#author("2025-09-30T11:50:24+09:00","","")
#author("2025-09-30T14:37:12+09:00","","")
*【白青黒マガルセカイ】 [#befe2a13]
[[DM25-RP3]]で登場した、[[《ARC REALITY COMPLEX》]]の[[専用デッキ]]。

|ARC REALITY COMPLEX OR 光/水/闇文明 (3)|
|NEOクリーチャー:パンドラボックス/スチーム・ナイト 25000|
|''NEO進化'':光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。|
|プレイヤーが手札を1枚捨てた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚を表向きにし、このクリーチャーの下に置いてもよい。|
|このクリーチャーの下のカードが6枚以下なら、このクリーチャーはバトルを行えず、離れない。|
|このクリーチャーが攻撃する時、カードが7枚以上これの下にあれば、下にあるカードをすべて手札に戻してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーに「ワールド・ブレイカー」を与える。その後、コスト9以下のカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。|

|時空工兵タイムチェンジャー R(UC) 水文明 (3)|
|クリーチャー:グレートメカオー 2000|
|このクリーチャーが出た時、自分の進化クリーチャーを1体選んでもよい。そうしたら、自分の山札を見て、その中からクリーチャーを2体表向きにし、選んだ進化クリーチャーの下に置く。その後、山札をシャッフルする。|

**主要カード [#me8a8431]
|[[《ARC REALITY COMPLEX》]]|[[コンセプト]]。3ターン目には必ず出したい|
|[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]|[[進化元]]を直接[[リクルート]]。重ね着戦略の要|
|[[《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》]]|《タイムチェンジャー》の最優先カード。&br;全プレイヤーへの[[ハンデス]]で爆発的にカウントを稼ぐ|

**候補カード [#w72aaa44]
***クリーチャー [#c205361f]
|[[《怨念怪人ギャスカ》]]※|《マガルセカイ》を一気に育てるスーパーサブ|
|[[《怨念怪人ギャスカ》]]※|《マガルセカイ》を一気に育てる[[スーパーサブ]]|
|[[《一なる部隊 イワシン》]]※|[[山札圧縮]]、《マガルセカイ》の育成を促進するスーパーサブ|
|[[《~創造、破壊、そして絶望~》]]|[[初動]]で出す[[置き>置きドロー]][[手札交換]]。[[ジャストダイバー]]|
|[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]|[[山札確認>見る]]メタ|
|[[《ヴェネラック-F5》]]|[[除去]]されても[[フリーズ]]で足止めする[[コスト踏み倒しメタ]]。[[シールド送り]]と《マガルセカイ》の[[ワールド・ブレイカー]]の相性が良い|
|[[《ソウルサンライト コハク》]]|次の自分のターンまで[[離れない]][[耐性]]持ち。[[超魂X]]で[[NEOクリーチャー]]を[[コスト軽減]]&br;[[《有象夢造》]]型では[[フィニッシャー]]の進化元として使う|
|[[《試算の妖精》]]|[[手札補充]]以外のあらゆる[[山札]]利用を禁止する[[メタ]]。[[D・D・D]]付き|
|[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]|基本は[[手札交換]]だが[[プラス効果>S・トリガー・プラス]]で敵全体に[[攻撃ロック]]する[[防御札]]|
|[[《裏斬隠 テンサイ・ハート》]]|[[手札交換]]&[[プリン効果]]。[[手札誘発]]の防御札|
|[[《貴布人 テブルカッケ=エディ》]]|[[墓地召喚]]できる[[超魂X]]を持つ[[墓地利用]]に優れた[[進化元]]|
|[[《~禁じられた蒸熱~》]]|[[D・D・D]]と[[キャントリップ]]付きの山札確認メタ|
|[[《冥土人形ヴァミリア・バレル》]]|[[除去]]、[[ハンデス]]、軽い[[ドロー]][[ロック]]。いざという時には[[ビートダウン]]要員にも|
|[[《~不死の黄昏司祭~》]]|[[バウンス]]と[[ハンデス]]をしつつ、[[フリーズ]]で更に足止めする|
|[[《アーテル・ゴルギーニ》]]|[[パワー低下]]-4000、[[墓地肥やし]]、[[リアニメイト]]から2回選ぶ[[モード]]。[[コントロール]]軸に|
|[[《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》]]|[[手札進化GV]]で大量の進化元を抱え込む。普通に5マナ払って押し込み用に使う場合も少なくない|
|[[《一音の妖精》]]|単体では弱めの[[呪文ロック]]だが、[[進化]]すれば[[大量展開メタ]]にもなる|
|[[《~世紀末の善悪~》]]|大量[[ディスカード]]&[[ハンデス]]&[[呪文横取り]]でリソース差をつけながらカウントも一気に稼ぐ|
|[[《~邪眼帝~》]]|[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]、[[ターンの終わり]]に味方の[[cip]]再利用|
|[[《~邪眼帝 PARTⅡ~》]]|[[進化元]]が離れるたびに[[破壊]]と[[シールド追加]]。防御を固める[[置きドロー]]|
|[[《飛翔龍 5000VT》]]|[[ウィニー]]の[[全体除去]]と[[ロック]]|
|[[《逆転の影ガレック》]]※|[[S・トリガー]]。[[墓地利用]]・[[除去]]系スーパーサブ|
|[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]|コスト5以下を[[リアニメイト]]する[[S・トリガー獣]]|
|[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]|旧型[[マッドネス]]で敵クリーチャーを[[バウンス]]&br;相手ターン中に[[ディスカード]]するギミックはそこそこあるので防御にも有用。《ペテンシー》の自己コスト踏み倒し条件稼ぎにも|
|[[《Vチャロン》]]|[[《試算の妖精》]]とコンボで全[[シールド焼却]]する[[フィニッシャー]]|
|[[《サファイア・ウィズダム》]]|手札枚数以下の[[クリーチャー]][[召喚]]と[[呪文]]を[[ロック]]する[[フィニッシャー]]。《マガルセカイ》で手札を確保&br;[[進化元]]に''[[エンジェル・コマンド]]''を要求するため専用構築向け|
|[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|[[シールド焼却]]と強烈な[[アタックトリガー]]で一気に相手の盤面を奪う[[フィニッシャー]]|

***呪文 [#h9cff1a8]
|[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]|超[[軽量級]]の[[山札操作]]。《マガルセカイ》筆頭に[[多色]]を確定[[サーチ]]|
|[[《爆熱 メルニア・エマージェンシー》]]|[[ハンデス]]と[[手札交換]]で一気にカウントを進める|
|[[《魔王と天使のカナシミ》]]|初動[[手札補充]]を兼ねるコスト2の1[[ランダムハンデス]]|
|[[《有象夢造》]]|[[横並び]]用。[[S・トリガー]]も持つ。[[《一音の妖精》]]型では[[フィニッシャー]]にも&br;[[《有象夢造》]]は[[ドロー]]数の多さとコスト4なので《邪脳》から使える点が、[[《未ダ識ラヌ》>《未ダ識ラヌ事象コソ我ノ楽シミゾ》]]は[[単色]]かつコスト3を出せる点が強み|
|[[《未ダ識ラヌ事象コソ我ノ楽シミゾ》]]|~|
|[[《真気楼と誠偽感の決断》]]|[[手札交換]]、[[S・トリガー]]の[[踏み倒し]]、[[シールド送り]]から2回選ぶ[[モード]]。&br;大量展開を咎めつつカウントを進める|
|[[《ARTIFICIAL REALITY CHARGER》]]|[[全体除去]]&[[呪文ロック]]で確実に仕留める[[フィニッシャー]]呪文。[[マナ加速]]はおまけ|
|[[《ブレイン・スラッシュ》]]|墓地をリソース化しながら《Vチャロン》を呼び出し|
|[[《九番目の旧王》]]|一部の型にまとまった数入る[[S・トリガー]]。[[パワー低下]]が[[G-NEO進化]]に刺さる|

***ツインパクト [#s1918238]
|[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]|[[不正]][[メタ]]/[[呪文ロック]]|
|[[《神判のカルマ コットン/ジャッジ・水晶チャージャー》]]|[[速攻メタ]]/[[マナ]]を超過した[[エレメント]]を[[除去]]する[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》]]|[[ハンデス]]のたびに[[置きドロー]]。[[ハンデス]]戦術の要/[[S・トリガー]]。[[ドロー]]と[[バウンス]]から2回選択する[[モード]]|
|[[《パトファール-P4/サイレント・サイレン》]]|味方1体を一時期的に[[離れない]]ようにする押し込み手段/1体[[確定除去]][[S・トリガー]]|

***タマシード [#y1740e76]
|[[《邪脳の魔法陣》]]|[[G・ストライク]]付き[[マナ基盤]]&br;コスト4以下の[[非クリーチャー]]を[[踏み倒し]]|
|[[《カレイコの黒像》]]|[[山札]][[メタ]]。非クリーチャーなので比較的場持ちがよく、[[《Vチャロン》]]の補助にも|

***その他 [#jb1759a4]
|[[《Dの天災 海底研究所》]]|[[【青単サイバー・メクレイド】]][[【赤緑アポロ】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]対策|

**このデッキの回し方 [#bb95e4c4]
序盤は[[手札交換]]、または相手に合わせた[[メタカード]]を使用。3ターン目に[[《ARC REALITY COMPLEX》]]の確実な展開を狙う。
[[《ARC REALITY COMPLEX》]]を出せたら、[[ハンデス]]や[[手札交換]]を繰り返して敵を足止めしつつ[[《ARC REALITY COMPLEX》]]の[[進化元]]を7枚まで溜める。
進化元7枚を達成できたら、そのまま[[《ARC REALITY COMPLEX》]]の能力で各々の[[フィニッシャー]]を[[踏み倒し]]ながら[[1ショットキル]]を仕掛ける。

理想の動きとしては、3ターン目に[[《ARC REALITY COMPLEX》]]を出し、4ターン目に[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]を出してその[[cip]]で[[《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》]]を2枚仕込む。この状態で[[攻撃]]すると[[《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》]]の[[超魂X]]効果で[[《ARC REALITY COMPLEX》]]の下のカードが7枚となり、能力が起動する。

フィニッシュ手段は、構築ごとに異なる。
-最も一般的なのが[[《一音の妖精》]]型である。
この構築の場合、[[《有象夢造》]]から[[《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》]][[《~創造、破壊、そして絶望~》]]等の[[ジャストダイバー]]持ちや[[《ソウルサンライト コハク》]][[《パトファール-P4》>《パトファール-P4/サイレント・サイレン》]]等[[cip]]の[[除去耐性]]持ちの上に[[《一音の妖精》]]を重ねる動きが強力。
この構築の場合、[[《有象夢造》]]から[[《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》]][[《~創造、破壊、そして絶望~》]]等の[[ジャストダイバー]]持ちや[[《ソウルサンライト コハク》]][[《パトファール-P4》>《パトファール-P4/サイレント・サイレン》]]等[[cip]]による[[除去耐性]]持ちの上に[[《一音の妖精》]]を重ねる動きが強力。
[[要求値]]は高く見えるが、[[《ARC REALITY COMPLEX》]]が自身の進化元を手札に戻せるため、そこで必要なパーツを回収できる。
この状態の[[《一音の妖精》]]を[[除去]]できる[[S・トリガー]]は多くないため、そのまま[[ダイレクトアタック]]が決まる。もし止められたとしても、[[《一音の妖精》]]の強力な[[ロック]]によって[[ターン]]が返ってくる可能性が高い。

-[[《CRYMAX ジャオウガ》]][[《ARTIFICIAL REALITY CHARGER》]]など単体でフィニッシャーとなる強力なカードの場合は、単純にそれを《マガルセカイ》から直接踏み倒せばよい。
《マガルセカイ》は能力が発動した時点で既に[[離れない]][[ワールド・ブレイカー]]となっているため、[[ロック]]や[[焼却]]、[[ブロッカー]]の除去などで露払いをしてしまえばそのまま殴り切ることができる。
《マガルセカイ》は能力が発動した時点で既に[[離れない]][[ワールド・ブレイカー]]となっているため、[[ロック]]や[[焼却]]、[[ブロッカー]]の[[除去]]などで露払いをしてしまえばそのまま殴り切ることができる。
ただし[[《サファイア・ウィズダム》]]型の場合のみ、進化元に[[エンジェル・コマンド]]を要求するため、《マガルセカイ》の他に最低でも1体以上[[エンジェル・コマンド]]を維持しておく必要がある。幸い、このデッキは[[《~不死の黄昏司祭~》]]を筆頭に小型[[エンジェル・コマンド]]の採用が可能であるため、それほど困難ではない。

-[[《Vチャロン》]]型の場合は、《マガルセカイ》で[[《Vチャロン》]]を、[[D・D・D]]あるいは事前に[[《試算の妖精》]]をそれぞれ出す。山札のカードを[[手札]]以外に移動させない[[《試算の妖精》]]の能力により[[《Vチャロン》]]の[[シールド交換]]がそのまま[[シールド焼却]]に差し替えられるため、相手が攻撃そのものを阻止できない限り勝利が確定する。
ただし、この時点で[[《試算の妖精》]]を出せていない場合[[D・D・D]]のための[光(2)]を残しておく必要があるので注意。

**長所 [#sd220e4a]
[[【青黒COMPLEXコントロール】]]および[[【白青黒邪眼帝】]]の後継に当たるデッキタイプであり、それらの強みである「[[グッドスタッフ]]の[[クリーチャー]][[コントロール]]デッキなので構築の自由度が高い」点を受け継いでいる。
それに加えて[[《ARC REALITY COMPLEX》]]の能力により採用可能[[フィニッシャー]]の自由度が向上している。
また、従来のそれらと比較すると、[[ハンデス]]札だけでなく[[初動]][[ドローソース]]も増加しており、[[事故]]率が軽減されている。

**短所 [#waeb0888]
[[【青黒COMPLEXコントロール】]]の弱点である「コンセプトに当たる[[《ARC REALITY COMPLEX》]]が引けなかった場合が苦しい」という点をそのまま引き継いでしまっている。

[[《ARC REALITY COMPLEX》]]は「バトルを行えず、離れない」制約があるため、[[【青緑ジャイアント】]]などの[[マッハファイター]]主体デッキには安全な起点として利用される危険性がある。

デッキの殆どがコスト5以下のカードで構成されているため、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に対するアプローチが一切できない。
**環境において [#z61216a7]
[[DM25-RP3]]発売日から複数件の[[CS]]入賞が確認された。
デッキタイプは大まかに2タイプに分けられており、1つは[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]で[[《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》]]を2枚仕込んで一気にカウントを進め、[[《有象夢造》]]から[[ジャストダイバー]]を持った[[《一音の妖精》]]を出す型、もう1つは[[【白青黒邪眼帝】]]の基盤を踏襲した型で、[[メタカード]]や[[ハンデス]]で[[コントロール]]して最後は[[《CRYMAX ジャオウガ》]]でのフィニッシュを行う型となっている。

**参考 [#afed6323]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]
-[[スチーム・ナイト]]
-[[《ARC REALITY COMPLEX》]]
-[[【白青黒邪眼帝】]]
-[[【青黒COMPLEXコントロール】]]
-[[白青黒]]

&tag(デッキ集,クリーチャーコントロールデッキ);