#author("2024-10-16T03:15:20+09:00","","")
#author("2024-10-16T03:16:24+09:00","","")
* 上位存在 [#zed7dfbe]

[[背景ストーリー]]に登場し、他の[[クリーチャー]]たちよりも高次元から世界に影響力を及ぼす人物たちの総称。
高次存在、高次元の存在、超越存在などとも呼ばれる。

より具体的には、様々な[[並行世界]]に干渉したり、様々なものを生み出す能力がある者たち((この定義は[[デュエチューブ]]の[[2022年10月19日付公開動画>https://youtu.be/BhP_HqSHOiI]]6:25〜に基づく。))。

[[デュエル・マスターズ]]の[[背景ストーリー]]が展開される[[並行世界]]構造は[[複数のレイヤーが重なって成立しており>https://twitter.com/poxnoid_k/status/1263487529153490944]]、上位存在たちは「[[エピソード世界>エピソード3背景ストーリー]]」や「[[DS世界>ドラゴン・サーガ背景ストーリー]]」や「[[新章世界>新章デュエル・マスターズ背景ストーリー]]」といった世界が存在しているレイヤーに対し、より上のレイヤーから各世界に干渉する。

なお「上位存在」と一口に総称されているが、[[それぞれの上位存在は必ずしも同一のレイヤーに存在するわけではない>https://twitter.com/poxnoid_k/status/1465606511468888064]]とされる。またそれぞれの上位存在がお互いを認知しているかどうかはまちまち。

-「上位存在」や上述の「高次存在」、「高次元の存在」、「超越存在」などのフレーズが[[フレーバーテキスト]]で直接言及されたことはなく、あくまで[[川崎大輔]]をはじめとする関係者の発言や[[デュエチューブ]]での[[背景ストーリー]]解説でのみ用いられる用語である。

-上位存在には[[フレーバーテキストが初出のカード]]、種族が[[スターノイド]]のカードが多い。

-デュエチューブの[[2024年1月19日付公開動画>https://youtu.be/5FwPMzmBgxA]]では「生まれつきの上位存在」という表現が使われており、上位存在となるには先天的な素質も関わってくる模様。
なお、後天的に上位存在になったクリーチャーがいるのかは不明。文脈的にはアカシック兄弟がそうである可能性が高い。
なお、後天的に上位存在になったクリーチャーがいるのかは不明。文脈的には[[アカシック兄弟]]がそれに近いか。

**上位存在である人物 [#qa9d7018]
公式から明言されたもののみ掲載する。出典については[[当ページのソース>https://dmwiki.net/?cmd=diff&page=%E4%B8%8A%E4%BD%8D%E5%AD%98%E5%9C%A8]]を参照のこと。
//参照性のため「デュエチューブYYYY年MM月DD日付動画」とか「月刊コロコロコミックYYYY年MM月号」とかコメントアウトで書き添えるようにしてください。
なお、現時点で明言された上位存在は全て、[[フレーバーテキストが初出のカード]]である。

-[[《サファイア・ウィズダム》]]
//[[デュエチューブ]]の[[2022年10月19日付公開動画>https://youtu.be/BhP_HqSHOiI]]
[[《ヘブンズ・ゲート》]]の向こう側に住む、知識や叡智を司る[[スターノイド]]。[[光文明]]に力を与えた。[[聖拳編]]などのフレーバーテキストで言及された。[[《覇王ブラックモナーク》]]と並び、初めてカードとして登場した上位存在の1人。

-[[《サファイア・ミスティ》]]
//[[デュエチューブ]]の[[2022年10月19日付公開動画>https://youtu.be/BhP_HqSHOiI]]
[[《サファイア・ウィズダム》]]の伴侶である[[スターノイド]]。世界を常に観測し、それを[[ミスティ・レポート]]として記録に残している。[[《ティコラクス》]]を始めとする多数の彼女による観測装置が存在している。《ティコラクス》のフレーバーテキストにのみ登場していた。

-[[《サファイア・ペンダット》]]
//[[デュエチューブ]]の[[2024年1月18日付公開動画>https://youtu.be/7vSZF0Wzo81NgUHA]]
[[《サファイア・ウィズダム》]]の息子である[[スターノイド]]。「嘘」を司り、記憶を操る鍵を使い超獣世界に干渉している。[[デュエル・マスターズ プレイス]]で初めて存在が言及された。

-[[《覇王ブラックモナーク》]]
//[[デュエチューブ]]の[[2022年10月19日付公開動画>https://youtu.be/BhP_HqSHOiI]]
[[闇文明]]を支配する強大な[[ダークロード]]。戯れに[[デスパペット]]や[[パンドラボックス]]などの種族を生み出し、その死後も強い影響力を残し続ける闇の象徴そのもの。名前は[[基本セット]]の[[DM-01]]時点で早くも登場していた。[[《サファイア・ウィズダム》]]と並び、初めてカード化された上位存在の1人。

-[[《仙界一の天才 ミロク》]]
//[[デュエチューブ]]の[[2022年10月19日付公開動画>https://youtu.be/BhP_HqSHOiI]]
天才的な頭脳を持つ[[スターノイド]]。太古の時代から生き続けており、様々な物品を発明した。[[転生編]]で初めて名前が登場し、その後も何度かフレーバーテキストに登場していた。

***上位存在ではないが近しい存在 [#p8c410b8]
大きく分けて、「上位存在のように他世界への干渉などが可能だが、先天的な上位存在ではない通常のクリーチャーであるもの」と、「上位のクリーチャーだが、上位存在とは根本的に性質が異なるもの」に別れる。こちらも公式からの「上位存在ではない」という言及があるもののみ記載。

-[[《龍魂珠》]]、《鬼魂珠》…「世界の記憶」にアクセスしクリーチャーを[[ディスペクター]]に改造するという上位存在の特性に似た挙動をしていた。なお、正式に確定した上位存在陣のディスペクター化は確認されていないため、彼らに干渉できるのかは不明。((ただし、[[上位存在>《覇王ブラックモナーク》]]を[[召喚する能力を持つ>石柱]][[クリーチャー>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]を生み出したことはある。))
ただし「《龍魂珠》自体には世界線([[並行世界]])をまたぐ力はありません」と公式で発言されている(([[https://youtu.be/xhx_UeO_xcw]]))ため、あくまで《龍魂珠》自身は[[新章世界>並行世界#Orai]]に存在する一クリーチャーに過ぎないのだろう。

-[[《龍世界 ドラゴ大王》]]…[[ひとつの世界>《龍の世界 龍幻郷》]]がクリーチャーの姿をとって顕現した存在であり、上位存在のようなものと言って差し支えない存在。ただし《ドラゴ大王》は「世界そのもの」であるため、あくまで「世界の中の一クリーチャー」である他の上位存在とは別物とされている((https://youtu.be/5FwPMzmBgxA))。

-[[キング・ロマノフ>《煉獄大帝 キング・ロマノフ》]]…死を克服する力、《ミロク》が制作し[[フェニックス>《暗黒王デス・フェニックス》]]の呪いをかけられた魔銃「[[マッド・ロック・チェスター]]」を支配下に置く、[[並行世界]]に意思を送ることが可能で、[[《龍魂珠》]]の亡骸(?)の力を悪用し自身を[[ディスペクター]]化して別の世界に移動した、といった実績がある。ただしこれほどの力を持ちながら「上位存在ではない」と断言されている((https://youtu.be/5FwPMzmBgxA))。

-[[アカシック・タレス>《アカシック・タレス》#story]]、[[アカシック・ゼノン>《アカシック・ゼノン》#story]]…彼ら自身は先天的な上位存在ではないが、卓越した科学力によって[[並行世界]]を自在に移動できる上、[[アカシック・レコード]]による度重なるシミュレーションを経て精神的にも達観している((https://youtu.be/5FwPMzmBgxA))。世界への影響力だけを見れば、上位存在にも劣らないものを持っていると言える。また、上位存在《ミロク》と協力して計画を進めたこともある。

-[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]…彼自身は上位存在ではない、ただの一般クリーチャーである(([[デュエチューブ]]の[[2022年10月25日付公開動画19:38頃>https://youtu.be/SkA8T8CM3S4]]で上位存在であるかのような字幕が流れたが、[[川崎大輔]]氏のTwitterで「[[デッドマンを上位存在として述べたつもりはない>https://twitter.com/poxnoid_k/status/1584839272502157312]]」、[[デュエチューブ]]での[[Deadman]]の発言で「[[ザ=デッドマンは上位存在ではなく、願望から出た言い間違いと思われる>https://youtu.be/ZJ46l-zFOCs?t=397]]」、と二重に否定されている。))が、[[サイキック・クロスギア]]の技術を利用して[[ドラグハート]]を生み出していたり、[[パンドラ・スペース]]の存在を認知していたりと、その技術力はかなりのもので、上位存在《ミロク》にも一目置かれるほどである。
//元々Deadmanが何と発音していたかは不明瞭
//デッドマンの存在感が大きくなってきたのでこっちに移動

**上位存在と目される人物など [#i583b1af]
上位存在に似た特性を持つが、公式から上位存在とも、そうでないとも明言されていないものはこちらに記す。

-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]…既存のクリーチャーを遥かに凌駕する異次元のスケールから上位存在ではないかとされている。[[川崎大輔]]氏の[[ツイート>https://twitter.com/poxnoid_k/status/1263486211085045762]]によれば「パラレル世界全体に[[禁断]]を撒き散らす」とされ、複数の[[並行世界]]に干渉可能であることはほぼ疑いの余地がない。

-[[イデア・フェニックス]]…「イデア」の特性から上位のレイヤーに位置しているように見え、またエピソード世界を含む複数の世界に自身を起源とする[[フェニックス]]が現れていることから[[並行世界]]を跨がる影響力を有する可能性がある。[[王来篇背景ストーリー]]では上位存在《覇王ブラックモナーク》と事実上の同格として扱われている。ただし[[《龍世界 ドラゴ大王》]]が「世界そのものであるため、世界の中の一クリーチャーである上位存在とは別」と扱われる事を踏まえると、クリーチャーというより「概念」であるイデア・フェニックスもまた「上位存在とは異なる存在」という扱いになる可能性はある。

-[[《悪魔神デスモナーク》]]&《ダークモナーク》…「闇の文明を支配する、モナーク三兄弟」として上位存在である《ブラックモナーク》と兄弟関係にあり、末弟の《デスモナーク》は触れた物を異次元に放逐する能力を持っているなど別次元に干渉する力を持つ。ただし、「モナーク三兄弟」という設定自体が現在まで詳細不明であることやデスモナークは自身が次元を移動する力があるかは不明なこと([[ついでに言えば異次元への放逐能力は通常のクリーチャーでも使える可能性が示唆されている>《怒流牙忍法 次元隠しの術》]])などから、上位存在と断言はできない。

-[[《戦術の天才 マロク》]]&[[《戦闘の天才 ムロク》]]…《ミロク》と姉妹関係にあるので、彼女らも上位存在の可能性がある。ただし描写が少なく、次元を越えたりできるかは定かではない。

-[[バンキシー]]…[[ゲーム・コマンド]]を実体化させる、一億年前から存在している可能性等と通常のクリーチャーを凌駕するような描写が多い。

-[[《アビスベル=ジャシン帝》]]…背景ストーリーで強大な力を振るっているが、それに加え[[DM23-EX3]]にて[[並行世界]]への移動手段を認知していることが確定。戯れに[[ノワールアビス]]を生み出すなどクリーチャーを創造・支配できるのも明らかであり、謎の世界「深淵」の存在と合わせ、上位のクリーチャーの可能性は否定できない。ただし、同様に並行世界を認知しており、様々なものを創造したが上位存在ではない[[アカシック兄弟]]と同様の例になる可能性もあり得る。

-[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]…自らにとって都合の良い並行世界を認識し、実際に移動していることが明かされている。そして、世界の理を書き換えてしまうほどの力を持っていることも明らか。ただしその存在には謎が多く、一概に上位存在とは断定できない。
//《ジャシン帝》には敗れていることも考えると
//《覇王ブラックモナーク》も一度は死んでいることを考えると、「上位存在は死なない/負けない」は根拠にならない

**参考 [#x76510d9]
-[[背景ストーリー]]
-[[フレーバーテキストが初出のカード]]
-[[並行世界]]
-[[神]]

&tag(背景ストーリー,背景ストーリー:用語,上位存在);