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*サファイア・シュタイン [#u758a7f5]

[[背景ストーリー]]に登場する人物。
[[《サファイア・ウィズダム》]]と[[《サファイア・ミスティ》]]の間に生まれた三兄弟の長女。兄に《サファイア・バンキッシュ》([[バンキシー]])、弟に[[《サファイア・ペンダット》]]が存在する。
カードによっては《ウィズダム・シュタイン》名義となっているがが後述する事情故の通り名であり、本名は項目名通り「《サファイア・シュタイン》」。
カードによっては《ウィズダム・シュタイン》名義となっているがが後述する事情故の通り名であり、本名は項目名通り「サファイア・シュタイン」。

戦いのない世界を望み、平和と停滞を愛する性格(([[《真空の求道者マオ》]]、[[《グレート・流星弾》]]より))。
《シャングリラ》((《ウィズダム・シュタイン》について語られている[[DM24-BD6]]に収録されているのは[[《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》]]だが、「世界に平和と停滞を齎そうとする」《シャングリラ》は[[《「無情」の極 シャングリラ》]]な為《「無常」の極》指していると思われる))の思想に敬意を称しており、平和と停滞を手にした世界が新たに語られる事がないよう監視している(([[《偽りの名 ドルーシ》]]より))。

セレス世界では、[[水晶の華>水晶マナ]]を解放し自由を得ようとする[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]達を妨害しようとする等、平和と停滞を乱そうとする者が現れれば世界への干渉も辞さない。

また、新章世界に対しても完結した物語がこれ以上動かないように一定の干渉を行っているが、新章世界の住人からは干渉を[[察知されている>《ホワイト・スワン》]]。
そもそも新章世界は[[新章デュエル・マスターズ]]の開始時点で「ドラゴンの滅亡によって平和と停滞が訪れた世界」であったため、[[ジョーカーズ]]の登場によって終わったはずの物語が再度動かされたことを苦々しく思っているという。

-[[DM24-BD6]]では《ウィズダム・シュタイン》名義で呼称されていたが、これは[[上位存在]]として《バンキッシュ》や《ペンダット》と同種の扱いをされることを嫌い、超獣世界に干渉する際に表向きは父の名を借りて「ウィズダム・シュタイン」を名乗っているためである。また、超獣世界の住人から二人と同一視されない為に、表向きには「あんた」と呼び他人のフリをしているとのこと。

-兄弟である《バンキッシュ》や《ペンダット》に関しては、前者は争いを引き起こそうとする為、後者は嘘で混乱を齎そうとする為に思想面で対立している。
--反面、《バンキッシュ》を「バン兄」と呼んで慕い、《ペンダット》のことも猫かわいがりしている等、家族仲自体は良好。
--かつては「新たな火種を作る《バンキッシュ》を憎み、嘘で混乱を起こす《ペンダット》を疎んでいる」とだけ説明されていた。設定変更なのか、あくまで思想に限った話だったのかは不明。
ただし、偽名を名乗る際に[[12のプログラム]]によって数百万年に渡る戦いを起こした前科のある[[父親>《サファイア・ウィズダム》]]の名を借りている点を踏まえると、設定変更の有無に問わず元から家族愛が強いキャラクター性なのだと考えられる。
//--初期設定では真逆の思想を持つ《バンキッシュ》を憎み、《ペンダット》を疎んでいたが、現在では設定が変更され、むしろ「すこぶる溺愛」しているらしい。([[初期設定:https://youtu.be/vCLAABO9MKg?t=1404]]、[[変更後:https://youtu.be/lds_6IUFRlY?t=453]])
//上位存在にとって世界の存亡が「その程度のこと」であれば、思想を疎んでいることと家族として溺愛していることは矛盾しないので「変更された」と断言するのは早急。

-好戦的かつ真っ向から《シャングリラ》やその思想と対立した[[ハンター]]や[[アウトレイジ]]は勿論、《シャングリラ》を崇拝する[[オラクル]]であっても[[イズモ]]などの武闘派は嫌っている。
また、同じ[[上位存在]]でも[[魔導具]]を様々な世界にばら撒き争いの種を産む[[《ミロク》>《仙界一の天才 ミロク》]]の事は嫌っている他、[[上位存在]]に極めて肉薄している[[アカシック兄弟]]の「物語の終焉を回避しようとする」思想も疎んでいる。

-《シャングリラ》原理主義者であり、《シャングリラ》の[[パラレル存在]]だが[[ゼロ>ゼロ文明]]に至らなかった[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]や[[《月と破壊と魔王と天使》]]には嫌悪感を抱いている。
--が、それとは別に《シャングリラ》以外の「物語を終わらせうる存在」として、[[禁断]]や[[フェニックス]]、[[《龍世界 ドラゴ大王》]]にも興味を抱いている様子。
ただ《バンキッシュ》や《ペンダット》から「《シャングリラ》はもう飽きたの?」と言われそうなので興味がないフリをしている。

-上記の通り、[[上位存在]]の中でも、家族関係や思想、心理など内面の描写について特に細かく語られている。
--「自分の興味の対象には苛烈な執着を見せる」というサファイア一家全員に見られる特徴は勿論、「家族への強い思い」や「世界への過度な干渉を避けようとするがいざとなったら強硬手段も辞さない」等[[母親>《サファイア・ミスティ》]]と被る要素が多い。

-「語られる」等の語彙で表現されていることを鑑みるに、彼女らサファイア家の子供達の信条は我々プレイヤー目線の[[フレーバーテキスト]]並び[[背景ストーリー]]に関連付けられている様子。
それぞれ戦いを望みそこに意味を見出す≒物語を生み出そうとする《バンキッシュ》、平和と停滞を愛する≒物語の熱的死をもたらす《シュタイン》、事実「に見えるかどうか」を重視し記録や記憶≒物語を改竄する《ペンダット》と三者三様。
--より踏み込んだ言い方をすると、彼ら三兄弟の(メタ的な)役割は「[[背景ストーリー]]の展開役兼辻褄合わせ」なのだと考えられる。

-名前のシュタイン(Stein)はドイツ語で「石」「墓石」を指す。
--『「石」のネーミングは、《シャングリラ》と関係が深い[[トライストーン]]が由来ですか?』という質問には、公式の背景ストーリー解説動画では無回答。ただし彼女自身は[[トライストーン]]と強いつながりがあると述べられた((https://youtu.be/cqkG06I_eTs?t=11m57s))。

**参考 [#g8bba673]
-[[上位存在]]

-家族
--父
---[[《サファイア・ウィズダム》]]
--母
---[[《サファイア・ミスティ》]]
--兄
---《サファイア・バンキッシュ》([[バンキシー]])
--弟
---[[《サファイア・ペンダット》]]

-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]

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