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#author("2024-11-17T08:29:23+09:00","","")
#author("2024-11-19T12:38:18+09:00","","")
*ヨビニオン [#ec1e14fe]
[[DM24-BD2]]で登場した[[キーワード能力]]。
|八卦ヨーイ UC 無色[ジョーカーズ] (4)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 5000|
|''ヨビニオン''(このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から、これよりコストが小さいクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く)|
「[[連鎖]]」能力をアレンジしたような[[キーワード能力]]。踏み倒しは山札に踏み倒し先が0枚ではない限り必ず出す試みは成功するが、出したクリーチャーは召喚ではないためヨビニオンが連鎖することはない。
**ルール [#b0a5e648]
-山札の状態によっては大量のカードを公開する可能性があるが、そうした枚数に関係なく「表向きにしたカードだけを」シャッフルして、山札の一番下に戻す。[[《歓喜の歌》>《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]の考え方に近く、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]のように山札全体をシャッフルするルールミスをしないよう注意。
-[[解決]]時に[[特性]]を参照する[[誘発型能力]]のため、[[待機]]中に[[進化]]して発生源の[[名目コスト]]が変わっていれば変化後のコストで後続クリーチャーを探す。
-「[[残り]]」指定は、出そうとしたクリーチャーが[[出せない]]ため不発になった場合に、それ以外を前提としたカード群に含む。例えば進化元がいない[[進化クリーチャー]]だったときや、3体目のクリーチャーがヨビニオン持ちで[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]のよって4体目が出せない場合だったとき、出そうとしたクリーチャーを含めてシャッフルし、山札の下に置く。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45263/]])(類似例:デュエプレでシールド化できない場合の[[《天運の精霊龍 ヴァールハイト》]])
**ゲームにおいて [#nbb7e497]
-[[メインデッキ]]の採用カードを工夫することで、[[《ヒラメキ・プログラム》]]と同じく特定クリーチャーの[[リクルート]]として使える。軽量級ヨビニオンであればデッキ構成をそこまで歪めずに出るカードを確定させることも出来る(3マナ以下のクリーチャーを[[《天災 デドダム》]]のみにして[[《ヨビニオン・マルル》]]で確実に呼び出せるようにするなど)。
--ただし、対象を絞りすぎると全て引ききったり[[盾落ち]]することによる不発の可能性が増し、更にその場合山札全てを相手に公開することになるため[[情報アドバンテージ]]の面で大損となる点には要注意。幸いにして効果の発動は任意であるため、場合によってはあえて発動しないのも手である。他にも、対象としていない指定コスト以下クリーチャーがヨビニオンの[[ハズレ札>濁る]]になるせいで[[コスト踏み倒しメタ]]クリーチャー等不利なデッキへの対策札が採用しづらいという問題点もある。
-[[メインデッキ]]の採用カードを工夫することで、[[《ヒラメキ・プログラム》]]と同じく特定クリーチャーの[[リクルート]]として使える。軽量級ヨビニオンであればデッキ構成をそこまで歪めずに出るカードを確定させることも出来る。
-[[《ヨビニオン・マルル》]]からの[[《天災 デドダム》]]を筆頭に、展開と[[リソース]]確保を同時に行える[[カードパワー]]で環境で活躍している。しかし、[[コスト踏み倒しメタ]]等不利なデッキへの[[軽量級]]対策[[クリーチャー]]が採用しづらい、[[ヨビニオン]]で出すのは[[召喚]]ではないのでコスト違いの[[ヨビニオン]]を入れると軽い方が重い方のハズレになり共存しにくいという明確な弱点も設定されている。
**コストごとのヨビニオンの一覧 [#g88fcf5b]
-''コスト4''
#taglist(ヨビニオン3)
-''コスト5''
#taglist(ヨビニオン4)
-''コスト6''
#taglist(ヨビニオン5)
-''コスト7''
#taglist(ヨビニオン6)
-''コスト8''
#taglist(ヨビニオン7)
**元ネタについて [#s7407f79]
-モチーフは[[Magic:The Gathering]]の「[[続唱>http://mtgwiki.com/wiki/%E7%B6%9A%E5%94%B1]]」と[[明かされている>https://x.com/syaba3/status/1819336266078736399]]。
|続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)|
そちら「続唱」はカード指定で発生源自身未満のコストに追加プレイを可能にするものであり、「召喚によって」やそれに似た制約が少なく((唱えないといけないためいわゆるリアニメイトなどでは誘発しないが、マナコスト踏み倒しでも唱えてさえいれば誘発する))続唱持ちを連鎖させることも可能。トーナメントシーンで大暴れし、更に下記のルール上の複雑さの問題から本流セットでの再録は困難とされており、2024年現在においても本流セットに再録されたことのない凶悪能力である。
--MTGではマナ・コストを持たず普段通り唱えることができない代わりに、テキスト内の[[代替コスト]]で自身を唱えることを可能にするカードがある。続唱を経由することで代替コストをすっ飛ばして直接唱えるコンボが利用可能である((マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイトにも意外な組み合わせというニュアンスな「裏技」として明記されている。『[[サイ続唱:裏技大集結(モダン)>https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0036577/]]』))。
--旧ルールでは、デュエマにおける[[《ブレイン珊瑚の仙樹》]]と[[ツインパクト]]と似たようなルールにより、軽いコストの側を参照してカードの無償使用権を獲得した後、重い方のコストの側として使えた。それを悪用したデッキが環境に大きな影響を与えたため、ルールの改定で後にできなくなった。
-名前の由来は「従者」や「下僕」を意味する「ミニオン/minion」+「呼ぶ」か。
**参考 [#m65805e2]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[連鎖]]
-[[《八卦ヨーイ》]]
&tag(用語集,能力,キーワード能力,ヨビニオン,cip,召喚限定cip,コスト参照,コスト踏み倒し);