#author("2024-07-13T21:21:54+09:00","","")
#author("2024-07-13T21:22:22+09:00","","")
*レアリティ [#r0d8d672]

そのカードがパックから出てくる希少度を表す、[[カード]]の特性の1つ。
アルファベット(最大3文字)でカードの右下に表される。

基本的なレアリティは6段階あり、希少度が高い順に
-トップレア(2024年時点では''[[オーバーレア]]/OR'')
-トップレア(2024年6月時点では''[[オーバーレア]]/OR'')
-[[スーパーレア]]/SR
-[[ベリーレア]]/VR
-[[レア]]/R
-[[アンコモン]]/U(UC)
-[[コモン]]/C

となる。
[[ベリーレア]]以上は[[フォイル]]加工されている(一部例外あり)。

[[スーパーレア]]より上のレアリティ(トップレア)は時期によって変化する。平均的におおよそ3年に一度のサイクルで交代する。

|名称|時期|h
|なし([[スーパーレア]]が最高レアリティ)|[[基本セット]]〜[[覚醒編]]|
|[[ビクトリー]]|[[エピソード1]]〜[[ドラゴン・サーガ]]|
|[[レジェンドカード]]|[[革命編]]〜[[革命ファイナル]]|
|[[マスターカード]]|[[新章デュエル・マスターズ]]〜[[超天篇]]|
|[[キングマスターカード]]|[[十王篇]]〜[[王来MAX]]|
|[[オーバーレア]]|[[ゴッド・オブ・アビス]]〜|
これらトップレアには派生レアリティも存在する。

**レアリティの表記 [#v1a67b00]
前述の通り、レアリティは最大3文字の英字でカードの右下に示される。
公式サイトのカード検索でも、レアリティの名前ではなく英字表記の一覧から選んで検索を行うことになる。
全てのレアリティの表記については下の一覧表を参照。

当wikiでは基本的にこれと同一のレアリティ表記を行うが、以下のレアリティには当wiki固有の表記を用いる((こうなっているのは、当初の公式のレアリティ表記が後述のように記号を用いており、それがアルファベット表記に改められるのに先んじて、当Wikiが独自のアルファベット表記をレアリティの表記に用いていた、という歴史的背景に起因する。とはいえほとんどのレアリティ(SR、VR、R、Cなど)は同一の表記が採用された))。
//-[[最終禁断レジェンドカード]]:FFLC
-[[アンコモン]]:UC

また、以下のレアリティは公式にそのレアリティを示す固有文字が存在しない。これについても当wiki固有の表記を用いる。
-[[スペシャルスーパーレア]]:SSR((公式カード検索ではSR([[スーパーレア]])扱い))
-[[レアリティなし]]:P((実際のカードでは表記なし、公式カード検索では『-』または『レアリティなし』表記。『P』表記は[[プロモーション・カード]]を由来とするが、[[プロモーション・カード]]以外にもこの表記を用いる))
-[[シークレットカード]]のみ存在(後述):秘((シークレット専用の[[カード番号]]より。公式カード検索では、[[レアリティなし]]と同じ扱い))

また、[[再録]]されても原則的にレアリティは変わらないが、稀に一時的ないし永続的に変更されるカードもある。その場合は「変更前のレアリティ(変更後のレアリティ)」と表記する([[《アクア・サーファー》]]などを参照)。

----

[[新章デュエル・マスターズ]]以前のカードは、実物では文字列ではなく記号でレアリティが示されている。
|[[スーパーレア]]|✜((正方形を十字にかたどったようなマーク))|
|[[ベリーレア]]|✪((●の中に☆))|
|[[レア]]|★|
|[[アンコモン]]|◆|
|[[コモン]]|●|

これ以外のレアリティには記号が存在しない。ただしそのようなカードはより目立つ位置に特徴的なシンボルが描かれていることがあり、それである程度判別することが可能。これも後の一覧表を参照されたし。

**希少度・封入率について [#f8005b9f]
レアリティはあくまで通常のパックからの出やすさを示すものであり、実際の価値・希少度には他にも様々な要素が影響する。
強力で人気のあるカードだと、[[レア]]でも[[スーパーレア]]以上の価値になることはザラにある。[[再録]]されていない古いカードが、新しい[[コンボ]]の発見によって突然脚光を浴びると、[[コモン]]ですら[[スーパーレア]]並みの価値に跳ね上がることもある。
これらを考慮しないとシャーク[[トレード]]が起こってしまうこともあるので、[[トレード]]を行う前には自分の[[カード]]の価値をあらかじめ調べておいた方がよい。

-[[革命編]]以後は高いレアリティのカードが[[ブースターパック]]から出やすくなった。2014年の[[ドラゴン・サーガ]]で[[エキスパンション]]売上が極小値を記録してしまったことに対する反省が生かされている。
--そのため、[[ドラゴン・サーガ]]以前の高[[レアリティ]]カードで、[[再録]]がなく、かつ実用性と[[汎用性]]に長けているカードは高騰化の煽りを受けやすい。

-また[[王来MAX]]以降は[[20周年トレジャー]]・[[トレジャー]]として、通常拡張パックに特殊な再録枠が設けられるようになった。
環境で活躍したカードや再録が少なく[[絶版]]となっていたカードが再録される機会が増え、カードの入手がしやすくなっている。トレジャーでの再録は早くて1年程度で行われるため、様々なカードの入手機会が増えることになった。

レギュラーエキスパンション1BOX・30パックあたりにおける封入率の比較
※ただし、[[ビクトリー]]は[[エキスパンション]]によって封入率が大きく異なるのでここでは省く。

||[[ダブルビクトリー]]&br;[[レジェンドカード]]&br;[[マスターカード]](上位レアリティを含む)/[[DG]]&br;[[キングマスターカード]]|[[スーパーレア]]&br;[[禁断レジェンドカード]]&br;[[最終禁断レジェンドカード]]|[[ベリーレア]]|[[レア]]以上|
|[[ドラゴン・サーガ]]以前|1枚未満|1〜2枚|5〜6枚|非保証|
|[[革命編]]/[[革命ファイナル]]|2枚((DMR-22のみ3枚))|併せて3枚|6枚|保証|
|[[新章デュエル・マスターズ]]以後|併せて2枚((十王篇~王来篇は3枚))|3枚|7枚|保証|
|[[ゴッド・オブ・アビス]]以後|2枚|4枚|7枚|保証|

**カード番号について [#ob94b573]
1[[エキスパンション]]の中では、[[カード番号]]はレアリティが高い[[カード]]ほど早い番号が振られる。
[[スーパーレア]]以上は、通常[[エキスパンション]]ではレアリティ別のグループでナンバリングされる(詳しくは[[カード番号]]を参照)。ただし特殊[[エキスパンション]]や[[構築済みデッキ]]ではそれらのカードも通しで番号が振られることがある。その場合でもレアリティが高い[[カード]]ほど早い番号というのは変わらない(例えば、[[スーパーレア]]は[[ベリーレア]]よりも早い番号になる)。

[[スーパーレア]]よりも上に複数存在するトップレアは、収録のタイミングが異なるためトップレア同士でのレアリティの優劣はつけづらい。
ただし、[[カード番号]]の優先度はおおむね決まっているらしく、特殊[[エキスパンション]]などで同時に収録された際は以下の順番で振られる。なお、同率としたものは厳密な順番が不定、もしくは不明なもの。

+[[最終禁断レジェンドカード]]、[[マスター・ゼットカード]](両者の厳密な順位は不明)
+[[ダブルビクトリー]]
+[[ビクトリー]]
+[[禁断レジェンドカード]]
+[[レジェンドカード]]
+([[大先生レア]])((暫定。ビクトリー未満マスターカード超なのは確定している))
+[[キングマスターカード]]
+[[マスターカード]]、[[マスター・ドラゴンカード]]、[[マスター・ドルスザクカード]]、[[マスター・ハザードカード]](順不同)
+[[マスター必殺カード]]
+([[スペシャルスーパーレア]])((暫定。スーパーレアより上なのは確定。ただしナンバリンググループは[[スーパーレア]]と同じ))

[[レアリティなし]]はエキスパンションによって「ダブルビクトリーの前」「ベリーレアとレアの間」のいずれかに配置されている。
[[DG]]、KGR、[[オーバーレア]]、[[ドリームレア]]は他のトップレアと同時に再録された事がないため不明。

**レアリティに準ずる仕様 [#g6908364]
レアリティではないもののそれに近い、準レアリティとも言うべき仕様も存在する。
レアリティと違い、同一のカードでもこれらの仕様になっているカードとそうでないカードが同じパック内に存在する場合が多い。

これらに該当するカードは、レアリティの高いカードと同じく、[[フォイル>フォイルカード]]・[[ラミネ>ラミネカード]]のような派手な加工がなされたり、特殊なアイコンが書かれたりし、希少度も高めになっている。

[[シークレットカード]]の場合、純粋なレアリティ基準ではなく[[シークレットカード]]のグループとして[[カード番号]]が振られる場合が多い。
また、[[エピソード2]]以降は[[シークレットカード]]の枠のみにしか存在しないカードが登場している。この場合は、シークレットがそのままレアリティになっていると言える。

-[[カティノカード]]
-[[ヒーローズ・カード]]
-[[G・C]]
-[[C・G・C]]
-[[H・G・C]]
-[[ヴィジュアルカード]]
-[[MIRACLEカード]]
-[[MODE→CHANGE]]
-[[Dramatic Card]]

-[[シークレットカード]]
--[[シークレット・ヒーローズ・カード]]
--[[ヴィジュアルショック・シークレットカード]]
--[[ウルトラゴールデンカード]]
--[[ドラリンカード]]
--[[デュエキングカード]]
--[[デュエキングMAXカード]]
--[[20thレア]]
---[[20thSPレア]]
---[[20thSPゴールドレア]]
---[[20周年トレジャー]]
---[[シークレットレア]]
---[[シークレットSPレア]]
---[[シークレットSPゴールドレア]]
---[[トレジャー]]
---[[シークレットドリームレア>ドリームレア#secret]]
--[[マスターMAXカード]]
--[[ヒーローレア/ヒーローSPレア>ヒーローレア]]

**その他 [#s2e5a53b]
-[[スーパーレア]]より上の[[レアリティ]]は登場時期のシリーズの象徴であり、後述のように性能面でも各々のカードと強く結びついている。そのため、例えば[[ビクトリー]]が[[ドラゴン・サーガ]]より後に[[再録]]されても、その時の最上位レアリティに改められた事例はない。今後もそうそう変動する事はないと思われる。

-[[プロモーション・カード]]のうち、通常のパックにも収録されているものにはレアリティのマークが付く。初期や[[革命編]]の[[カード]]を中心に、一部の[[プロモーション・カード]]限定のカードにも[[スーパーレア]]のマークがついているものがあるが、特に意味は無い。

-[[レアリティ]]が再録によって格上げ、格下げされることがある。ほとんどは[[コモン]]〜[[レア]]の間の話で、[[レア]]以下のカードが[[ベリーレア]]以上に格上げされた事例はない。逆に[[スーパーレア]]や[[ベリーレア]]から[[レア]]に格下げされたカードは、かつては[[《バルキリー・ドラゴン》]]と[[《グレイト・カクタス》]]、[[《カラフル・ナスオ》]]の3枚だけだったが、[[DM23-BD4]]以降では大量に登場した。
--ただし、[[ツインパクト化]]されたカードは例外で、当初から多数のレアリティ変更が存在していた。元となったカードが[[レア]]以下の[[スーパーレア]]や[[ベリーレア]]が存在したり、逆に[[スーパーレア]]や[[ベリーレア]]のカードがツインパクト化して[[レア]]以下になった例もある。

-レアリティによってはサポートが存在する。[[DMX-22]]にて[[《レアリティ・レジスタンス》]]が登場したことにより[[スーパーレア]]・[[ベリーレア]]もゲーム中で意味のあるものとなった。
--前述の[[スーパーレア]]から[[レア]]に格下げされた[[《バルキリー・ドラゴン》]]や[[《グレイト・カクタス》]]は、初期版だとむしろ煽りを食らうという状況になっている。
--しかし再録によってレアリティが設定され[[レアリティなし]]のカードが[[《レアリティ・レジスタンス》]]に弱くなることから、新商品に対する魅力の低下に繋がる懸念がされたため後に[[プレミアム殿堂]]となった。

-また、条件無しの[[龍回避]]は[[ビクトリー]]のみ、[[ファイナル革命]]は[[レジェンドカード]]のみ、[[マスターカード]]はほぼ全てのクリーチャーが固有の[[キーワード能力]]を持つ(いわゆる[[マスター能力]])など、最上位レアリティにしかない能力もある。
--ただし、後にこれらの能力が他のレアリティにも配布される事はある。例えば、[[龍回避]]は[[《超・魔壊王 デスシラズ∞》]]、[[ファイナル革命]]は[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]と[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]が登場している。
//一能力あたり最大2枚程度で、これ以上は出ても例は書かないようにお願いします

-[[総合ルール]]では''レアリティシンボル''(([[総合ルール]] Ver1.26 208.1a))という言葉が登場する。おそらくカード上でレアリティを示している英字/記号部分を指すのだろうが、具体的な解説はない。

**レアリティに関連する能力を持つカード [#dcb90b7b]
-[[《レアリティ・レジスタンス》]]
-[[《スパイク・スピーゲル》]]

**一覧表 [#a49717ea]
|名称|当Wiki内での英字表記|レアリティを示す特徴|備考|h
|[[コモン]]|C||最も低い[[レアリティ]]|
|[[アンコモン]]|UC|||
|[[レア]]|R|||
|[[ベリーレア]]|VR|[[フォイル]](これ以降のレアリティも同様)||
|[[スーパーレア]]|SR|[[フォイル]]([[ベリーレア]]とは光り方が異なる)|[[覚醒編]]までは最高レアリティだった。|
|[[ビクトリー]]|VIC|ビクトリーアイコン''≡V≡''(Vの両サイドに羽が生えたようなマーク)が[[カード名]]または[[マナ数]]の位置にあしらわれる |[[エピソード1]]から、[[スーパーレア]]より上のレアリティとして設けられた。|
|[[ダブルビクトリー]]|WVC|ビクトリーアイコンが2箇所にあしらわれる|[[ビクトリー]]の上位レアリティ。|
|[[レジェンドカード]]|LEG|歯車のマークと”LEGEND”の文字があしらわれる|[[革命編]]から[[ビクトリー]]に代わって登場したトップレア。|
|[[禁断レジェンドカード]]|KDL|[[禁断文字]]で「XLGND」の文字があしらわれる|[[レジェンドカード]]の派生レアリティ。|
|[[最終禁断レジェンドカード]]|FFL|[[禁断文字]]で「XLGND」の文字があしらわれる。ただし「X」の書体は[[禁断レジェンドカード]]と異なる|[[レジェンドカード]]の派生レアリティ。|
|[[マスターカード]]|MAS|紋章のようなマークで上部にMASTER、下部に大きくM|[[新章デュエル・マスターズ]]から[[レジェンドカード]]に代わって登場したトップレア。|
|[[DG]]|DG|-|一応[[マスターカード]]の派生レアリティ。|
|[[マスター・ドラゴンカード]]|MDG|紋章のようなマークで上部にMASTER-D、下部に大きくM「DM」|[[マスターカード]]の派生レアリティ。|
|[[マスター・ドルスザクカード]]|MDS|[[マスター・ドラゴンカード]]に同じ|[[マスターカード]]の派生レアリティ。|
|[[マスター・ハザードカード]]|MHZ|[[マスターカード]]の紋章にあたる部分に[[《始虹帝 ミノガミ》]]の紋章が描かれている|[[マスターカード]]の派生レアリティ。|
|[[マスター必殺カード]]|MSS|紋章のようなマークで上部にMASTER-S、下部に大きくM|[[マスターカード]]の派生レアリティ。|
|[[マスター・ゼットカード]]|MSZ|紋章のようなマークで上部にMASTER-Z、下部に大きくM、紋章の部分にかかる様に大きな''Z''|[[マスターカード]]の派生レアリティ。|
|[[キングマスターカード]]|KGM|KING-MASTER 👑|[[十王篇]]から[[マスターカード]]に代わって登場したトップレア。名前上は[[マスターカード]]の派生レアリティだが、扱いは異なる|
|KGR(正式名称不明)|KGR|-|2021年時点で[[《新世界王 ヴォルゼオス・バラモルド》]]のみが持つ。一応[[キングマスターカード]]の派生レアリティ。|
|[[オーバーレア]]|OR|文明色の炎のような紋様と、その上にOVERの文字|[[ゴッド・オブ・アビス]]から[[キングマスターカード]]に代わって登場したトップレア。|
|[[スペシャルスーパーレア]]|SSR|-|[[DMC-67]]、[[DMC-68]]限定で登場した[[スーパーレア]]の派生レアリティ。|
|[[大先生レア]]|DSR|-|[[DMEX-15]]で登場したカードにのみ存在。|
|[[ドリームレア]]|DMR|右上に横倒しの文字で「DreaM」|[[王道篇]]から登場。[[オーバーレア]]とは別枠で、[[シークレットレア]]に近い存在。|
|[[レアリティなし]]&br;([[シークレットカード]]除く)|P|-||
|[[シークレットカード]]|秘|-|シークレット枠にのみ収録されていて、他にそのカードを表すレアリティが設定されていない場合|
|>|>|>|BGCOLOR(white):|
|[[超次元ゾーン]]に置かれるカード|PS|-|[[デュエル・マスターズ プレイス]]の関連カードのみで用いる|

**参考 [#d24a4533]
-[[用語集]]

&tag(用語集,レアリティ);