#author("2024-10-25T11:57:47+09:00","","")
#author("2024-10-25T12:57:06+09:00","","")
*【&ruby(あかくろ){赤黒};ドギラゴン&ruby(バスター){剣};】 [#d1c06cdb]

[[DMR-21]]で登場した[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の能力を主軸においた[[デッキ]]。[[サイキック>サイキック・クリーチャー]]と[[墓地回収]]、果ては[[禁断解放]]を用いて、非常に安定した[[クリーチャー]]展開を行う。現在は、[[リペア]]型の[[【赤黒ドギラゴン閃】]]に発展的解消を遂げている。

|蒼き団長 ドギラゴン剣(バスター) LC 火/自然文明 (8)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000|
|革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン|
|自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|T・ブレイカー|
|ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

|絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート VR 闇/火文明 (5)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 4000|
|スピードアタッカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。|

|勝利のアパッチ・ウララー UC 闇/火文明 (6)|
|クリーチャー:メルト・ウォリアー/ダークロード/ハンター 3000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが破壊された時、相手の手札を見ないで1枚選び、相手はそれを見せる。そのカードと同じ文明を持つ、コスト8以下のハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|

**概要 [#e28022af]
元々[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を用いたデッキには【速攻】性能に特化した[[【ドギラゴン剣3キル速攻】>【成長ドギラゴン剣】]]が存在していたが、長期戦に弱いことや過剰な[[【速攻】]]の必要性のなさが考慮され、[[黒]]や、そこに[[青]]を混ぜた[[青黒赤]]形(クローシス・カラー)が登場する。序盤から終盤にかけてすべての場面において安定した展開力とカウンター性能に加えて、他のデッキへの[[メタ]]もある程度こなせる柔軟性なども評価され、[[公認グランプリ]]「デュエル・マスターズ グランプリ-3rd」で優勝を果たすなど環境を席巻することとなる。

**特徴 [#v4201de4]
5[[コスト]][[スピードアタッカー]]からスタートする[[1ショットキル]]の流れが主で、相手の[[デッキ]]タイプに応じて[[1ショットキル]]の準備や対応を自在に調整できることが特徴。[[【ドギラゴン剣3キル速攻】>【成長ドギラゴン剣】]]
と違い4マナ分の余裕を割いているためマナやコンボの素材準備の際の事故率が少なく、[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]の[[墓地回収]]&[[革命チェンジ]]素材としての性能も相まって[[ハンデス]]に多少なりとも強い。寧ろ[[今引き]]の[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]か[[《超次元リバイヴ・ホール》]]1枚しかない状況から[[ワンショット]]を仕掛けられるまで復帰できるまであった。

主に用いられる5[[コスト]][[スピードアタッカー]]は、[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]の他に[[超次元]][[呪文]]→[[《勝利のガイアール・カイザー》]]が挙げられる。こちらは[[《超次元ムシャ・ホール》]]を代表とする優秀な5[[コスト]][[超次元]][[呪文]]を環境によって選択できる柔軟性を持つ。[[DMRP-04魔]]では[[B・A・D]]2によって3マナで出すことができる5コストドラゴン[[《“龍装”チュリス》]]を獲得。3ターンキルも可能となった。

超次元呪文の選択は、邪魔なシステムクリーチャーがあれば[[《超次元ムシャ・ホール》]]で焼き、なければ[[《超次元リバイヴ・ホール》]]で墓地回収する、と言った判断が一般的。

[[《異端流し オニカマス》]]のような[[除去]][[耐性]]のある[[コスト踏み倒しメタ]]に出くわした場合はひたすら封印を外し、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]への[[禁断解放]]による敵全体[[封印]]を狙おう。[[《異端流し オニカマス》]]のコスト踏み倒しメタ能力はバウンスなので、手札に戻されればまた封印を外せる。ただ、[[《絶対の畏れ 防鎧》]]の場合は再利用が困難な[[ゾーン]]である[[山札の下]]に送られるため注意が必要。とはいえ大抵のコスト踏み倒しメタは4000火力なら十分焼けるので、それを基準として除去を用意すると良いだろう。

速攻の安定度で言えば[[ドロー]]や手札交換が充実した[[【赤青ドギラゴン剣】]]の方が上回るが、[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]や[[革命0トリガー]]などのおかげで除去力が非常に高く、[[【ジョーカーズ】]]のようなウィニー系統には軽量除去の連打が刺さるため、アーキタイプ発祥の経緯を忘れず中速を意識すると上手く回るであろう。

**デッキパーツ [#h13f96dd]
***主要カード [#ebfc3927]
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]※|主要カード|
|[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]|[[墓地回収]]を持つ[[SA>スピードアタッカー]]で[[革命チェンジ]]元 |
|[[《“龍装”チュリス》]]※|3マナで出せる[[革命チェンジ]]元|
|[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]|赤・黒で[[cip]]と[[pig]]で[[サイキック]]を呼ぶ|

***火文明のサポート [#fbd631c8]
|[[《超次元ムシャ・ホール》]]|[[マグナム>《百発人形マグナム》]]、[[オリオティス>《制御の翼 オリオティス》]]を[[除去]]しつつ[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出せる|
|[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]※|中盤の妨害で右に出るものなし |
|[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]|[[《異端流し オニカマス》]]も処理可能|
|[[《スクランブル・チェンジ》]]※|強力コスト軽減呪文|
|[[《スクランブル・チェンジ》]]|強力コスト軽減呪文|
|[[《超次元シューティング・ホール》]]|[[ブロッカー]]を[[除去]]しながら[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出せる|
|[[《ゴーゴー・ジゴッチ》]]|[[ドラゴン]]を[[サーチ]]|
|[[《熱血提督 ザーク・タイザー》]]|[[マッドネス]]で[[コマンド・ドラゴン]]を最大3枚補充|
|[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]|繰り返し使えるウィニー除去、[[ドローソース]]|
|[[《SMAPON》]]|相手全体に2000[[火力]]、[[スーパー・S・トリガー]]で[[敗北回避]]|
|[[《龍装者 バルチュリス》]]|1ターン1体制限だが[[手札]]誘発でそのターン2回目の[[攻撃]]の後に自己[[コスト踏み倒し]]|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|[[【ヘブンズ・ゲート】]]等の対策|
|[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]|↑を出しつつ打点アップ|
|[[《サイコロプス》]]|[[《卍 デ・スザーク 卍》]]対策。最悪[[空撃ち]]して初動[[キャントリップ]]として使える|
|[[《温泉 湯あたり地獄》]]|低コストコスト踏み倒しメタを対処|
|[[《革命の鉄拳》]]|カウンター用。[[デッキ]]に赤以外の単色が少なければ採用の余地あり|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|~|
|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]※|フィニッシャー|

***自然文明のサポート [#n6cd714b]
|[[《フェアリー・ライフ》]]|定番[[マナ]]加速|
|[[《神秘の宝箱》]]|[[山札]]を見て必要パーツを[[マナ]]に置ける|
|[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]|[[D2フィールド]]枠。後述の《ズンドコバスター》の項で説明|
|[[《未来設計図》]]|定番[[クリーチャー]][[サーチ]]|
|[[《次元の霊峰》]]※|[[多色]]サーチ|
|[[《超次元フェアリー・ホール》]]|マナを伸ばしながら勝利のガイアール・カイザー》を出す。|

***闇文明のサポート [#g580fdfe]
|[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]|定番除去|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|~|
|[[《ボーンおどり・チャージャー》]]|マナ加速と[[墓地回収]]の潤滑|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|コンボパーツを回収しながら《勝利のガイアール・カイザー》を出す|

***水文明のサポート [#j7c03c1c]
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|定番サポート|
|[[《奇天烈 シャッフ》]]|序、中盤の妨害。最速召喚で[[バイク>【レッドゾーン】]]を牽制|
|[[《超次元ガロウズ・ホール》]]|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]などを呼ぶ。防御札にも|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|定番[[S・トリガー]]|

***その他サポート [#s4381d21]
|[[《百鬼の邪王門》]]|カウンターよりの構築にしたければ、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と同じデッキに入る|
|[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]|コスト踏み倒しメタ|
|[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]|器用な働きの出来るカウンター札|
|[[《光牙忍ハヤブサマル》]]※|定番防衛札|
|[[《勝利の道標レティーシャ》]]|第二のアパッチ、[[ジョーカーズ>【ジョーカーズ】]]相手には《アパッチ・ウララー》よりも有効|
|[[《音精 ラフルル》]]☒|カウンター呪文封殺|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|防御札。《伝説の禁断 ドキンダムX》のメタ|
|[[《漢の2号 ボスカツ剣》]]|アクセス幅が広い上に[[超次元]]に依存しない革命チェンジ元の[[スピードアタッカー]]。|
|[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]|アクセス幅が広い上に[[超次元]]に依存しない革命チェンジ元。多色の[[マナ武装]]4で任意のリアニメイト&登場ターン限定で全クリーチャー[[スピードアタッカー]]化。|
|[[《虹彩奪取 ブラッドギア》]]|[[コスト軽減]]。《ウララー》[[殿堂入り]]後はささやかながら[[ファイナル革命]]先としても|
|[[《バグ丸くん》]]|上手く使えば[[手札]]の減らない軽量除去。ささやかながら[[ファイナル革命]]で呼び出せる打点としても|
|[[《「ちくしょおおおおおおっー!!」》]]|反撃用呪文。除去と手札リセットを行える|

***超次元ゾーン [#dc265d9b]
ほとんどの場合、[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]の効果の関係上[[種族]]に[[ハンター]]を持つ[[多色]][[サイキック・クリーチャー]]が中心となる。
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]のチェンジ元としては非常に優秀|
|[[《ガイアール・カイザー》]]|相手の[[手札]]が[[火]]だった場合。素で[[スピードアタッカー]]を持つ[[W・ブレイカー]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手の[[手札]]が[[水]]/[[闇]]/[[火]]だった場合。打点強化と[[マナ]]妨害札|
|[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]|[[自然]]に対応する[[W・ブレイカー]]|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|[[光]]に対応する[[W・ブレイカー]]|
|[[《時空の司令 コンボイ・トレーラー》]]|[[ハンター]]サイキック獣では貴重な[[多色]][[ブロッカー]]|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|[[光]]/[[水]]/[[自然]]に対応する汎用性の高いサイキック獣|
|[[《ウコン・ピッピー》]]|自分の[[ドラゴン]]を[[パンプアップ]]。[[ミラーマッチ]]対策|
|[[《不死身のブーストグレンオー》]]|[[《百発人形マグナム》]]の効果を全て吸収|

**サンプルデッキ [#y648d5f5]
「デュエル・マスターズ グランプリ-3rd」優勝
レシピは大会事務局公表のデッキリストより。

***メインデッキ [#ecc165ae]
|■カード|コスト|枚数|文明|
|[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]|6|4|火|
|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|99|1|火|
|[[《ゴーゴー・ジゴッチ》]]|3|3|火|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|7|4|火|
|[[《スクランブル・チェンジ》]]|3|3|火|
|[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]|8|3|火|
|[[《革命の鉄拳》]]|3|3|火|
|[[《熱血提督 ザーク・タイザー》]]|8|2|火|
|[[《単騎連射 マグナム》]]|3|2|火|
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]|8|4|火/自然|
|[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]|5|4|闇/火|
|[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]|6|4|闇/火|
|[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]|4|3|闇/火|

***超次元ゾーン [#o44d7d54]
|■カード|コスト|枚数|文明|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|7|1|闇/火/自然|
|[[《ガイアール・カイザー》]]|8|2|火|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|6|1|水/闇/火|
|[[《司令官の覚醒者 コンボイ》]]|6|1|水/火|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|5|2|光/水/自然|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|7|1|光/水|

**デッキの動き [#t9d50259]
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]→ドギラゴン剣の[[ファイナル革命]]→[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]→状況に応じた[[サイキック・クリーチャー]]という''3連鎖''が攻撃の起点としての主な動きとなる。[[サイキック・クリーチャー]]がW・ブレイカーならば、ワンショット圏内に入る。

-この3連鎖のみでも十分圧力をかけられるため、各種サポートカードの充実を図ることができる。3連鎖を安定して成立させるためのサポート、もしくはマナ加速、あるいは両方を取るものなど様々。これらのサポートによりデッキスピードの調節や各種メタデッキへの対策などを行いながら前述の3連鎖での攻撃性能を両立させるのがこのデッキの強みとなる動きである。

**デッキタイプの変遷 [#j5f2e108]
***【赤黒ドギラゴン剣】 [#ae077777]
[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]と超次元呪文→[[《勝利のガイアール・カイザー》]]が、[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[革命チェンジ]]元として多彩な動きをもたらすことから、中盤に特化した形を取ったもの。
墓地を肥やしておき、5コスト目の墓地回収(イーヴィル・ヒートやリバイヴ・ホール等)で必要パーツを手札に回収し3連鎖を決める。
5[[マナ]]目から動くとはいえ十分な早さであり、[[【ヘブンズ・ゲート】]]で巨大ブロッカーでも並べられたりしない限り対処不可能な一斉攻撃は非常に強力。
[[《特攻人形ジェニー》]]によるハンデスや[[《死神術士デスマーチ》]]による毎ターン使える除去など、序盤を強くした構築もある。

***【黒赤緑ドギラゴン剣】(【デアリガズバスター】) [#j0724aef]
[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]時までに前述の3連鎖の動きに必要な[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]を確実に手札かマナゾーンに用意するため、アパッチをマナに送る[[《神秘の宝箱》]]や2ターン目の潤滑材としての[[《ダーク・ライフ》]]等を採用し、安定性を重点に置いた形。
2016年夏に流行してからしばらくすると流行が過ぎたが、2016年の終盤に[[【ジョバンニスコール】]]の流行によって【カウンタードギラゴン剣】が失速すると、殿堂入りとなった[[《フェアリー・ギフト》]]の枠の分初動マナブーストや超次元呪文の数を増やした、夏とほぼ同じ構築として息を吹き返した。この頃でも元々が強くリペアの[[《スクランブル・チェンジ》]]を必要としないデッキパワーがあった。

***【ズンドコバスター】 [#s56962ff]
【赤黒緑ドギラゴン剣】に[[D2フィールド]]枠で[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]を採用し、[[墓地]]回収と莫大な[[マナ加速]]からの[[マナ]][[召喚]]を可能とした柔軟な形。
[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]からの3連鎖で高速の[[マナ]]加速が発生するため、''定番メタ[[S・トリガー]]となった[[《オリオティス・ジャッジ》]]を躱せる''ことも利点になっている。[[ゼニス]]等の[[フィニッシャー]]を加えても面白そうなところ。

***【白抜け4色ドギラゴン剣】 [#da7d872b]
【赤黒緑ドギラゴン剣】に、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《奇天烈 シャッフ》]]を搭載した形。デッキカラーこそ多いがプレイング次第で様々なデッキに対応できる柔軟性と防御力、ある程度速いスピードを持ち、赤黒ドギラゴン剣の応用型とも言われる。
特に[[《ドンドン吸い込むナウ》]]は[[【レッドゾーン】]]等の高速な[[デッキ]]と対戦する時や[[ミラーマッチ]]の際に[[サーチ]]と[[除去]]を同時に行える[[S・トリガー]]であり、ワンショット相手にカウンターでワンショットを決める確率を上げる重要なカードであるため、このカラーリングでは必須となる。

ある程度小型・中型のクリーチャーが入ることから、[[コスト踏み倒しメタ]]対策として[[《龍覇 グレンモルト》]]による素出しプランを盛り込んだ型もあった。

***【カウンタードギラゴン剣】 [#l103b6d3]
全てのカードに赤が入るように構成し、主に[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]で防御とカウンターができるように準備しつつ、そのまま[[革命チェンジ]]していく形。
3連鎖の基本形はそのままにサポートカードのほとんどをカウンターと墓地肥やしに費やし、奇襲性と意外性を高めた。
特に[[【緑単サソリス】]]は[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]によって先置きクリーチャーをしばしば一掃されたため、この型が圧倒的不利対面として重くのしかかった結果環境から死滅したという。
マナ加速がないためデッキスピードが遅いことが欠点と言われていたが、[[《スクランブル・チェンジ》]]の登場で、4ターン目に、火のコスト5ドラゴンを[[スピードアタッカー]]として用意できるので、非常に隙のないデッキタイプに生まれ変わった。
しかし[[《異端流し オニカマス》]]の登場によりカウンターもワンショットもまともに行えなくなることが多くなったため、たちまちメタゲームから失墜。

**このデッキへの対策 [#ad87e92e]
-ドキンダムXを除けばこの[[デッキ]]の[[クリーチャー]]はドギラゴン剣の13000が最大ラインになることが多いため、[[《ヘブンズ・ゲート》]]などからそれを上回る高[[パワー]][[ブロッカー]]を出されると攻め手が止まってしまう。ドキンダムXの全体[[封印]]で対処可能だが要注意。

-このデッキの登場で[[《予言者マリエル》]]や[[《巡霊者メスタポ》]]の株が上がりつつある。前者はパワー3000以上のクリーチャーの攻撃を禁止するため、基本ムーブとなる3連鎖を完全に制圧できる。後者は''誰も山札が見れなくなる''ため、''山札の上からx枚見る''、''自分の山札を見る''といった効果を無効にして、キーパーツのサーチを妨害できる。

//-[[革命ファイナル環境]]では、この[[デッキ]]のスピードが[[環境]]のスピードになることが予想されているため、メタを意識する際はこの[[デッキ]]の動きを念頭においておきたい。

**その他 [#rbe5bb54]
2018年7月14日にサイキック戦術の要である[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]が殿堂入り。これによって、[[1ショットキル]]に必要な6打点を形成するには事前に他にウィニーなどを並べる必要が生まれた。

2019年3月1日には[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]本体が殿堂入り。[[革命チェンジ]]先を《蒼き団長 ドギラゴン剣》のみに依存しない[[デッキビルディング]]が求められるようになった。

2020年1月1日に[[《音精 ラフルル》]]がプレミアム殿堂に指定される。これにより[[呪文ロック]]はできなくなった。その代わり[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]が[[殿堂解除]]されており、《蒼き団長 ドギラゴン剣》さえ手札にあれば[[1ショットキル]]することは以前よりしやすくなった。

[[DMRP-15]]にて、[[《百鬼の邪王門》]]が登場したことにより大幅な強化を受けた。[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と併せたカウンター型が主流になり、このカウンター型の構築は、[[リペア]]型の[[【赤黒ドギラゴン閃】]]にも引き継がれている。

**リンク [#c881cce0]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[デッキ集/1ショットキル]]
-[[革命ファイナル環境]]
-[[ビートダウン]]

-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]
-[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]

-[[【ドギラゴン剣3キル速攻】>【成長ドギラゴン剣】]]
-[[【赤黒ドギラゴン閃】]]

&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ,1ショットキルデッキ,【ドギラゴン剣】);