[マッドネス]]の起動や《悠久》を能動的に落とせる|
|[[《ブレイン・タッチ》]]|1ドロー1[[ランダムハンデス]]。&br;手札を減らさずに《ジェラシー・ベル》に繋げる|
|[[《魔王と天使のカナシミ》]]|1[[シールド回収]]1[[ランダムハンデス]]。&br;上記より[[軽い]]が[[シールド]]を減らすリスクがある|
|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|[[水]]の[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]の要。[[置きドロー]]|

**候補カード [#x953dfe6]
|[[《ゴースト・タッチ》]]|基本は[[《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》]]の下位互換であるこのカードだが、あちらとは異なり《弾幕》の邪魔にならない|
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|[[【ドギラゴン剣】]]相手には必須の防御札|
|[[《ゴースト・タッチ》]]|《弾幕》の[[ノイズ>濁る]]にならない初動[[ハンデス]]|
|[[《ゴースト・Re:タッチ》]]|~|
|[[《ジェニーの黒像》]]|~|
|[[《マインド・リセット》]]|同上。[[呪文]]限定の[[ピーピングハンデス]]|
|[[《触媒の円卓》]]|[[S・トリガー]]。[[ピーピングハンデス]]|
|[[《拷問ロスト・マインド》]]|前者は[[呪文]]、後者は[[多色]]を[[オールハンデス]]|
|[[《七王無き宮殿》]]|~|
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|[[【ドギラゴン剣】]]相手には必須の[[防御札]]|
|[[《デモンズ・ライト》]]|[[ドロー]]と[[除去]]を一手に引き受ける|
|[[《ドレミ団の光魂Go!》]]|全体[[タップ]]or《偶発と弾幕の要塞》を踏み倒す。[[S・トリガー]]前提で手打ちの[[コストパフォーマンス]]が若干寂しいのでガン積みは非推奨|
|[[《ドレミ団の光魂Go!》]]|[[オールタップ]]or1ドロー+《弾幕》を踏み倒す。&br;[[コストパフォーマンス]]が若干寂しく[[4枚積み]]は非推奨|
|[[《超次元ガロウズ・ホール》]]|呼び出し範囲、除去性能、運用性共に抜群の超次元呪文|
|[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]|《ダイス》で《プリン》を呼び出しての打点ずらし、[[シールド追加]]による[[ダイレクトアタック]]阻止などに|
|[[《温泉 湯あたり地獄》]]|火単色マナ確保のためにピン挿しされる軽量[[全体除去]]。《弾幕》とは役割が被るため基本プレイはしない|
|[[《裏切りの魔狼月下城》]]☒|デッキの半分が多色で構成される都合上相性が良い大規模ハンデス|
|[[《天使と悪魔の墳墓》]]|同名カード全[[破壊]]全[[ランデス]]|
|[[《魔天降臨》]]※|状況によっては相手に全ランデス。引ければゲームエンド級|
|[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]|《ダイス・ベガス》で《プリン》を出しての打点ずらしや&br;[[シールド追加]]による[[ダイレクトアタック]]阻止などに|
|[[《温泉 湯あたり地獄》]]|[[火]]の[[マナ基盤]]のために[[1枚積み]]される軽量[[全体除去]]。&br;《弾幕》とは役割が被るため基本プレイはしない|
|[[《裏切りの魔狼月下城》]]☒|[[多色]]が大半の構成と相性が良い大規模[[ハンデス]]|
|[[《天使と悪魔の墳墓》]]|同名カードに[[全体除去]]と全[[ランデス]]|
|[[《魔天降臨》]]※|状況次第で相手に全ランデス。[[殿堂入り]]|
|[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]|[[キャントリップ]]付き大量展開メタ&[[呪文メタ]]。&br;《弾幕》の盤面[[リセット]]と合わせて相手を足止め|

**超次元ゾーン [#w7433b23]
|[[《勝利のプリンプリン》]]|定番[[攻撃制限]]獣|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|定番[[攻撃制限>プリン効果]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|[[ビッグマナ]]に刺さる[[タップイン]]|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[アンタップキラー]]の[[スピードアタッカー]]|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|置きドロー|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|ビッグマナに刺さる疑似[[ランデス]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|定番[[除去]][[サイキック・クリーチャー]]|
|[[《シルバー・ヴォルグ》]]|相手ターン中に《ダイス》で踏み倒す先の超次元呪文から出せば疑似的な[[《光牙忍ハヤブサマル》]]に|
|[[《アルプスの使徒メリーアン》]]|~|
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|困ったときの[[ライブラリアウト]]プランに。自分を選んで《悠久》を捲れば山札回復にも|
|[[《激浪のリュウセイ・スプラッシュ》]]|[[プリン効果]]+1ドロー|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|[[置きドロー]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|定番[[アンタップ]][[除去]]|
|[[《アルプスの使徒メリーアン》]]|[[サイキック・クリーチャー]]の[[ブロッカー]]。&br; 《ダイス・ベガス》により擬似[[《ハヤブサマル》>《光牙忍ハヤブサマル》]]に|
|[[《シルバー・ヴォルグ》]]|~|
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|[[ライブラリアウト]]プランに。&br;自分を選んで《悠久》を捲れば[[山札回復]]にも|

**このデッキの回し方 [#h31bc375]

基本的に物量ハンデスで相手の動きを鈍らせ、盤面を除去し、相手の動きが止まったら[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]でフィニッシュするのが基本的な流れ。

**長所 [#x4c3d083]

ハンデスで速度を奪って5ターン目まで持たせられる相手には滅法強い。相手ターン中にも[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]で《弾幕》を打てるので、半端な速度の直線的なビートダウンは怖くない。

[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]などのような比較的手札の切れにくいデッキに対しては[[S・トリガー]]での[[《ジェラシー・ベル》]]が捲れれば追撃を阻止できる。《ダイス》からの[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]で仕込めるので、狙って発動するのは比較的容易。

**短所 [#g3afa8d2]

こちらが手札を落とす前に手札を使い切る速攻デッキには弱い。特に[[《“轟轟轟”ブランド》]]系統相手にはこちらが先攻を取った場合ですら[[《ゴースト・タッチ》]]が間に合わないことがざらで、そうなると[[S・トリガー]]が捲れることを祈るしかない。
こちらが手札を落とす前に手札を使い切る[[【速攻】]]には弱い。特に[[《“轟轟轟”ブランド》]]系統相手にはこちらが先攻を取った場合ですら[[《ゴースト・タッチ》]]が間に合わないことがざらで、そうなると[[S・トリガー]]が捲れることを祈るしかない。

また、[[コスト踏み倒しメタ]]を積めないので[[マッドネス]]には弱い。むしろ成立時点の環境でマッドネスが少ないからこそ発祥したデッキと言えよう。

[[多色]]が多いこと、序盤の[[ドロー]]手段が乏しいことから、[[手札]][[事故]]、[[色]][[事故]]も弱点。
[[多色]]が多いこと、序盤の[[ドロー]]手段が乏しいことから、[[手札事故]]、[[色事故]]も弱点。

**参考 [#kf323b69]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/その他各種コンボ]]
-[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]
-[[《偶発と弾幕の要塞》]]
-[[《ジェラシー・ベル》]]
-[[【悠久弾幕】]]

&tag(デッキ集,コンボデッキ);