#author("2024-11-19T14:57:18+09:00","","")
#author("2024-11-19T14:59:50+09:00","","")
*ハイパー化 [#a7ea0304]

|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)|

[[DM24-RP1]]で登場した[[キーワード能力]]。

|蒼き王道 ドギラゴン超 DMR 火/自然文明 (6)|
|ドリーム・クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/超化獣 6000|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 13000|
|自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|自分の多色クリーチャーが攻撃する時、その多色クリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|
|''T・ブレイカー''|

[[メインステップ]]中に使える[[起動型能力]]で、自分のクリーチャー1体タップすることで、次の自分のターンのはじめまで[[ハイパーモード]]が解放される。

**裁定 [#h7c00f7d]
※ハイパー化を起動した後の挙動などについては「[[ハイパーモード]]」の記事を参照。

-タップの[[空撃ち]]はできない。
>https://twitter.com/t2duema/status/1780478033281069126
>>【ルール】
クリーチャーのハイパーモードが解放されている間、
そのクリーチャーの「ハイパー化」は起動できない。&br;
【具体的な例】
Q:自分のターン中、「ハイパー化」を起動して自分のクリーチャーを1体タップし、
自分の《蒼き王道 ドギラゴン超》のハイパーモードを解放しました。
同じターン中に、この《蒼き王道 ドギラゴン超》の「ハイパー化」を再度起動して、
自分のクリーチャーをもう1体タップできますか?
A:いいえ、できません。
ハイパーモードが解放されているクリーチャーの「ハイパー化」は起動できません。
クリーチャーのタップだけ行うこともできません。

-既にタップしたクリーチャーをハイパー化のコストに使っても何も起こらない。(総合ルール 105.6.)
--何も起こらないとは、結果的にハイパーモードが解放されないだけでなく、[[《アーチ=ガーチー》]]などが持つ[[タップ誘発]]も既にタップ状態ならトリガーしないということである。

-[[タップ]]とハイパー化は同時ではない。つまり、クリーチャーを[[タップ]]した段階では、まだ[[ハイパーモード]]は解放されていない。(2024.6.17)
--このため、相手がタップしたクリーチャーを[[パワー低下]]させる[[《終納 カボード=ロウ》]]を出していて、[[《三従士 フォック=ンプス=アライフ》]]のハイパー化コストに使用したクリーチャーが破壊された場合、《三従士》の「クリーチャーが破壊された時」の能力は誘発しない。

**特徴など [#a94c5e32]
-能動的に味方を[[タップ]]できる性質から、各種[[タップ誘発]]や[[光臨]]、[[サイレントスキル]]などと相性がよい。[[DM24-RP1]]では[[《seiWond'Ramar》]]や[[《お騒がせチューザ》]]も収録される[[デザイナーズコンボ]]である。
--タップ状態でターンを渡す隙を帳消しにできる[[警戒]]や[[紫電効果]]とも好相性。

//味方のタップに見合うリターンが多い。←疑問
-悪い言い方をすれば、[[ボードのディスアドバンテージ>ボードアドバンテージ]]になる欠点は[[進化クリーチャー]]と同様で、発展型の[[NEOクリーチャー]]と同様、カード単独でも使い道がある反面、ハイパー化には[[召喚酔い]]を消す効能がないため[[進化速攻]]的なプレイングができない。また、1ターンで出せる総打点の伸びも実は少なく、[[《森翠月 ブロンズアーム》]]でハイパー化して3ターン目に2点入れるのは[[革命チェンジ]]した[[《宇宙の頑強者》]]で2点入れるほうが盤面に無防備なクリーチャーを残しにくい。
--幸い、ハイパー化は[[コスト踏み倒し]]ではないので[[革命チェンジ]]に刺さるメタはすり抜ける。種族的恩恵も[[超化獣]]の括りで[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]や[[《光喜の夜 エルボロム》]]などがある。

-[[召喚酔い]]で[[アタックトリガー]]が使えず、尚且つ[[ハイパーモード]]で[[常在型能力]]などが手に入らないクリーチャーであっても、「とりあえず」というつもりでハイパー化するプレイングを取ることはある。というのは、ハイパーモードを解放すれば[[パワー]]が増強され、[[火力]]や[[パワー低下]]にある程度強くなるためである。

**その他 [#re2351ab]
-テキストは「この能力を起動することで[[ハイパーモード]]を解放する」という旨が直接書かれてはいない。[[アビスラッシュ]]、[[終極宣言]]などと同じく[[能力]]そのものに一定の共通ルールを制定する方針と見られる。
//アビスラッシュはコロンで説明書きをする「キーワード能力ではない」分類だがあたかもキーワード能力のように扱うフシがある
//終極はゲーム中1回の部分が能力ではなく括弧書き、すなわち省略可能という文法になっている。
#region2(指摘){{
能力の文章側はカードをタップする事が書かれるのみで、[[注釈文]]側にはハイパーモードを解放できる事とその制限についてしか書かれていない。つまり、[[能力]]側のタップやハイパー化能力を起動することと、ハイパーモードを解放できることのつながりが示唆されていない。
「仮にただカードをタップするだけの能力だったらおかしい」「同一行に書かれている事だから関係がある」「ハイパー化という名前だから使うことで[[ハイパーモード]]になるのだろう」と類推していけば、「この能力を起動することで[[ハイパーモード]]を解放する」という事に気づけるだろうが、逆に言えばそう考えないとわかりにくい文章である。
}}
--[[DM24-RP2]]で登場した、[[《超侵入》]]など味方のカードの[[ハイパーモード]]を解放させる能力を持つカードでは、能力にはっきりと「[[ハイパーモード]]を解放する」と書かれているため、効果の処理の中で[[ハイパーモード]]になるという事が分かりやすい。

//-名前とデザインの元ネタは[[Magic:The Gathering]]の「[[怪物化>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%80%AA%E7%89%A9%E5%8C%96]]」と思われる。
-[[Magic:The Gathering]]には[[騎乗>http://m.mtgwiki.com/wiki/%E9%A8%8E%E4%B9%97]]という似た能力があり、発売時期としてはハイパー化の方が若干先だが、開発期間を考えれば原型となった[[搭乗>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%90%AD%E4%B9%97]]と合わせてデザインに影響を与えた可能性がある。また、名称やコンセプトは[[怪物化>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%80%AA%E7%89%A9%E5%8C%96]]が元ネタの可能性がある。

**参考 [#gce7e34c]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[起動型能力]]
-[[超化獣]]
-[[ハイパーモード]]
-[[OVERハイパー化]]
-[[《蒼き王道 ドギラゴン超》]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,ハイパー化,起動型能力,自己タップ);