#author("2024-05-26T18:45:26+09:00","","") #author("2024-06-12T16:31:48+09:00","","") *【&ruby(せいうんじん){星雲人};シヴァンリンネ】 [#s79fc10e] [[墓地肥やし]]からの[[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]][[着地]]に繋げ、それを[[コスト]]に[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]のフシギバースを狙い、さらにフシギバースでそちらを場から離して大量[[リアニメイト]]を狙うデッキタイプ。[[青黒]]で組まれる。 |龍頭星雲人 P 闇文明 (10)| |クリーチャー:デーモン・コマンド/ゼロリスト 12000| |自分の墓地にある水または闇のカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。| |このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。| |''T・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)| |BGCOLOR(#ccd):| |零誕祭 P 闇文明 (4)| |呪文| |''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)| |自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手のクリーチャーを1体破壊する。| |不死の墓守 シヴァンリンネ SR 闇文明 (8)| |クリーチャー:デーモン・コマンド/不死樹王国 11000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置いてもよい。| |このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、コスト4以下のクリーチャーをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。| |<フシギバース>[闇(12)](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、[闇(12)]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[闇(1)]より小さくならない)| **主要カード [#dec02d2d] |[[《龍頭星雲人/零誕祭》]]|[[ハンデス]]、[[フシギバース]]元/1体[[自壊]]+1[[確定除去]]の[[S・トリガー]]| |[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]|メイン[[フィニッシャー]]| **候補カード [#x211b03c] |[[《ダムダム・ジョーカーズ》]]|1[[コスト]]2[[墓地肥やし]]。[[《ブラッディ・クロス》]]と異なり相手の墓地肥やしを促進する[[デメリット]]はナシ| |[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]|《シヴァンリンネ》で[[釣り上がる>リアニメイト]][[置きドロー]]/初動[[手札交換]]| |[[《死積人形ブラッディ》]]|2枚[[墓地肥やし]]の後で[[クリーチャー]]が残る。フシギバースで《シヴァンリンネ》の[[ltb>離れた時]]を誘発| |[[《ブラッディ・タイフーン》]]|2コストで[[山札の上]]3枚から1枚を[[手札]]に、2枚を[[墓地]]に[[サーチ]]| |[[《一なる部隊 イワシン》]] ※ |墓地枚数を参照する[[デッキ]]全般で活躍するノー[[コスト]][[墓地肥やし]]手段。[[山札圧縮]]にも| |[[《戯具 グリボックリ》]]|1相手[[バウンス]]1[[クリーチャー]][[墓地回収]]の後に[[クリーチャー]]が1体残る| |[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]|[[墓地]]参照の疑似[[シンパシー]]を持ち、[[除去]]、[[打点]]に役立つ/3マナ3墓地肥やし1クリーチャー墓地回収| |[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]※|0[[マナ]]3[[墓地肥やし]]1[[自壊]]のスーパーサブ。1枚目の《ブラッディ》| |[[《不敵怪人アンダケイン》]]※|[[ltb>離れた時]]を誘発要員としては《ダースシスK》に次ぐ2枚目| |[[《奇天烈 シャッフ》]]|[[プリン効果]]で足止め、[[呪文ロック]]でカウンター封じ| |[[《秩序の意志》]]|1体[[封印]]の[[S・バック]]。[[手札]]に抱えていさえすれば狙って使える[[防御札]]| |[[《鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ》]]|ワンショット補助要員。[[墓地]]の条件さえ整えば0[[マナ]]で[[スピードアタッカー]][[付与]]| **このデッキの回し方 [#k90dea06] まずは[[墓地肥やし]]や[[手札交換]]で準備を整え、そこから[[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]の着地に繋げる。 [[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]を立てたらそれを[[コスト]]に[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]のフシギバースを狙い、さらにフシギバースでそちらを場から離して大量[[リアニメイト]]を狙う。 最後に[[《鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ》]]を代替[[コスト]]で[[召喚]]し、[[スピードアタッカー]]を[[付与]]してから[[《奇天烈 シャッフ》]]による呪文ロックと過剰打点を活かして[[ワンショット]]。 [[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]を引いていない場合でも[[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]複数展開からの[[《鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ》]][[着地]]+αで取り敢えず6[[打点]]による[[ワンショット]]ができることもそこそこある。 **長所 [#r789013a] [[手札交換]]を豊富に搭載していることから4[[ターン]]キルの[[再現性]]が高く、多くの[[デッキ]]に有利に戦える。 [[速攻]]・[[ビートダウン]]に対しては[[《秩序の意志》]]、[[《零誕祭》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]といったコスト・パワーを問わない良質な除去札、防御札が光る。 10体以上のクリーチャーがずらりと並ぶおかげで[[G・ストライク]]・単体除去には滅法強い。 **短所 [#wdad6112] [[コスト踏み倒しメタ]]、[[墓地利用メタ]]、[[大量展開メタ]]などメタカードが刺さる。幸い妨害札はある程度積まれるが、あまり大量にメタカードを展開されると除去が追い付かないことも。特にリアニメイトを咎める上に除去耐性のある[[《異端流し オニカマス》]]は天敵。 ある程度腰を据えて墓地肥やしを行わないと、折角[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]で大量リアニメイトしても[[《鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ》]]の代替コストを用意できないことも。 クリーチャーによる防御札は基本的にノータッチ。[[《閃光の守護者ホーリー》]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などの1ターンを凌ぐ系のS・トリガー獣は特に天敵と言えよう。 **環境において [#o3b1c4e3] 最初は単体のカードパワーが低く、繊細なプレイングを要求され、使用者が少ない事から、実在そのものが疑われていた。 『[[超CSIV 京都>超CS]]』でベスト16の実績を残したことで周知され、以降[[オリジナル]]で流行。周知時点では[[【青黒緑ゼーロベン】]]、[[【赤黒バクロ法師】]]などの特定の[[呪文]]に依存するデッキ、[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]などの[[ワンショット]]を凌ぎさえすれば大量[[ブレイク]]を肥やしにできるデッキなど、このデッキが刺さる対面が多い。あまり[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]などの[[墓地利用メタ]]が使われていなったのもプラスに働いた。 『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])ではベスト128に予選突破デッキ中8位タイの5人(同率に[[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]、[[【我我我ブランド】]]、[[【無色ジョーカーズ】>【ジョーカーズ】]]がランクイン)を送り出している((公式発表上は7位に【青黒緑ハンデス有象夢造】(6人)がランクインしているが、2位(10人)を記録した【青黒緑CRYMAXジャオウガ】構成が類似するため合算して考えることもできるとの見解が示されている。そのため、それ以降の順位のデッキはその見解に従い順位を1つ繰り上げるものとする。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp2022b_bd/]]))。 デッキ開発者が『DMGP2022 Day2:プレイヤーインタビュー~デッキビルダー・マスターズを目指して~』で明かしたところよると、[[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]を出しながら[[手札]]に[[リソース]]は抱えられず、墓地しかリソースに使えない中で、出して勝ちに直結するカードとして[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]をチョイスしたという。その人物によると、長年[[【墓地ソース】]]を触った肌の感覚がこのデッキの制作に活きているとのこと。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp2022b_interview2/]] **参考 [#q5f265ce] -[[《龍頭星雲人/零誕祭》]] -[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/1ショットキル]] -[[デッキ集/リアニメイトコンボ]] &tag(デッキ集,1ショットキルデッキ,リアニメイトコンボデッキ,コンボデッキ);