#author("2024-10-12T02:15:00+09:00","","") #author("2024-10-20T18:44:06+09:00","","") *アタック・チャンス [#z5d39fdc] [[DMR-06]]で登場した[[キーワード能力]]。 自分の指定する[[種族]]の[[クリーチャー]]、もしくは特定のクリーチャーが[[攻撃]]する時、この[[能力]]を持つ[[カード]]を[[コスト]]を支払わずに[[プレイ]]することができる。 |合身秘伝メカ・マシーン C 水文明 (4)| |呪文| |アタック・チャンス−グレートメカオー(自分のグレートメカオーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)| |カードを2枚引く。| |邪龍秘伝ドラゴン・ボーン R 闇文明 (7)| |呪文| |アタック・チャンス−ドラゴン・ゾンビ(自分のドラゴン・ゾンビが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)| |進化ではないドラゴン・ゾンビを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。| [[種族]]が参照されるので、大抵は[[種族デッキ]]で使用される。[[コスト踏み倒し]]の例に漏れず基本的に強力であり、[[テンポアドバンテージ]]を失わずに行動を起こすことができる。 [[デッキビルディング]]の際は覚えておきたいカード群である。 **ルール [#l798abbe] -この能力によってプレイできる[[タイミング]]は[[アタックトリガー]]と同じ。[[《黒神龍ダンチガイ・ファンキガイ》]]等のアタックトリガー持ちと併用するときには、好きな順序で使用できる。 -予め手札に持っておく必要はあるが、一回の攻撃でのアタック・チャンスの使用回数に制限は無い。&br;ただし「アタックした時」という[[タイミング]]自体は1度しかないため、何らかの[[アタックトリガー]]で[[手札]]に入った別のアタック・チャンスをその[[攻撃]]で使うことはできない。 -[[使用宣言]]が必要な能力である。「攻撃する時」の能力が誘発するタイミングで[[プレイ]]するアタック・チャンスを表向きにする必要がある。[[使用宣言]]しなかったアタック・チャンスは[[プレイ]]できない。また、[[アタックトリガー]]や使用宣言したアタック・チャンスによって手札に加わった場合も同様に[[プレイ]]できない。 //-予め手札に持っておく必要はあるが、一回の攻撃でのアタック・チャンスの使用回数に制限は無い。&br;ただし「アタックした時」という[[タイミング]]自体は1度しかないため、何らかの[[アタックトリガー]]で[[手札]]に入った別のアタック・チャンスをその[[攻撃]]で使うことはできない。 --このため、[[《合身秘伝メカ・マシーン》]]の[[効果]]で[[ドロー]]した別の[[《合身秘伝メカ・マシーン》]]を、その[[攻撃]]で[[唱える]]ことはできない。混乱を避けるために、新たに[[ドロー]]した[[カード]]を攻撃中は別の場所に置いておくなど、区別が付くようにしたい。 --「DASHTV」では攻撃する時に使用するアタック・チャンス呪文をまとめて表向きにして場に置いてから1つずつ解決している。実際にもそのようにした方が誤解や混乱を招かずに済む。 -[[《渦中の隠者 メルカジーク》]]がある場合、墓地からアタック・チャンスできる。[[《♪面白き こともなき墓地を 面白く》]]で選んだ呪文も同様。 -攻撃側がアタック・チャンスを使用するか分からない内に[[ブロック]]を宣言するのはトラブルの元である。ブロック前に、相手がすべての[[能力]]を解決したかどうかを確認してから、ブロックに移るべきだろう。 -ある[[クリーチャー]]の[[攻撃]]時に宣言したアタック・チャンスが、[[侵略]]などで実際に[[プレイ]](=[[唱える]]or[[召喚]])する段階では別の[[カード名]]や[[種族]]になっていても、宣言したアタック・チャンスはそのままプレイできる。 //侵略も可能。侵略が不発に終わるのは、進化条件を満たさなくなるから --[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]の攻撃時、「[[侵略]]-闇のクリーチャー」の[[《侵略者 デカペンタ》]]と「アタック・チャンス:光と闇と自然を持つ[[ディスペクター]]」の[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]の[[使用宣言]]を行った。先に《デカペンタ》の[[侵略]]能力を使うと、攻撃中のクリーチャーは光と闇と自然を持つ[[ディスペクター]]ではなくなるが、《ZERO×STRIKE》は唱えることができる。(2021.9.24) **その他 [#a2c8d6ed] -原則、この[[キーワード能力]]は[[呪文]]だけが持つ。また殆どのカード名が「○○秘伝〜」に統一されている。また、手札から踏み倒せるので[[S・トリガー]]を持つカードは[[《ボルシャック・ファイアー》]]以外に存在しない。 --非[[呪文]]のアタック・チャンス持ちカードは、[[DMEX-18]]で収録された[[《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》]]のみ。こちらは[[クリーチャー]]であり、アタック・チャンスで[[召喚]]する事ができる。 -対応する[[種族デッキ]]で使用することで真価を発揮する。[[《ビックリ・イリュージョン》]]を使えばその限りではないが、[[殿堂入り]]しているため併用はやや難しい。 --「《ビックリ・イリュージョン》の殿堂入りはアタック・チャンスとの併用を避けるためであった」というのが通説である。 -[[カード名]]を参照するアタック・チャンスならば、[[中央G・リンク360]]で名前を追加した[[《名も無き神人類》]]で気軽に使用することができる。 -この能力は、[[バイオ・K]]を元にして作られたことが[[デュエチューブ]]にて明かされている((参照: [[2021年6月16日付の デュエチューブの動画>https://youtu.be/tcY8LbIloMM]]))。 -[[エピソード2]]、[[エピソード3]]でフィーチャーされ多くのカードが登場した。その後も少数ながら新規収録は継続していたが、[[王来篇]]に入ってからは[[ディスペクター]]の必殺技として再フィーチャーを受けた。 -アタック・チャンスを持つ呪文の[[カードイラスト]]の多くには、以下のような共通する特徴が見られる。 --原則、ある1体の[[クリーチャー]]が必殺技を放っている様子を描くような構図になっている。実際のゲームプレイ上においても、ここで描かれたクリーチャーの攻撃時にはその呪文をアタック・チャンスで唱えることができるようになっている。 --[[エピソード2]]、[[エピソード3]]に収録されたものには、それぞれイラストに描かれたクリーチャーを連想させるオリジナルの漢字が描かれている。 --[[王来篇]]に収録されたもののうち[[ディスペクター]]を参照するものには、所謂「[[ディスタス]]のお札(([[種族]]ディスタスを持つクリーチャーのイラストには、そのクリーチャーが属する文明のシンボルを改変したようなお札が描かれている。))」が浮いている。この「お札」にはその呪文の[[文明]]と対応するマークが描かれている。 **この能力を持つカード [#i4d64a90] |[[《無法秘伝 悪・即・斬》]]|[[アウトレイジ]]| |[[《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]|[[アンノウン]]| |[[《「武」の頂 マキシマム・ザ・マックス/極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]|~| |[[《異星秘伝エイリアン・ストーム》]]|[[エイリアン]]| |[[《俺流秘伝セイント・フラッシュ》]]|[[エンジェル・コマンド]]| |[[《滅亡の光》]]|[[クリエイター]]| |[[《合身秘伝メカ・マシーン》]]|[[グレートメカオー]]| | [[《緊急機装エクス・コプター/合身秘伝メカ・マシーン》]]|~| |[[《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》]]|[[ゼニス]]| |[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]|[[ドラゴン・ゾンビ]]| |[[《狩人秘伝ハンター・ファイア》]]|[[ハンター]]| | [[《熱血姫様プリン/狩人秘伝ハンター・ファイア》]]|~| |[[《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》]]|[[マスター・ドラゴン]]| |[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]|[[レッド・コマンド・ドラゴン]]| |[[《千切秘伝ワイルド・ベジタブル》]]|[[ワイルド・ベジーズ]]| | [[《味息子サン・グリル/千切秘伝ワイルド・ベジタブル》]]|~| |[[《ブラック・タッチ》]]|[[闇]]の[[コマンド]]| |[[《混成秘伝デュアルスタック》]]|[[光]]の[[ディスペクター]]| |[[《縫合秘伝マリススティッチ》]]|[[水]]の[[ディスペクター]]| |[[《連結秘伝アンビバレンツリンク》]]|[[闇]]の[[ディスペクター]]| |[[《電融秘伝グリードソレノイド》]]|[[火]]の[[ディスペクター]]| |[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]|[[自然]]の[[ディスペクター]]| |[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]|[[光]]と[[闇]]と[[火]]を持つ[[ディスペクター]]| |[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]|[[光]]と[[水]]と[[火]]を持つ[[ディスペクター]]| |[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]|[[光]]と[[闇]]と[[自然]]を持つ[[ディスペクター]]| |[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]|[[水]]と[[火]]と[[自然]]を持つ[[ディスペクター]]| |[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]|[[水]]と[[闇]]と[[自然]]を持つ[[ディスペクター]]| |[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]|[[無色]][[クリーチャー]]| |[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]|~| |[[《EX秘伝カツトンファー》]]|[[エグザイル・クリーチャー]]| |[[《トンギヌスの槍》]]|名前に[[神]](シェン)を持つ[[クリーチャー]]| |[[《ジョギラスタ・ガンランス》]]|名前に[[ジョニー]]とある[[クリーチャー]]| |[[《ボルシャック・ファイアー》]]|名前に[[ボルシャック]]を持つ[[クリーチャー]]| |[[《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》]]|[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]| |[[《運 命》]]|[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]| |[[《守護秘伝ウィング・スパーク》]]|[[《真実の名 ワクワク・チャップルン》]]| |[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]|[[《「無情」の極 シャングリラ》]]| |[[《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》]]|[[火]]または[[自然]]の[[コスト]]7以上の[[ドラゴン]]| |[[《天災秘伝デッド・ディザスター》]]|[[水]]、[[闇]]、または[[自然]]の[[コスト]]7以上の[[コマンド]]| |[[《深淵秘伝アビス・インベージョン》]]((アタック・チャンスR))|[[アビス]]| |[[《天頂と停滞と水晶の決断》]]|[[ゼニス]]または[[アンノウン]]| |[[《「我こそが真のZEROだ!!」》]]|[[ゼニス]]、[[アンノウン]]、または[[オラクル]]| |[[《超化秘伝タノシキチシキ》]]|[[ハイパーモード]]状態の[[クリーチャー]]| |[[《超化秘伝アビスアサルト》]]|~| |[[《超化秘伝フンヌノフンカ》]]|~| |[[《超化秘伝モリノカナシミ》]]|~| |[[《超化秘伝ヨロコビノウタ》]]|~| |[[《蒼龍秘伝ファイナル・レボリューション》]]|名前に[[ドギラゴン]]とあるクリーチャー| **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#gaeb967c] [[DMPP-18]]では、以下の手順で行われる。 以下では「アタック・チャンス:ドラゴン・ゾンビ」を持つ[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]を説明に用いる。 +自分の[[ドラゴン・ゾンビ]]の攻撃を開始しようとする直前に、手札にある[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]の[[使用宣言]]画面が出る +攻撃を開始した[[ドラゴン・ゾンビ]]が[[タップ]]状態になり「攻撃中」状態になりつつ、選択した《ドラゴン・ボーン》を1枚ずつ唱える +[[使用宣言]]した《ドラゴン・ボーン》をすべて唱え終わったら、クリーチャーの[[cip]]、[[pig]]、「唱えた時」の効果などを[[解決]]する +[[アタックトリガー]]を[[解決]]していく TCG版では2.〜4.はプレイヤーが好きな順番で[[解決]]できたが、デュエプレでは誘発タイミングごとに内部的な処理優先度がある。 #region2(かつて存在した不具合){{ [[アタックトリガー]]の[[誘発]]前にアタック・チャンスの処理を行い、例えば《ドラゴン・ボーン》で出したクリーチャーが「自分のクリーチャーが攻撃する時、〜」のような能力を持っている(例:[[《黒龍王ダーク・ジオス》]])場合、それも[[誘発]]した時期があった。 -それは誘発タイミングを過ぎたカードに誘発を許すルールミスである。本来なら1.と2.の合間に、バトルゾーンにあるカードですべての[[アタックトリガー]]が[[待機]]が済まされる。だが、2.と3.の合間でバトルゾーンにあるカードですべての[[アタックトリガー]]が[[待機]]することで起こってしまっている。 --公式のお知らせでは[[《大河聖霊エル・ドラード》]]と[[《黒龍王ダーク・ジオス》]]で対応したと発表があったが、それ以外の状況でも修正済みの模様。 ドラゴン・ゾンビの攻撃に誘発して《ドラゴン・ボーン》を唱え、[[《魔龍バベルギヌス》]]を経由して[[《神託の精霊アルメリック》]]を登場させても、攻撃を開始したドラゴン・ゾンビには「自分のクリーチャーが攻撃する時」は誘発しない(2023/03/26 Ver.3.3.0で検証)。 }} ---- -[[DMPP-25]]から登場した[[侵略]]に合わせて、攻撃クリーチャーが輝くエフェクトが追加された。処理順について再検証した結果は以下の通り。 +自分のクリーチャーが攻撃を開始しようとしたら、「侵略するクリーチャーを選んでください」と手札一覧が表示される。使用可能な侵略以外のカードはグレーアウトしている。 +選択を終えたら、次に「発動するアタック・チャンスを選んでください」と候補カード一覧が表示される。ここでは、そもそもアタック・チャンスで使えないカードは表示されない。 +使うことにした侵略の踏み倒しが一括で行われる。 +アタック・チャンス呪文が1枚ずつ唱えられる。このページ最下部に転載してあるTCG公式Q&Aの裁定と同様、侵略の結果で種族が不一致になっていても問題ない(([[レッド・コマンド・ドラゴン]]の[[《ガイアール・カイザー》]]が[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]になっていても、「アタック・チャンス:レッド・コマンド・ドラゴン」で[[使用宣言]]を済ませた[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]は詠唱される。))。 +侵略で出たクリーチャーのcipが解決される。 **参考 [#gce7e34c] -[[キーワード能力]] -[[コスト踏み倒し]] -[[アタック・チャンスR]] ---- [[公式Q&A]] >Q.[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]が攻撃する時、[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]の「''アタック・チャンス''」と[[《侵略者 デカペンタ》]]の「侵略」を宣言しました。先に[[《侵略者 デカペンタ》]]に進化してから、「''アタック・チャンス''」で[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]を唱えられますか? A.はい、唱えられます。「''アタック・チャンス''」の使用宣言をした後で、攻撃クリーチャーがその条件に合致しなくなったとしても効果を解決できます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40266]](2021.9.24) &tag(用語集,能力,キーワード能力,アタック・チャンス,コスト踏み倒し,アタックトリガー付与,コンバット・トリック,手札誘発);