#author("2024-08-30T01:16:47+09:00","","") #author("2024-10-14T21:44:24+09:00","","") *【赤緑“逆悪襲”ブランド】 [#c8bbe76d] [[赤緑]]構築で組まれた[[《“逆悪襲”ブランド》]]の[[専用デッキ]]。 |“逆悪襲”ブランド VR 火文明 (7)| |クリーチャー:ビートジョッキー 9000| |''G・G・G'':自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。| |''スピードアタッカー''| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。| **主要カード [#q302c240] |[[《“逆悪襲”ブランド》]]|[[コンセプト]]| |[[《“轟轟轟”ブランド》]]※|1枚目の[[《“逆悪襲”ブランド》]]| |[[《ベイB セガーレ》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]、[[カウンター]]封じと八面六臂の活躍を果たしてくれる| |[[《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》]]|[[打点]]補強、[[G・G・G]]補助| **候補カード [#f22bdc4d] |[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|[[火]]系の速攻御用達の1[[コスト]][[ウィニー]]| |[[《スナイプ・モスキート》]]|[[アタックトリガー]]で[[強制]]の[[マナ回収]]を行う[[自然]]の1[[コスト]][[ウィニー]]| |[[《グレイト“S-駆”》]]|フルスペックは1[[コスト]][[スピードアタッカー]]| |[[《カチカチジェットT.N.K.》]]|自軍に[[火]]の[[クリーチャー]]がありさえすれば攻撃制限のない1[[コスト]]3000[[ガードマン]]という破格の[[スペック]]に| |[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]|2コストの[[着地置換効果]]方式の[[コスト踏み倒しメタ]]| |[[《月砂 フロッガ-1》]]|相手の[[非進化]][[クリーチャー]]が出た[[ターン]]中[[攻撃できないようにする>攻撃制限]]| |[[《クミタテ・チュリス》]]|[[アタックトリガー]]で1[[セルフハンデス]]か[[自壊]] シビルカウント3で[[攻撃]]の時1[[ドロー]]| |[[《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]|実質0コストのウィニー/相手の[[ウィニー]]を除去しながら[[G・G・G]]を補助できる[[防御札]]| |[[《極楽鳥》]]|[[色]][[マナ]]補強を兼ねる[[マナブースト]]。ブレイクはできないが[[ダイレクトアタック]]はでき、しかもほぼ[[攻撃]]も[[ブロック]]もされない| |[[《大冒犬ヤッタルワン GS》]]|[[手札]]から[[マナブースト]]できる2[[コスト]][[クリーチャー]]で[[G・ストライク]]まで付いている| |[[《QX. <ゴエモンキー!.Star>》]]|[[素出し>手打ち]]プラン用の[[ビートダウン]]要員| |[[《ソーナンデス <レイザー.Star>》]]|~| |[[《若き大長老 アプル》]]|[[マナ]]、[[墓地利用メタ]]&[[G・ストライク]]&[[ガードマン]]| |[[《とこしえの超人》]]|[[手札]]以外から[[出す]]ことを規制。本来なら何もすることが無い1ターン目に出せるのがグッド| |[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]|[[ミラーマッチ]]対策となる[[大量展開メタ]]| |[[《ツクっちょ》]]|最軽量の[[マッハファイター]]。状況によっては最初のターンから侵略できる| |[[《キャディ・ビートル》]]|相手[[ターン]]中[[マナ]]枚数より大きい[[コスト]]の相手クリーチャーは出ること自体を規制される| |[[《楽球の妖精》]]|[[cip]]で[[手札]]から1枚[[マナゾーン]]に置ける。また、[[離れた時]]に[[マナ回収]]できる| |[[《弾丸超邪 クロスファイア》]]|[[G・ゼロ]][[スピードアタッカー]]2打点&br;擬似マナ武装での[[スピードアタッカー]]付与| |[[《清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー》]]|[[手札]]以外[[メタ]]/[[墓地]]リセット&[[水晶チャージャー]]| |[[《完璧妖精サエポヨX》]]|[[スノーフェアリー]]の[[コスト軽減]]&br;[[ハイパー化]]で[[マナ召喚]]| **このデッキの回し方 [#c86533bd] 一例としては以下の通りである。 1ターン目に[[《ベイB セガーレ》]]を召喚し、2ターン目に[[《大冒犬ヤッタルワン GS》]]を召喚する。ここで[[火]][[単色]][[マナ]]を[[マナブースト]]すれば、先攻の場合流れで手札が1枚になるので[[《“逆悪襲”ブランド》]]を[[G・G・G]]により[[召喚]]。 そのまま[[《ベイB セガーレ》]]でカウンターを封じながらビートダウンし、後は必要に応じてメタクリーチャーを立てたり[[G・G・G]]スピードアタッカーで追撃したりする。 時には敢えてビートダウンせずに[[メタ]][[クリーチャー]]を少しずつ貯めながら相手を牽制する。 **長所 [#v4844e02] 上手くいけばカウンター札を封じつつ3ターンキルできる。 メタクリーチャーが優秀なので3ターンキルできなくとも対面次第で相手を牽制しながら余裕を持ってダイレクトアタックまで持っていける。そういう意味で[[《“逆悪襲”ブランド》]]への依存度は低い。 たとえ相手の[[ブレイク]]で自分の[[手札]]を増やされても低[[コスト]][[クリーチャー]]や[[《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》]]のおかげでG・G・G発動は阻害されにくい。そもそも1コストクリーチャーを大量展開するチャンスとなるため、相手の攻撃を凌ぐ手立てさえれば逆に助かる場面である。[[《“逆悪襲”ブランド》]]による火力、[[《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》]]による[[パンプアップ]]を活かした[[殴り返し]]、[[《“閃忍勝”威斬斗》]]による[[全体除去]]など、相手の[[攻撃]]を凌ぐ手段は一通り[[メインデッキ]]に備わっている。 積み盤面回避のための除去札としては一応[[《「みんな一緒に応援してね!」》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]が存在する。 [[【絶望神サガループ】]]に対しては[[墓地利用メタ]]が覿面に刺さる上に速度で勝つため有利。4ターン程度あれば攻撃可能なクリーチャーが4、5体は貯まるため、普通の[[【青黒サガ】>【絶望神サガループ】#WDGodsignal]]程度の除去力ではぐらつきにくい。3ターン目までに墓地利用メタとジャスキル+1打点程度を両立できることもざら。 G・ストライクが[[《若き大長老 アプル》]]、[[《大冒犬ヤッタルワン GS》]]、[[《とこしえの超人》]]の3種、S・トリガーが[[《「みんな一緒に応援してね!」》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]と、よく使われるカードだけでも防御札が4種もあり、[[【我我我ブランド】]]にも安易な[[速攻]]を許さない。 **短所 [#g64acd41] 理想のゲーム運びは[[《ベイB セガーレ》]]に依存しているきらいがあり、[[《ベイB セガーレ》]]が刺さらない相手には不利が付きがちである。 [[軽量>軽量級]][[除去]]、[[不正]][[メタ]]、[[ブロッカー]]、[[タップイン]]や[[攻撃制限]]など、[[【速攻】]]の弱点が一通り当てはまる。 特に[[《「敬虔なる警官」》]]で[[ウィニー]]を[[バウンス]]+[[召喚ロック]]されると[[G・G・G]]系能力が阻害される。 一応[[ブロッカー]]と[[《「敬虔なる警官」》]]は[[《烈火大聖 ソンクン》]]である程度ケアできるが過信は禁物。 [[呪文]]まではケアしづらいため、[[呪文]]の[[S・トリガー]][[全体除去]]にも弱い。 [[《バラギアラ <ヴェロキボアロ.Star>》]]などの高パワーを備える永続的な攻撃制限は除去する手段がない上に[[パワー]]ラインでも勝てないので、「出されたら負け」「出す前に殴り切る」と割り切るしかないだろう。 [[アドバンス]]だと[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]は天敵。[[コマンド]]がほぼ[[デッキ]]に存在しないので全体封印されたらまず復帰はできない上に、《伝説の禁断 ドキンダムX》を除去して[[特殊敗北]]を突ける札もデッキにはない。 **環境において [#l34780cb] デッキ成立当初からポテンシャルは認知されていたが、[[DMEX-18]]発売から1ヶ月近くが経過した[[オリジナル]][[環境]]でついに[[チャンピオンシップ]]優勝を果たした。 [[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期の[[オリジナル]][[環境]]では、[[コスト踏み倒しメタ]]と3ターンキルを狙える[[速攻]]、ある程度のカウンター封じという強みが揃っており、激増した[[【JO退化】]]に有利が取れることから、そこそこの入賞実績を残している。 [[DMRP-22]]で[[《若き大長老 アプル》]]を獲得。 [[【絶望神サガループ】]]が環境に進出すると、メタ張りしながら3ターンキルを実現できるデッキとして環境において力を持った。[[《「敬虔なる警官」》]]は確かに重いが、相手が引けない場合や、相手が使ってもそのまま殴り切れる場合もままあるため、それほど大きな問題ではない。 2023年3月20日の殿堂改訂で[[《ダンディ・ナスオ》]]が[[プレミアム殿堂]]入りしたが、このデッキにおいては出せれば強い程度のカードだったため、影響は小さい。 『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])ではベスト128に1人残るにとどまっている。メタカードが刺さりにくい[[【我我我ブランド】]]が多く、[[【絶望神サガループ】]]も他のデッキですでに対策には困らなかったためと見られる。 [[DM23-EX1]]で[[《弾丸超邪 クロスファイア》]]を獲得。1[[コスト]][[ウィニー]]や[[《襲撃者 「鎧」ドライブ》]]、[[《龍装者 バルチュリス》]]などで2ターン目から前のめりに攻める型の[[【我我我ブランド】]]が相手であれば、新規に[[《弾丸超邪 クロスファイア》]]を獲得したこともあって、ブレイクによって増えた手札で一気に反撃することが期待できるようになった。 [[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期時点の[[オリジナル]]では偶に入賞する程度だが、[[着地置換効果]]方式の[[コスト軽減]][[メタ]]のおかげで[[【青黒魔導具】]]、[[【青赤マジック】]]、[[【白緑巨大天門】]]には最速でメタカードを立てつつ早期に攻撃を仕掛ければ有利に立ち回れる。 [[DM23-EX3]]で[[《清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー》]]、[[《連射のカルマ ユキメ/ショット・水晶チャージャー》]]を、[[DM24-RP1]]で[[《冒険妖精ポレキチ》]]を獲得。 2024年5月の終わりには[[《とこしえの超人》]]、[[《ベイB セガーレ》]]、[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]、[[《若き大長老 アプル》]]を各4枚積みしつつ、、火の1コストウィニーを[[《グレイト“S-駆”》]]4枚に絞り、フィニッシャーの1体に[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]1枚をを入れたレシピが[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]で確認された(42人参加。4位)。 [[DM24-RP2]]で[[《白銀妖精コユキ》]]、[[《ブレイズ・ハイパー・クロー》]]を獲得。特に[[《ブレイズ・ハイパー・クロー》]]の追加によって[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]、[[《グレイト“S-駆”》]]と合わせて[[火]]の高[[スペック]]1[[コスト]]ウィニーを12枚体制とすることができるようになり、フィニッシャー格が引けない時でも押し切りやすくなった。[[《ブレイズ・ハイパー・クロー》]]は[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]を出しながらハイパー化コストにすることで強制攻撃[[デメリット]]を消すことができ、溜めるプランに使えるようにしてくれる。 [[DM24-EX1]]で[[《完璧妖精サエポヨX》]]を獲得。しかしこのデッキ自体[[DM24-EX1]]発売を機にトップメタを支配した[[【白黒赤ファイアー・バード】]]に隠れた目立たない存在となった。とはいえあちらはアドバンスまでは浸蝕しておらず、アドバンスを主戦場の1つとするこちらの立場が脅かされていないだけ、他のデッキと比べるとマシか。 『[[超CSⅦ in横浜>超CS]]』(オリジナルでの3人1チーム戦)では予選突破のベスト128の384人中2人が使用。 -[[殿堂ゼロデュエル]]ではこのデッキの基盤を継承しつつ[[《“轟轟轟”ブランド》]]を4枚積みした[[【赤緑“轟轟轟”ブランド】]]が一定の活躍をしている。調整版の[[《“逆悪襲”ブランド》]]との8枚体制による安定感がウリ。 **参考 [#m8d0dfe2] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/速攻]] -[[赤緑]] -[[【赤緑速攻】]] -[[【速攻】]] -[[《“逆悪襲”ブランド》]] &tag(デッキ集,速攻デッキ);