#author("2024-10-17T04:10:18+09:00","","")
#author("2024-10-21T16:28:40+09:00","","")
*【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】 [#u94eb4de]

[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を主軸とした高速[[ワンショット]]。
[[火]]の[[コマンド]]シナジーを利用する[[侵略]]デッキであるため、ある意味では[[【レッドゾーン】]]の亜種と言えなくもない。

|超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)|
|進化クリーチャー:フェニックス 15000|
|究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。|
|侵略:火の進化ドラゴン(自分の火の進化ドラゴンが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|T・ブレイカー|
|相手がこのクリーチャーを選んだ時、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。|
|メテオバーン:このクリーチャーが出た時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。|

#contents

*赤緑タマシード型 [#v411d9ae]
**確定カード [#x4d1e4d2]
|[[《ヘルコプ太の心絵》]]|1ターン目から出せる、クリーチャー指定の除去を受け付けず手札を減らさないタマシード|
|[[《ストリエ雷鬼の巻》]]|《ヘルコプ太の心絵》ほどのアドバンテージはないが、進化元なら依然として優秀な[[手札交換]]付きタマシード|
|[[《進化設計図》]]|初動[[サーチ]]|
|[[《エボリューション・エッグ》]]|~|
|[[《冒険妖精ポレコ》]]|タマシードではなく下2種のスター進化の進化元に使用したときに損をするが、クリーチャーなので終盤打点としてあがける利点がある|
|[[《オンソク童子 <ターボ.鬼>》]]|[[手札交換]]付きコスト2の[[コマンド]]。《アポロ》殿堂入り後はこれを起点にすることが増えた|
|[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]|[[侵略]]元 [[cip]]の[[効果バトル]]で[[コスト踏み倒しメタ]]を倒せる|
|[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]※|コンセプト|
|《アポロ》以外の各種[[侵略]]|[[《進化設計図》]]で多く手札に加えられるように枚数を多く採用したい。候補は以下に記載|

***よく採用される侵略クリーチャー [#ldcc4310]
|[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]|除去持ちの、究極進化の下敷きとしてメジャー。ただし多色なのに注意。《<ターボ.鬼>》で墓地に落としたい|
|[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]|こちらも除去持ちで、究極進化の下敷きとしてメジャー|
|[[《超音速のジャッカルショット》]]&br;[[《覇王る侵略 ドレッドゾーン》]]&br;[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]|除去要員。採用するなら↑と散らして採用。上2種と異なり、アタッカーに転用したら2打点でしかないのが痛い|
|[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]|《アポロ》を使わずにブレイクする場合の選択肢。《アポロ》殿堂入り後は採用枚数が増加傾向にある。|
//|[[《超轟速 マッハ55》]]|[[cip]]は持ってないが、一番上になるよう侵略して[[メテオバーン]]解決により[[破壊されない]][[常在型能力]]が有効に。|

**その他候補カード [#v8a69b55]
|[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]|使用済みの《ポレコ》を使って出せる追撃要員|
|[[《龍装者 バルチュリス》]]|[[【赤黒バイク】]]でおなじみの《レッドゾーンF》2点→《ブラックゾーン》3点→《バルチュリス》ダイレクトの立ち回りで|
|[[《ジャスミンの地版》]]|「タマシードから進化していれば」達成の安定性向上のために入れるカード|
|[[《パーリ騎士の心絵》]]|[[【絶望神サガループ】]]対策で使われたことがある。今後[[墓地リセット]]の重要性が増せば再雇用|
|[[《レヴィヤの地版》]]|5コストだが、一気に《アポロ》のメテオバーンを満たす事が可能。&br;S・トリガーを持つのでカウンター札としても。|
|[[《ブンブン・チュリス》]]|コスト1レクスターズだが、1ターン目これチャージだと《ヘルコプ太の心絵》の[[マナ基盤]]になれないので自然単の《ポレコ》を優先したい|
|[[《新爆竜 GENJI・XX》]]|「火で、進化ドラゴンかつコマンド」の観点なら5枚目以降、火のコマンドでなら9枚目ぐらい以降の[[侵略]]元。&br;[[アタックトリガー]]で[[ブロッカー破壊]]。&br;[[NEO]]なので[[進化]]指定サーチには引っ掛からない。&br;《アポロ》が殿堂入りした現在では不要だろう。|

**このデッキの回し方 [#ld263557]
1[[コスト]][[進化元]]を立ててから2[[コスト]]の[[手札交換]]や[[サーチ]]を利用し、3ターン目に[[コマンド]]/[[ドラゴン]]の[[侵略]]元を[[召喚]]。

そのままメテオバーン元の[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を挟む形で[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]に[[侵略]]し、[[ワンショット]]を行う。

[[ワンショット]]の準備に貢献する[[進化元]]である1コスト[[タマシード]]のおかげで既存の型と比べて格段と3ターンキルが安定しやすくなり、軽量コマンドのおかげで[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]でのサブプランも無理なく取れるようになった。

[[《エボリューション・エッグ》]]のおかげでピーキーな[[侵略]]持ちを使った[[銀の弾丸]]戦法も取りやすい。

赤緑タマシード基盤を維持しつつ[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を抜いて侵略ソニック・コマンドを中心とした【赤緑バイク】も存在し、こちらもチャンピオンシップ上位入賞の経験がある。

*赤青シンカパワー型 [#nc4dc20f]

[[《ネ申・マニフェスト》]]などの1ターン限りの[[シンカパワー]]で反撃を封じて[[ワンショット]]を狙う。
水文明により手札が枯渇しにくい。

**候補カード [#x0381f87]
|進化クリーチャー(手打ち)||h
|[[《オンソク童子 <ターボ.鬼>》]]|[[手札交換]]付き2[[コスト]][[コマンド]]|
|[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]|[[侵略]]元 [[cip]]の[[効果バトル]]で[[コスト踏み倒しメタ]]を倒せる|
|[[《新爆竜 GENJI・XX》]]|5枚目以降の[[侵略]]元 [[アタックトリガー]]の[[ブロッカー]][[破壊]]付き|

|[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]|[[山札]][[確認>見る]][[メタ]]|
|[[《アストラルの海幻》]]|[[手札交換]][[タマシード]] 捨てるのは[[S級侵略[轟速]]]がベター|
|[[《タン・ペペン》]]|[[アンアタッカブル>攻撃されない]]、[[アンタッチャブル]]を[[シンカパワー]]で[[付与]]する軽量[[ジャストダイバー]]|
|[[《「伝説のサイバーパワー!」》]]|[[ビビッドロー]]付き[[ドローソース]]。[[青赤]]の[[マナ基盤]]にも|
|[[《ネ申・マニフェスト》]]|[[シンカパワー]]で[[アンブロッカブル]]と[[アンタッチャブル]]を[[付与]]する[[手札交換]][[クリーチャー]]|
|[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]|[[呪文]]を疑似[[リクルート]]|
|[[《超次元の王家》]]|手札交換、打点|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|[[水]]系デッキ定番[[防御札]]|
|[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]|~|
|[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]|[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の進化元を2体踏み倒したり、進化元1体を踏み倒しその[[クリーチャー]]に二回攻撃を付与して安全に[[ダイレクトアタック]]をすることが出来る|
|[[《パンドラの記憶》]]|手札補充コンボになる[[《超次元の王家》]]や、手札の量と質が要る[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]が素で入っていたらこれも入れる余地がある|

自然のサーチ、タマシードの代わりに水のタマシード、手札交換、シンカパワーを取り入れた型。

速度は赤緑タマシード型に劣るが、安定感と詰め性能は高い。

[[手札交換]]を軸に立ち回るため、[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]の侵略先は[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]よりも[[墓地]]から侵略できる[[S級侵略[轟速]]]の[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]と[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]が重宝される。

*その他 [#l386680b]
#region2(){{
*青黒緑デドダムリソース型 [#o8ded1ae]

[[【ゼロ・ルピアループ】]]の変遷と同じく、[[《天災 デドダム》]]とその周辺パーツを使うことでデッキの安定性やサブプランを強化した。

**候補カード [#c9a1cc8c]
|[[《天災 デドダム》]]|山上3枚から[[サーチ]]、[[マナブースト]]、残りを[[墓地肥やし]]により、コンボを円滑に進める要員|
|[[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]]|[[墓地肥やし]]と[[墓地回収]]を1枚で行い、[[進化元]]が残る|
|[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]|[[ハンデス]]、[[除去]]、[[リアニメイト]]から[[モード]]で選べる[[青黒緑]][[カラー>色]]の[[デッキ]]の大黒柱|
|[[《グラスパー <チェインレック.Star>》]]|[[アタックトリガー]]でマナゾーンから《アポロヌス》を上に乗せる|
|[[《SSS級天災 デッドダムド》]]|サブ[[フィニッシャー]]、[[コントロール]]プランにも|

[[闇]]を含む[[リソース]]系[[カード]]と[[《グラスパー <チェインレック.Star>》]]による疑似侵略に寄せた型。

[[《SSS級天災 デッドダムド》]]でビートダウンするプランや諸々の除去を使ったコントロールプランが取れるのもこの型の特徴。もはや最初に環境で流行した赤緑タマシード型の速攻色は影も形もなくなった。

*[[《我我我ガイアール・ブランド》]]併用型 [#n0800d79]
**候補カード [#p0c66cb9]
|進化クリーチャー||h
|[[《我我我ガイアール・ブランド》]]|[[火]]の[[クリーチャー]]を[[召喚]]していたら3[[コスト軽減]]、自身の[[能力]]で3[[コスト軽減]]できるかわりに[[可能であれば攻撃し>可能であれば攻撃する]]、[[攻撃]]後[[自壊]]。[[離れた>離れる]]時、[[アンタップ]] もう一つの勝ちルートにも|
|[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]|[[火]]の[[コスト]]4以上の[[レクスターズ]]から[[侵略]] でた次の相手の[[ターン]]展開制限|
|[[《富士山ン <ジャック.Star>》]]|[[火]]の[[コスト]]4以上の[[レクスターズ]]から[[侵略]] [[cip]]で[[コスト]]4以下[[破壊]]|
|[[《ドープ <フレイムバーン.Star>》]]|攻撃時4000以下火力|

|クリーチャー||h
|[[《大爆龍 ダイナボルト》]]|2回[[攻撃]]を持つ[[侵略]]元|
|[[《一番隊 チュチュリス》]]|[[ビートジョッキー]]1[[コスト軽減]]|
|[[《一撃奪取 トップギア》]]|[[火]]の各[[ターン]]1体目の[[召喚コスト]]を1[[下げる>コスト軽減]]|
|[[《Re:奪取 トップギア》]]|~|
|[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《斬斬人形コダマンマ GS》]]|[[G・ストライク]]。[[cip]]で[[シールド回収]][[手札補充]]|
|[[《カンゴク入道》]]|ターンの終わりに[[シールド回収]]の[[手札補充]]|
|[[《ダチッコ・チュリス》]]|4[[コスト]]以上のビートジョッキーを早出し|
|[[《パッピ・ラッピー》]]|進化元兼[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]のサーチ|

**このデッキの回し方 [#n77b604d]
[[《我我我ガイアール・ブランド》]]か[[《ドープ <フレイムバーン.Star>》]]の攻撃時に[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]と他の[[侵略]]を重ねることで3ターン目で[[メテオバーン]]を使える。
また[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を使わずとも、[[《我我我ガイアール・ブランド》]]をサブプランとして勝つこともできる。

*[[《超竜キング・ボルシャック》]]型 [#c78f73c7]

**候補カード [#p0c66cb9]
|進化クリーチャー||h
|[[《超竜キング・ボルシャック》]]|[[侵略]]元。自身を含めた[[ボルシャック]]に反応して[[G・ゼロ]]発動|
|[[《革命類侵略目 パラスキング》]]|[[メテオバーン]]元。コスト5以上から[[侵略]]で重ね掛けする|
|[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]|[[侵略]]元。[[山札]]からドラゴンをサーチ|
|[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]|[[汎用性]]の高い[[侵略]]元。&br;侵略の後にコスト踏み倒しを解決すると、《アポロヌス》除去をある程度ケアできる|
|[[《新爆竜 GENJI・XX》]]|[[侵略]]元。[[進化]]させれば3[[コスト]]で出せる|
|[[《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》]]|[[素出し>手打ち]]プランに。このデッキでは貴重な除去|

|クリーチャー||h
|[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]|初動[[マナブースト]]、[[進化元]]。&br;たとえ2マナ加速出来なくとも、《キング・ボルシャック》が[[手札]]にあれば十分|
|[[《王来英雄 モモキングRX》]]|汎用[[進化元]]|
|[[《アイボー・チュリス》]]|侵略元を自身の上に[[リクルート]]。基本は5枚目以降の《モモキングRX》|
|[[《ボルシャック・NEX》]]|[[ルピア]]を[[山札]]から[[リクルート]]するドラゴン。《バルキリー・ルピア》に進化するのが基本。&br;[[ツインパクト]]版は[[マナゾーン]]に置く際の[[タップイン]]に注意|
|[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]|~|

|呪文||h
|[[《進化設計図》]]|初動[[サーチ]]|
|[[《エボリューション・エッグ》]]|~|
|[[《フェアリーの火の子祭》]]|手札の減らない[[マナブースト]]。[[詠唱>唱える]]した次の[[ターン]]に[[アンタップイン]]での[[マナチャージ]]が確約|
|[[《メンデルスゾーン》]]|山札次第で大幅マナブースト。&br;《ドラゲリオン》や《進化設計図》に反応しないので、このデッキではやや運が絡む|
|[[《生命と大地と轟破の決断》]]☒|お手軽盤面展開手段|

**このデッキの回し方 [#n77b604d]
一例としては以下の通りである。

2ターン目に[[《進化設計図》]]を唱えて[[進化クリーチャー]]をサーチし、3ターン目に[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]→[[《超竜キング・ボルシャック》]]と繋いでから[[《革命類侵略目 パラスキング》]]と[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[侵略]]を宣言し、[[ワンショット]]を行う。
勿論、[[《超竜キング・ボルシャック》]]を二枚重ねにしたり、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を二枚同時に侵略させても良い。

相手のコスト踏み倒しメタが邪魔な時は[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]で[[マナ]]を伸ばしてから[[《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》]]を召喚し、ビートダウンする。[[召喚]]に反応しない形式のものであれば、[[《超竜キング・ボルシャック》]]の方が早期着地できるので、そちらでビートダウンするという手もある。

進化までをスムーズにできる汎用進化元を豊富に取り揃えているため、勝ち筋は広い。

[[《超竜キング・ボルシャック》]]の[[G・ゼロ]]は[[召喚]]扱いなので、[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]が無効。

[[マナ]]も中々伸びるので、[[不正]][[メタ]]にも縛られにくい。[[《進化設計図》]]のおかげで[[手札]]も増えやすい。

[[《王来英雄 モモキングRX》]]の[[シンカパワー]]が有効な状態で[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が[[着地]]していると、[[バトル]]に勝つたびに[[アンタップ]]するため、その[[ターン]]中相手の[[ブロッカー]]が事実上ほぼ無効となる。

極論5コスト汎用進化元に繋がれば十分なので、[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]の[[cip]]が1マナブーストに終わってもある程度それを許容できる。

[[軽量>軽量級]]除去が無きに等しいため、出されたら[[《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》]]の除去能力で対処するしかない。
}}

*各デッキに共通する解説 [#te8b0b89]
**長所 [#fa7c2e5c]
[[G・ストライク]]で選ばれても[[ダイレクトアタック]]を行うまで攻撃は続くため、[[G・ストライク]]に滅法強く、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[メテオバーン]]→侵略クリーチャーの[[除去]][[cip]]という順番で解決すれば、[[メテオバーン]]による[[ブレイク]]で出てきた[[ブロッカー]][[S・トリガー獣]]も[[除去]]できる等、相手の多くの防御札を貫通できる。

仮に凌がれても[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[ランデス]]が発動すれば、前述の[[S・トリガー獣]]を破壊できる点も相まって、返しのターンの反撃のリスクを大幅に減らすことができ、追撃の隙を作りやすい。

また、[[手札交換]]札や[[サーチ]]札が大量に投入されている上に、[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]や[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]等が[[除去]]を持つため[[メタ]]への対処が容易なことからコンボの安定感が非常に高い。特に[[《進化設計図》]]による大量手札補充のおかげで多少の[[セルフハンデス]]、[[ランダムハンデス]]にはぐらつかない。目ぼしいメタクリーチャーが[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]のcipによる除去に大体収まるのも利点。
[[カード指定除去]]も[[侵略]]の重ね貼りで対処できる。

先攻2ターン目から[[《オンソク童子 <ターボ.鬼>》]]を使って[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]→[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と侵略するビートダウンプランも優秀。こうなると大抵は[[《ベイB セガーレ》]]のような例外を除いて[[コスト踏み倒しメタ]]が間に合わないため、そのまま殴り切れることもしばしば。

これらの特異な性質から、相手に【アポロヌス】専用の対策を強要できるのが最大の強みと言えるだろう。

理想の[[ゲーム]]運びにおいては[[プレイング]]スキルの差がほぼ現れないのがも1つの特徴。そうしたことから初心者や低年齢層が[[チャンピオンシップ]]で優勝を狙うのにおすすめのデッキタイプであると言える。
**短所 [#qc4f9e85]
全てのシールドを[[ブレイク]]する都合上、[[スーパー・S・トリガー]]に弱い。
[[《オリオティス・ジャッジ》]]、[[《奇石 オリオン》]]、[[《一王二命三眼槍》]]等の選ばない[[防御札]]にも弱い。
パワー15000超える超巨大ブロッカーで受け止められても[[ランデス]]の保険が機能しない。[[【ヘブンズ・ゲート】]]以外では[[《獅子王の紋章》]]もある。

[[アドバンス]]では耐えられた後に疑似[[侵略ZERO]]で出された[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]から[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]に[[革命チェンジ]]され、先置きの[[《天災 デドダム》]]辺りに与えたスレイヤーで処理されるパターンがマズい。
また、[[進化クリーチャー]]を多用するため、[[手札事故]]が怖い。

[[【白ガイアッシュ覇道】]]に対しては、[[ブロッカー]]であり[[ランデス]][[能力]]を発動させずに防御できる[[《最終龍覇 ロージア》]]が捲れるかどうか、捲れたとして相手が[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の疑似[[侵略ZERO]]を構えているかの勝負となる。運悪く捲れたらそのままブロッカーと[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]や[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]による[[リソース]]装填で負け試合濃厚となる。[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]に[[バトル]]で勝てるパワーラインが逆に仇となり、出た瞬間[[自爆特攻]]による[[追加ターン]]獲得を確定させてしまうのも大きい。

基本的に[[フルパワー構築>デッキビルディング#full]]であり、[[防御札]]が[[G・ストライク]]持ちの[[《アイボー・チュリス》]]や[[《スーパー・スパーク》>《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]程度なものなので、3ターンキルを量産する[[【我我我ブランド】]]には不利。理想的にデッキが回るか否かの勝負となるだろう。

諸々の軽量級カードは[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]で引っこ抜かれてしまう。

[[速攻メタ]]、[[進化クリーチャー]]メタも刺さる。

以上の事から、徹底的にマーク・対策されれば全く勝てなくなるデッキタイプと言える。

//また、理想ではないゲーム運びになればなるほどプレイングスキルの差が出やすくなる。
//短所とは言わない

**環境において [#fdd55ff2]
[[ボルシャック]]型は2021年10月末のオリジナルのチャンピオンシップ優勝、[[《我我我ガイアール・ブランド》]]型は3位を獲得した。

そして[[DMSD-20]]・[[DMSD-21]]期に続々とパーツが追加されたことで赤緑タマシード型が確立。各地のオリジナルのチャンピオンシップを荒らす流行のデッキとなった。

DMEX-19期に赤青型の入賞がオリジナルで散見されるようになった。しばらくすると青黒緑型がチャンピオンシップ4位以内入賞を果たした。

そして総合力で勝る[[【JO退化】]]が[[プレミアム殿堂コンビ]]によって消滅すると評価は鰻登りに。

『[[超CSIV 京都>超CS]]』([[オリジナル]])では赤緑タマシード型が優勝を果たした。

[[DM22-RP1]]期には[[自然]]の[[進化]]指定[[サーチ]]と[[水]]の[[手札交換]]を重用した[[青赤緑]]型が[[オリジナル]]で3位入賞した。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day1(アドバンス)では[[【5色グレンモルト】]]、[[【ドルマゲドンX】]]と使用率同率2位の、ベスト128進出者中13人使用を記録。3位にも青赤型が1人残った。Day2(オリジナル)では赤緑型が、使用率6位となる使用率同率2位の、ベスト128進出者中7人使用を記録し、青赤型もベスト128に2人残っていた。

2023年1月中旬頃のアドバンスでは[[青赤]]型が主流となった。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』成績上位者とDMPランキング2022年下期上位者合計32人を対象とした「DM最強位決定戦」([[アドバンス]]&[[オリジナル]])では予選のアドバンスで参加者31人中4人が使用(青赤3人、赤緑1人)。赤緑型の使用者が準優勝となった。

[[【絶望神サガループ】]]の登場は追い風となった。[[【絶望神サガループ】]]は、[[ループ]]によって[[エクストラウィン]]あるいは[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]連打を仕掛けてくるため、[[防御札]]が使い物にならなかった。このため[[防御札]]を減らしたデッキが環境で増え、結果的にこのデッキによる早期ワンショットの成功率が高くなったのである。

[[DM22-BD2]]・[[DM22-BD3]]期には[[《ダチッコ・チュリス》]]で[[軽量級]][[進化]][[ビートジョッキー]]をコスト軽減してサブのビートダウンプランを強化した変則の型がオリジナルのチャンピオンシップで優勝した。

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])では予選通過者128人中7人使用と予選使用率6位タイを記録(同率には[[【万軍投】>【4色万軍投】]])。『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])ではベスト128進出者中使用率7位タイとなる6人が【赤緑アポロヌス】使用(同率に[[【青黒緑有象夢造】]])。最終的に3位入賞を遂げた。一方、【赤青アポロヌス】はベスト128に1人残った程度。

とはいえ『DMGP2023-1st』での頑張りは無駄ではなく、他のデッキでも活躍した主要パーツの強力さが再認識されたためか、2023年のゴールデンウィーク中は【赤青アポロヌス】の入賞が上向いた。

ゴールデンウィーク明けあたりから【赤緑アポロヌス】が勢いを取り戻している。[[青黒緑]]基盤に入る目ぼしい[[コスト踏み倒しメタ]]を[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]で処理できる上にアンタッチャブルの[[《異端流し オニカマス》]]も[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]で処理できるためである。しかもその種のデッキは受けが薄いため、一度動けたら比較的簡単にダイレクトアタックまで持って行ける。よしんば立て続けにコスト踏み倒しメタを出されたせいで[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]によるメインプランを取れなくとも、[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]や[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]で除去を撒きながらビートダウンするプランも取れる。メタカードに寄せた後ろ寄せ構築が流行する環境を逆手に取った[[【速攻】]]という立ち位置である。

[[DM23-RP2]]発売2週間後になると一気に入賞数を伸ばし[[【絶望神サガループ】]]に並ぶ程に台頭。他のデッキが【サガループ】と[[【我我我ブランド】]]へのメタカードを積極採用し、【我我我ブランド】も安定4ターンキルを目指す後ろ寄せ構築になった隙を突く形となった。当の【サガループ】は[[《パーリ騎士の心絵》]]で[[墓地リセット]]すれば十分勝つことができる。

2023年7月初平日から第2週末までのオリジナルCS上位入賞数トップに[[【絶望神サガループ】]]が返り咲き、2週連続での入賞数トップとはならなかったが、[[【絶望神サガループ】]]は入賞数47件中12件が青黒赤の[[《百鬼の邪王門》]]型であった。前週は2件しか存在しなかったが、これは間違いなくこのデッキの入賞数が伸びたことを受けての事である。

『[[超CSV in 新潟>超CS]]』(オリジナル)では予選通過128人17人が使用と、[[【5色ザーディクリカ】]]とは使用率同率2位([[【5色コントロール】]]括りならこのデッキを押さえて単独2位)。予選通過の内訳は赤緑型16人、赤青型1人。ベスト8にも赤緑型が3人残ったが、ベスト4進出は逃している。

[[DM23-EX1]]で共通の強化札として[[《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》]]を、[[赤青]]型が[[《飛翔龍 5000VT》]]を獲得。

『[[超CSV in 大阪>超CS]]』(オリジナル)では予選通過128人中14人が使用と、使用率2位を記録(赤緑型13人、赤青型1人)。本戦では赤緑型がベスト8を記録。

[[【絶望神サガループ】]]消滅後は、それまで高確率で投入されていた[[《パーリ騎士の心絵》]]の採用を見送り、空いた枠に[[《ジャスミンの地版》]]を投入した型が多数目撃された。[[軽量級]]の[[火]][[単色]][[タマシード]]と[[《パッピ・ラッピー》]]を基盤とした【赤単タマシードアポロヌス】がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞するなどもしている。ただ、8月4週の時点では[[【絶望神サガループ】]]消滅の影響で多くのデッキがビートダウン対策を搭載できるようになっていたことから勝率が不安定化し、抜群のデッキパワーを持ちながら上位入賞率3位に甘んじている。

[[DM23-RP3]]期には[[《T・T・T》]]や[[《S・S・S》]]、[[《「正義星帝」》]]を採用した[[白青赤]]基盤型が[[オリジナル]]のチャンピオンシップで優勝。[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]と[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]のパッケージで対策となる防御札を踏み越える型も結果を残した。

[[DMGP2023-2nd>公認グランプリ]]でもベスト128進出者中11人使用で[[【ブレスラチェイン】]]、[[【青黒魔導具】]]と共に予選実績4位タイ。しかしベスト8は逃している。

『[[ジュニア グランプリ2023>公認グランプリ]]』では参加者271人中13人が赤緑型を使用と使用率5位。

『[[超CSⅥ in福岡>超CS]]』ではベスト128進出者中3人が使用し、[[【白赤バクテラス】]]と並んで予選使用率9位タイ。

『[[超CSⅥ in群馬>超CS]]』ベスト4に赤緑型が、ベスト8に赤青型が1人ずつ残っている。予選実績は赤青型と赤緑型がベスト128進出者に2人ずつ。ほぼ同時期に開催された512チーム規模のチーム戦のオリジナルのチャンピオンシップでは3人中1人が【赤緑アポロヌス】を使用したチームが優勝。

長期にわたる活躍と大型大会における多くの入賞実績を鑑みられてか、2024年3月11日付で[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]本体が殿堂入り。

それ以降は[[《進化設計図》]]基盤を活かして[[《オンソク童子 <ターボ.鬼>》]]から[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などへの侵略持ちを着地させて[[ビートダウン]]するプランをメインに据え、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を上振れにする型に[[リペア]]された。結局【赤緑アポロヌス】のサーチ基盤から侵略先確保による打点形成が優秀過ぎて、[[除去]]を飛ばしながらの3[[ターン]]キルが安定することには変わりはなかった。恐ろしいことに、[[殿堂入り]]前にはテンプレではなかったカードで新たに入るようになったのは[[《龍装者 バルチュリス》]]ぐらいで、残りは既存の採用カードの枚数増減だけでリペアが完了している。流石に入賞数は[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]殿堂入り以前より大幅減少したが、少なくとも新殿堂施行直後には[[地雷]]程度の実績は残している。

[[DM24-RP3]]で[[《ヨビニオン・フレイムバーン》]]を獲得。[[今引き]][[スピードアタッカー]]としての役割は当然の事、ヨビニオンで進化先を引っ張り込めるのが優秀。[[手札交換]]の[[cip]]でも運が良ければフィニッシュパーツのいくつかを持って来られる。

その後[[【我我我ブランド】]]が立場を無くすほどの受け重視の環境の到来、[[【シールドプリズン】]]の流行などから環境から死滅するが、[[DM24-SP2]]が発売するかしないかの頃の、既に[[《アクア・ギャクテンポインター》]]の[[ナーフ]]により[[【シールドプリズン】]]が弱体化していた頃に入賞数が回復した。[[【青黒緑マルル】]]、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]の環境3トップに有利なのが大きい。

[[DM24-SP2]]発売日には[[《パッピ・ラッピー》]]で手札を整え、[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]や[[《新爆竜 GENJI・XX》]]からメインの[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]に侵略するルートを設けつつ、[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]や[[《武打!rAsh&ルピア》]]で[[進化]][[ソニック・コマンド]]に侵略してビートダウンするサブルートを用意した【赤単アポロヌス】(【赤単バイク】とも伝わる)の上位入賞が報告された(81人参加、オリジナル、4位入賞)。
[[DM24-SP2]]発売約1週間後には、【赤緑アポロヌス】3面を使用したチームがオリジナルの64チーム参加規模の3人1チーム戦チャンピオンシップで4位入賞。【赤緑アポロヌス】3面チームのこの活躍は環境落ちして以来の活躍と言える。

[[DM24-EX2]]期時点では、既にメインプランに返り咲いていた[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を使ってのワンショットの際の詰め札として[[《龍装者 バルチュリス》]]を1枚積みした型が主流化。相手の除去系防御札の[[解決]]の後に[[《龍装者 バルチュリス》]]を宣言し、ダイレクトアタックを通すという寸法である。勿論[[《龍装者 バルチュリス》]]の宣言の為には[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の侵略元意外に殴り手が必要で、安定プラン限定の択となる。
*参考 [#j6ce3482]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/1ショットキル]]
-[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]

&tag(デッキ集,1ショットキルデッキ);