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#author("2024-05-12T15:42:43+09:00","","")
*バトル [#f38b8a86]
#author("2024-08-10T21:06:37+09:00","","")
*バトル [#top]
[[キーワード処理]]の一つ。
[[クリーチャー]]2体による戦闘のこと。
以下の状況で発生する。
+[[攻撃ステップ]]での攻撃先が[[クリーチャー]]だった場合
--攻撃先に[[クリーチャー]]を指定し、攻撃先が変更されなかった場合
--[[ブロッカー]]および[[攻撃曲げ]]で攻撃先が[[プレイヤー]]からクリーチャーに変更された場合
--[[ガードマン]]および[[ブロッカー]]および[[攻撃曲げ]]で攻撃先がクリーチャーから別のクリーチャーに変更された場合
+[[《爆竜トルネードシヴァXX》]]や[[《狩人秘伝ハンター・ファイア》]]などのバトルを発生させるカードを使った場合([[効果バトル]])
**「バトル」の定義 [#u8ab3b80]
**「バトル」の定義 [#definition]
-バトルとは、[[クリーチャー]]2体のパワーを比べて勝敗を判定することである。
-[[パワー]]の大きい方が勝ち、[[パワー]]の小さい方が負けとなる。バトルに負けた[[クリーチャー]]は[[破壊]]される。
-[[パワー]]が同じ場合は[[相打ち]]となる。ルール上ではどちらのクリーチャーも「バトルに負けた」扱いになり、結果的に両方とも破壊される。
-バトルでパワーの差の開き具合が影響することはない。500でも(極端な例では1でも)上回っていれば勝ちである一方で、パワーが相手を10000上回っていてもバトルに勝つ以上のメリットは発生しない。[[バニラ]]や[[準バニラ]]が敬遠されがちなのはこのことも大きな要因である。
-「[[すべてのバトルに勝つ]]」効果が発動していると、パワーを比較せずバトルの勝ちとする。また、持っていないほうはバトルの負けに上書きされる。
-バトルするクリーチャーの両方が「[[すべてのバトルに勝つ]]」効果を持っていると、両者ともに「バトルに勝ち」となり、どちらも破壊されない。前述の[[相打ち]]も考慮すると、[[デュエル・マスターズ]]のルール上では一般的な「勝ち」と「負け」の関係が必ず成立するわけではない。
**バトルの詳細な処理順序は以下の通り。 [#x76c4a2b]
**バトルの詳細な処理順序は以下の通り。 [#procedure]
[[《無謀鉄人チョイヤ》]]など、一部のカードは「バトルは行われない」効果を発揮する。
[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]や[[《決着のリュウセイ・ジ・エンド》]]のようなバトルそのものに働く[[置換効果]]のあるものもそもそもバトルが行われない。
それらの場合、以下の手順はすべて無視され、[[スレイヤー]]のような「バトルする時」の[[誘発型能力]]は[[誘発]]せず、「バトルの後」や「バトル中」の効果も発生しない。
+バトルの開始になったら、「バトル中」の[[常在型能力]]を適用する。[[ハンティング]]などが該当する。
--「バトルする時、かわりにこのクリーチャーにバトルさせてもよい」といった肩代わりテキストは「〜する時」ではあるが内容は[[置換効果]]なので[[誘発型能力]]ではなく、[[常在型能力]]の一部となる。なので2.が始まる前に割り込む。
+「バトルする時」の[[誘発型能力]]が[[誘発]]する。[[スレイヤー]]や[[《死神術士デスマーチ》]]などが該当する。
+解決待ちの「バトルする時」の誘発型能力を[[ターン・プレイヤー]]から[[解決]]する。
--[[《死神術士デスマーチ》]]の[[パワー低下]]、[[《ラブリー・ハート》]]の効果などで当該クリーチャーがバトルゾーンからいなくなった場合は4.と5.は飛ばす。「バトルに勝った時」「バトルに負けた時」はトリガーしていない。通常はそのまま7.に入り「離れた時」などの解決が始まる。
+[[パワー]]差を比べ、勝敗を決定する。[[相打ち]]の場合は両者共に敗北。[[《「異形」の頂天 クリス=ゼ=ブブ》]]の能力で、パワーではなくコストの大きさを比べてバトルすることになる。
--[[《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》]]の「自分のクリーチャーがバトルに負ける時」はここで割り込み、ジャンケンの成否で「[[すべてのバトルに勝つ]]」相当の処理に上書きするかを決める。
--[[《先導のクリス アジャリ》]]の「バトルに勝つ時」の[[置換効果]]は、バトルの結果で起こる破壊を別のイベントに置換するので、その場合5.でもバトルに負けたクリーチャーは破壊されずにバトルゾーンにとどまる。また、「バトルに勝った時」「バトルに負けた時」の能力はトリガーさせない。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44602/]])
---「バトルに負ける時」の[[置換効果]]を持つ[[《剛勇傀儡ガシガシ》]]も、バトル相手のクリーチャーも巻き込む違いはあれど《アジャリ》同様の考え方になる。詳しい裁定はそちらのページを参照。
+バトルに負けたクリーチャーは破壊される(総合ルール 703.4d)。[[モヤシ]]や[[エターナル・Ω]]など破壊に関する[[置換効果]]ならびに「[[離れない]]」や[[《燃えるメラッチ》]]など破壊に関する[[常在型能力]]があれば適用する。その後、バトルの結果を参照する[[誘発型能力]]がトリガーする(総合ルール 115.3d)。
--[[能力]]を[[無視]]する発生源の[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]と、能力が無視されている最中の[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]、《エモーショナル・ハードコア》にバトルで勝てるクリーチャーがあるとする。クリーチャーがバトルに勝って《エモーショナル・ハードコア》がバトルに負けることで破壊された後に「自分のクリーチャーがバトルに勝った時」が誘発タイミングが訪れるため、《ウェルキウス》の能力はトリガーする。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44586/]])
+「バトル中」と「バトルの終わりまで」の効果が同時に終了する。[[《スクラッパー×スクラッパー》]]や[[《舞頭の超人》]]などで発生した、連続して[[効果バトル]]を行う能力はここまでが1セットとなる。まだ[[効果バトル]]が残っているのなら1.に戻る。
+解決待ちの「バトルに勝った時」「バトルに負けた時」「破壊された時」などの[[誘発型能力]]を[[ターン・プレイヤー]]から[[解決]]する。
--この時点は「バトル中」ではない。[[《八頭竜 ACE-Yamata》>《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]といった「バトルに勝った時」でクリーチャーを出すことが可能な場面で、クリーチャーを破壊する[[cip]]持ちを出すとする。「バトルに勝った時」の解決が可能な時点は「バトル中」ではないため、[[《真価と代価のチェスト》]]の「自分のクリーチャーがバトル中に破壊された時」の適用外である。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42495/]])
+「[[スレイヤー]](バトルする時、バトルの後)」「[[ブロックした時、バトルの後>無限ブロッカー]]」「[[《無限の精霊リーサ》]](バトルに勝った時、バトルの後)」の[[遅延誘発型能力]]をターン・プレイヤーから解決する。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44319/]])
--重箱の隅をつつくと、この時点は「バトルの後『の後』」という表現がピッタリだが、暗黙的に「バトルの後」というタイミングで一括りにされている((前述した[[《真価と代価のチェスト》]]の裁定公開前は、「バトルに勝った時」などはバトル中に含むとし、バトル中ということは[[スレイヤー]]のタイミングがまだ訪れていないという解釈で「バトルの後『の後』」になってしまうことを回避していた。))。
//「バトルの後『の後』」問題について、20 (2024-04-22 (月) 06:28:34)「https://dmwiki.net/?cmd=backup&page=%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB&age=20&action=source」より引用
//+解決待ちの「バトルに勝った時」「バトルに負けた時」「破壊された時」の[[誘発型能力]]を[[ターン・プレイヤー]]から[[解決]]する。この時点ではまだバトル中である。このトリガー処理によって別の[[効果バトル]]が誘発した場合、このバトルが終わるよりも前にその[[効果バトル]]を解決する。つまり、複数のバトルが同時に実行中の状態になる。これはこのバトルが始まるより前に2つ以上の[[効果バトル]]が誘発している場合の処理とは異なる。
**その他 [#r6635af2]
**その他 [#etcetera]
-ルール変更によって処理順が変更され、バトルに負けたクリーチャーを破壊してから「勝った時」「負けた時」の誘発型能力が誘発するようになった。ゆえに、[[pig]]は「勝った時」「負けた時」と同じ[[タイミング]]で解決する。
-以前は、バトルに勝った時の誘発型能力が相手が選ぶ[[破壊]]だった場合、負けた自分の[[クリーチャー]]を[[破壊]]すれば結局同じことになってしまうため、無意味なものとなっていた。
-相手プレイヤーへの[[攻撃]]では「バトル」は発生しない。もちろん、[[ブロック]]されれば話は別だが。
-[[効果バトル]]の場合、基本的に[[クリーチャー]]を[[タップ]]させる必要はない。初心者は[[クリーチャー]]を[[攻撃]]する時の処理と混同しやすいので注意。
-[[《偽りの名 ゾルゲ》]]や[[《爆竜トルネードシヴァXX》]]のような[[効果バトル]]を利用すれば、敵同士や味方同士でバトルさせることもできる。[[《キサナティック・X》]]はこの事を利用した[[能力]]であることが[[フレーバーテキスト]]から読み取れる。また、味方同士をバトルさせることで成立するコンボとしては[[【紅蓮ゾルゲ】]]が有名。
-あくまでも、バトルに負けて[[破壊]]されるのはルールによる処理である。よって、[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]で[[すべてのバトルに勝つ]]ようになった[[クリーチャー]]とのバトルで[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]が[[破壊]]された場合、《ケンゲキオージャ》の[[能力]]で[[エクストラウィン]]を得ることはできない。
-「ブロック中」の[[常在型能力]]は攻撃によってしか発生しないため「バトル中」と類似したものではあるが、「ブロック中」の効果が消滅するのは[[攻撃終了ステップ]]に誘発する効果の解決がすべて終わった後という違いがある。
--[[効果バトル]]ではない場合、「バトルの終わりまで」や「バトルの後」効果が完全に済んでから[[攻撃終了ステップ]]に入るため、「ブロック中、破壊されない」が適用されているクリーチャーは[[《死神術士デスマーチ》]]でパワーが0以下になっていたり、[[スレイヤー]]とのバトルでも破壊されない。([[ソース1>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41425/]]と[[ソース2>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42392/]])
-バトルが行われることを俗に「接触」という。特に[[ブロッカー]]が[[ブロック]]した場合、[[スレイヤー]]が自身より[[パワー]]の大きい[[クリーチャー]]とバトルした際にこの表現は使われる。
**参考 [#j54c47a8]
**参考 [#reference]
-[[用語集]]
-[[攻撃]]([[殴り返し]]、[[アンタップキラー]]、[[タップ&デストロイ]])
-[[ブロック]]
-[[パワー]]
-[[ガードマン]]
-[[攻撃曲げ]]
-[[効果バトル]]
-[[すべてのバトルに勝つ]]
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公式Q&A
>Q.相手の[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]が自分のクリーチャーとバトルする際、かわりに自分の[[《百万面相 トカゲ丸》]]と相手の[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]がバトルしました。[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]の「エターナル・Ω」は適用されますか?
A.はい、適用されて、バトルに負けた[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]は手札に戻ります。バトルするイベントと破壊するイベントはそれぞれ別のイベントです。(総合ルール 115.3b)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39133]]
>Q.相手の「アバレチェーン」能力によって破壊されない[[《兵繰凄の鎖 サイノ・ブサイ》]]に、自分の[[《百万面相 トカゲ丸》]]が攻撃し、バトルに勝ちました。相手の[[《兵繰凄の鎖 サイノ・ブサイ》]]は破壊されませんが[[《百万面相 トカゲ丸》]]の「バトルに勝った時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、バトルに勝っていますので、破壊されなくてもトリガーして効果を解決できます。(総合ルール 115.3b)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39134]]
>Q.自分と相手の[[《百万面相 トカゲ丸》]]がバトルした場合、両方の[[《百万面相 トカゲ丸》]]の「バトルに勝った時」がトリガーしますか?
A.いいえ、同じパワーでバトルした場合、どちらもバトルに負けます。(総合ルール 115.3c)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39135]]
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