- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- アンタッチャブル へ行く。
#author("2024-08-10T21:29:02+09:00","","")
#author("2024-08-10T21:38:43+09:00","","")
*アンタッチャブル [#j0d8a5da]
[[クリーチャー]]や[[呪文]]の「[[能力]]の対象」として選ぶ事ができない[[能力]]、またはそうした能力を持ったクリーチャーの俗称。
書式A
|相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。|
書式B
|このクリーチャーは相手によって選ばれない。|
[[注釈文]]にもある通り、この能力には「[[攻撃されない]]」と「[[ブロックされない]]」は内包されていない。ただしアンタッチャブルが生成する[[能力]]ではないため、別途そちらの能力を持っている場合は攻撃やブロックを防げる。
-[[《神聖斬 アシッド》]]が対戦相手のターンを過ごしている間、《アシッド》が攻撃するのは不可能でブロックされるという状況が起こり得ないため「(ただし、このクリーチャーを攻撃してもよい)」と準専用の記述がされている。似た配慮は[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]などでも確認できる。
--[[《ワルスラナイトS》]]は「(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)」と定型文が書いてあるが、同じ文章に「このクリーチャーはブロックされず」もあるため、[[注釈文]]の内容よりその[[効果]]が優先されてブロックを不可能にする。
|光器ペトローバ SR 光文明 (5)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル 3500|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、メカ・デル・ソル以外の種族を1つ選ぶ。その種族のクリーチャーすべてのパワーは+4000される。|
|相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。|
|異端流し オニカマス UC 水文明 (2)|
|クリーチャー:ムートピア 2000|
|相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|
|相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。|
|文藍月 スケルハンター UC 水文明 (2)|
|クリーチャー:グレートメカオー/超化獣 2000|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 6000|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーは相手によって選ばれない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|
アンタッチャブルを持つ[[クリーチャー]]は相手の[[能力]]の対象として選択できない。
[[《デーモン・ハンド》]][[《アクア・サーファー》]][[《父なる大地》]]など、大抵の[[除去]][[カード]]は対象を選ぶタイプである。よって、アンタッチャブルの[[クリーチャー]]は多くの[[除去]]を無力化することができる。
[[呪文]]の[[効果]]であれ、[[クリーチャー]]の[[能力]]であれ、[[テキスト]]に「クリーチャーを1体''選び''」などと書かれている場合でも選択できない。また、「クリーチャーを1体[[破壊]]する」などの間接的に選択を伴う[[テキスト]]であっても、やはりアンタッチャブルの[[クリーチャー]]を選ぶことはできない。[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]がそれ1体しかいなくても、それがアンタッチャブルならば選ぶことはできない。
アンタッチャブル[[クリーチャー]]の弱点は、''対象を取らずに''全体に[[効果]]を及ぼす[[《スーパー・スパーク》]][[《アポカリプス・デイ》]][[《希望の親衛隊ファンク》]]などである。他には[[能力]]の対象を''相手に選ばせる''[[《魔刻の斬将オルゼキア》]][[《黒神龍アバヨ・シャバヨ》]]など。自分で自分の[[カード]]を選ぶ[[効果]]にもアンタッチャブルは働かない。
-[[《Treasure cruise》]]の効果は、ある程度コントロールができるが、あくまで現実世界で偶然起こった結果を参照して除去をするのでアンタッチャブルは働かない。
--[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、対象が[[ランダム]]に決まる効果が多数存在する。この場合もアンタッチャブルは働かない。
また[[殴り返し]]は受けるため、[[パワー]]が低い[[クリーチャー]]の場合[[アンタップキラー]]などにも注意が必要。さらに、あまり見かけないが[[パワー]]で対象を取る[[《ドラゴン・シャウト》]]でも[[破壊]]が可能である。
[[除去]]されにくい大型のアンタッチャブルは[[フィニッシャー]]としてよく使われる。[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]は[[【超次元コントロール】]]ではよく見かける[[フィニッシャー]]である。他には、[[【除去グラディエーター】]]、[[【除去マインコントロール】]]などの[[デッキタイプ]]が存在する。
場持ちが良いために序盤に小型のアンタッチャブルを出せばそれが終盤まで残ることは珍しくもなく、フィニッシュの際に[[革命チェンジ]]や[[スーサイド]]など[[クリーチャー]]の存在を前提条件とする[[効果]]を安定して実行できる。
-当然ながら、アンタッチャブルを[[付与]]する[[能力]]は強力である。自軍をまとめてアンタッチャブルに出来れば、[[除去]]に対して非常に強固な軍団となる。
-[[《勝熱英雄 モモキング》]]などの[[クリーチャー]]の[[能力]]指定のアンタッチャブルは、[[バトルゾーン]]で[[トリガー]]した能力に限って有効。そのため、[[G・ストライク]]に対しては無効となる。その点、[[《異端流し オニカマス》]]の場合はクリーチャーを指定しているわけではないため、バトルゾーン以外でトリガーしたクリーチャーの能力に対しても有効。
-かなり厄介な能力であるはずだが、[[《光器ペトローバ》]]や[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]などを見るあたり、[[コスト論]]的にはこの能力と引き換えに差し引かれるパワーは1000程度とかなり低めに見積もられている節がある。
--[[軽量級]]の[[インフレ]]が目立つ[[新章デュエル・マスターズ]]以降ではさらにそれが顕著になっており、[[《異端流し オニカマス》]]や[[《珊瑚妖精キユリ》]]のような2コストの[[システムクリーチャー]]にまでこの能力が付いている。
-[[《早撃人形マグナム》]]や[[《制御の翼 オリオティス》]]をはじめとした''「[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]][[に出した時、>cip]]その[[クリーチャー]]を~~する。」''といった[[コスト踏み倒しメタ]]の[[除去]]は受けてしまう。これは選んでいる訳ではなく、[[コスト踏み倒し]]したという条件で[[除去]]が発生しているため。
-英語の"untouchable"は「神聖な(ので触れられない)」という意味で、いかにも[[光]][[文明]]らしい。
--[[《ビビラ精霊オッソ・レオーネ》]]では、アンタッチャブルが「恐怖」の象徴として描かれる側面がうかがえる。日本語に「畏れ多い」という表現があることからもわかる通り、恐怖と信仰は表裏一体のものである。
---[[《地神エメラルド・ファラオ》]]、[[《偽りの名 シャーロック》]]、[[龍神ヘヴィ]]と[[龍神メタル]]の2体とリンク中の[[《破壊神デス》]]のように、強大な力を持つイメージとして[[カラーパイ]]を度外視して所持していることがある。
-元々は[[Magic:The Gathering]]で使われていた俗称。
ただしMTGでアンタッチャブルと呼ばれていたものは「相手だけでなく自分も選ぶことができない」という『[[被覆>http://mtgwiki.com/wiki/%E8%A2%AB%E8%A6%86]]』のことである。DMの「相手だけが選べない」ものは『[[呪禁>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%91%AA%E7%A6%81]]』(じゅごん、一方通行とも)が近い。
-『被覆』状態はデュエマには存在しないはずだったが、2段階に分けて実際に登場した。
--[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]と[[ジャストダイバー]]が組み合わさると、&color(red){''自身のクリーチャーを、自身の使った対象を選ぶ効果で選べなくなる''};という『デメリットしかない被覆』が起こりうる((https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39868/))。相手に[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]がいて、自分が[[《R.S.S. アアルカイト》]]をバトルゾーンに出したら、自分はその《アアルカイト》を選んで[[パンプアップ]]、[[バウンス]]、[[効果バトル]]などを使えなくなってしまう。
--[[《偽りの嘘 ネメシス》]]はコスト指定が加わった『被覆』状態そのものである。
-この[[能力]]を[[光]][[文明]]が多く持っている傍ら、天敵である[[アンタップキラー]]も[[光]][[文明]]を狙うものは多い。お互い対策は必要である。
-[[アンタッチャブル]][[能力]]を与えられる[[クロスギア]][[《ペトリアル・フレーム》]]は、この[[能力]]を持つ中で最も代表的な[[《光器ペトローバ》]]が名前の由来と思われる。
-[[DM-37]]の[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]/[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]は名の通りこの[[能力]]を持つ。おそらく意図的につけられた[[名前>カード名]]だろう。
-中には[[選ぶ]]ことはできるが、選んでしまうとこちらが大きな[[ディスアドバンテージ]]を被りかねない能力もある。例えば、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]は選んでしまうと、こちらの[[マナゾーン]]のカードが墓地に置かれてしまうため、心理的な面で迂闊に選ぶことができないクリーチャーとなっている。このようなクリーチャーは「[[擬似アンタッチャブル]]」と呼ばれることがある。
-中には選んでしまうとこちらが大きな[[ディスアドバンテージ]]を被りかねない能力もある。例えば、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]は[[選ぶ]]ことはできるが、選んでしまうと、こちらの[[マナゾーン]]のカードが墓地に置かれてしまうため、心理的な面で迂闊に選ぶことができないクリーチャーとなっている。このようなクリーチャーは「[[疑似アンタッチャブル]]」と呼ばれることがある。
[[強制]]で相手を選ぶ能力を持ったカードを使うときには注意。
//この記事で扱う内容ではないので、内容を「選ばれた時」に移動。
//-[[マッハファイター]]や[[アンタップキラー]]には弱いので注意。
//数が多いのでマイナーなものをいくつか割愛しました
***代表的なアンタッチャブルのクリーチャー [#l6c0be71]
-[[《光器ペトローバ》]]
-[[《光彗星アステロイド・マイン》]]
-[[《G・A・ペガサス》]]([[G・リンク]]した時)
-[[《破壊神デス》]]([[トライ・G・リンク]]した時)
-[[《地神エメラルド・ファラオ》]]
-[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]/[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]
-[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]
-[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]([[クリーチャー]]の[[能力]]に対してのみ)
-[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]
-[[《我牙の精霊 HEIKE・XX》]]
-[[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]([[火]]の[[呪文]]、[[クリーチャー]]の[[能力]]のみ)
-[[《墓守の鐘ベルリン》]]([[呪文]]に対してのみ)
-[[《偽りの名 シャーロック》]]
-[[《神聖斬 アシッド》]](相手[[ターン]]のみ)
-[[《龍素王 Q.E.D.》]]([[呪文]]に対してのみ)
-[[《龍覇 メタルアベンジャー》]]([[呪文]]に対してのみ)
-[[《異端流し オニカマス》]]
-[[《Wave All ウェイボール》]]([[クリーチャー]]の[[能力]]に対してのみ)
***代表的なアンタッチャブル効果を[[付与]]するカード [#w9016007]
-[[《ペトリアル・フレーム》]]([[クロス]]先)
-[[《ポッピ・ラッキー》]](自分の[[ドラゴン]])
-[[《光器クシナダ》]](自分の[[進化クリーチャー]])
-[[《天雷の龍聖ロレンツォIV世》]](自分の他の[[ナイト]])
-[[《巡霊者アテルイ》]](自分の[[パワー]]6000以上のクリーチャー)
-[[《カンクロウ・ブラスター》]](唱えた[[ターン]]中、[[呪文]]に対してのみ)
-[[《超電磁パトリオット・エース》]](自分の[[光]]または[[闇]]の[[クリーチャー]])
-[[《ピュアキャット》]](自分の[[コスト]]7以上の[[クリーチャー]])
-[[《緑知銀 サモハン》]](自分の[[《緑知銀 サモハン》]]以外の[[クリーチャー]])
-[[《歓楽のタギャースツ》]](自分の[[《歓楽のタギャースツ》]]以外の[[クリーチャー]])
**参考 [#ab0c9d25]
-[[用語集]]
-選べない→[[選ぶ]]
-[[攻撃されない]]
----
[[公式Q&A]]
>Q.[[《シン・ガイギンガ》]]が攻撃された場合、攻撃先のクリーチャーとして選ばれたので、自分はターンを追加できますか?
A.いいえ、ターンを追加することはできません。「クリーチャーを選んだ時」「クリーチャーは選ばれない」というカードテキストは呪文や能力によって選ばれることを意味していますので、攻撃されてもこの能力はトリガーしません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33765]]
>Q.自分の[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]の「鬼タイム」が発動している状況で、自分は[[《邪風風邪》]]を唱えました。相手が選ぶかわりに[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]の効果で自分が破壊するクリーチャーを選びますが、自分は相手の[[《聖魔連結王 バロディアス》]]を選べますか?
A.いいえ、選べません。[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]の効果で相手のかわりに自分が選ぶ場合も、[[《聖魔連結王 バロディアス》]]のような、「相手に選ばれない」能力を持つ相手のクリーチャーを選ぶことはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39545]]
>Q.自分の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]と、下にクリーチャーが1枚置かれた[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《スライサー=グライサー》]]を出しました。&br;[[《スライサー=グライサー》]]の「出た時」の能力で破壊するクリーチャーを、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]の効果で相手のかわりに自分が選ぶ際、自分の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]は選べますか?&br;類似例:[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]
A.はい、選べます。相手が出した[[《スライサー=グライサー》]]の能力ですが、相手のかわりに自分が選ぶので、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]のような「相手に選ばれない」クリーチャーも選べます。&br;この場合でも、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]は「禁断スター進化」により一番上のカードのみが離れ、再構築により進化元のクリーチャーがバトルゾーンに残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44220]](2024.1.18)
&tag(用語集,アンタッチャブル,耐性,タグ未整備);