#author("2024-06-25T16:58:13+09:00","","")
#author("2024-07-12T22:09:42+09:00","","")
*ブロックされない [#kad8965a]

相手の[[ブロック]]を制限する[[常在型能力]]。

|キャンディ・ドロップ C 水文明 (3)|
|クリーチャー:サイバー・ウイルス 1000|
|このクリーチャーはブロックされない。|

|密林の総督ハックル・キリンソーヤ UC 自然文明 (3)|
|進化クリーチャー:ドリームメイト 5000|
|マナ進化−自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|シールド・フォース|
|SF−自分のクリーチャーは、それよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない。|

ブロックされない[[クリーチャー]]は、文字通り決して[[ブロッカー]]に[[攻撃]]を阻止されない。よって、相手の[[ブロッカー]]を無視して確実に[[攻撃]]を通すことができる。

この[[攻撃]]を防ぐには、[[《予言者マリエル》]]や[[《「無情」の極 シャングリラ》]]などで[[攻撃できない]]状態にするか、[[《ミラクル・ルンバ》]]や[[《特攻の菊》]]による[[攻撃]]のキャンセル、各種[[ガードマン]]や[[シールド・セイバー]](どちらも条件付)、この他[[ニンジャ・ストライク]]のような[[ブロック]]以外の手段で[[除去]]するしかない。

そのため、[[召喚酔い]]がない[[進化クリーチャー]]がこの[[能力]]を持っている場合、強力な[[カード]]である場合が多い。[[《パシフィック・チャンピオン》]]や[[《クリスタル・アックス》]]等が挙げられる。

無条件でブロックされない能力は、[[水]][[文明]]に代表される。[[《キャンディ・ドロップ》]]などを見るに、[[コスト論]]的には2マナ分相当。ただし、[[《潜行する穿孔 ギーガ》]]の登場で[[エピソード3]]辺りからは1マナ相当となった模様。

比較的初期の[[光]][[文明]]には[[《ソニック・ウイング》]]や[[《宣凶師バレイド》]]等これを付与するカードが複数有り、[[《星海の精霊エーテル》]]のような自前でこの能力を持つ[[クリーチャー]]も僅かながら存在した。しかし[[水]][[文明]]に比べると効率が悪く、[[光]]ならそもそも[[オールタップ]]すれば済むことから使われることは少なかった。そのためか[[《爆進レーザー・ネット》]]を最後に途絶えている。
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]ではこれらのカードはいずれも実装されないか効果が変更されており、無条件でブロックされないのは水の専売特許といっていい状態になっている。

[[自然]][[文明]]には「[[パワー]]○○以下の[[クリーチャー]]に[[ブロックされない]]」や、「この[[クリーチャー]]より[[パワー]]の小さい[[クリーチャー]]にブロックされない」という限定的なものが存在する。こちらは、[[チャンプブロック]]のみを阻止する場合が多い。&br;[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]や[[《クラウド・メイフライ》]]が代表的で、いずれも[[ビートダウン]]向け。

[[火]][[文明]]には「[[クリーチャー]]を[[攻撃]]中、ブロックされない」という限定的な[[能力]]を持つ[[カード]]が少数ながら存在する。

相手の[[ブロッカー]]を一切無視できるため、基本的に強力な[[能力]]である。うまく[[デュエル]]に活用していきたいところである。
相手の[[ブロッカー]]を一切無視できるため、基本的に強力な[[能力]]である。
うまく[[デュエル]]に活用していきたいところである。

-基本的に、ブロックされない[[ウィニー]]は[[パワー]]が[[デメリット]]ととして減らされており、使いにくいものが多い。ただし、[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]]など[[パワー]]の安定した[[フィニッシャー]]格の[[クリーチャー]]が持っていると一気に強力になる。

-1体の普通の[[クリーチャー]]をブロックされないようにしたい場合は、一発限りの[[呪文]]よりも[[《インビジブル・スーツ》]]が優秀。[[攻撃]]を通して発動する[[アタックトリガー]]や[[ブレイク・ボーナス]]の補助に役立つ。[[光]]が入るなら[[タップ]]してしまっても良い。

-[[《超次元の手ブルー・レッドホール》]]など、味方にまとめて[[付与]]できるものもあり、[[ブロッカー]]主体の[[デッキ]]を相手にした際に重宝される。こちらのタイプは総攻撃に使われる事が多い。

-[[ブロッカー]]を主力にする[[光]]の[[【クリーチャーコントロール】]]にとっては厄介な存在である。ただし、[[パワー]]が低いことが多いので、[[タップイン]]や[[殴り返し]]には注意。

-上述した通り、[[ブロッカー]]に対抗できる能力としては他に[[タップ]]させる能力も該当するが、こちらの強みは[[S・トリガー]]など意識外からのブロッカーに強い点。例え相手が[[《ヘブンズ・ゲート》]]を唱えようとも、それらのブロッカーの能力でブロックされないクリーチャーに対処できなければ追撃を受けることが確定してしまう。

-[[ブロッカー]]の入っていない[[デッキ]]に対しては全く意味をなさないが、[[サイキック・クリーチャー]]、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]のような[[コンバット・トリック]]をはじめ、[[ブロッカー]]やその付与効果を持つ[[カード]]は非常に多様なため、どんなデッキ、いかなるタイミングで登場してもおかしくはない。それらを牽制できるのは非常に心強いと言える。

-[[ステルス]]のような[[文明]]に対抗するものも存在する。

-俗に「[[アンブロッカブル]]」と呼ばれることがある。[[DMR-05]]の攻略ガイドには[[《裏切りの親衛隊ペッパー》]]の紹介でこの俗称が使用されていた。
--稀に、[[ブロックできない]]効果を付与するカードをこう呼ぶ事もある。

-上位能力に[[ガードマン]]や[[攻撃曲げ]]にも対応した「[[攻撃]]先は[[変更できない]]」が存在する。そちらを持つカードは今の所、[[火]][[文明]]のみ。

**この能力を持つ主なクリーチャー [#o4a1e5e7]
-[[《クリスタル・ランサー》]]
-[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]
-[[《クリスタル・アックス》]]
-[[《弾丸透魂スケルハンター》]]
-[[《腐敗電脳メルニア》]]
-[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]
-[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]
-[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]]
-[[《S級宇宙 アダムスキー》]]

-[[《パシフィック・チャンピオン》]](制限付き)
-[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]](条件・制限付き)
-[[《クラウド・メイフライ》]](条件・制限付き)
-[[《サイバー・A・アイアンズ》]](条件付き)
-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]](条件付き)

**この能力を付与できる主なカード [#v838f7b6]
-[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]
-[[《超次元の手ブルー・レッドホール》]]
-[[《インビジブル・スーツ》]]
-[[《爆進レーザー・ネット》]]
-[[《大見得の覚醒者ジャングル・カンクロウ》]]
-[[《百仙閻魔 マジックマ瀧》]]
-[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]
-[[《ユニバーサル・鮫・アンド・シー》]]
-[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]
-[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]

**この能力に関連する[[キーワード能力]] [#yf15d5fb]
-[[ステルス]]
-[[ホールド・ナッシング・バック]]
-[[飛行]]

**参考 [#wbb0dce6]
-[[《キャンディ・ドロップ》]]
-[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]
-[[用語集]]
-[[ブロック]]
-[[ブロックできない]]
-[[変更できない]]

&tag(用語集,ブロックされない,能力,常在型能力);