#author("2022-05-03T22:24:54+09:00","","")
#author("2022-05-03T22:25:21+09:00","","")
*【&ruby(しんおう){神王};】 [#w5268195]

神王[[サイクル]]を中心とした[[デッキ]]。[[《神帝アージュ》]]をリンクしてから攻めに移る[[神帝]]と違い、序盤から積極的に攻めて行けるのが特徴。
それらの[[G・リンク]]形態はこちら→[[神王]]

|神王タイタス R 火文明 (5)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 4000|
|G・リンク《神王マクベス》の右横、《神王リア》の上側|
|このクリーチャーがゴッドとリンクした時、相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーは、光のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。|

|神王リア UC 自然文明 (4)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 2000|
|G・リンク《神王オセロー》の右横、《神王タイタス》の下側|
|このクリーチャーがゴッドとリンクした時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|
|このクリーチャーは、闇のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。|

|神王マクベス R 自然文明 (6)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 6000+|
|G・リンク《神王タイタス》の左横、《神王オセロー》の上側|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが4体神になったとき、ゴッドを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに置いてもよい。|

|神王オセロー R 火文明 (3)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 2000+|
|G・リンク《神王リア》の左横、《神王マクベス》の下側|
|このクリーチャーがゴッドとリンクした時、そのターン中、このクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。|

4体がリンクすると次のようになる。

|神王マクベス/神王タイタス/神王リア/神王オセロー  火文明/自然文明 (6+5+4+3)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 14000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーは、闇のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。|
|このクリーチャーは、光のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。|


必須である[[火]]と[[自然]]に、[[手札補充]]の[[水]]を加えた[[青赤緑]]で組まれることが多い。
[[闇]]のサルベージやリアニメイトを入れるのも考えられる。やや燃費は悪いが[[《大地と永遠の神門》]]で格段に粘り強さが増す。

どのように組むとしても、神王の効果を最大限に生かすためには過剰なマナブーストや大量の手札補充が必須となる。そのためのエンジンを組み込むことを念頭に置きたい。

以下には最もオーソドックスな[[青赤緑]]のタイプを紹介する。

**主要カード [#gfb8f0e4]
|[[《神王オセロー》]]|左下。[[G・リンク]]で[[パンプアップ]]とブレイク数増加|
|[[《神王リア》]]|右下。[[G・リンク]]で[[マナブースト]]。[[闇]][[クリーチャー]]の[[ブロック]]と[[殴り返し]]を防ぐ|
|[[《神王タイタス》]]|右上。[[G・リンク]]で2000[[火力]]。[[光]]クリーチャーのブロックと殴り返しを防ぐ|
|[[《神王マクベス》]]|左上。[[4体神]]になると[[マナゾーン]]からゴッドを一体踏み倒し|


**候補カード [#cf84beb3]

|自然||
|[[《神誕の大地ヘラクレス》]]|[[マナ回収]]と[[コスト軽減]]を行う[[ファッティ]]。&br;このカードを主体にするなら神王をほぼ4枚ずつ投入したい|
|[[《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]|呪文面で《ガイアトム・シックス》などをマナへ。終盤のマナタップイン事故を減らす。&br;無色は[[サーチ]]出来ないので注意。|
|[[《未来設計図》]]|軽量疑似[[サーチ]]|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|超定番[[マナブースト]]|
|[[《セブンス・タワー》]]|[[メタモーフ]]で爆発的[[マナブースト]]。《ヘラクレス》採用型なら有力|
|[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]|大型[[マナブースト]]。[[除去]]としても使える|
|[[《ダンシング・フィーバー》]]|大型[[マナブースト]]。[[マナゾーン]]に神王を集めやすい|
|[[《強欲の開拓》]]|[[手札]]から同じ種族の[[クリーチャー]]を何枚でもマナゾーンに置く。アンタップインが強み。&br;他のクリーチャーもマナゾーンに置ける様に[[オリジン]]指定がオススメ|
|[[《再誕の社》]]※|墓地から2枚まで[[マナブースト]]。殿堂入り|
|[[《再誕の聖地》]]|大量[[マナブースト]]。墓地のカードを全てマナに|
|[[《モビル・フォレスト》]]|[[クロスギア]]。コスト軽減|
|[[《サーガ・レオシェルター》]]|クロスギア。神王に無料クロス、除去耐性を付加|


|火||
|[[《ゴッド・ルピア》]]|[[ゴッド]]のコストを1下げる。2マナで軽い|
|[[《炎晶バクレツ弾》]]|5000[[火力]]+[[マナ回収]]|

|水||
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|疑似[[サーチ]]&[[バウンス]]。[[S・トリガー]]で守りも|
|[[《ストリーミング・Re:チューター》]]|強力[[ドローソース]]。守りが薄いので[[G・ストライク]]も頼りになる|
|[[《オリジナル・ブレイン》]]|[[オリジン]]デッキ専用[[ドローソース]]|
|[[《プロジェクト・ゴッド》]]|[[デッキ]]から[[ゴッド]]を踏み倒せる可能性がある。最悪でも[[墓地肥やし]]|
|[[《ゴッド・シグナル》]]|[[ゴッド]]を[[トップデック]]に。1マナと軽い|
|[[《ゴッド・ゲート》]]|[[山札]]と[[手札]]からゴッドを踏み倒し。リンク先の多いこのデッキなら踏み倒し確率高め。&br;6コストなので、《リア》で[[マナ加速]]した次のターンに[[手打ち]]が見込める|
|[[《蒼世神 ADAM》]]|[[オリジン]]の[[進化クリーチャー]]。マクベスでも出せる除去要員|
|[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]☒|4コスト以下の呪文かクロスギアを踏み倒す[[オリジン]]。プレミアム殿堂|

|多色||
|[[《破壊と誕生の神殿》]]|[[火力]]と破壊した相手に対応した[[リクルート]]。神王は[[コスト]]にバラつきがあるのでヒットしやすい|


|無色||
|[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]|除去耐性付与。《オセロー》か《リア》を出した際に唱えると効果的|
|[[《名も無き神人類》]]|4体神になった《マクベス》とのコンボで大量展開。重いのでマナゾーンに温存したい|



***闇を入れる場合の候補カード [#k0f8e009]
|単色||
|[[《カラフル・ダンス》]]※|大量[[墓地肥やし]]。[[殿堂入り]]|
|[[《ゾンビ・カーニバル》]]|選んだ種族の[[クリーチャー]]を3体まで[[サルベージ]]|
|[[《フェルナンド・ソシュール/プライマル・スクリーム》]]|[[手札]]の減らない[[墓地肥やし]]。クリーチャー面はおまけ。&br;コスト3以下の闇オリジンでめぼしいのは[[《貴星虫ドレインワーム》]]位しか居ない為|
|[[《バイオレンス・ヘヴン》]]|強力除去。実質コストは7で使用可能な上、《リア》の[[マナ加速]]で更に早く唱えられる|
|[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]|[[城]]。[[デッキ]]から[[ゴッド]]をコスト踏み倒し可能。&br;積極的に殴るので相性が良い|

|多色||
|[[《大地と永遠の神門》]]|[[リアニメイト]]か[[マナゾーン]]からの[[コスト踏み倒し]]|
|[[《破壊神デス》]]|[[4体神]]完成時に[[マナゾーン]]から呼べる[[スピードアタッカー]]|
|[[《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]|十二年後の未来に登場した新たなる[[スピードアタッカー]]の[[ゴッド]]。&br;除去耐性と9000火力を持ち、現実的なコストでより使いやすく|

**このデッキの基本的な流れ [#bebcf0af]
-2ターン目、[[《未来設計図》]]、もしくは[[《ゴッド・シグナル》]]で神王をサーチ
-3ターン目、《オセロー》を召喚。
-4ターン目、《リア》を召喚。《オセロー》とリンクし、[[マナブースト]]しつつ[[W・ブレイク>W・ブレイカー]]。
-5ターン目、《タイタス》または《マクベス》を召喚。小型獣[[除去]]か[[T・ブレイク>T・ブレイカー]]。
-6ターン目、残りのパーツとリンク。[[マナゾーン]]からゴッドを[[コスト踏み倒し]]。

ただし、2体リンクしたばかりでは[[殴り返し]]や[[S・トリガー]]であっさりリンクを崩されることが多い。
また、[[サーチ]]や[[ドロー]]を多めに投入しても、それでも神王がうまく手札に揃わないこともしばしばある。
**《神誕の大地ヘラクレス》を使う場合 [#tee2d5f9]

神王と同じ[[エキスパンション]]で登場した[[《神誕の大地ヘラクレス》]]の能力を活かすパターン。大量の[[マナブースト]]後、ヘラクレスの[[マナ回収]]と[[コスト軽減]]で一気に神王を展開する。

神王が全てリンクすると、[[《神王マクベス》]]の[[W・ブレイカー]]に[[《神王オセロー》]]の能力が合わさって5枚[[ブレイク]]出来るため、そのままとどめを刺すことができる。[[《神王リア》]]と[[《神王タイタス》]]の能力で[[光]]と[[闇]]のブロッカーを無視できるので、ほぼ確実に五枚ブレイクを決めることができる。

[[ビートダウン]]型と同じく、必須の[[火]]と[[自然]]を中心に[[青赤緑]]で組まれる。[[コスト軽減]]で一度に何体も神王を並べる都合上、[[水]]のカードは9枚前後に抑えるのが望ましい。また、[[多色]]は[[《神王リア》]]でブーストした直後にはすぐに使えないため、1枚も入れられない。

***戦い方 [#l24026b4]
[[《再誕の聖地》]]や[[《強欲の開拓》]]などを利用し、積極的にマナブーストを行う。もちろん[[《神王リア》]]の[[能力]]でブーストするのもいい。7マナまで貯めれば[[《セブンス・タワー》]]で爆発的な[[マナブースト]]が可能になる。

12マナ前後の十分な[[マナ]]が揃ったら[[《神誕の大地ヘラクレス》]]を[[召喚]]し、マナゾーンの神王をほとんど全て[[手札]]に戻す。
後は、《ヘラクレス》により[[コスト]]が大幅に下がった神王を、[[《神王オセロー》]]と[[《神王リア》]]の二体からリンクさせる。
[[4体神]]が完成したら、[[《神王マクベス》]]の[[能力]]で[[マナゾーン]]からさらなる神王もしくは[[《破壊神デス》]]などを出す。

最も重要なパーツは[[《神王リア》]]である。リンクしたときの[[マナブースト]]能力により、手札の神王を片っ端から召喚出来るようになる。ゆえに[[《神誕の大地ヘラクレス》]]で神王を手札に戻すときは、このことを計算に入れて多めに戻してもよい。

この[[マナブースト]]に期待するなら、[[レインボーカード]]を投入しないほうが賢明である。タップ状態でマナに置かれるため、計算を裏切られるからだ。そして、神王の召喚のために、デッキのカードの八割は火と自然にすべきである。

-マナの枚数によっては「1ターンで[[4体神]]が二体出現する」という事態も十分おこりえるため、爆発力は高い。しかし、《ヘラクレス》を返しのターンに破壊されると十分な展開が行えないまま負けたりもする。

-《オセロー》+《リア》に《マクベス》がリンクすれば、[[T・ブレイカー]]で[[シールド]]を3枚割りつつ、[[《セブンス・タワー》]]の[[メタモーフ]]の条件を満たせる。《ヘラクレス》は非常に重いため、状況によっては《ヘラクレス》を出すことにこだわらず、神王のビート性能とブーストを普通に活かして戦うプレイも大切。


**《名も無き神人類》を使う場合 [#nf5d9fbf]
コンボについては[[《神王マクベス》]]のページで詳しいので割愛するが、こちらも大量展開が発生して[[1ショットキル]]を狙える。
基本的には《ヘラクレス》の項目と同じだが、[[《名も無き神人類》]]は[[ゴッド]]なのでマナゾーンで温存させられるのが強み。

ただし、[[マナゾーン]]に神王が足りないと折角コンボが決まっても展開出来ないという事態が起こり得る。この点を払拭する為にも各パーツを[[4枚積み]]にして運用したい。
また、[[無色]]カードなので[[サーチ]]に若干の不自由があり、単体では《ヘラクレス》の様なアドバンテージを稼げない弱点もあるので注意したい。
**その他 [#td56443d]

-[[G・リンク]]しつつ[[マナブースト]]して[[シールド]]まで殴るという挙動は、神王でしか味わえない独特なものである。そこに《ヘラクレス》も絡めれば更にアグレッシブなプレイ感覚となる。もっとも、神王の素の[[カードパワー]]は低めなので、[[ファンデッキ]]として楽しむのがいいだろう。

-[[王来篇]]から1枚で強力な能力を持つ[[《神帝ルナティック・ゴッド GS》]][[《極世接続 G.O.D.Z.A.》]]など新しい[[ゴッド]]が登場。踏み倒し方法が増えた現状、ロマンコンボでしかないが当時と比べて強化されたことには違いない。

**参考 [#n193f539]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ゴッドリンク]]
-[[神王]]
-[[ゴッド]]
-[[オリジン]]
-[[G・リンク]]
-[[《神王タイタス》]]
-[[《神王リア》]]
-[[《神王マクベス》]]
-[[《神王オセロー》]]
-[[青赤緑]]
-[[黒赤緑]]