#author("2022-11-08T22:01:55+09:00","","")
#author("2023-03-03T22:59:14+09:00","","")
*【超次元GENJIビート】 (デュエプレ) [#r3082109]

コスト3〜コスト5の打点形成に優れた超次元呪文で、打点を溜めたり刻んだ打点を叩き込み、それらのサイキック・クリーチャーあるいはダメ押しの[[《爆竜 GENJI・XX》]]で押し込む[[ビートダウン]]。

[[【超次元GENJIビート】]] (TCG版)とは異なり、[[オールタップ]]や[[《超次元サプライズ・ホール》]]を使える光はまず間違いなく入る。
他には、TCG版の[[覚醒編]]には存在していなかったコスト4の超次元呪文((TCG版では[[エピソード1]]に[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]などの[[サイクル]]でコスト4超次元呪文が登場した。))、とりわけ[[《超次元オーフレイム・ホール》]]から打点を伸ばすのも大きな特徴といえる。
カラーは[[DMPP-14]]初期は[[白赤緑]]、中期以降と[[DMPP-15]]は[[白青赤]]が主流となる。

面白いことに、《ヤヌス》《オーフレイヤー》のコンボが決まった時点で、[[シールド追加]]がない場合には《GENJI》の[[T・ブレイカー]]が蛇足となり、クリーチャーの能力の[[ブロッカー破壊]]を回避する[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]は別の手段で突破、[[アタックトリガー]]で破壊しても即座に次のブロッカーを出させる可能性のある対[[《大河聖霊エル・ドラード》]]、《アンタッチャブル》や《パワード》を使い逆転を許さない[[リーサル]]を狙う場合があると、デッキ名に反して《GENJI》で攻撃することが終着点とならない試合も少なくない。
面白いことに、《ヤヌス》《オーフレイヤー》のコンボが決まった時点で、[[シールド追加]]がない場合には《GENJI》の[[T・ブレイカー]]が蛇足となることもある。
また、クリーチャーの能力の[[ブロッカー破壊]]を回避する[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]は《GENJI》以外の別の手段で突破する必要があるし、[[アタックトリガー]]で破壊しても即座に次のブロッカーを出される可能性のある対[[《大河聖霊エル・ドラード》]]にも有効打にはなれど決定打にはならない。
場合によっては《アンタッチャブル》や《パワード》を使い逆転を許さない[[リーサル]]を狙う必要があり、デッキ名に反して《GENJI》で攻撃することが終着点とならない試合も少なくない。
裏を返せば構築そのものが《GENJI》に依存しきらない[[グッドスタッフ]]デッキだということである。

[[New Division]]では、[[再録]]がない限り[[DMPP-19]]が実装される前まで[[《超次元オーフレイム・ホール》]]などが、[[DMPP-20]]が実装される前までデッキの軸となるカードが使用可能である。
-[[DMPP-20]]以降は[[《爆竜 GENJI・XX》]]、[[《超次元サプライズ・ホール》]]、[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]/[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]、[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]、[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]など大量に使用不可となるカードがあるため[[リペア]]不可能な状態になる。

|爆竜 GENJI・XX SR 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 7000+|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。|
|自分の墓地に、名前に《超次元》または《XX》とあるカードが3枚以上あれば、「パワーアタッカー+5000」と「T・ブレイカー」を得る。|

|超次元オーフレイム・ホール UC 火文明 (4)|
|呪文|
|自分の超次元ゾーンからコスト5以下の火のサイキック・クリーチャー1枚をバトルゾーンに出す。|

|時空の魔陣オーフレイム PS 火文明 (5)|
|サイキック・クリーチャー:フレイム・コマンド 5000|
|覚醒:相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、そのターン、自分の他のコスト5以下のサイキック・クリーチャーはすべて、「パワーアタッカー+2000」を得、シールドをさらに1つブレイクする。その攻撃の後、このクリーチャー《破壊陣の覚醒者オーフレイヤー》のほうに裏返す。|
|BGCOLOR(white):覚醒後⇒[[《破壊陣の覚醒者オーフレイヤー》]]|

|破壊陣の覚醒者オーフレイヤー PS 火文明 (10)|
|サイキック・クリーチャー:フレイム・コマンド 8000|
|攻撃する時、そのターン、自分の他の、コスト5以下のサイキック・クリーチャーはすべて「パワーアタッカー+2000」を得、シールドをさらに1つブレイクする。|
|W・ブレイカー|
|(覚醒前:《時空の魔陣オーフレイム》)|
|BGCOLOR(white):覚醒前⇒[[《時空の魔陣オーフレイム》]]|

**超次元呪文 [#n9a1cff6]
|[[《超次元サプライズ・ホール》]]|CENTER:コスト3|最序盤の打点。主に[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]を出す。[[S・トリガー]]を生かして[[《時空の踊り子マティーニ》]]を出せるのもグッド。|
|[[《超次元エクストラ・ホール》]]|~|【[[白青赤]]】同じく最序盤の打点。《サプライズ》と出せる範囲は全く同じ。[[墓地利用メタ]]や[[山札回復]]も便利だが、自分に使って《GENJI》のパンプを損なわないように。|
|[[《超次元キル・ホール》]]|~|[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]先出しはループ覚醒の旨味が少ない。|
|[[《超次元パワード・ホール》]]|~|【[[白赤緑]]】《キル・ホール》と出せる範囲は全く同じ。|
|[[《超次元オーフレイム・ホール》]]|CENTER:コスト4|二の太刀となる呪文。《シンカイヤヌス》と[[《時空の魔陣オーフレイム》]]のコンボで。[[《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》]]や[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]を出す選択肢も頭に。|
|[[《超次元カイマン・ホール》]]|~|【[[白赤緑]]】覚醒しやすい[[《時空の花カイマン》]]は[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]とシナジーがある。|
|[[《超次元シャイニー・ホール》]]|CENTER:コスト5|[[タップキル]]や[[ブロッカー]]避けに。出すクリーチャーは後述。|
|[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]|~|墓地回収で手札補充。|
|[[《超次元ボルシャック・ホール》]]|~|コストの合計が5以下のほうが多いが、[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]→《シャイニー・ホール》も魅力。|
|[[《超次元エナジー・ホール》]]|~|【[[白青赤]]】[[キャントリップ]]。コストの合計が5以下で出すか、[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]を出す。|
|[[《超次元フェアリー・ホール》]]|~|【[[白赤緑]]】マナチャージに割く手札を節約できる。|
|[[《超次元シューティング・ホール》]]|~|[[DMPP-15]]のカードプールでは相性の良い呼び先に恵まれていない。|

***超次元呪文で出すサイキック・クリーチャー [#h706eafd]

|>|CENTER:|||c
|コスト2|BGCOLOR(#ffc):光|[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]||
|~|BGCOLOR(#fcc):火|[[《時空の喧嘩屋キル》]]||
|コスト3|BGCOLOR(#cff):水|[[《時空の踊り子マティーニ》]]||
|~|BGCOLOR(#cfc):自然|[[《時空の探検家ジョン》]]||
|コスト4|BGCOLOR(#cff):水|[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]||
|~|BGCOLOR(#fcc):火|''[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]''|超次元ゾーンでは裏面なので注意|
|コスト5|BGCOLOR(#fcc):火|[[《時空の魔陣オーフレイム》]]||
|~|BGCOLOR(#cfc):自然|[[《時空の花カイマン》]]||
|~|BGCOLOR(#fcc):火|''[[《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》]]''|超次元ゾーンでは裏面なので注意|
|コスト6|BGCOLOR(#ffc):光|''[[《舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ》]]''|超次元ゾーンでは裏面なので注意|
|コスト7|BGCOLOR(#ffc):光|[[《時空の雷龍チャクラ》]]||
|~|BGCOLOR(#ffc):光|[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]||
|~|BGCOLOR(#ffc):光|[[《時空の不滅ギャラクシー》]]||
|~|BGCOLOR(#fcc):火|[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]||
|~|BGCOLOR(#cff):水|''[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]''|超次元ゾーンでは裏面なので注意|
|~|BGCOLOR(#cfc):自然|[[《時空の豪腕ジャパン》]]||
|~|BGCOLOR(#cfc):自然|''[[《巨人の覚醒者セツダン》]]''|超次元ゾーンでは裏面なので注意|

**候補カード [#z614d64c]
|[[《爆竜 GENJI・XX》]]|この[[ブロッカー破壊]]は環境から強く意識されているが、それ込みでもスピードアタッカーの汎用性と突破力を備えるアタッカー|
|[[《ホーリー・スパーク》]]|オールタップ|
|[[《霊騎コルテオ》]]|リーサル回避とカウンター性能が高いS・トリガー獣|
|[[《天雷の導士アヴァラルド公》]]|ドローソースだが使いたい超次元呪文とコストがかぶる|
|[[《炎舌実況 DJ・ショー》]]|《シンカイヤヌス》とコンボになり、単体性能もある|
|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|前のめりかつ、《シンカイヤヌス》とコンボの軽さを重視した場合に|
|[[《熱刀 デュアル・スティンガー》]]|非クリーチャー能力で[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]対策|
|[[《紫電城 バルザーク》]]|打点増強かつ[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]対策|
|[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]|《マティーニ》を覚醒できるS・トリガー獣|
|[[《アクア・バースター》]]|対サイキック・クリーチャー(特に[[《時空の精圧ドラヴィタ》]])の除去および呪文ロック([[《悪魔神王バルカディアス》]])を打破するために|
|[[《アクア・サーファー》]]|同上|
|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|手札交換しつつ、名前に《超次元》または《XX》とあるカードを捨て《GENJI》のサポートにも|
|[[《蒼神龍バイケン》]]|マッドネス、S・トリガーで唱えた《エマタイ》からカウンター|
|[[《ジェスター・ブレイン》]]|ドローソースまたは疑似打点だが使いたい超次元呪文とコストがかぶる|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|緑入り時は2→4で《カイマン・ホール》の動きも狙う|
|[[《ピクシー・コクーン》]]|~|
|[[《鼓動する石版》]]|~|
|[[《ナチュラル・トラップ》]]|マナ送り呪文、特に[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]や[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の除去に使える|
|[[《将騎 センジン・スタリオン》]]|対コントロールを突破する目的ならこちらもよく刺さる((マナ送りは[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]、[[《悪魔神王バルカディアス》]]、[[《大河聖霊エル・ドラード》]]、[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]、[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]など。パワー2倍と[[チャンプブロック]]封じは[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などに。))|
|[[《陰陽の舞》]]|《カイマン》《アリゲーター》で得たマナを打点に変換|
|[[《クロス・アイニー》]]|3000火力か進化クリーチャーのマナ送り([[《悪魔神王バルカディアス》]]など対象)が選べるS・トリガー獣|

**環境において [#re5d767e]
[[DMPP-13]]では[[《超次元オーフレイム・ホール》]]や[[《超次元ボルシャック・ホール》]]などは登場していたが、デッキの根幹となる[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]/[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]と、それを呼び出すコスト3超次元呪文、さらに[[《爆竜 GENJI・XX》]]もが未登場で、環境外のビートダウンデッキしか組むことができなかった。

[[DMPP-14]]にて、前述の不足カードに加え、[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]や[[《時空の探検家ジョン》]]なども獲得し、環境デッキへと昇華された。

[[DMPS-06]]や[[DMPP-15]]で追加されたカードはこのデッキの強化につながるものはほとんど(全く)なかったのだが、十二分なデッキパワーにより第8回[[BATTLE ARENA]]でもトップメタの使用率となっていた。
また、ベスト8にも2名の選手がこのデッキを使用していた。どちらも[[DMPS-06]]で登場した[[《超次元シューティング・ホール》]]および[[DMPP-15]]で登場したカードは1枚も採用していない。

**参考 [#ac754228]
-[[《爆竜 GENJI・XX》]]
-[[《超次元オーフレイム・ホール》]]
-[[《時空の魔陣オーフレイム》]]
-[[《破壊陣の覚醒者オーフレイヤー》]]
-[[【超次元ビートダウン】]] (TCG版)
-[[【超次元GENJIビート】]] (TCG版)
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]

&tag(デッキ集 (デュエプレ));