#author("2024-11-19T18:48:55+09:00","","")
#author("2024-11-19T18:50:05+09:00","","")
*【青白マーシャル】 [#wf447a96]

**概要 [#b94af29a]
[[DM24-EX1]]で光の[[スプラッシュ・クイーン]]が参戦したことで成立した【マーシャルループ】系デッキ。
【マーシャルループ】系の例に漏れず本デッキも拡張性が高く、構築次第で様々に分岐する。
基本型である《マーシャル・プリンス》型を基盤に、他の型を合体させる形で組まれる例が多い。

|マーシャル・クイーン R 水文明 (3)|
|進化クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 5000|
|''進化'':スプラッシュ・クイーン・クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーが出た時、自分の手札を3枚までシールド化する。その後、同じ数の自分のシールドをブレイクする。|

**主要カード [#t530ab0f]
|[[《マーシャル・クイーン》]]|デッキコンセプト|
|[[《エメラルド・クーラー》]]|水光複合。2コストで1[[ドロー]]できる破格の進化元。下ともども、現状[[光]]を入れる最大の理由と言っても過言ではない|
|[[《キール・ロワイヤル》]]|水光複合。手札補充と[[ジャストダイバー]]を持つ進化元。[[メクレイド]]での見切り発車やワンショットプランにも|
|[[《マーシャル・プリンス》]]|[[スプラッシュ・クイーン]]すべてに[[S・トリガー]]を与える展開の要にして複数打点を止める受け札でもある万能札|

**候補カード [#ve854f34]
|[[《深海の伝道師 アトランティス》]]|大半の型でループパーツに使われる、ほぼ確定枠。受け札にも|
|[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]|キーカードだが構築次第では不要になる|
|[[《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》]]|[[山札操作]]付き進化元/S・トリガー付きドローソース|
|[[《サイバー・ブレイン》]]|[[S・トリガー]]付き3[[ドロー]]|
|[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]|パーツの[[デッキボトム]]落ちと[[ミラーマッチ]]を対策|
|[[《転生スイッチ》]]|《マーシャル・クイーン》の出し直しに。構築次第ではループパーツにも|
|[[《B.F.F. モーメント》]]|手札枚数に依存した全体[[バウンス]]効果の[[S・トリガー]]|
|[[《ブルー・ハワイ》]]|[[S・トリガー]]のスプラッシュ・クイーン。[[ドロー]]と[[山札操作]]ができる進化元|
|[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]|[[S・トリガー]]。[[墓地回収]]と[[マナ回収]]|
|[[《ミスティック・クリエーション》]]|[[S・トリガー]]付き大規模[[マナ回収]]|
|[[《サイバー・I・チョイス》]]※|[[S・トリガー]]を手札から即暴発|
|[[《絶対華麗!マーシャル歌劇団》]]|[[ドロー]]とスプラッシュ・クイーンの射出を同時にこなす。[[S・トリガー]]で相手ターン中にループ突入も狙える|
|[[《理想と平和の決断》]]|水光複合。大量手札補充・除去・シールド追加から2回選べる、水光基盤の万能札。[[S・トリガー]]とするには[[革命]]2が条件なので注意|
|[[《ポジトロン・サイン》]]|運任せに、[[S・トリガー]]を山札から直接[[暴発]]。《カシス・オレンジ》とのコンボや、[[山札圧縮]]にも|
|[[《腐敗麗姫ベラ》]]|フィニッシャー候補1。受け札にならないが進化元になる|
|[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]|フィニッシャー候補2。マナに埋めやすい青単色で、不安定だが低コストな除去札にもなる|
|[[《聖斬のコード アシッド》]]|フィニッシャー候補3。無色なうえコストも高いが《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》を貫通する|
|[[《アルカディア・スパーク》]]|フィニッシャー候補4。[[呪文]]。受け札にもなる|
|[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]|[[《転生スイッチ》型>【ライベルモットループ】]]におけるループパーツ|
|[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]※|無限ドローループのパーツだが、《ライベルモット・ビターズ》からビートダウンする選択も|
|[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]|水ドラゴン系デッキの王道フィニッシャー、ビートダウンプランに|
|[[《完璧問題 オーパーツ》]]|[[《クール・ビューティー》型>【ライベルモットループ】]]における無限ドローループの鍵|
|[[《クール・ビューティー》]]|[[S・トリガー]]で自分も含めた進化クリーチャーを戻せる進化元。主にループに|
|[[《アドミラル・クイーン》]]|サブフィニッシャー。攻撃を2[[ランデス]]に差し替える|
|[[《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》]]|ビートダウンプラン向け|
|[[《暴発秘宝ベンゾ/星龍の暴発》]]|シールドすべてを[[S・トリガー]]化。[[専用構築>【星龍ライベルモット】]]向け|
|[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]|横並びデッキへの対策札/[[バウンス]]とはいえパワーやコストに関係なく3面除去する優れ物S・トリガー|
**ループ手段 [#xb850767]
このデッキは構築の柔軟性が高く、【マーシャルループ】系のほとんどのループを導入できる。
ここでは、この基盤で組む【マーシャルループ】系デッキ全般がおおよそ共通で使用できる《マーシャル・プリンス》型を汎用ループとして解説する。
それ以外のループ方法は以下を参照。
-[[【マーシャルエクストラウィン】]]
-[[【ライベルモットループ】]]
-[[【星龍ライベルモット】]]
-【ガレックマーシャル】…ページ下部を参照

-無限ドローループ
バトルゾーンに[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]または[[《マーシャル・クイーン》]]、[[《マーシャル・プリンス》]]が各1体、手札に[[《マーシャル・クイーン》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、cipでドロー効果を持つ非進化[[スプラッシュ・クイーン]](ここでは、[[《エメラルド・クーラー》]]とする)が各1枚必要。
以下の全ての場面で、[[《マーシャル・プリンス》]]の効果によりすべての[[スプラッシュ・クイーン]]は[[S・トリガー]]を持っている。

+[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]のアタックトリガーまたは[[《マーシャル・クイーン》]]のcipを解決。[[《エメラルド・クーラー》]]、[[《マーシャル・クイーン》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]を[[暴発]]。
+[[《エメラルド・クーラー》]]のcipで[[ドロー]]。
+[[《深海の伝道師 アトランティス》]]で[[《マーシャル・プリンス》]]以外を[[バウンス]]。
+[[《マーシャル・クイーン》]]のcipを解決。1.に戻る
これで、カードを無限に引くことができる。
十分にパーツが揃ったら、各々のフィニッシュ手段へ移行する。

-フィニッシュループ
バトルゾーンに[[《マーシャル・プリンス》]]1体、手札に[[《マーシャル・クイーン》]]2枚、任意の進化元と[[《深海の伝道師 アトランティス》]]とフィニッシャー(ここでは[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]とする)がそれぞれ1枚必要。
以下の全ての場面で、[[《マーシャル・プリンス》]]の効果によりすべての[[スプラッシュ・クイーン]]は[[S・トリガー]]を持っている。

+[[《マーシャル・クイーン》]]のcipを解決。任意の非進化[[スプラッシュ・クイーン]]と、[[《マーシャル・クイーン》]]2枚を[[暴発]]。
+[[《マーシャル・クイーン》]]1体目のcipで[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]を[[暴発]]。
+[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]で相手の山札を減らす。
+[[《深海の伝道師 アトランティス》]]で[[《マーシャル・プリンス》]]以外を[[バウンス]]。
+[[《マーシャル・クイーン》]]2体目のcipを解決。5.に戻る。
これにより、[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]のcipを無限回発動し、相手を[[ライブラリアウト]]に追い込むことができる。

**長所 [#udb02831]
初動を担う水光複合の進化元クリーチャーが非常に優秀。[[キャントリップ]]付き進化元が複数存在するため、ループデッキにしては安定性が高い。

攻防一体のキーカード[[《マーシャル・プリンス》]]が強力。

ひとつひとつのループの要求パーツの枚数が少ないため、単純に再現率が高いだけでなく複数の型を組み合わせることで容易に冗長性を確保できる。

**短所 [#m760191c]
手札要求値こそ低いものの、バトルゾーンの要求値が高い。
幸い要求される[[《マーシャル・プリンス》]]は[[S・トリガー]]を持つため[[《マーシャル・クイーン》]]1体から準備を終わらせることもできなくはないが、その場合ループに移行するために再度[[《マーシャル・クイーン》]]・[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]を出す手段が必要となり、手札要求値が跳ね上がる。
また、[[《マーシャル・プリンス》]]を維持する必要があるため、即座にループに移行できない場合[[コスト踏み倒しメタ]]や除去に弱くなる。

そのため、[[《マーシャル・プリンス》]]に依存し過ぎないような構築が必要。

また、最序盤は手札が不安定なため、考え無しにコスト2進化元を最速でポン起きするとデッキの動きが悪くなる場合も。
**環境において [#nc023102]
[[DM24-EX1]]発売と同時に成立。【青黒COMPLEX】に有利が取れ、【赤白黒ファイアー・バード】にも遅れを取らないデッキとして一定の活躍を収めたが、環境の中心に食い込むほどではなかった。
この頃は[[【ライベルモットループ】]]に光[[スプラッシュ・クイーン]]を足したデッキとして運用され、主に《クール・ビューティー》型と《転生スイッチ》型に二分されていた。

DMGP2024-2nd-Day1では、この基盤の[[【マーシャルデリート】>【星龍ライベルモット】]]が準優勝を果たした。

*【白青黒マーシャル】 [#bc16809f]
[[DM24-RP3]]にて参戦した[[《逆転の影ガレック》]]を最大限活用する派生型。【ガレックマーシャル】とも呼ばれる。

|逆転の影ガレック R 闇文明 (10)|
|クリーチャー:ゴースト 5000|
|S・トリガー|
|このクリーチャーが出た時、次の中から3回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される)|
|▶自分の山札の上から3枚を墓地に置く。|
|▶コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。|
**主要カード [#wc6ed533]
|[[《マーシャル・クイーン》]]|デッキコンセプト|
|[[《逆転の影ガレック》]]|デッキコンセプト2。[[S・トリガー]]前提だが、メタ除去・展開・ループなんでもござれのパワーカード|

**候補カード [#xbb0177e]
|[[《エメラルド・クーラー》]]|手札が減らない進化元。下ともども、ほぼ確定枠|
|[[《キール・ロワイヤル》]]|手札が減らない上に[[ジャストダイバー]]も持つ進化元|
|[[《深海の伝道師 アトランティス》]]|各種パーツをごっそり手札に戻す。ループパーツとして確定枠|
|[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]|比較的融通の利くメタ除去札。《学校男》を墓地に送る過程の《ゾンビ・カーニバル》で回収すればループにおける《アトランティス》の代役に|
|[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]|《マーシャル・クイーン》の5枚目以降。この型では必要性が薄い|
|[[《マーシャル・プリンス》]]|この型では確定枠ではないが、汎用性は変わらず高い|
|[[《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》]]|[[山札操作]]付き進化元/S・トリガー付きドローソース|
|[[《転生スイッチ》]]|《マーシャル・クイーン》の出し直しに|
|[[《影世界のシクミ》]]|[[墓地肥やし]]後、手札と墓地の好きな方から《マーシャル・クイーン》を射出|
|[[《絶対華麗!マーシャル歌劇団》]]|[[ドロー]]とスプラッシュ・クイーンの射出を同時にこなす。上ともども[[S・トリガー]]で相手ターン中のループ突入が狙える|
|[[《邪魂転生》]]|自軍を好きな数破壊し、その数×2だけドロー。《逆転の影ガレック》《ゾンビ・カーニバル》と合わせて凄まじいリソース確保力を発揮する|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|敵軍のコスト5以下のカードをすべて吹き飛ばす豪快な除去札。[[S・トリガー]]|
|[[《プリンセス・パーティ ~シラハの絆~》]]|相手のコスト・パワーを問わない3面除去。[[S・トリガー]]|
|[[《ポジトロン・サイン》]]|運任せに、[[S・トリガー]]を山札から直接[[暴発]]。《カシス・オレンジ》とのコンボや、[[山札圧縮]]にも|
|[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]|[[S・トリガー]]。[[墓地回収]]と[[マナ回収]]|
|[[《ニアピン・モスキート》]]|[[S・トリガー]][[マナ回収]]。[[墓地]]にはノータッチだが[[墓地回収]]なら《ゾンビ・カーニバル》がある|
|[[《サイバー・I・チョイス》]]※|[[S・トリガー]]を手札から即暴発。[[《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]の上面をいきなり出してループ短縮にも|
|[[《奇石 バリアン/背理の振り子鎌》]]|自壊用ループパーツ候補兼メタ除去札その1。光マナを産めるが多色なのが難点|
|[[《神豚 ブータンPUNK/ブータン両成敗》]]|自壊用ループパーツ候補兼メタ除去札その2。上と異なりタップクリーチャーも破壊できる|
|[[《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]|自壊用ループパーツ候補兼メタ除去札その3。ループの要求値は少し上がるが、呪文側がリソース回復手段として有用|
|[[《爆暗黒 ブラックアイラ》]]|自壊用ループパーツ候補兼メタ除去札その4。ループが最も分かりやすいのが強み|
|[[《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》]]|自壊用ループパーツ候補兼メタ除去札その5。色は全く合わないが自壊パーツの中では相手への除去として最も上質|
|[[《腐敗麗姫ベラ》]]|フィニッシャーにして進化元でもある|
|[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]|フィニッシャー候補2。マナに埋めやすい青単色で、不安定だが低コストな除去札にもなる|

**ループ手段 [#v9fb0326]

***自壊手段が呪文の場合 [#u012736f]
バトルゾーンに[[《マーシャル・クイーン》]]が1体、墓地または《マーシャル・クイーン》の進化元にコスト3以下の進化元[[スプラッシュ・クイーン]]が1枚、手札に[[《逆転の影ガレック》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、自軍を破壊させるカード(ここでは、[[《背理の振り子鎌》>《奇石 バリアン/背理の振り子鎌》]]とする)がそれぞれ手札に1枚ずつ必要。

+[[《マーシャル・クイーン》]]を出してその効果を発動。[[《逆転の影ガレック》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、《背理の振り子鎌》をそれぞれ暴発させる。
+《背理の振り子鎌》で[[《マーシャル・クイーン》]]を破壊、進化元もろとも墓地へ送り込む。
+[[《逆転の影ガレック》]]でコスト3以下の進化元[[スプラッシュ・クイーン]]、それを進化元とする[[《マーシャル・クイーン》]]、《背理の振り子鎌》の上面である[[《奇石 バリアン》>《奇石 バリアン/背理の振り子鎌》]]をそれぞれ[[墓地から出す>リアニメイト]]。
+[[《深海の伝道師 アトランティス》]]で[[《マーシャル・クイーン》]]以外をすべて手札へ。
+[[《マーシャル・クイーン》]]の能力が再び発動し、1.に戻る。

***自壊手段がクリーチャーの場合(《学校男/ゾンビ・カーニバル》採用) [#m9c45a0a]
自壊手段である[[《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]は墓地にあってもよいが、ここでは手札にあるものとして説明する。この場合必要パーツは、上記のものに加えて墓地にもう一枚[[《マーシャル・クイーン》]]を要する。
+[[《マーシャル・クイーン》]]を出してその効果を発動。[[《逆転の影ガレック》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、《ゾンビ・カーニバル》をそれぞれ暴発させる。
+《ゾンビ・カーニバル》を空打ちし、墓地へ送り込む。すでに墓地にあるなら不要。
+[[《逆転の影ガレック》]]で[[《マーシャル・クイーン》]]と《ゾンビ・カーニバル》の上面である[[《学校男》>《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]、2週目以降ならそれに加えて進化元[[スプラッシュ・クイーン]]をそれぞれ[[墓地から出す>リアニメイト]]。
+[[《深海の伝道師 アトランティス》]]で[[《マーシャル・クイーン》]]以外をすべて手札へ。
+[[《学校男》]]の効果で[[《マーシャル・クイーン》]]を破壊。
+[[《マーシャル・クイーン》]]の能力が発動し、1.に戻る。

-[[《サイバー・I・チョイス》]]を採用している場合、または[[《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]が初めから墓地にあった場合、墓地の[[《マーシャル・クイーン》]]なしでもループを成立させられる。

#region2(詳細){{
[[《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]がすでに墓地にある場合は、単純に上記のループ手順から2.を除外すればよい。
あとは4.と5.の処理順を逆にして《学校男》を自身の破壊効果に巻き込ませれば《マーシャル・クイーン》の暴発枠が1枚余るので、好きな[[S・トリガー]]獣を使える。

《サイバー・I・チョイス》が手札にある場合は次の通り。
+[[《マーシャル・クイーン》]]の効果で[[《逆転の影ガレック》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、[[《サイバー・I・チョイス》]]を出す。
+[[《サイバー・I・チョイス》]]の[[cip]]で[[《ゾンビ・カーニバル》>《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]を選び、《ゾンビ・カーニバル》側ではなく《学校男》側を使用する。
+《学校男》の[[cip]]を発動し、《マーシャル・クイーン》と《学校男》を破壊する。
この結果、[[《逆転の影ガレック》]]の効果発動直前に《マーシャル・クイーン》が破壊されるため、事前に墓地に置いておく必要がなくなる。あとは呪文型と同じように、
+《逆転の影ガレック》で《マーシャル・クイーン》およびその進化元と《学校男》を[[蘇生>リアニメイト]]。
+[[《深海の伝道師 アトランティス》]]で《マーシャル・クイーン》以外をすべて手札へ戻す。1.へ戻る。

手順内の4.にて《学校男》が出ているにもかかわらずその[[cip]]を使用していない。よって、ループを1周させるたびに「自分のクリーチャーを破壊する」《学校男》効果が1回ずつストックされていくこととなる。
十分にストックを貯めたら、《アトランティス》の効果で盤面が《マーシャル・クイーン》1体のみになった場面でそのストックを1つ使用することで、暴発枠1つ分を《学校男》に割く必要がなくなる。
結果として、こちらのパターンでも最終的には《マーシャル・クイーン》の暴発枠が1枚余るので、好きな[[S・トリガー]]獣を使いまわせるようになる。

この枠を[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]にすることで[[ライブラリアウト]]を狙える。
}}

***その他 [#r59cfc02]
上記の型と進め方が大差なく、かつ採用率が比較的低いループは、大雑把にここへまとめる。
#region2{{
***自壊手段が《爆暗黒 ブラックアイラ》または《COMPLEX VORTEX》の場合
バトルゾーンに[[《マーシャル・クイーン》]]が1体、墓地または《マーシャル・クイーン》の進化元にコスト3以下の進化元[[スプラッシュ・クイーン]]が1枚、手札に[[《逆転の影ガレック》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、[[《爆暗黒 ブラックアイラ》]]または[[《COMPLEX VORTEX》]]がそれぞれ手札に1枚ずつ必要。
+[[《マーシャル・クイーン》]]を出してその効果を発動。[[《逆転の影ガレック》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、自壊手段のカードをそれぞれ暴発させる。
+自壊手段となるカードの効果で[[《マーシャル・クイーン》]]を破壊する。《COMPLEX VORTEX》なら、この時点で手札に戻る。
+[[《逆転の影ガレック》]]の効果で、[[《マーシャル・クイーン》]]とその進化元を蘇生。余った1回は自由に使ってよい。
+[[《深海の伝道師 アトランティス》]]の効果で、[[《マーシャル・クイーン》]]以外をすべて手札へ戻す。
+[[《マーシャル・クイーン》]]の効果が発動。1.へ戻る。
3.にて、《ガレック》の効果の余った1回を用い[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]を出すことでそのまま勝利できる。もちろん進化元を[[《腐敗麗姫ベラ》]]にしてフィニッシュしてもよい。

}}

これらのループにより、任意の進化元[[スプラッシュ・クイーン]]の[[cip]]を好きな回数使用できる。
[[《エメラルド・クーラー》]]・[[《キール・ロワイヤル》]]なら無限ドロー、[[《カシス・オレンジ》>《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》]]なら山札を操作し機を見て《ガレック》の墓地肥やしなどで目的のカードを回収、[[《腐敗麗姫ベラ》]]ならそのまま[[ライブラリアウト]]させて勝利できる。

**長所 [#qbe9f645]
ループの過程で、墓地を利用する前に《ガレック》の効果が1回分だけ余ったり、相手に[[選ばせ除去]]を強いることができたりするため、相手が[[墓地利用メタ]]クリーチャー1体だけならループのついでに処理できる。

[[スプラッシュ・クイーン]]以外のループパーツは、すべて除去[[S・トリガー]]としても機能する。そのため、[[ループ]]デッキでありながら[[ビートダウン]]系のデッキに対して比較的打たれ強く、メタクリーチャーへの対策もしやすい。

[[《マーシャル・クイーン》]]を射出できる[[S・トリガー]]を複数搭載しており、またループの過程がすべて[[cip]]のみで進行するため、相手ターン中の即死ループが現実的に狙える。

すべての処理が[[cip]]で進むため、自分ターン中なら[[《異端流し オニカマス》]]や[[《ハッター・ルピア》]]など除去させるタイプの[[メタ]]や、受け札を兼ねる強力な[[山札回復]]である[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]を無視できる。

《ゾンビ・カーニバル》の存在により、[[ハンデス]]が他のループデッキよりは致命傷になりにくい。

**短所 [#mcdeaad3]
性質上、フィニッシャーはおおよそ[[《腐敗麗姫ベラ》]]か[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]かの二択になりがち。いずれも墓地に送ることで[[ライブラリアウト]]を狙うカードであるため、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を搭載する相手には注意が必要。

自力で[[墓地を肥やす>墓地肥やし]]手段があまり多くない。[[《影世界のシクミ》]]が引けなかった場合は、一度出してから[[《邪魂転生》]]で破壊するか、[[S・トリガー]]で出た[[《逆転の影ガレック》]]の効果を使うくらいしかない。

**環境において [#ud2f776d]
[[DM24-RP3]]にて[[《逆転の影ガレック》]]が参戦すると同時に成立。当初は、【青白マーシャル】にループパーツとして[[《逆転の影ガレック》]]と[[《奇石 バリアン/背理の振り子鎌》]]を入れただけの派生デッキのひとつ程度のものであった。

成立当初はちらほらと入賞報告が上がる程度で他の強力なデッキに押され気味だったが、[[DM24-EX2]]前後における[[【青黒緑マルル】]]の増加に伴い不利対面だった[[【白赤緑ドリームメイト】]]が勢力を弱めたことで徐々に頭角を現し始める。また、この頃から従来の青白型で用いられていた[[【ライベルモットループ】]]パーツの大半が[[《影世界のシクミ》]]や[[《邪魂転生》]]など[[闇]]文明のパーツへと入れ替わり、元の【青白マーシャル】とはかなり違った顔ぶれになった。

DMGP2024-2nd-Day2では、【マーシャルループ】名義のデッキが【青白マーシャル】と【青白黒マーシャル】を合算してBEST128まで15名が通過。その後のBEST8時点では3名と最多母数のデッキになる。最終的に、そのうちの1名が第3位に輝いた。

グランプリ後には【青黒赤マーシャル】なる派生型が56人参加のアドバンスのチャンピオンシップを優勝。[[《邪心臓の魔法陣》]]を疑似[[キング・セル]]兼手札交換として採用し、[[《鬼火と魍魎の決断》]]の[[ハンデス]]で妨害する構築となっており、当然青赤を含む暴発デッキ、墓地利用デッキとあって[[《氷柱と炎弧の決断》]]も採用される。そちらのレシピは一応厄介な受け系への対処として[[《腐敗麗姫ベラ》]]をフィニッシャーに1枚積みしてはあるが、4枚積みの[[《ブレイン・スラッシュ》]]で展開してから3枚積みの[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]で[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]を用意してワンショットするプランが主体である。2024年11月初頭からマナ回収手段として[[《ニアピン・モスキート》]]が流行し、自壊用ループパーツ兼メタ除去札として[[《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》]]が開拓されている。11月初週末明けの平日には[[《ジェラシー・ベル》]]型も報告されており、早期に[[カウンター]]の[[《絶対華麗!マーシャル歌劇団》]]で踏み倒せば特定の呼び出し先クリーチャーに依存しない[[cip]]エンジンとして使えるとして[[《ブルー・モヒート》]]を2枚挿した型も結果を出した。同時点では[[《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》]]と異なり自壊はできないが[[暴発]]前提なら[[エレメント]][[除去]]として上質な[[《グレート・流星弾》]]も選択肢に加わっている。
グランプリ後には【青黒赤マーシャル】なる派生型が56人参加のアドバンスのチャンピオンシップを優勝。[[《邪心臓の魔法陣》]]を疑似[[キング・セル]]兼手札交換として採用し、[[《鬼火と魍魎の決断》]]の[[ハンデス]]で妨害する構築となっており、当然青赤を含む暴発デッキ、墓地利用デッキとあって[[《氷柱と炎弧の決断》]]も採用される。
そちらのレシピは一応厄介な受け系への対処として[[《腐敗麗姫ベラ》]]をフィニッシャーに1枚積みしてはあるが、4枚積みの[[《ブレイン・スラッシュ》]]で展開してから3枚積みの[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]で[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]を用意してワンショットするプランが主体である。

2024年11月初頭からマナ回収手段として[[《ニアピン・モスキート》]]が流行し、自壊用ループパーツ兼メタ除去札として[[《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》]]が開拓されている。

11月初週末明けの平日には[[《ジェラシー・ベル》]]型も報告されており、早期に[[カウンター]]の[[《絶対華麗!マーシャル歌劇団》]]で踏み倒せば特定の呼び出し先クリーチャーに依存しない[[cip]]エンジンとして使えるとして[[《ブルー・モヒート》]]を2枚挿した型も結果を出した。
同時点では[[《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》]]と異なり自壊はできないが[[暴発]]前提なら[[エレメント]][[除去]]として上質な[[《グレート・流星弾》]]も選択肢に加わっている。

2024年11月の中頃には、露骨に[[オールハンデス]]で対策してくる[[デッキ]]への返しとして[[《貝獣 パウアー》]]を[[1枚積み]]した型も見られるように。同じ頃から注目されるようになったマナ回収としては[[《黙示賢者ソルハバキ》]]の名前を挙げることができる。S・トリガーを持たないことは弱点だが、[[《逆転の影ガレック》]]でリアニメイトできるのは当然の事、アンタップマナ生成により[[《マーシャル・クイーン》]]を再召喚できるのも利点。光を含む軽量級進化元とのシナジーから[[《正義の逆転撃》]]を1枚積みし、大量ドローで引っ張り込んでから相手の見切り発車に備える型もこの頃に確認された。

**参考 [#kf19e970]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ライブラリアウト]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[デッキ集/S・トリガー]]
-[[デッキ集/ループ]]
-[[即死コンボ]]
-[[《マーシャル・クイーン》]]
-[[【マーシャル・クイーン】]]

&tag(デッキ集,S・トリガーデッキ);