#author("2022-07-25T19:05:36+09:00","","")
#author("2023-05-13T00:38:44+09:00","","")
*ブロック [#lee55cb4]

+[[キーワード処理]]の1つ。本項目で解説。
+[[フォーマット]]の[[カードプール]]を決めるとき、その[[カードプール]]として参照される[[シリーズ]]のこと。[[ブロック構築]]の項目を参照。

*ブロック(キーワード処理) [#z9e387ba]

//「[[ブロッカー]]」能力を持つ[[クリーチャー]]を[[タップ]]し、相手[[クリーチャー]]からの[[攻撃]]を阻止すること。
「[[ブロッカー]]」能力を持つ[[クリーチャー]]を[[タップ]]し、相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]先をその[[ブロッカー]]に変更すること。

相手[[クリーチャー]]が[[攻撃]]を宣言した場合、[[バトルゾーン]]に自分の[[アンタップ]]された[[ブロッカー]]がいれば、ブロックを行うことができる。

**ブロックの手順 [#ucb67f78]
+相手[[クリーチャー]]が[[攻撃]]した場合、まず「○○が[[攻撃]]する時〜」で始まる[[能力]]を[[ターン・プレイヤー]]から[[解決]]する。防御側[[プレイヤー]]は、この[[タイミング]]で[[ニンジャ・ストライク]]を使うことができる。
+上の処理が終わったら、[[バトルゾーン]]にいる自分の[[ブロッカー]]を[[タップ]]させることでブロックを行うことができる。
+ブロックが成立した場合、[[攻撃]]は阻止される。その後、ブロックされた[[クリーチャー]]と[[攻撃]]して来た[[クリーチャー]]で[[バトル]]を行う。

相手の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を防げる貴重な手段である。[[ゲーム]]中はうまく利用していきたい。

詳しい[[攻撃]]の手順については「[[攻撃]]」の項を参照。

**ブロックに関するルール [#id5256c5]
-「[[ブロッカー]]」を持たない[[クリーチャー]]は[[攻撃]]をブロックすることはできない。また、既に[[タップ]]された[[ブロッカー]]もブロックすることはできない。

-ブロックの宣言は「〜が[[攻撃]]した時」の[[能力]]を全て[[解決]]してから行う。よって、[[アタックトリガー]]で[[ブロッカー]]を[[除去]]された場合、ブロックはできない。
--同様に、ブロックの宣言は「攻撃された時」の能力を全て解決した後にする。よって、ブロックしたクリーチャーが「攻撃された時」の能力を持っていたとしても、それは誘発しない。「攻撃目標を変更させる処理」と定義されているが故に間違えやすいので注意。

-[[攻撃]]側の[[プレイヤー]]が[[アタックトリガー]]を全て[[解決]]したら、防御側の[[プレイヤー]]は[[ニンジャ・ストライク]]などを使うことができる。[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《光牙王機ゼロカゲ》]]でブロックしたい場合、この[[タイミング]]で出すことが出来る。

-ブロックが成立した後、[[ニンジャ・ストライク]]や[[《死神術士デスマーチ》]]の[[能力]]などで[[バトル]]する前に[[ブロッカー]]が[[バトルゾーン]]から離れても、攻撃は中止される。

-「この[[クリーチャー]]が相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]してブロックされなかった時〜」と書かれた[[サボタージュ能力]]は、守備側の[[プレイヤー]]がブロックを放棄した後、[[シールド]]を[[ブレイク]]する直前に[[解決]]する。

-「ブロック中〜」と書かれた[[常在型能力]]は、ブロックを宣言して[[ブロッカー]]を[[タップ]]してから[[バトル]]が終わるまでの間適用される。

-[[召喚酔い]]している[[ブロッカー]]を使ってブロックすることは可能。

-[[《光器ペトローバ》]]のような[[アンタッチャブル]]でも、ブロックすることは可能。ただし、「[[ブロックされない]]」能力を持つ[[クリーチャー]]の[[攻撃]]は、いかなる[[ブロッカー]]もブロックできない。

-何らかの方法で[[タップ]]している[[ブロッカー]]を[[アンタップ]]させれば、再度ブロックさせることができる。

-ブロックのために[[タップ]]した[[《タイタンクラッシュ・クロウラー》]]が自身の[[能力]]で[[アンタップ]]されても、ブロックは成立する。[[タップ]]するのはあくまでブロックを宣言するための条件に過ぎない。

-マッハファイター等で攻撃されているクリーチャーはその攻撃をブロックできない。これは[[ブロッカー]]が攻撃先を''変更''する能力だからである。

-ほとんど意味は無いが、1度の[[攻撃]]に対し、複数の[[ブロッカー]]でブロックすることも可能である。その場合、[[バトル]]を行うのは最後にブロックした[[ブロッカー]]であり、「ブロックした時」も最後にブロックされたクリーチャーのみが発動する。
--[[可能であればブロックする]]効果をもつ[[クリーチャー]]が複数いる場合は、それらの[[クリーチャー]]全てでブロックしなければならない。

**その他 [#z8c4bee1]
-相手のクリーチャーへの対処法としては、[[除去]]>ブロック>[[殴り返し]]の順に早く、かつ有効。

-日ごろ忘れがちだが、[[ブロック]]する側は攻撃する側に対して、「[[バトル]]するか否か」「どの[[クリーチャー]]と[[バトル]]するか」を選べる点で優位に立っている。

-[[バトル]]に負けて[[破壊]]されることが分かっていながらブロックすることを[[チャンプブロック]]という。[[フィールドアドバンテージ]]は失うが[[テンポアドバンテージ]]で優位に立つこともあり、状況によって有用性が異なる。

**参考 [#ra52cf91]
-[[用語集]]
-[[攻撃]]
-[[ブロッカー]]
-[[ブロックできない]]
-[[ブロックされない]]
-[[可能であればブロックする]]

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[[公式Q&A]]

>Q.[[《ノラディ:ド:スルーザ》]]を攻撃したり、''ブロック''した時にも「相手がこのクリーチャーを選んだ時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。攻撃や''ブロック''では、そのクリーチャーを選んだことになりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43073]](2023.4.21)

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